2017年12月14日更新

月9ドラマ『ラヴソング』あらすじ・キャスト【福山雅治主演】

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福山雅治

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福山雅治が主演する月9ドラマ『ラヴソング』

2016年4月11日から放送される月9ドラマは『ラヴソング』。
が2013年4月期の月9ドラマ『ガリレオ』以来3年ぶりに連続ドラマに主演することが決定しています。

視聴率

第1話(4月11日放送)10.6% 第2話(4月18日放送)9.1% 第3話(4月25日放送)9.4% 第4話(5月2日放送)8.5% 第5話(5月9日放送)8.4% 第6話(5月16日放送)6.8% 第7話(5月23日放送)6.8% 第8話(5月30日放送)7.4% 第9話(6月6日放送)8.0% 最終話(6月13日放送)9.3%

新月9ドラマ『ラヴソング』あらすじ

40代独身の主人公神代広平(福山雅治)は、過去にプロデビューしたこともある元ミュージシャン。20年前に1曲だけヒット曲を出しましたが、それ以外にヒット曲を出すことができず、レコード会社との契約が切れ、現在は音楽業界から離れ、現在は企業カウンセラーをしています。 イケメンの神代広平は多くの女性と恋愛をしてきましたが、過去の恋愛の影響から、心を許すことができず、音楽も恋愛も中途半端な日々を過ごしていました。そんな神代広平の元に天賦の才を持つ歌うたいの女性が現れて……。 ※記事の最後で、前回までのあらすじをネタバレ紹介しています。

新月9ドラマ『ラヴソング』キャスト

神代広平/福山雅治

『ガリレオ』以来3年ぶりの連続ドラマ出演となる福山雅治。2014年には映画『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』に出演していましたが、2015年は歌手活動に専念していました。2016年は俳優としての活動もしていくようで、秋には『バクマン。』の大根仁が監督し、福山雅治がパパラッチの主人公を演じる映画『SCOOP!』が公開予定です。 以下、福山雅治のコメント。 「待ちに待った西谷監督とのドラマ作りがどんな作品になるのか、その期待に胸が昂ぶっています。人が人を想う時、日常の風景が、そして人生が輝き出すような、そんな作品になれば。この春どんな「ラヴソング」を演じることができるのか、皆様に楽しんでいただけるよう、僕自身も楽しみながら精一杯頑張ります。」

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佐野さくら/藤原さくら

1995年12月30日生まれ、現在20歳の新人シンガーソングライター
が月9ドラマ『ラヴソング』のヒロインに大抜擢!本作が女優デビュー作となります。YUIに憧れてシンガーソングライターを志し、高校時代からインディーズで活動してきた藤原さくらは、2015年3月にメジャーレーベルからミニアルバムを1枚リリース。映画『タイヨウのうた』で大ブレイクを果たした憧れのYUI同様、本作でブレイクを果たすことはできるのでしょうか? 藤原さくらが演じる佐野さくらは、児童養護施設育ちで、他者とコミュニケーションを取るのが苦手という女性。大型車の整備の仕事をしていましたが、職場でのある出来事がきっかけで企業カウンセラー神代広平の元を訪れることになります。吃音症であることが第1話で判明しました。 以下、藤原さくらのコメント。 「オーディションに合格したと聞いた時は、全く信じられなくて、つい最近まであれは夢だったのではないかと疑っていたんですが、少しずつ実感が湧いてきました。演技のことはまだ右も左も分かりませんが、今回オーディションの時に演じてみて、純粋にすごく楽しいなと感じたのでその気持ちを忘れずに学んでいきたいと思います!」

中村真美/夏帆

夏帆が演じる中村真美は、佐野さくらの姉がわりとでもいうような登場人物。児童養護施設の頃からの付き合いで、現在はキャバクラに勤めており、佐野さくらと一緒に暮らしていますが、どうやら結婚が近づいているようで……。 コメディエンヌとしての才能を開花させつつある夏帆。2008年の映画『うた魂♪』などでも才能は垣間見えましたが、2015年の映画『海街diary』では美人四姉妹の三女を完璧な演じ、笑わせにいくのではなく緊張をほぐす笑いを提供していました。また、『海街diary』の演技が評価され、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しており、2016年公開の映画『ピンクとグレー』ではこれまで演じたことがないタイプの役に挑戦、演技の幅を広げています。

天野空一/菅田将暉

藤原さくら演じるヒロインの児童養護施設時代からの幼なじみ天野空一を
が演じます。ヒロイン佐野さくらに思いを寄せており、中学、高校時代は補導されるような問題児でしたが、現在は調理師になることを目指して専門学校に通っているようです。 菅田将暉は2016年1月公開の映画『ピンクとグレー』で夏帆と共演、ほか、2016年だけで6本の映画に出演することが決定している引っ張りだこの俳優です。

増村泰造/田中哲司

田中哲司
(C)2012「世界最後の日々」製作委員会
神代広平が大学時代に組んでいたバンドのベーシストにして現在は耳鼻科の外科医として働いている増村泰造を
が演じます。2014年に仲間由紀恵との結婚を発表したことでも話題になった名バイプレイヤー田中哲司、2015年には有村架純主演映画『ビリギャル』で主人公の父を好演していました。

笹裕司/宇崎竜童

歌手、作曲家として有名な
が、神代たちのバンドがライブをしていたライブハウスのオーナー笹裕司を演じます。音楽活動と並行して、俳優、映画監督としても活動しており、2015年には映画『グラスホッパー』やドラマ『天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-』などに出演しています。

宍戸夏希/水野美紀

神代に思いを寄せる昔のバンド仲間宍戸夏希を水野美紀

滝川文雄/木下ほうか

『スカッとジャパン』のイヤミ課長でおなじみの木下ほうかの出演が決定しました。佐野さくらの上司滝川文雄を演じます。『スカッとジャパン』は毎週月曜夜8時からの放送ですので、4月から6月は2時間連続で木下ほうかの姿を見ることができます。

星田和夫/渋川清彦

2015年は10本の映画、5本のドラマに出演するなど引っ張りだこだったバイプレイヤー渋川清彦の出演も決定。存在感のあるバイプレイヤーとして有名ですが、2015年には2本の主演映画に出演、2016年4月2日にも主演映画『下衆の愛』の公開が控えるなど、主役を演じることが増えつつある昨今です。

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野村健太/駿河太郎

ドラマ『半沢直樹』に伊勢島ホテルの湯浅社長役で出演し知名度を上げた駿河太郎の出演も決定。ちなみに、半沢直樹の父を演じた笑福亭鶴瓶は、駿河太郎の実の父です。

渡辺涼子/山口紗弥加

数多くのドラマに出演し、華のある脇役として活躍する日本を代表するきれいなお姉さん山口紗弥加も出演。本作では菅田将暉を誘惑するという役どころのようです。

吃音症とは

第1話で藤原さくら演じる佐野さくらが吃音症であることが判明しました。吃音にはいろいろなタイプがあり、症状の重さも人それぞれですが、本作のさくらは重度な難発型の吃音症です。 難発型の吃音というのは、たとえば、「ありがとうございます」と言いたい時に最初の「あ」が出てこないのです。吃音症の人によって、苦手な行がある人もいて、たとえば「あ行」が苦手という人は、「どうもありがとうございます」のように、「どうも」と挟むとスムーズに言葉が出てくることがあり、そういった言い換えを行う人もいます。 成人の0.8%~1.2%は吃音症であると言われているので、100人にひとりの割合でいることになります。そうであるにも関わらず認知度があまり高くないのは、上記の言い換えをしている人は一見自然にしゃべれているように見え、吃音のためコミュニケーション自体を避けている人は単にコミュニケーションが苦手だと思われることが多いことが理由です。 さくらは後者の単にコミュニケーションが苦手だと思われているタイプ。夏帆演じる中村真美や菅田将暉演じる天野空一など吃音であることを知っている長い付き合いの友人とはつまりながらもコミュニケーションがとれますが、高圧的な上司が相手の場合、普段以上に吃音の症状が出てしまうため、笑ってごまかしています。 また、吃音が重度な場合でも歌を歌うことには支障がないことがあり、そういった意味でも、吃音を抱える人にとっては歌というものが大切になってくる面があります。吃音を抱えるさくらは歌うことを通して、自身と向き合い、他者とコミュニケーションを取れるようになっていくのかもしれません。

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第1話でさくらが歌っていた曲は?

ピーター・ポール&マリー/500マイル

第1話のラストでさくらが歌った曲は、福山雅治が作詞作曲した「恋の中」。この曲はドラマ内では水野美紀演じる宍戸夏希の姉宍戸春乃(新山詩織)がレコーディングした曲になり、福山演じる神代広平には、今は亡き春乃とさくらがだぶって見えたということなのでしょう。春とさくらというふたりの名前も展開を暗示しているように思えます。 曲の話に戻りますと、「恋の中」には元ネタがあります。ボブ・ディランの「風に吹かれて」をカバーしたことでも知られるピーター・ポール&マリーの「500マイル」がとりあえずもっとも有名な元ネタになりますが、ピーター・ポール&マリーの「500マイル」にもヘディ・ウェストという元ネタがあります。

ヘディ・ウェスト/500マイル

名曲は50年以上の歳月を歌い継がれ、今回の月9では日本語曲として、ドラマの重要なモチーフになっているのです。

『ガリレオ』のスタッフが再集結!

同じく福山雅治が主演を務め、シリーズとして二作映画も公開されている『ガリレオ』のプロデューサー鈴木吉弘と演出の西谷弘が本作『ラヴソング』でもそれぞれプロデュースと演出を担当します。 綿密に練られた推理サスペンスドラマから一転、どんなラブストーリーが展開されるのか、目が離せませんね!

ドラマ『ラヴソング』の主題歌は福山雅治作詞作曲、藤原さくら歌唱!

『ガリレオ』シリーズでは、福山雅治と柴咲コウのユニットKOH+が主題歌を担当していましたが、本作では、福山が作詞作曲した楽曲をヒロインを務める藤原さくらが歌うようです。曲名は「soup」。また、劇中で演奏される曲も福山が作曲を担当しているようです。

制作発表会見では福山&藤原がギターセッションを披露

放送開始を前に、行われた制作発表会見では、藤原さくらがオーディション結果発表時に歌った「1995」を福山雅治と共にセッションしました。緊張したと語る藤原でしたが、ベテラン人気シンガーの福山を隣に堂々としたコラボを披露していました。

月9ドラマ『ラヴソング』第1章のあらすじを復習!

第1話のあらすじ

企業カウンセラーの神代広平(福山雅治)のもとに、コミュニケーションが苦手な整備士佐野さくら(藤原さくら)が工場長の滝川(木下ほうか)に連れられてやってきました。さくらの様子を見た広平は、さくらが吃音症であることに気づきます。広平にあたたかな対応をされたさくらは、好感を持ちます。 中村真美(夏帆)と同居するさくらの家に、会社の上司の野村(駿河太郎)が訪ねてきて、真美と結婚することを宣言、さくらに結婚式のスピーチを依頼します。吃音を抱えるさくらは、ビールを買いに行くと言いその場から逃げ出します。 言語聴覚士の宍戸夏希(水野美紀)の家に転がり込んでいた広平は、吃音について相談します。夏希は、一度連れてくるように言います。 広平が勤める病院に向かったさくらは、早く吃音を治したいと言いますが、広平は治すよりも向き合うことが重要だと伝えます。スピーチをするために治さなくてはならないと考えていたさくらは、苛立ち、その場を後にします。 また、新入社員の歓迎会の幹事となっていたさくらは、会場を予約しようとしますが、電話でうまく予約することができず(吃音を抱える人は電話が苦手な人が多い)、店に直接行って予約をしました。翌日、会社に行って予約をしたことを同僚に話したさくらですが、他の店が良いと同僚の女子が言い、その場で難なく電話予約をしてしまいます。 街で偶然さくらは広平と出会います。広平はさくらに言語聴覚士を紹介すると言いますが、さくらは「吃音であろうとなかろうとうちの人生は変わりはせん!」と言い放ちます。 次の日、さくらは仕事を無断欠勤してしまいます。真美に問いただされたさくらは「結婚なんかすんなや!」と言ってしまい、自分が嫌になります。 自暴自棄になっていたところを広平に声をかけられたさくらは、踏切に飛び込もうとして、広平に取り押さえられます。 広平とともに言語聴覚士の夏希の病院に向かったさくらは、音楽に乗せてしゃべる音楽療法をしようと提案されます。はじめはうまく声を出すことができないさくらでしたが、ずっと聴いていた「恋の中」という曲を歌い始めます。歌を知っていた広平はギターで合わせ、さくらは一曲を歌い切るのです。

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第2話のあらすじ

広平は職場でさくらに話しかけ、言語聴覚士の夏希のところに行かないかと誘います。さくらは了承し、向かう途中でふたりは飲食店に寄りますが、吃音のため、さくらは頼みたいものが頼めません。コロッケとハムカツそばが頼みたかったと言うさくらに広平は、吃音で言葉が出るまでにかかった時間は7秒、その7秒の勇気を出すことができたら世界は変わると言います。 音楽療法がうまくいきはじめたさくらに歌の才能を見出した夏希は、広平とステージで歌わないかと提案しますが、広平に拒否されてしまいます。さくらも広平に歌いたいと言いますが、もっと上手いギタリストを紹介すると言われてしまいました。 真美と家でゲームをしていたさくら。真美はトイレに向かいますが、途中で倒れてしまいます。さくらは電話で救急車を呼ぼうとするも吃音のためうまくいかず、幼なじみの天野空一(菅田将暉)や隣の家の人や家の前を通った人に助けを求めますが、それもうまくいきませんでした。なんとか連絡を取ることができた広平に助けられ、真美を無事、病院に運びました。 さくらは広平に、「もう一度7秒の勇気を信じてみないか?」と書かれた紙を手渡され、ふたりは音楽ユニットを組むことになります。

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第3話のあらすじ

ライブを3週間後に控え、さくらと広平は練習を重ねていきます。広平のことを次第に好きになっていくさくらでしたが、夏希にそれは「陽性転移」というカウンセラーを好きにしまう感情だと言われてしまいます。 ライブを間近に控えたさくらでしたが、ひょんなことから広平と夏希が同棲していることを知ってしまい、うまく歌えなくなってしまいます。 歌える気がしなくなったさくらは、広平に、「先生のことを想って歌っていいですか?」と聞きます。広平は「今夜は君だけを想ってギターを弾く」と答えました。 無事ライブを終えたふたり。アンコールが鳴りやまないほど好評を博しましたが、「もう一曲歌いたい」と言うさくらの手を離し、広平はステージを後にします。ライブハウスのトイレに駆け込み泣き崩れるさくら。 その裏で、ライブを観に来ていたレコード会社の水原亜矢(りょう)は、さくらのスカウトに動き始めていました。

月9ドラマ『ラヴソング』第2章のあらすじネタバレ紹介

第4話のあらすじ

スカウトをされたさくらは、広平とともに、水原に会いに行きました。 無事、レコード会社の偉い人に会うことになったさくら。その裏で広平は、ミュージシャン時代の知り合いであったレコード会社と会っており、広平が関わるのであればさくらから手を引くと言われました。広平は、関わることはないと断言します。 レコード会社に向かおうと空一の車に乗ったさくらでしたが、途中、空一のトラブルに巻き込まれ、約束の時間に遅れてしまい、スカウトの話は白紙になってしまいます。 謝罪する空一を慰めるさくらに、空一はキスをするのでした。

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第5話のあらすじ

レコード会社との話が白紙になってしまったさくらに、広平は、また一緒にやらないかと言います。 空一の提案で、弾き語りの動画を撮ってネットで公開をすることに。同時に、空一はビラ配りなどの広報活動を行い、広平はレコード会社で働いている昔の知り合いにさくらのCDを渡していました。 妊娠し、結婚が近づいた真美は勤めていた店を退店することになりました。お世話になった店の人たちのためにクッキーを持って行った真美でしたが、普段と同じように同僚は帰ってしまいました。 家に帰った真美は、さくらに歌を歌ってくれと言います。THE BLUE HEARTSの「終わらない歌」を下手くそな弾き語りで歌うさくら。歌い終え、さくらは真美に「結婚式のスピーチをする」と言います。 空一がネットに公開したさくらの動画は1万再生を記録。同じころ、広平のレコード会社の知り合いから、さくらに声がかかり、広平は「自分が作る歌を歌ってほしい」とさくらに言うのです。

第6話のあらすじ

曲作りを始めた広平はさくらに、詞を書いてみないかと言います。 3年に1度のブルームーンの日。空一は涼子と会っていました。夏希は広平の元マネージャーでレコード会社で働いている元彼と会っていました。さくらは広平の家で詞を完成させました。 翌朝、デモを録り終えたさくらと広平のところに、夏希と元彼がやってきました。デモ音源を聴いた夏希は走って自分の家に戻ります。 家に着いた夏希はCDの入った箱の中から、「1995 新曲 HARUNO 作曲神代広平」と書かれたCDを取り出します。コンポにCDを入れ、再生すると、ついさっき聴いたデモ音源とまったく同じ曲が流れてきたのです。

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第7話のあらすじ

さくらのライブをレコード会社の人たちが観に来て、契約は前に進もうとしていました。 同時に、広平に大物歌手シェリルの楽曲制作の依頼が舞い込んできており、レコード会社はさくらの曲よりもシェリルの曲を優先して作って欲しいと依頼します。さくらの契約を優先すると言う広平。レコード会社はさくらに、広平の説得を依頼します。 広平の説得も兼ねて、笹裕司(宇崎竜童)の誕生日会にさくらは向かいました。そこでさくらは、夏希に、さくらの曲は、広平がHARUNOのために作った曲だと知らされます。 誕生日会の席から逃げるように走り去るさくらを広平は追いかけ、さくらに、自分の作った曲を歌って欲しいと思ったわけを伝えます。さくらが、広平に好きだと言うと、広平は自分にとってさくらは「一緒に音楽をやりたい」存在だと言います。それを聞いたさくらは、「私はHARUNOさんじゃない」と言って、広平の元を離れていきました。 のどに違和感を覚えたさくらが病院に行くと、内視鏡だけではわからないから精密検査をするように言われ……。

第8話のあらすじ

精密検査の結果、のどに悪性の腫瘍が見つかったさくら。手術をする必要があると言われますが、場合によっては声が出なくなってしまうこともあるため、三ヶ月後の真美の結婚式でスピーチをするまで待って欲しいとさくらは言います。 手遅れになる前に手術をするよう言われ、さくらは悩みますが、強くなろうと決意し、手術をすることを決めます。さくらは後悔しないために、一ヶ月後の手術の前に単独ライブをすることを計画します。 ライブには、会社の同僚など多くの人が来てくれましたが、広平はシェリルに呼び出され、来ることができませんでした。 ライブの後、空一はさくらに告白し、ふたりはキスをするのでした。

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第9話のあらすじ

広平はシェリルに、満足する曲を書くことができたら、さくらのことをインスタグラムで紹介するという条件を飲ませますが、増村から、さくらの声が戻る確率は10%以下であると知らされます。 声が戻る可能性が低いことを知ったさくらは、手術までの一ヶ月の間に、空一とともに声が出なくなったらやれなくなることをやることに決めます。 「ジェットコースターに乗る」「お笑いライブに行く」「路上ライブをやる」と順調にやりたいことを制覇していき、「真美のへのスピーチ(ビデオメッセージ)」と「もう一度歌を作りたい」のふたつが残りました。 一方、広平は、さくらのために一ヶ月を使おうと、シェリルの楽曲制作を断ります。 一度は「もう一度歌を作りたい」と紙に書いたさくらでしたが、すぐに消しゴムでしていしまいます。そのことを知った空一は、自分には叶えることができないと、広平に頼みに行きました。 さくらが広平と新曲「Soup」を作り上げ家に戻ると、真美が待っていました。手術のことをさくらに知らされていなかったことを真美は怒りますが、結婚式をさくらの手術の前に変更したと話します。それを聞いてさくらは、最高のスピーチをしようと決意するのでした。

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最終話のあらすじ

無事スピーチを成功させてさくらでしたが、広平とともに「Soup」を演奏している最中に雨が降ってきてしまい、演奏は中断されてしまいます。 手術も無事終了し、広平や空一はさくらの退院祝いの準備をしていましたが、真美がさくらを迎えに行くと、置手紙が残されており、さくらは姿を消していました。 唯一、住所を教えられていた真美はさくらに会いに行き、広平には音楽を続けて欲しいという伝言をさくらから預かってきました。さくらは新しい場所で整備士の仕事をしていて、音楽はしていないとのことでした。 2年後。広平は音楽の仕事をしていました。シェリルの曲を何曲か作っていて、シェリルは、さくらの曲をカバーしたいと広平に言いました。さくらに許可を取るために、2年ぶりに広平はさくらに会いに行きます。 さくらが静岡県伊東の整備工場で働いているという情報をえた広平が整備工場に向かうと、さくらは夏休みを取っていると言われました。帰りのバスに乗った広平でしたが、途中、さくらに似たバイク乗りを見つけ、バスを降り後を追いかけると、さくらが路上ライブをしていました。さくらと、さくらの横で屋台をする空一の姿を見た広平は、レコード会社にカバーの話はなしだ、と伝え、その場を後にするのでした。