2018年6月19日更新

映画『リリーのすべて』あらすじ・キャスト・公開日【エディ・レッドメインが美女すぎる】

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世界で初めて性別適合手術を受けた人物を描いた映画『リリーのすべて』

1928年デンマークを舞台に、世界で初めて性別適合手術を受けた実在する風景画家アイナー・ヴェゲネルの苦悩と運命を描いた映画『リリーのすべて』が2016年3月18日に公開されます。 主演を務めるのは、昨年、映画『博士と彼女のセオリー』でアカデミー主演男優賞を獲得したエディ・レッドメイン。突然、自分の内なる女性性に気づき葛藤する彼を戸惑いながらも、献身的に支える妻・ゲルダ役にはスパイ映画「ボーン」シリーズ新作で主演のマット・デイモン相手にヒロインを演じることも決まったアリシア・ヴィキャンデルが抜擢されました。 メガホンを取ったのは『英国王のスピーチ』でアカデミー作品賞も受賞したトム・フーバー監督です。 主演男優賞、助演女優賞をはじめ、今年のアカデミー賞に4部門がノミネートされた映画『リリーのすべて』のあらすじ、キャスト、見どころをご紹介します!

『リリーのすべて』あらすじ

1928年、デンマーク。風景画家アイナー・ヴェゲネル(エディ・レッドメイン)は絵のモデルとしてドレスを着たことで女性として目覚め、自分が男性であることに疑問を持ちます。次第に自身の内側に秘められた女性性に気付いていくアイナー。そんなとき、彼の妻ゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)は彼が女性用の下着をつけていることを知ってしまいます。それをアーティストならではの“遊び”だと認識したゲルダは彼女のいとこ“リリー・エルベ”として彼を女装させてダンスパーティーに連れて行きます。 しかしそうした行為を通して、ますます自分の女性性を再認識してしまったアイナー。彼の混乱に気付いたゲルダも「もうリリーになるのはやめて」と警告します。自身の女性性を抑えようと努力するアイナーでしたが、やはり一度気づいてしまった違和感が消えることはありませんでした。 “夫”を失ってしまったことに哀しみ悩むゲルダと、自身の性を巡って苦悩するアイナー。「私は狂っているの?」と尋ねたアイナーに、ゲルダは「狂っていないわ」と答えます。 男と女という性別を越えて、アイナーのいちばんの理解者となったゲルダ。ついに、アイナーは性別適合手術で女性の肉体を手に入れることを決意します。 当時は感染症の危険性も考えられた性別適合手術。性を乗り越えたふたりの絆はどうなっていくのか。「愛とは何か」を真正面から描いたヒューマンドラマです。

『リリーのすべて』キャスト

リリー・エルベ役:エディ・レッドメイン

1986年1月6日生まれイギリス人俳優エディ・レッドメイン。『ブーリン家の姉妹』『レ・ミゼラブル』(2012)などに出演、『博士と彼女のセオリー』(2014)で車椅子の物理学者スティーヴン・ホーキンスを演じアカデミー賞主演男優賞を受賞しています。
に主演することも決定している名実共に揃った今大注目の俳優です。 自身の内側の女性性に気づき苦悩する主人公・リリー・エルベ(アイナー・ヴェゲネル)を演じています。エディ・レッドメインは本作でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。

アイナーの妻ゲルダ役:アリシア・ヴィキャンデル

1988年10月3日生まれのスウェーデン人女優アリシア・ヴィキャンデル。2015年11月14日公開の『
』で勝ち気でキュートなヒロインを演じたことも話題になっています。最近では、「ルイ・ヴィトン」の今季秋冬キャンペーンのイメージパーソンとしても活躍しています。 夫が変わっていってしまう悲しみや不安を抱えながらも、アイナーの一番の理解者でいた妻ゲルダを演じています。アリシア・ヴィキャンデルは本作でアカデミー賞助演女優賞を受賞しました!

ヘンリク役:ベン・ウィショー

英国王立演劇アカデミー出身“ローレンス・オリヴィエの再来”とまで言われた、その高い演技力で知られるベン・ウィショーが出演します。『パフューム ある人殺しの物語』や『ブライト・スター いちばん美しい恋の詩(うた)』で主演を務め、007シリーズ第23弾『007 スカイフォール』でQ役に抜擢され、ハリウッドでも注目を集めています。 舞踏会で女装したアイナーを口説くヘンリクを演じています。

ウラ役:アンバー・ハード

ジョニー・デップのパートナーとしても知られるアンバー・ハードが出演します。ジョン・カーペンター監督の『ザ・ウォード 監禁病棟』で主演、ニコラス・ケイジ主演作品『ドライブ・アングリー3D』でヒロイン役を務め、注目を得ています。

『英国王のスピーチ』のトム・フーパーがエディと『レ・ミゼラブル』以来の再タッグ!

監督を務めるトム・フーパー

難しいテーマの本作品のメガホンを取ったのは『英国王のスピーチ』(2010)でアカデミー監督賞を受賞したイギリス出身のトム・フーパー監督です。エディ・レッドメイン出演の
(2012)の監督も務めていました。 トム自身、『レ・ミゼラブル』以来、3年ぶりの新作長編映画となっています。

原作小説はアメリカ人作家が執筆

映画『リリーのすべて』の原作となったのは、実在した画家リリー・エルベの人生をモデルにアメリカ人作家デビッド・エバーショフが書き上げた小説「The Danish Girl(原題)」です。 日本でも、「世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語」という題で出版されています。 フーパー監督いわく、原作小説とは筋書きを書き換えたところもあるそうで、映画ならではの表現方法になっているようです。

『リリーのすべて』海外の感想・評価・クチコミは?

エディ・レッドメインの演技を絶賛!

性の不一致に葛藤するという難役を見事に演じ切ったエディに称賛の声が集まっています。「次のアカデミー賞に匹敵する演技だった!彼の表情豊かな目に惹きつけられた。悲痛な演技が素晴らしかった。」などというコメントが寄せられています。

アカデミー賞にノミネートされた美術も高評価

アカデミー美術賞、衣装賞にノミネートされている本作。セットや衣装の完成度を褒め称える声も聞かれます。「ちょっと気になりすぎてストーリーに集中できないくらい衣装やセットが美しかった!」という声も。 切なくも、美しい愛のストーリーを是非劇場で! 映画『リリーのすべて』は2016年3月18日全国公開です。