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エディ・レッドメインのトリビア28選!「ファンタスティック・ビースト」主演

2018年11月2日更新

演技力に定評のあるイギリス人俳優、エディ・レッドメイン。そしてシリーズ第2作となる、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の出演で一層注目を浴びています。今回は、そんな彼にまつわるトリビアをまとめました。

エディ・レッドメインの活躍が止まらない!

エディ・レッドメインは、いろいろな役をしっかりこなせる才能溢れる俳優。 全部で5部作となる「ファンタスティック・ビースト」では、ニュート・スキャマンダーという魔法動物学者を演じていますが、これだけではなく、他の映画でも絶賛されています。 2012年に『レ・ミゼラブル』にマリウス・ポンメルシーとして出演して以来、どんどん力をつけてハリウッドでは欠かせない俳優に成長しました。2014年の『博士と彼女のセオリー』のスティーヴン・ホーキング博士役での名演技や、2015年『リリーのすべて』など、幾度となくアカデミー賞にノミネートされています。 今回は、そんなエディ・レッドメインの知られざる一面を紹介していきます。

1. デビューは『アニマルアーク』というテレビ番組

エディ・レッドメインの俳優としてのキャリアは、反抗的で不安定な10代の役から始まっています。『アニマルアーク』はルーシー・ダニエル著書の児童本がベースのテレビ番組。シリーズ本は1994年に始まり、60冊を超えているそうです。 エディ・レッドメインが16歳の時、はじめて出演したのがこの番組です。母親が亡くなってから3年も経っていないのに、父親が別の女性と婚約したことを知り、大きなストレスをかかえるといった10代の少年ジョンを演じました。 この感情的になりやすいジョンを演じたレッドメインは、その演技で視聴者の同情をさそいました。この役はのちに『レ・ミゼラブル』でマリウスを演じる時に役立ったといいます。

2. 映画教育支援の大使?

エディ・レッドメインは素晴らしい俳優だけではなく、素晴らしい人柄をもった人でもあります。 イントゥ・フィルムは、映画を使って勉強することに主点をおいた、5歳から19歳対象のプログラムを組んだりしているイギリスの映画教育支援事業です。2013年にこの事業が始まってから、他にもフィルム・クラブやファースト・ライトといった教育に映画を取り入れることに興味をもった支援事業が増えました。 イントゥ・フィルムはイギリス中で活動しており、世界でもっとも大きな若者のための映画祭を開催しています。フェスティバルは毎年催され、5歳から19歳を対象に無料の映画とワークショップが参戦します。 2014年8月、レッドメインはマイケル・シーンとケネス・ブラナーとともにイントゥ・フィルムのイギリス大使に就任しました。レッドメインはイングランド代表、シーンはウェールズ代表、ブラナーは北アイルランド代表としてそれぞれ引き受けました。 自分が成功して有名になっても、他者をサポートしている点もレッドメインの魅力の1つです。

3. 俳優になる前はバーバリーのモデルだった

俳優という仕事だけで食べていくというのは至難の技でしょう。大きな役を得る努力をしている最中、モデル業で食い扶持を得ていました。 2008年にバーバリーのモデルとしてデビューし、イングランドのファッションモデル兼俳優のアレックス・ぺティファ―と一緒にキャンペーンをしています。モデルから女優まで務めるカーラ・デルヴィーニュとも雑誌で共演。イギリス紳士として伝統的な服を着こなしていました。

4. スティーヴン・ホーキングに個人的にほめられた

2014年にレッドメインが主演した『博士と彼女のセオリー』は、有名な物理学者のスティーヴン・ホーキングと妻の関係を描いた作品です。21歳でALS(筋力低下が徐々におこり力がなくなる難病)を発症したホーキングの役を演じました。 繊細で奥深い彼の演技は高い評価を受け、アカデミー賞からBAFTA(英国アカデミー賞)、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞などの多数の賞を獲得しました。 ホーキング本人はこの描写にとても心を打たれ、ところどころまるで自分自身をみているようだったとジェームズ・マーシュ監督にメールを送ったそうです。

5. スティーヴン・ホーキング役での努力

『博士と彼女のセオリー』のスティーヴン・ホーキング役を務めるため、8キロ近く体重を落としたそうです。4か月間ダンサーから体のコントロールの仕方を学び、40人のALS患者と会い、筋肉がどう落ちていくかのグラフまで作りました。 彼の演技は、才能だけではないのがうかがえますね。

6. 有名になったと実感したのは......

世界的に有名になるということはたくさんの熱狂的なファンと野次馬に囲まれることかと思います。俳優や芸能人が一般人からスターに移り変わるとき、やはり不思議な感じになるものなのでしょうか。 エディ・レッドメインがそれに気づいたときは飛行機の中。眠りに落ちて目が覚めたとき、隣の男性に「あなたはすごい人なのか?」と質問を受けたそうです。なぜなら、フライトアテンダントが何度も彼が寝ているところを見に来ていたから。 このとき、自分に対する大衆の見方が変わったことに気づいたと言います。

7. アカデミー賞受賞者の中でも、レアな実績を残したエディ・レッドメイン

毎年アカデミー賞受賞者が輩出されますが、実際に生きている人を演じてアカデミー賞を獲得した役者は少ないのが事実。実際、アカデミー賞が始まって100年近く経った今も、計16人(エディ・レッドメイン除く)しか受賞していません。 そんな中、エディ・レッドメインは『博士と彼女のセオリー』でスティーヴン・ホーキングという実在する人物を演じ、見事に賞を勝ち取りました。アカデミー賞をとるだけでも難しいことなのですが、その中でもさらにレアな実績を残したのです。

8. 『リリーのすべて』が初の女性役ではない

映画『リリーのすべて』では世界で初めて性転換手術を受けた人物、リリー・エルベを演じ、アカデミー主演男優賞にノミネートされるなど圧巻の演技を見せたレッドメイン。 しかし、彼が女性を演じるのは初めてではありませんでした。

エディ・レッドメインが通っていたイートン校は全寮制男子校のため、演劇をする時は女性役も男子が演じます。 そのため在学中にいくつかの女性役を経験しており、その時の写真がジェニファー・ガーナーに似ているとバラエティ番組で指摘され、ネット上でも話題になりました。

9. プロポーズが古風!

レッドメインは学生の頃からの知り合いであるハンナ・バグショーと2014年に結婚しています。彼はプロポーズをする前に、ハンナの両親の了解を得に行くという古風な方法を選びました。 ちなみに、ハンナは肝心の結婚式に30分遅れて登場。レッドメインは「彼女はいつも遅れるから」と全く動じなかったそうです。

10. エドワード・オールビーの劇で新人賞

2005年エドワード・オールビー作の劇『山羊…それって…もしかして…シルビア?』に出演した際、劇の新人賞を受賞しています。50歳になった父がなんとヤギと不倫しているという衝撃的な作品の中で、ビリーというゲイの息子役で登場します。 いろんな役をこなしていることがわかります。

11. エディ・レッドメインの家族構成

エディ・レッドメインは5人兄弟のうちの一人で、俳優を生業にしているのは彼だけ。両親は小さいころから演技のレッスンに通わせてくれていました。

12. ウィリアム王子と同じ学校に通っていた

英国一の名門校であるイートン出身のエディ・レッドメインは、ウィリアム王子と同級生でした。二人は同じラグビーチームに所属し、最も人気のある最上級生だけで構成されるEton Societyクラブにも選出されています。 レッドメインの父は銀行の頭取で、兄は起業家と銀行の重役。文句なしのエリート一家に生まれた5人の子供の中で、俳優の道に進んだのは彼だけでした。確かに、彼を見ていると名門出身らしい品の良さが伺えますね。

13. 曾祖父はキャサリン妃の先祖と関係が!

ウィリアム王子と同じ学校に通っていたレッドメインですが、曾祖父もなんとキャサリン妃の先祖と同じ鉱山で働いていたそう。曾祖父は1800年代の終わりにヘットン鉱山で働き、キャサリン妃の先祖のジョン・ハリソンもそこで働いたことがあるとのことです。 曾祖父のリチャード・レッドメインは名のあるイギリスの鉱山技術者。鉱山の安全性にかかわり、最初の監査役のチーフを務めていました。

14. 『マリリン 7日間の恋』では不倫相手を演じた

数々の賞へのノミネートや受賞をした2011年のイギリス映画『マリリン 7日間の恋』で、レッドメインはコリン・クラーク役として登場しています。1957年のマリリン主演の映画『王子と踊り子』の製作にコリンが雇われ、マリリンと恋に落ちるという内容です。 魔法動物学者から不倫相手役まで才能の幅が広いですね。

15. たくさんの評論家に高い評価を受けている

ハリウッドのレポーター、デヴィット・ルーニーなど数ある評論家からレッドメインの演技は高い評価を受けています。特にルーニーは『マリリン 7日間の恋』でのミシェル・ウィリアムズ演じるマリリン・モンローとの共演が最高だったと評価しています。 本人がまだ気付いていない恋と、マリリンを守ろうとふるまう強い男性的な部分をバランスよく演じ、それにウィリアムズの素直な演技が加わったとき、ルーニーは心を打たれたそうです。

16. 初めてのオーディションでイアン・マッケランに落とされた!?

エディ・レッドメインは12歳の時に初めてオーディションを受けました。それが1995年の映画『リチャード三世』です。 シェイクスピアの戯曲を元にイアン・マッケランが共同脚本と主演を務めた今作で、彼は王子の一人にエントリーしましたが、この役には合わないとして残念ながらマッケランに落とされてしまいました。

17. シャンプー泥棒をしたことがある

『レ・ミゼラブル』のプロモーションツアーの際、キャストは飽きるほどホテル泊まりをしなければいけませんでしたが、レッドメインはとても楽しんだと言います。子供のころ、親に触るなと言われたミニバー(客室に置いてあるお酒のコレクション)に触る事はもちろん、シャンプーだって持って帰れる……。 その際に訪れたロサンゼルスのホテルでは、大量のシャンプーを詰めて帰ったことを明かしたレッドメイン。自分でもどうしたらいいのか分からないと恥ずかしげにこのエピソードを語りました。 上流階級出身でありながら気取らないところが人気の秘密かも知れません。

18. “危うく”ビルボ・バギンズになるところだった

『ホビット』シリーズでマーティン・フリーマン演じるビルボ・バギンズですが、実はエディ・レッドメインもビルボ役のオーディションを受けていたのです。 幸い……と言っていいのかどうか、彼がビルボになることはありませんでした。

19. 役を得るために嘘をついたことがある

2005年のドラマ『エリザベス1世 〜愛と陰謀の王宮〜』の出演交渉の際、レッドメインはどうしても役が欲しかったために「乗馬が出来る」と嘘をついてしまいました。 しかし、問題の乗馬シーンで馬をコントロール出来ずに大暴走。彼だけでなく多くのスタッフが怪我を負いそうになり、メガホンを掴んだ監督は「レッドメイン!この大嘘つき野郎ー!!」と怒鳴って彼を乗馬スクールへ送り出したそうです。 その監督というのがトム・フーパー。この一件がありながらも二人の仲は壊れることなく、監督は『レ・ミゼラブル』や『リリーのすべて』でレッドメインを起用しています。

20. トニー賞に輝く

トニー賞はオスカーやゴールデングローブとは違い、演技のスキルを評価します。 2010年に初のブロードウェイでトニー賞を獲得。この受賞は、レッドメインがこれからショービジネスの世界で重要な人物なっていくことを世間に示しました。 賞に輝いた演目は、ジョン・ローガンによって書かれた『赤』で、レッドメインは画家のマーク・ロスコの見習いという役を演じています。ロスコは高級レストランから壁画の依頼を受けたのですが、客寄せのための作品など作っていいものかと悩む、という内容です。

21. 『ジュピター』で一番ひどい俳優としてラジー賞をとった

ダニエル・デイ=ルイスのようなレア俳優ではないかぎり、俳優人生の中で1個や2個失敗談があることが普通だと思われます。エディ・レッドメインもその中の一人です。 彼のスゴいところは、『ジュピター』でゴールデンラズベリー最低助演男優賞を獲った同じ年に、『リリーのすべて』でアカデミー主演男優賞にノミネートされたことでしょう。 ちなみに、『ジュピター』におけるレッドメインはバレム・アブラサクスという宇宙人役で、激怒して叫ぶ姿は見ものです。

22. エディ・レッドメインはカラオケが大好き!

映画『レ・ミゼラブル』でその歌唱力を見せつけたレッドメインですが、プライベートでもカラオケが大好き。 彼はカラオケに行くと、最初は遠慮がちに他の人にすすめるものの、お酒が入るとだんだんマイクを占領するめんどくさいタイプだ、と自らを表現しています。 猛スピードで選曲するらしく、よく歌うのはケイティ・ペリーやボン・ジョヴィの『Livin' On A Prayer』だそうです。

23. 洋服は奥さんと選ぶ

エディ・レッドメインの洋服選びは、奥さんのハンナが手伝っています。というのも、レッドメインは赤緑色盲で、色の判別が上手くできないためです。 役のために赤毛にした時も「自分では見えないから気にならないけれど、皆が赤いねと言ってくるから、早く元の色に戻したい」と答えていました。

しかし、色盲をハンディキャップと捉えて臆するレッドメインではありません。 舞台『RED』では、画家のアシスタントの役を演じ切り、見事ローレンス・オリヴィエ賞とトニー賞を受賞しています。

24. ファッションセンスが高い

彼の(奥さんの?)ファッション性は高く評価されています。 2012年9月にヴァニティ・フェアによる国際的なベストドレッサーのリストに載り、GQマガジンが選んだ50人のイギリス男性のベストドレッサーの中では、見事ナンバーワンに選ばれていました。

25. ある「ブルー」の虜?

色覚異常を持ちながらも、大学では美術史を専攻するほど芸術が大好きなレッドメイン。 そんな彼の心を掴んだのが、フランスの現代芸術家・イヴ・クラインが生み出した、インターナショナル・クライン・ブルーでした。彼はこの色についての学位論文で30000語を費やしましたが、それでも飽きないのだとか。

彼は、この色をとても感情的な色と表現し、いつか演技でそれを表現できたら素晴らしいと語っています。

26. 超完璧主義

レッドメインが映画出演を好む理由の1つは、完璧なシーンを撮れる可能性が多分にあるということです。一発勝負の舞台とは真逆である映画の性質が彼にはぴったりくるそうで、確かに彼の演技を見ていると、それにも頷ける緻密さがあります。 ライブ放送のバラエティに出演しないのも、オファーがないわけではなく、何か間違ったら取り返しがつかない生中継が怖いだけなんだとか。

27. 「ファンタビ」の中で一番恥ずかしかったシーンって?

本作の撮影において、非常に恥ずかしかったシーンがあったようです。それは、魔法のトランクから逃げ出した魔法動物「エルンペント」を再びトランクへ誘導するという場面。 誘導するためにニュートが行ったことは「求愛ダンス」でした。このダンスは、腰を大胆に動かすようなワイルドダンスであるにもかかわらず、レッドメインは1000回ほど踊ったそう。 ジェイコブ・コワルスキー役のダン・フォグラーは、このシーンについて「エディのダンスこそ“オスカー俳優として演技にどれだけ力を入れているか”を示していた。」と彼のダンスを絶賛しています。 レッドメイン自身も、最高の演技を見せるために最大の努力をしたとコメントしていますが、撮影中はきっと恥ずかしかったことでしょう。彼の俳優魂に拍手ですね。

28. 実は動物アレルギーだった

怖がる猫

魔法動物たちとのシーンをどのように演じればいいか悩んでいたエディ・レッドメインは、動物を扱っている人々をリサーチさせてもらったそう。 彼が動物たちとの触れ合い方に悩む背景には、深刻な動物アレルギーの存在がありました。猫が大好きなのに近寄ることさえできず、馬に乗ればくしゃみが止まらなくなるそう。特に、『レ・ミゼラブル』の撮影の際は、くしゃみを止める薬を飲んで撮影に挑んだそうです。

エディ・レッドメインの知られざる一面はまだまだ増えていく!?

そんなエディ・レッドメインは、2018年11月23日公開の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でも、引き続き主人公・ニュート・スキャマンダーを演じます。 前作の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は、世界中で8億1400万ドルの収益をあげるほどの大ヒットをたたき上げているだけあって、新作にも注目が集まっています。そして「ファンタビ」シリーズが続いていくことで、新たにトリビアが生まれていくことでしょう。