2019年9月12日更新

女優ルピタ・ニョンゴを紹介!『アス』や『スター・ウォーズ』など話題作多数

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長編デビュー作でオスカーを獲得した名女優ルピタ・ニョンゴを紹介!

長編デビュー作『それでも夜は明ける』(2013年)でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、一躍スターの仲間入りを果たしたルピタ・ニョンゴ。その後もCGキャラクターの声優からアクション映画、ホラー映画など幅広いジャンルに出演し、快進撃をつづけています。 そんな彼女のプロフィールから出演作、トリビアなど、彼女の魅力を紹介していきましょう!

ルピタ・ニョンゴのプロフィール

ルピタ・ニョンゴ
©Sheri Determan/WENN.com/zetaimage

■本名:ルピタ・アモンディ・ニョンゴ (Lupita Amondi Nyong'o) ■生年月日:1983年3月1日 ■身長:165cm ■出身地:メキシコ、メキシコシティ ■国籍:メキシコ、ケニア ■言語:英語、スペイン語、スワヒリ語、ルオ語 ■最終学歴:イェール大学演劇大学院卒業

ルピタ・ニョンゴは1983年3月1日、メキシコのメキシコシティで生まれました。両親がケニア出身のため、ニョンゴは生まれてすぐにケニアに移住。16歳のとき、スペイン語を学ぶためメキシコに戻りました。彼女は、ルオ語、英語、スワヒリ語、スペイン語に堪能です。 その後ニョンゴは、アメリカ・マサチューセッツ州ハンプシャー大学で映画を学び、いくつかの映画の製作アシスタントを務めます。2012年には、メリル・ストリープやポール・ニューマンなどを輩出した、名門イエール大学演劇大学院を卒業。 長編デビュー作となった『それでも夜は明ける』での演技が大絶賛され、アカデミー賞助演女優賞を受賞しました。

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初のホラー映画『アス』で一人二役を演じ絶賛の嵐!

2019年、ルピタ・ニョンゴは『ゲット・アウト』(2017)などで知られるジョーダン・ピール監督の『アス』に出演。 ホラー映画初出演のニョンゴは、主人公アデレードと、彼女の瓜二つの「何者か」という二役を演じ、大絶賛を受けています。特に、不気味なドッペルゲンガー役の怪演が注目を集めました。 撮影期間中は常に役になりきる「メソッド演技」を取り入れているニョンゴは、この役を演じる際、撮影時以外は誰とも一言も話さなかったそうです。

新「スター・ウォーズ」に元海賊マズ・カナタ役で出演!

ルピタ・ニョンゴは、2015年に公開されたJ・J・エイブラムス監督の映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(エピソード7)に出演しています。演じたのはマズ・カナタ(Maz Kanata)という名前の新キャラクター。 元海賊で酒場の主人であるマズ・カナタは、かつてルーク・スカイウォーカーが使っていたライトセイバーをレイに渡すという重要な役割を果たしました。ビジュアルはCGIで表現されており、ルピタ・ニョンゴがモーションキャプチャでキャラクターに動きをつけています。 マズは引き続き続編の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』にも登場。2020年公開の最終作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でもその姿が見られるようです。

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ルピタ・ニョンゴの出演作を紹介!

『それでも夜は明ける』(2013年)

ワシントンD.C.で誘拐され、奴隷として南部に売られた自由黒人を生活描き、2014年アカデミー賞作品賞をはじめ各映画賞を総なめにした作品です。 ルピタニョンゴはプランテーションの奴隷で支配人の愛人パッツィー役を演じ、アカデミー賞助演女優賞を受賞しました。

『フライト・ゲーム』(2014年)

リーアム・ニーソン主演の旅客機を舞台にしたサスペンス・アクション。航空保安官の主人公が、謎の犯人から金銭の要求を受け、20分が経過するたびに乗客が1人づつ殺されていく、というスリリングな密室アクションです。 ルピタ・ニョンゴは客室乗務員グウェン役を演じました。

『ジャングル・ブック』(2016年)

1967年に公開されたディズニーアニメーション映画『ジャングル・ブック』を実写化した本作。「アイアンマン」シリーズや『ライオン・キング』(2019)などで知られるジョン・ファブロー監督が、ジャンルで動物たちとともに生きる少年モーグリの成長を、実写とCGIを合成した麗な映像でつづります。 ニョンゴはモーグリの育ての親であり、愛情深いメスオオカミ・ラクシャの声を担当しました。

『ブラックパンサー』(2018年)

大人気を誇るマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品で、黒人ヒーローを主人公とした初の作品『ブラックパンサー』にもニョンゴは出演しています。 アフリカの発展途上国ワカンダ。しかしその実態は、世界で唯一「ヴィヴラニウム」をいう希少な鉱石を発掘できる超科学大国でした。国王ティ・チャラは、ハイテク技術が詰まったスーツと、魔法のハーブによって高められた身体能力を武器に、国を守るために戦います。 ニョンゴが演じたのは、チャドウィック・ボーズマン演じるティ・チャラの元恋人ナキア。本作では彼女も迫力のあるアクションを見せました。

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もっとルピタ・ニョンゴのことを知りたい!

世界で最も美しい女性に

ルピタ・ニョンゴは、2014年にPeople誌が発表した「世界で最も美しい人」のトップに選出されています。 同誌の表紙を飾ったニョンゴは、選出されたことを光栄だと喜びを語り、美しさについて「白い肌に、流れるように長くまっすぐな髪。無意識に、自分が持っている物よりも、そういうものを評価するようになっていました。でも母はいつもわたしのことを美しいと言ってくれていた。そのうち、母の言葉を信じるようになりました。」と語っています。

あふれるファッションセンス!インスタも話題

ルピタ・ニョンゴはファッション業界からも熱い視線を集めています。 ファッション誌の表紙やグラビアに登場するのはもちろん、2014年には、プラダの姉妹ブランド「MIU MIU」の春夏キャンペーンにモデルとして起用されました。 また、彼女のInstagramも約800万人がフォローしており(2019年9月現在)、ファンションアイコンの1人として知られています。

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アカデミー賞授賞式で着たドレスが盗難被害に!

ルピタ・ニョンゴ
© Adriana M. Barraza/WENN.com/zetaimage

2015年2月25日、ルピタ・ニョンゴがアカデミー賞授賞式で着用したドレスがホテルの部屋から盗まれる事件が起きました。 そのドレスは6000個ものパールが装飾されたカルバン・クラインの15万ドル相当のドレスであると報じられていましたが、パールがフェイクであることを知った窃盗犯は、27日にドレスをホテルに返しています。

無断で画像加工され「心底ガッカリ」

2016年、ルピタ・ニョンゴはファッション雑誌『Grazia』のイギリス版の表紙を飾りました。しかし、発売された本誌を見て本人はびっくり。なんと写真は修正されており、彼女の髪が無断で消されていたのです。 ニョンゴはこのことを自身のInstagramで明かし、「以前から何度も言っているように、子供の頃には明るい色の肌やなめらかな髪に憧れたこともありますが、今は自分の濃い色の肌も縮れた髪も美しいと知っています。ファッション誌の表紙を飾れることは、私にとって意味のあることです。同じような外見の人たち、特に子供たちに『あなたたちは美しい』と知らせるきっかけになるからです。」とキャプションを添えています。 そのうえで、「イギリス版『Grazia』が私の写真を加工したことには心底ガッカリした」と怒りと落胆をあらわにしました。

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演技派女優ルピタ・ニョンゴの活躍に今後も期待!

長編デビュー作でいきなりオスカーを獲得し、一気にスターダムを駆け上ったルピタ・ニョンゴは、その後もとどまることなく活躍をつづけており、2019年の『アス』での演技も、アカデミー賞ノミネートは確実と見られています。 今後は、2019年末の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』から、サイモン・キンバーグ監督のスパイ映画『355(原題)』(2021年公開予定)やジョン・ウーが監督を務めるアクション映画『The Killer』(公開年未定)などへの出演が発表されています。 実力派として確固たる地位を確立しているルピタ・ニョンゴ。今後の活躍にも注目したいですね。