2017年7月6日更新

リーヴ・シュレイバーの出演映画・ドラマから経歴を追ったら凄かった

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リーヴ・シュレイバー『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』

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リーヴ・シュレイバーのプロフィール

1967年10月4日生まれのリーヴ・シュレイバーは、サンフランシスコ出身の俳優です。プロデューサー、脚本家としても活躍しています。1990年代後半から2000年にかけて、数本のインディペンデント映画に登場したことで、有名になりました。 父テル・シュレイバーは、舞台俳優兼監督、とても裕福なプロテスタントの出自で、ドイツ、スイス、デンマーク、オランダ、英国、アイルランド、ノルウェイ、ベルギーの血をひき、母ヘザーはユダヤの労働者階級の出で、ポーランドとロシアの血をひいています。彼の家族は、赤ん坊の頃のリーブを”huggy”(抱きしめたくなるもの)というニックネームで呼んでいました。 リーブ・シュレイバーが1歳になった時、彼の家族はカナダへ移住。そこで彼の腹違いの弟、パブロ・シュレイバーが生まれました。リーヴが5歳の時、母は父と離婚します。その後は母に引き取られ育ちました。 リーブはマサチューセッツ州にあるハンプシャー大学、それからロンドンにある王立演劇学校に在籍。1992年には、イエール大学のドラマスクールから学位を修得しています。

カラー映画を禁じられていた子ども時代

母ヘザーは、カラー映画を見ることを禁じ、白黒映画を観て育ちました。その結果、リーヴの好きな映画俳優は、『黄金狂時代』『サーカス』『殺人狂時代』『ライムライト』などの映画で知られるチャールズ・チャップリンと、映画『アンナ・カレニナ』『沙漠の花園』『フランケンシュタイン復活』『放浪の王者』に出演しているベイジル・ラスボーンになりました。

大学院の指導教官に見抜かれた俳優の才能により『ミックス・ナッツ/イブに逢えたら』で映画デビュー

もともと、脚本家希望だったリーヴでしたが、大学院時代の指導教官が俳優になるように励ましたので、俳優の道を選びました。

舞台俳優としても活躍

舞台俳優としての演技にも定評があり、数本のブロードウェイ作品に出演しています。彼は、2005年に『摩天楼を夢みて』という舞台で、トニー賞の最優秀助演男優賞を受賞しています。

注目を集めた映画『スクリーム』シリーズ

1996年にヒットしたブラック・コメディ映画『スクリーム』で友人の母親を殺害しているコットン・ウェアリー役をリーヴ・シュレイバーが演じています。主役ではないのですが、なかなかインパクトのある役でした。その後の続編『スクリーム2』『スクリーム3』にも出演しています。

『僕の大事なコレクション』では初の映画監督も努める

2005年に、リーヴ・シュレイバーは映画監督としてデビューし、レイ・ドノヴァンの同名小説『僕の大事なコレクション』を映画化しています。 主役に『ロード・オブ・ザ・リング』のフロド・バギンズ役で知られるイライジャ・ウッドを迎えたこの作品は、イライジャ演じるユダヤ系アメリカ人が、第二次世界大戦中に祖父を助けてくれた女性を探しにウクライナに行くというロード・ムービーです。

『オーメン』での主役抜擢

1976年に製作された『オーメン』のリメイク映画『オーメン』は、2006年の映画です。オリジナル映画でグレゴリー・ペック演じたロバート・ソーンの役を、リーヴが演じています。ヨハネも黙示録で獣の数字としていわれる「666」にちなみ、2006年6月6日に世界同時に劇場公開となりました。

ドラマ『csi』で、圧倒的な存在感を放ったリーヴ・シュレイバー

『CSI:科学捜査班』シリーズの第7シーズンでエピソード12~15にマイケル・ケプラー役として登場。サバティカル休暇をとっているギル・グリッソム博士のかわりに、夜勤をすることになるCSI捜査官のケプラーを演じています。 彼には、恋人エイミーをレイプした犯人を殺害した過去があります。しかし、その後、エイミーの父であるフランクが、彼女をレイプし殺害したうえ、無実の男に罪を着せていることを知りました。 フランクと対決している最中に、娼婦と、捜査官のキャサリン・ウィロウズを守るために撃たれてしまいます。彼は救急車に乗って数分後に死亡しました。

映画の出演依頼は後を絶たない著名人との交際を経てナオミ・ワッツとの事実婚に至る。二児のイケメンお父さん

『シャークボーイ&マグマガール 3-D』『セックス・アンド・ザ・シティ』シリーズに出演のクリスティン・ディヴィスや、ミニ・ドライヴァーの姉の映画プロデューサーで、マネージャーでもあるケイト・ドライヴァーなどと噂されたことがあるリーヴ。 2005年に『マルホランド・ドライブ』『21グラム』などの映画で知られる女優ナオミ・ワッツとの交際が噂され、順調に交際は続きます。2010年1月には、結婚をしているのですか?という質問に対して、ナオミ・ワッツは、シュライバーが指輪をくれたと発言しています。しかし、二人は結婚に急いでいる感じではないようです。 2013年6月22日のショートフィルムフェスティバルの「Tropfest」で、リーヴは、ナオミ・ワッツのことを自分の妻と言っていますが、相変わらず正式に結婚したかどうかはわかりません。 二人の間には男の子がいます。第一子のアレクサンダー・ピートは、2007年生まれ。彼らは彼のことをアレクサンダーのロシア風ニックネームで「サーシャ」と呼んでいます。2008年には第二子サミュエル・ケイが生まれました。 私生活ではこんな素敵な一面も。息子二人と手と手をつなぎ、満面の笑みを浮かべるリーブ。 子煩悩な彼は、息子二人にアイスクリームを購入するも、息子サミュエルのアイスクリームを味見します。

映画『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』でのクリード役

『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』に、ヒュー・ジャックマンが演じるローガンの腹違いの兄、ヴィクター・クリードとして出演しています。弟のローガンと違い、ウルヴァリンが本来持つ、冷徹な一面がヴィクターには見られ、人を殺害することに抵抗がありません。 ローガンとヴィクタ―はまさしくウルフヴァリンという種族の、同じコインの表裏を表しているかのようです。

映画『ソルト』でも準主役で出演!

2010年の映画『ソルト』では、アンジェリーナ・ジョリー演じるCIA捜査官イヴリン・ソルトの上司役、テッド・ウィンターとして出演しています。物語の後半のカギとなる人物です。

『大統領の執事の涙』での36代の大統領役

アフリカ系アメリカ人であるセシル・ゲインズは、34年もの間、ホワイトハウスで執事として働いています。その彼の目を通してみたアメリカ合衆国の大統領や、20世紀の事件をこの映画は描いています。作品の中で、リーブ・シュレイバーは、36代大統領であるリンドン・ジョンソンを演じました。 こちらが本物の36第アメリカ合衆国の大統領の写真です。リーブは似ているでしょうか?

性格までもイケメンのリーヴ・シュレイバー

舞台『ア・ビュー・フロム・ザ・ブリッジ』の幕が開くと同時に、観客席より、夫の意識不明になり椅子にもたれかかってしまったために、妻が悲鳴をあげてしまいました。観客の証言によると、リーブはすぐに夫婦のもとにかけつけて介抱したらしいです。また、観客席に居合わせた医者が手当てをし、救急車が到着する頃には、倒れた男性も意識が回復していたとのことです。 舞台出演中の俳優が観客席に駆け付けるということは、なかなかできる行動ではないですね。見た目だけでなく、心もハンサムです。

『完全なるチェックメイト』でのリーヴ・シュレイバーにも注目!

2014に公開した『完全なるチェックメイト』にもシェレイパーは出演しています。1972年の冷戦下に、アイスランドで行われたチェスの世界王者決定戦。世界チャンピオンのボリス・スパスキーを演じています。リーブから世界チャンピオンの座を奪おうとする青年役ボビー・フィッシャーを、『スパイダーマン』シリーズでおなじみのトビー・マグワイアが演じました。

ナオミ・ワッツと最新作『ザ・ブリーダー(原題)』(2016)で共演

2016年公開予定の『ザ・ブリーダー(原題)』でシュレイバーは妻のナオミ・ワッツと共演します。映画『ロッキー』のロッキーのモデルにもなったと言われる、ヘビー級プロボクサーのチャック・ウェプナーの生涯を描いた伝記映画です。シュレイバーは主人公のボクサー、チャック・ウェプナーを演じます。 撮影現場で仲良く手をつなぐ様子がパパラッチされています。

『スポットライト 世紀のスクープ』、アカデミー賞など数々の賞にノミネートされる話題の作品に出演

カトリック教が隠し続けた闇、児童虐待スキャンダルを追いつづけ巨大権力と戦い続け、ピュリツァー賞に輝いた記者チームを描いた実話に基づくサスペンス。カトリックの闇を映し出した社会派ドラマの本作で、リーヴ・シュレイバーは記者集団の一人を演じます。 アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞の作品賞などにノミネートし、放送映画批評家協会で作品賞を受賞した話題作。日本では2016年4月に公開予定です。

リーブ・シュレイバーの今後

2016年4月23日公開予定のSF映画『フィフス・ウェイブ』。人気女優クロエ・グレース・モレッツ主演作品です。映画の内容は、エイリアンによる地球侵略で破滅した終末世界を描いたものです。リーブは大佐役で出演します。 2011年に公開された映画『俺たち喧嘩スケーター』の続編、カナダでは2016年9月23日に公開予定の『Goon: Last of the Enforcers』は、スポーツコメディ映画です。前作に引き続き、リーヴは、喧嘩っ早いロス・リー役で出演します。今後も目が離せません!