2017年7月6日更新

ドン・チードル、『アイアンマン』のローズ大佐が『キャプテンアメリカ』新作に出演!

©2013 Kathy Hutchins / Hutchins Photo/Newscom/Zeta Image

主演のコメディ・ドラマ『House of Lies』でゴールデン・グローブ賞を受賞したドン・チードル。ドラマのほうの人気は、やや下降気味とはいえ、あいかわらず様々な賞のノミネート常連作品です。2015年春には、シーズン5制作を発表。2016年には新作映画公開も待たれる彼の今までの功績と、今後の予定をみていきましょう。

ドン・チードルのプロフィール

ミズリー州カンザスシティ出身のドン・チードルは、1964年11月29日生まれです。子供時代の彼は、家族と一緒に町から町への引っ越し暮らしが続きました。母ベティは先生で、父ドナルド・フランク・チードルは臨床心理士です。

コロラド州デンバーで高校を卒業した後、カリフォルニア芸術大学で視覚芸術と舞台芸術の学位を修得したドン・チードルは、大学の友人に励まされて、様々なオーディションを受けました。その結果、人気ドラマシリーズ『フェーム』で役を得ます。

1986年の『フェーム』で、2話出演しただけのドン・チードルでしたが、その演技は評価され、1987年のベトナム戦争の悲惨さを描いた作品『ハンバーガー・ヒル』で二等兵役を、その翌年1988年はデニス・ホッパー監督作品『カラーズ 天使の消えた街』で、物語の鍵となる人物ロケットの役というように、着実に俳優の道を歩きはじめました。

映画『ホテル・ルワンダ』でアカデミー賞主演男優賞ノミネート

2004年の英国・イタリア・南アフリカ共和国合作作品であるこの映画は、1994年に実際におきたルワンダの虐殺を、ホテルマンであったポール・ルセサバギナの話を元に描いています。

ドン・チードルは映画の中で「オテル・デ・ミル・コリン」の副支配人であったポールを演じ、アカデミー賞主演男優賞など多くの賞にノミネートされました。

2007年には、ダルフールとルワンダの人々のために貢献したという理由で、BETアワード(音楽、演劇、スポーツなどのエンターティメントの世界で活躍するアフリカ系アメリカ人および、マイノリティーの人々に贈られるアメリカの文化賞)を受賞しています。

『アイアンマン』ではローズ大佐/ウォーマシンに

『アイアンマン』の続編である『アイアンマン2』に出演したドン・チードルは、原作のなかで人気のキャラクターであるウォーマシンを演じることになりました。このキャラクターは、もうひとりのアイアンマンと呼ばれています。

ドン・チードルが演じたローズ大佐は、2013年の『アイアンマン3』で、ウォーマシンを改良した「アイアン・パトリオット」を装着します。

ドン・チードルのその他の出演作

若手時代に出演した『青いドレスの女』で、デンゼル・ワシントンとは全く正反対の性格を演じ、ロサンゼルス・フィルム・クリティックスから、最優秀助演男優賞の名をもらったドン・チードルはその後も数々の賞を受賞することになります。

サミーディヴィスJrの役を演じた『ラット・パック』ではゴールデン・グローブ賞とエミ―賞で助演男優賞にノミネート。同年、ベストセラー小説をドラマ化した『A lesson before dying』でエミー賞ノミネートされています。

スティーブン・ソダーバーグ監督の三部作『オーシャンズ11』『オーシャンズ12』『オーシャンズ13』に強盗団のメンバーで爆破の専門家のバシャ―・ター役で出演、ユニークなアクセントが話題になりました。

映画に出演するだけでなくプロデューサーを務めている作品もあり、2004年の『クラッシュ』は第78回アカデミー賞受賞作品となっています。

その他、『ボルケーノ』『ブギーナイツ』『ミッション・トゥ・マーズ』『再会の街で』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』など、数多くの作品に出演しています。

大泉洋にそっくりだと話題に?

ネットではドン・チードルが日本人俳優の大泉洋に似ていると囁かれているようです。写真を比較してみると確かに顔の長さや目もとは似ている気がしなくもないです。

『マイルス・アヘッド(原題)』でジャズトランペット奏者マイルス・デイヴィスを演じる!

「ジャズの帝王」と呼ばれる実在の人物マイルス・デイヴィスを描いた伝記映画に、ドン・チードルが主演で出演します。本作でチードルは主演を務めるだけでなく共同脚本・プロデュースも担当しており、作品作りにこだわって参加しています。

撮影にあたってのこだわりを以下のように熱く語っています。

「僕も伝記映画で実在の人物を演じたことがあるし、マイルスの様々な伝記は読んだ。彼のリアルな人生のストーリーをある程度まで理解し、歴史的な事実を知った上で、彼を自由に描きたかった。それは多くの人が望むことだけれどね。90分や2時間で彼の人生を描き切れないから、色々なシーンや人物が削除されるのは仕方のないことだと思っている。だから、『これは真実のストーリーだ!』というのではなく、ある種の物語作家になろうと思った。でも、彼の音楽は、すべて映画の中で使いたいと思ったんだ。実際に彼の音楽を聴いているときにストーリーが浮かんだ。そのイメージを使って、音楽を、ストーリーをサポートする存在にしたかった。例えば1960年代を描くから、60年代の彼のグループの音楽を使わなくてはいけないとか、『Bitches Brew』は1970年代を描くときに使わなくてはいけない、という決まりを作りたくなかった。1958年に使ったっていいし、『Kind of Blue』を1969年とか1970年に使ったっていいんだって思ったんだ。」

チードルのマイルス・デイヴィスという人物像の解釈は以下の通りです。

「多くの人は実は、マイルスが本当にどんな人か知らなかったはずだ。彼は素晴らしい絵の才能の持ち主だったから、家族の許可を得て、絵を使用した。絵は彼にとって大きな存在だった。また、映画には入れられないような、たくさんのユーモアについて、彼の甥っ子からたくさん聞いたんだ。彼は気難しいイメージもあるが、ユーモアのセンスも、マイルスを描くときに重要なファクターだった。ユーモアのセンスは彼の一部であり、音楽にも反映されている。マイルスは、困難な時もユーモアを忘れない人物だった。そして、常に前に進んで何かに到達する人物なんだ。」

本作に対しての熱いこだわりを感じられます。アメリカでは2016年4月1日公開予定です。日本での公開は今のところ決定しておりません。

ドン・チードルが『キャプテン・アメリカ/シビルウォー』に出演

2016年4月29日に劇場公開が予定されるアヴェンジャーシリーズ『キャプテン・アメリカ/シビルウォー』に、ウォーマシンとして出演するドン・チードル。

公開された予告編をみて、ウォーマシンはどうなってしまうの?と思った人も多いはず。来年のGWがまちきれないですね。