2017年7月6日更新

ダニエル・クレイグの魅力に迫る【007のスーツ姿が似合いすぎ】

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『007 スペクター』

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ダニエル・クレイグのプロフィール

ダニエル・クレイグは1968年イングランド生まれの俳優です。1991年にギルドホール音楽演劇学校卒業後、1992年に『パワー・オブ・ワン』で映画デビューを果たします。 1998年『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』でエディンバラ国際映画際最優秀演技賞を受賞し、アメリカへ進出。『トゥームレイダー』や『ロード・トゥ・パーディション』に出演しています。2015年現在は6代目のジェームズ・ボンドとして活躍中です。

2015年12月4日公開!『007 スペクター』

日本では今年2015年12月4日に公開予定の007シリーズ最新作『
』。
が演じる2人の豪華な
に加え、『
』に出演したベン・ウィショー、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリスといったキャストも出演します。 今作はボンドの生い立ちが深く絡んでくるようです。さらには、これまでダニエル・クレイグがボンドを演じてきた『カジノ・ロワイアル』『慰めの報酬』『スカイフォール』で張られていた伏線が回収されるとのことで、本作を観る前に前3作をチェックしておいた方がよさそうです。 前3作について順に裏話などを交えて紹介したいと思います。

2006年『007 カジノ・ロワイヤル』

ダニエル・クレイグが初めてジェームズ・ボンドを演じたのが、第21作目の『007 カジノ・ロワイヤル』。 原作シリーズの第1作目にあたり、初のリブート作であったことで知られています。シリーズ初の金髪のボンドということで注目を集めました。『007 カジノ・ロワイヤル』では英国アカデミー賞主演男優賞にノミネートされています。 本作はダニエル・クレイグボンドのみならずボンド映画史上でもトップクラスのクォリティと賞される作品で、ボンド映画を1作も観たことがない方は、まずは『007 カジノ・ロワイヤル』から観てみるといいだろうと思います。 『007 カジノ・ロワイヤル』の詳しい紹介はこちら。

マティーニを原作通りにオーダー

『007 カジノ・ロワイヤル』はイアン・フレミングの小説を原作としていますが、原作から多くの改変が加えられています。 原作は50年も前に発表されたものなので仕方がないのかもしれません。 しかし、いくつかのシーンは原作を忠実に再現しています。 たとえば、『カジノ・ロワイヤル』の一場面、ボンドがバーテンにマティーニをオーダーする時にボンドはこう指示を出します。 ”ゴードン3、ウォッカ1、キナ・リレ1/2をシェイカーに加え、キンキンに冷たくなるまでシェイク、レモンスライスを添えて。” これは原作のレシピを忠実に再現しています。

あのシーンは偶然の産物だった!?

『007 カジノ・ロワイヤル』でダニエル・クレイグが水の中から現れ素晴らしい肉体を披露するシーンは多くの女性の心をつかんだ名場面です。 しかし、このシーンはアクシデントによって生まれた場面でした。 元々この場面のダニエル・クレイグは単に水の上で浮いているだけの予定でしたが、海中に砂が盛り上がった場所があったことでボンドの上半身があわらになったそうです。 その後、リテイクして予定通りのシーンを撮影していたものの、結局映画に採用されたのはミステイクバージョンでした。

ダニエル・クレイグはジェームズ・ボンド役のオファーを蹴っていた!?

layer cake
2004年当時、『レイヤー・ケーキ』などに主演していたものの、ダニエル・クレイグは誰もが知るビッグスターではありませんでしたが、ダニエル・クレイグはジェームズ・ボンド役のオファーを断っていました。 ピアース・ブロスナンのボンド映画が軽いタッチでギャグが満載だったことがひとつの要因だったと言われています。 脚本をシリアスでリアル志向にリライトしてからもう一度ダニエル・クレイグにオファーを出すと、その時は躊躇なく出演を許諾したそうです。

22歳の俳優がジェームズ・ボンドを演じる可能性があった!?

バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生
ダニエル・クレイグが一度オファーを断っていたこともあり、スタジオはボンド役としてジュリアン・マクマホン、ゴラン・ヴィシュニック、サム・ワーシントンなども候補に入れていたそうです。 最終的にダニエル・クレイグが出演しなかった時のバックアップとして選ばられたのは若手俳優ヘンリー・カヴィル(『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』スーパーマン役)でした。 当時ヘンリー・カヴィルは若干22歳、もし起用されていたら大抜擢となっていました。

2008年『007 慰めの報酬』

007:慰めの報酬
ダニエル・クレイグ主演の『007』シリーズ2作目であり、全体のシリーズとしては22作目の『007 慰めの報酬』。007シリーズは基本的には1作で完結なのですが、今作は『007 カジノ・ロワイヤル』を観ていないとわからない続編的なストーリーになっているため、本作を観る前に前作を観ておくことが必須となります。 『007 慰めの報酬』の詳しい紹介はこちら。

『007 慰めの報酬』には別エンディングが用意されていた!?

007:慰めの報酬
2008年公開のクレイグ版ボンド第2作『007 慰めの報酬』には第3作『007 スカイフォール』に続くようなエンディングではありませんでしたが、元々の構想では続編へと直接繋がるエンディングが用意されていたそうです。 そのエンディングはボンドがガイ・ヘインズの家へと向かい、ミスターホワイトを殺害。その後に、“ボンド、ジェームズ・ボンド”とお馴染みの自己紹介をして映画の幕が閉じるというものでした。 どこか、第1作『カジノ・ロワイヤル』のエンディングに似ています。

ダニエル・クレイグが脚本を担当していた!?

『007 慰めの報酬』の製作は脚本が完成間近だった頃に脚本家がストライキを起こすなどハプニングの連続だったことで知られています。 ストライキ中は新たな脚本家を雇うことが出来ないルールがあったことで、ダニエル・クレイグとマーク・フォスターがセットで脚本のリライトをすることで対応していたそうです。 『007 慰めの報酬』が『007 カジノ・ロワイヤル』直接の続編となった経緯にはこんなエピソードが隠されていました。

二人の名監督がカメオ出演していた!?

ゼロ・グラビティ
『ゼロ・グラビティ』などで知られるアルフォンソ・キュアロン、『パシフィック・リム』などで知られるギレルモ・デル・トロという名監督二人が『007 慰めの報酬』にカメオ出演しています。 二人は声で作品に貢献していたため、映画を観ているだけでは気づくことは出来ません。二人の声はボリビアの場面で登場します。キュアロンはヘリコプターのパイロット、デルトロは軍人など背景の声を複数担当したそうです。 出演することになった理由はとてもシンプル、二人は監督マーク・フォスターの友人です。

2012年『007 スカイフォール』

ダニエル・クレイグ主演の『007』シリーズ3作目であり、全体のシリーズとしては23作目の『007 スカイフォール』。イギリスでは公開から40日目にして歴代興行収入1位にあった『アバター』を抜き、ダニエル・クレイグ主演の『007』シリーズの中で1番、全シリーズの中では3番目という華々しいヒットを記録しました。 『007 カジノ・ロワイヤル』と並んで、007シリーズ史上最高傑作のひとつと言われています。 『007 スカイフォール』の詳しい紹介はこちら。

初代ボンドが出演する可能性があった!?

『007 スカイフォール』でスカイフォールの番人キンケイドを演じたのはアルバート・フィニーでしたが、この役を初代ジェームズ・ボンドとして知られるショーン・コネリーが演じる可能性があったそうです。 ショーン・コネリーが出演することによって観客が映画の世界に入れなくなる可能性が懸念され、製作初期段階でこの計画は消滅したと言います。

『ダークナイト』から多大な影響を受けていた!?

ダークナイト
クリストファー・ノーラン監督作『ダークナイト』はここ数十年で最も成功した映画の1本と知られています。公開後、多くの映画に多大な影響を与えていましたが、『007 スカイフォール』もその内の1本だと言われています。 サイコパスのヴィランと精神的に傷ついたヒーローが登場するプロットなどの類似点や、ダークでシリアスな作風など『ダークナイト』からの影響は明らかです。 これは監督のサム・メンデス自身が認めている事実です。 この先、クリストファー・ノーランが007シリーズの監督を務めることがあるかもしれません。

ダニエル・クレイグ版007は『007 スペクター』で見納め…から一転

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「撮影は順調に進んでいる。ダニエルにはぜひロジャーの記録を抜いて、8作品に主演してほしい」
引用:gqjapan.jp
と語っています。はじめはダニエル・クレイグから続編を否定する発言があったようですが、一転前向きな姿勢を示したようです。
今はただ(次作でもボンド役を続演するかは)考えたくないんだ。でも、『スペクター』の撮影は本当に楽しくて、素晴らしい時間を過ごしたことは確かだから、もしかしたらもう1作演じるかもしれないよ、自分でもまだわからないけれど
ソニー側からは後『007 スペクター』を含め2作品の契約が残っているため、本作でダニエル・クレイグの降板を否定していました。どうやらダニエル・クレイグ版007は『スペクター』以降も、もう少し観ることができそうです。

ダニエル・クレイグの出演映画

1992年『パワー・オブ・ワン』

ダニエル・クレイグのデビュー作となる映画が、『パワー・オブ・ワン』。アパルトヘイト体制が敷かれる南アフリカを舞台に、1人の少年がボクシングを通し、人種差別の愚かさを学び、成長していく物語です。その中で、権力を盾に主人公を目の敵にする警察官、ヤッピー・ボータ役を演じています。

1998年『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』

見る者に不安を抱かせるような絵が特徴的な奇才の画家、フランシス・ベイコンの生涯を描いた映画『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』では、フランシス・ベイコンの恋人ジョージ・ダイアー役として出演。エディンバラ国際映画際最優秀演技賞を受賞しています。音楽を坂本隆一が担当したことでも知られています。

1998年『エリザベス』

扮するエリザベス1世の壮絶な前半生を描き、アカデミー賞に7部門でノミネートされた映画『エリザベス』では、エリザベス女王を暗殺しようと目論むジョン・バラードを演じています。

2001年『トゥームレイダー』

アンジェリーナ・ジョリー主演のアドベンチャー・アクション映画『トゥームレイダー』では考古学者アレックス・ウェストを演じています。

2002年『ロード・トゥ・パーディション』

1931年大恐慌時代のアメリカが舞台の映画『ロード・トゥ・パーディション』では、トム・ハンクス演じる殺し屋マイケルを妬むマフィアのボスの息子コナー・ルーニーを演じます。

2011年『ドラゴン・タトゥーの女』

推理小説『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』が原作のミステリー映画『ドラゴン・タトゥーの女』では、ドラゴンのタトゥを入れた天才ハッカー、リスベットと共に捜査をする記者ミカエルの役を演じています。

トレーニングで鍛え上げたダニエル・クレイグの筋肉【画像】

割れた腹筋に分厚い胸、がっしりと鍛え上げられた腕は女性のみならず男性も惚れ惚れさせてしまうほど。この筋肉はサーキットトレーニングというエクササイズを行って手に入れたものなのだそう。さらに卵やフルーツにナッツなど、食事に関しても厳格に制限しているのだそうです。

ダニエル・クレイグの身長、体重は?

ダニエル・クレイグの身長は178cmです。体重は多少の上下はあるかと思われますが、こちらの
によると78Kgだそうです。

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レイチェル・ワイズと結婚!

ハムナプトラ
ダニエル・クレイグは1992年に女優のフィオラ・ロードンと結婚するのですが、1994年に離婚しています。その後、ドイツの女優ハイケ・マカッシュとの7年間の同棲や映画プロデューサーのサツキ・ミッチェルとの交際を経て、2010年末からレイチェル・ワイズを交際を開始、2011年6月22日に結婚しました。

スター・ウォーズ新作に出演!?

スターウォーズ
『ミッション:インポッシブル』シリーズでおなじみの
が、『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『スター・ウォーズ7 フォースの覚醒』に出演するという噂が広まっており、その噂に関しての記者の質問に、
「僕はストームトルーパーじゃなかった。ダニエル・クレイグがストームトルーパーだったんだ」
とポロっと返答。 実際に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を観たファンの中には声だけでダニエル・クレイグが出演していることがわかった人もいたようです。ヒロイン・レイの拘束を解くストーム・トルーパーをダニエル・クレイグが演じています。

ダニエル・クレイグ=ボンドの知っておきたい23の事実

1.ダニエル・クレイグの髪型は金髪だけど…。でも大丈夫!

新ジェームズ・ボンド決定時にはバッシングが多く飛び交ったものの、実力と努力の結果最高のボンドだと言われるまでになりました。

2.エリザベス女王とも共演!

2012年ロンドンオリンピックでの開会式では、ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドがエリザベス女王本人をバッキンガム宮殿の女王の私室から開会式会場までエスコートするという内容のショートフィルムが公開。豪華すぎる夢の共演に世界中が熱狂しました。

3.ダニエル・クレイグの性格はボンドと異なる?

ボンドと性格の似通った部分があるか、という問いに対して以下のような回答をしています。
ないね。うん、まったくないよ。だって彼はボンドなんだから! 僕はボンドじゃなくて僕だからね(笑)。

4.ボンド映画が生まれた時にはまだ産まれていなかった初めての俳優!?

007 ドクター・ノオ
ダニエル・クレイグは1968年生まれ、007シリーズ第1作『007 ドクター・ノオ』が公開されたのが1962年、第1作公開後に生まれた俳優の中で初めてジェームズ・ボンドを演じました。

5.ボンドが禁煙!?

『007 カジノ・ロワイヤル』への出演が決定した後、ダニエル・クレイグはタバコを止めたそうです。

6.ジェームズ・ボンドも認める傑作!?

カジノ・ロワイヤル
3代目ジェームズ・ボンドを務めたロジャー・ムーアはDVDを購入するほど『007 カジノ・ロワイヤル』がお気に入りだそうです。

7.ボンド映画史上初の名誉!?

『007 カジノ・ロワイヤル』は初めてBAFTA(英国アカデミー賞)にノミネートされた007映画です。

8.中国も認めた作品!?

また、『007 カジノ・ロワイヤル』は初めて合法的に中国で公開されたボンド映画です。

9.ボンドの酔っ払った姿が見られる!?

『007 慰めの報酬』はボンドが酔っ払った姿を見せた初めての作品です。

10.『007 慰めの報酬』は真の続編!?

『007 慰めの報酬』は『007 カジノ・ロワイヤル』直接の続編、007シリーズでは初めてのことです。 脚本家がストライキを起こしたことがひとつの原因だと言われています。

11.4つのチェイスが楽しめる!?

『007 慰めの報酬』にはカーチェイス、ボートチェイス、飛行機のチェイス、足を使ったチェイスなど4つのチェイスを楽しむことが出来る作品です。

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12.ボンド映画初のデュエット曲!?

『007 慰めの報酬』のメインテーマ曲“Another Way to Die”はジャック・ホワイトとアリシア・キーズによって歌われたボンド映画初のデュエット曲です。

13.時間があまりない時は『007 慰めの報酬』!?

『007 慰めの報酬』は上映時間106分とボンド映画史上最も短い作品です。

14.タイトルがオリジナル!?

007 白紙委任状
『007 スカイフォール』はダニエル・クレイグ版ボンド映画の中で初めて原作者イアン・フレミングの小説または短編からタイトルが付けられていない作品です。

15.ジュディ・デンチはもはや主役級!?

『007 スカイフォール』のジュディ・デンチ(M)の出演時間はボンド映画にQとし17作したデスモンド・リュウェリンの合計出演時間を超えました。 これによって、ボンド俳優を除いてボンド映画史上最も出演時間が長い俳優となりました。

16.アカデミー会員も認めた傑作!?

『007 スカイフォール』はアカデミー賞に5部門ノミネート、音響編集賞と歌曲賞を受賞した作品です。

17.最もヒットしたボンド映画!?

『007 スカイフォール』は世界興行収入1000億円を超した唯一のボンド映画です。

18.初めてFワードを使った登場人物とは!?

『007 スカイフォール』はFワードが使われた史上初のボンド映画です。ちなみにそれはMのセリフです。

19.最新作はお金がかかっている!?

最新作『007 スペクター』の製作費は約300億~350億の間だと言われています。これは今まで最も製作費が高かった『007 慰めの報酬』より約100億円も高い製作費です。

20.大物二人にオファーを断られていた!?

『007 スペクター』のヴィランとしてゲイリー・オールドマンとケヴィン・スペイシーにオファーされていたそうです。 今回ヴィラン(フランツ・オーベルハウザー)として出演するのは2度アカデミー賞(『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』)を受賞しているクリストフ・ヴァルツです。

21.5代目に並んで第3位に!?

『007 スペクター』はダニエル・クレイグ版ボンド4作目。5代目ジェームズ・ボンド、ピアース・ブロスナンと並び、ダニエル・クレイグは3番目に多くボンドを演じた俳優となりました。

22.2015年はスパイ映画の年!?

ミッション・イン・ポシッブル:ローグ・ネイション
2015年はスパイ映画が豊作、『キングスマン』『ミッション・イン・ポシッブル:ローグ・ネイション』『コードネーム U.N.C.L.E.』、そして『007 スペクター』で4作目です。

23.ボンド映画だけではなく、映画も出演していなかった!?

ダニエル・クレイグは『007 スカイフォール』以来3年間映画に出演していませんでした。『007 スペクター』は3年ぶりの映画出演となります。