2017年12月19日更新

『はじめまして、愛しています。』最終回までのあらすじ・ネタバレ紹介!

はじめまして、愛しています。(サムネイル)

『はじめまして、愛しています。』は、「特別養子縁組」という新しい家族のカタチを題材にした脚本家の遊川和彦のオリジナルドラマです。尾野真千子と江口洋介の演じる夫婦が、育児放棄をされた男の子を引き取って家族愛を育んでいく姿が感動を呼びました。

ドラマ『はじめまして、愛しています。』のあらすじ・ネタバレを紹介

「特別養子縁組」を題材に究極の家族愛を描いたヒューマンドラマ

2016年7月から9月までテレビ朝日系で放送された『はじめまして、愛しています。』は、「特別養子縁組」というテーマを扱ったことで注目を集めました。 特別養子縁組とは、家庭に恵まれない子どものことを考えて、実親でなく養父母に養ってもらうことを認める制度ですが、いざ「子どもを引き取りたい」「養父母になりたい」と思ってもさまざまな障壁があって容易にはいきません。 ドラマでは、尾野真千子と江口洋介の演じる夫婦が、実の親から育児放棄された5才の男の子を引き取ろうとさまざまな障害にぶつかります。そしてその障害に立ち向かっていくなかで夫婦と男の子との間には深い「家族愛」が育まれていくのです。 ここではその物語のあらすじを最終回までご紹介します。各話についてネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください!

第1話:美奈のピアノに惹かれて現れた、名なしの男の子【ネタバレ注意】

主人公の梅田美奈は、夫の梅田信次と結婚して10年になりますが2人の間に子どもはなく、美奈はプロのピアニストを目指して教室を開きながらピアノの特訓をしていました。 美奈は、実父が世界的に有名な指揮者であるため、大きなプレッシャーやストレスを抱えています。一方、夫の信次は不動産管理会社に勤めるダジャレ好きなお人よしで、明るく美奈を励まします。 ある日、美奈がピアノを弾いていると、庭に5才くらいの汚れた身なりの男の子が迷い込んできます。名前も名乗らないその男の子は衰弱していて、児童相談所に保護されることになります。男の子は両親に育児放棄されていて、その両親はひと月前から行方不明でした。 男の子は施設を抜け出して再び美奈と信次の前に現れます。信次は、男の子との出会いに運命を感じて「この子を養子にする!」と言うのでした。美奈は「母になる自信なんてない」と反対します。 その後も男の子は美奈の前に現れます。男の子は美奈の弾くピアノに惹かれていました。美奈は、自分のピアノが男の子の命を運んできてくれたと思い、「この子と特別養子縁組をしよう」と決意します。

第2話:この子の里親になる!【ネタバレ注意】

特別養子縁組の申請をした美奈と信次は、男の子の里親になるべく研修を受けます。身辺調査では、お互いに秘密していたことが次々に出てきて夫婦関係がギクシャクします。 里親申請の結果が出るまでの間、信次は「男の子にもう一度会いたい」と養護施設の職員の堂本真知に無理を言って男の子の外出許可を得ます。信次と美奈は、男の子を喜ばせようと動物園に連れて行きますが、そこで男の子は行方不明になってしまうのです。 2人は必死に探しますが見つかりません。あせった美奈が野外ステージのピアノを弾くと、男の子は姿を現しました。男の子は美奈と信次と手をつなぐまでに心を開き、三人は手をつないで施設に戻ります。 数日後、美奈と信次には里親申請の認定が正式に下りました。喜ぶ2人に、「大変なのはこれからです」と、堂本は釘をさすのを忘れませんでした。

第3話:地獄のお試し行動【ネタバレ注意】

男の子は梅田家で一緒に暮らすことになり、信次は男の子に「一(ハジメ)」という名前をプレゼントします。このまま一定期間無事に過ごせれば、2人は正式な里親になることができます。 ハジメの「お試し行動」が始まりました。ハジメは信次と美奈の愛情を試すべく、床に飲み物や食べ物をまき散らしたり美奈の手にかみついたりするのです。2人はひたすら耐えますが限界が来てしまいます。 美奈はハジメを返しに施設の堂本のもとへ行きます。堂本は「分かりました」とあっさりとハジメを引き取りました。美奈は、ハジメに「手をつなげ」と言っておきながら自分から手を放してしまったことをひどく後悔。 そして「やはり、里親申請は取り下げません」と再び堂本のもとに行くのです。その堂本のもとには、信次がすでに向かっており、「僕が妻を説得しますから」と里親申請を取り下げないことを伝えていました。

第4話:本当の父親、母親になるために【ネタバレ注意】

ハジメの「赤ちゃん返り」が始まって、ハジメは一日中、美奈に抱き着いて離れなくなりました。そのため美奈はピアノ教室を休み、トイレに行くことさえ難しくなります。 疲労困憊した美奈は、無駄に明るい信次と「私の大変さを分かってない」と衝突することが増えました。信次はハジメを楽しませて美奈を楽にさせたいのですがうまく行きません。 ある日、美奈と信次は「本当の父親、本当の母親になろう」と言って、ハジメと「出産ごっこ」をします。そして生まれてきたハジメの成長を一日一日見守ります。するとハジメにも変化が現れ、信次と美奈のことを「お父さん、お母さん」と呼ぶようになりました。

第5話:ハジメのはじめての笑顔【ネタバレ注意】

2人の本格的な子育てが始まりました。信次は美奈に「ハジメには笑顔を絶やさない子になってほしい」と言います。ハジメは梅田家に来てまだ一度も笑ったことがありませんでした。 美奈はハジメにマナーや字を教えようと一生懸命になりますが、ハジメは言うことを聞きません。次第に美奈はハジメに手をあげそうになります。そんな美奈にハジメは「お母さんなんて大嫌い!お母さんのピアノも大嫌い!」と反発。 信次はそんなハジメに「お母さんはお父さんの宝物なんだ。そのお母さんを傷つけることは許さない!」と叱ります。するとハジメは家からいなくなってしまいました。信次と美奈が血相を変えて探していると、ハジメは堂本のもとにいました。 ハジメは堂本に字を教わり、信次と美奈に謝るための手紙を書いていました。美奈は「ごめんね。お母さんもまだ親として新人だから」と言って、ハジメを家に連れ帰りました。そして家族写真を撮ろうとしたとき、ハジメは初めて笑顔を見せるのでした。

第6話:はじめての幼稚園【ネタバレ注意】

ハジメが幼稚園に入園することになりました。信次がハジメの入園に感動する一方で、美奈はハジメが養子であることを幼稚園に伝えるか伝えないかで悩んでいます。 そんなある日、事件が起きます。ハジメが、いじめられている子をかばおうといじめっ子と揉め合いになって相手にケガをさせてしまったのです。美奈と信次は相手の親にケガをさせたことを謝りますが、ハジメは「僕が悪いの?なんで謝るの?」と納得がいきません。 2人はハジメから「また同じようにお友だちがいじめられていたらどうすればいいの?」と尋ねられ、うまく答えることができません。悩んだ結果、2人がハジメに伝えたのは「ハジメが一番いいと思った通りにしなさい。困ったらお父さんとお母さんが全力で守るから」というものでした。 幼稚園のお遊戯会で、またいじめっ子がいじめをしています。ハジメはいじめっ子といじめられっ子の手を引いて前に出て、「一緒にピアノを弾こう」と言い、3人で楽しくピアノを弾きました。

第7話:ハジメの実母が現れた!?【ネタバレ注意】

ある日、美奈と信次の前に黒川月子という女性が現れて、「この子はうちの子です」とハジメを連れ去ろうとします。堂本の協力のもと必死に引きとめますが、月子はハジメを黒川ひかりと呼び、出生届をたてにハジメを早急に引き渡すよう要求します。 月子はハジメの祖母で、ハジメの実母は黒川泉という名で月子が経営する長野の黒川病院に入院していました。ですが、泉がなぜハジメを虐待していたのかは不明です。 「ハジメがまた虐待されるかもしれないんですよ」と美奈と信次は引き渡しを拒否しますが、特別養子縁組では実の親が養子縁組を拒めば、子どもを実の親の元に返さなければなりません。 ハジメは「僕はどこにもいかない」と梅田家にいることを望みますが、制度上、子どもの意思は尊重されません。その後、児童相談所の判断で、ハジメは実母の黒川泉のもとに返されることになりました。 納得できない美奈は、ハジメの実母の泉のもとに行き「どうして子どもを虐待したりしたんですか。今度ハジメを虐待したら許さないから」と訴えるのです。

第8話:ハジメの手を離したくない美奈と信次【ネタバレ注意】

ハジメがいなくなり、美奈と信次はすっかり気を落としてしまいます。2人を心配した信次の妹・不破春代や弟の梅田巧は「自分の子どもを作ればいい」と励まし、施設の堂本も別の子どもの里親になることを勧めたりします。 それでも、美奈と信次はハジメを忘れることができません。美奈は長野の黒川家にまで行き、ハジメを連れ帰ろうとしますが、誘拐犯扱いされてしまいます。信次が美奈をなだめて連れ帰ります。 2人はハジメをつなぎ止められなかった歯がゆさから、大喧嘩になり離婚の危機を迎えます。そして美奈と信次はそれぞれ実家へと向かい、家族に愛を伝えることの難しさを知って、親へのわだかまりを解消します。美奈と信次も仲直りします。 そして美奈と信次は大きな決断をします。ハジメを引き取るために、家庭裁判所に監護者指定を求めることにしたのです。

最終回:精いっぱいの愛を伝えたい【ネタバレ注意】

美奈と信次は「奇跡を起こそう」と監護者指定の申し立てを行ないましたが、あっさり却下されてしまいます。美奈たちはそれでもめげずに高等裁判所へ上訴します。 その折、ハジメの実母の泉が「死なせてほしい」と遺書を残していなくなりました。美奈と信次は泉の行方を探し、泉が入水自殺をしようとしていたところを引きとめます。 ハジメを虐待した理由を尋ねる美奈に、泉は、ハジメは泉と実父との間に生まれた子だと言いました。泉は実父から性的虐待を受けていました。次第に実父に似てくるハジメが怖かったと言う泉を、美奈は「辛かったね、苦しかったね」と抱きしめます。 泉の実父は既に亡くなっていて、月子はハジメの父親が誰だかまだ知りません。泉はすべてを月子に話す決心をし、ハジメを美奈と信次に育ててもらおうと言うのでした。 やがて裁判所からも、ハジメを美奈と信次の正式な養子として認めるという通知が届きました。美奈と信次は精いっぱいの愛をハジメに伝えていこうと誓うのでした。