2017年7月6日更新

時空を超えたドラマがある!タイムスリップ映画12選

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バタフライ・エフェクト

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バタフライエフェクト

本作は”バタフライ効果”(蝶が羽ばたく程度の微小な動きが遠く離れた地域で大きな影響をもたらす)をテーマにし、そこにタイムスリップを組み合わせた映画です。 主人公は最悪の状況下にある現在を変えようと、自身のタイムスリップの力を利用して時間を行き来し、過去の出来事を変える事で現在を変えようとします。 タイムスリップが必ずしも良い影響をもたらすとは限らない、むしろその事でカオス状態に陥ると言うシリアスな映画です。

ミッション8ミニッツ

ミッション8ミニッツは単純なタイムスリップものではなく、タイムスリップ、並行世界、カオス理論、量子理論が複雑に絡み合う映画です。既に起きた列車爆破テロを阻止する事を軸に話は展開します。 主人公コルターは特殊な機械によって、仮想空間でもある過去へと戻り、8分間と言う限られた時間で、列車爆破テロの犯人探しと爆弾の場所を特定しなければなりません。 一度のミッションでは解決出来る筈もなく、コルターは何度も何度も自身が死ぬ8分間を経験します。この様に本筋に手に汗握り、ヒューマンドラマも盛り込まれた作品です。

デジャヴ

2012年に自ら命を絶ったトニ―・スコット監督によるSFアクション作品。543名もの死者を出したフェリー爆破テロがあり、その中に爆発が死亡原因ではない女性の遺体が見付かります。 主人公であるATFの捜査官ダグは、自分もそれまで知らなった”スノーホワイト”と言うマシンによって、過去から現在までの監視及びタイムスリップをして事件を阻止し女性も助けようとします。 しかし、監視やタイムスリップによってその都度並行世界が出来上がり、並行世界が出来上がる事で主人公やヒロインに既視感(デジャブ)が生まれ、その世界では全ての出来事が少しずつ変わっていく事を描いています。

猿の惑星

猿の惑星は、ピエール・ブールの同名小説の映画化作品です。最初の映画化は1968年でその後続編が4本も作られた人気シリーズです。テレビシリーズもある他、2001年にはティム・バートンの手によってリメイクされました。 その後、前日譚の映画化が続いていると言うシリーズです。シリーズ的にはまだまだ新作が作られるであろうプロットが実に面白い映画と言えます。

オール・ユー・ニード・イズ・キル

トム・クルーズとエイミー・ブラント、ハリウッドを代表する俳優が主人公のタイムスリップものです。タイムループと言ってもいいかと思います。主人公のウィリアムが映画初番でいきなり死亡すると言う波乱の展開。 しかし、何故かタイムループをしてウィリアムは何度も何度も生き返り、経験を積んでいく。タイムスリップ系の映画にありがちな複雑な展開はなく、単純に楽しめる映画に仕上がっています。

13F

13Fは1999年にアメリカ、ドイツの共同製作のSF映画です。「2012」、「デイ・アフター・トゥモロー」で知られるローランド・エメリッヒが製作総指揮を務める映画です。エメリッヒが関わっているだけに壮大なSFに仕上がっています。 バーチャルリアリティを研究している主人公が殺人事件に巻き込まれ、タイムスリップしてパラレルワールドと現実を行き来して、事件を解決していくと言う映画です。

バック・トゥ・ザ・フューチャー

タイムスリップ、タイムワープものでは絶対に外せない作品です。スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、「フォレスト・ガンプ」のロバート・ゼメキス監督のタッグで1985年に作られたアメリカ映画です。 テレビ放映も度々行われており、老若男女知らない人は余りいないのではないかと言う位ポピュラーで、大人も子供も安心して観る事が出来るタイムスリップ映画です。後に3作目まで作られている人気作です。

X-MEN:フューチャー&パスト

こちらも有名なシリーズXメン。Xメンで初めてタイムスリップを題材に物語を描きます。2023年のミュータントにとって絶望的な状況を打破する為に、1973年と現代を行き来するアクション大作です。 シリーズ通して監督を務めるブライアン・シンガーが今回も務めています。前作で死んだサイクロプスやジーン・グレイをタイムスリップを利用して再登場させ、アメコミのファンも納得の1本に仕上がっています。

LOOPER ルーパー

そもそもの舞台が2044年の近未来。タイムスリップしてくる人間を標的にする殺し屋が主人公です。いつも様にタイムスリップしてきた人物を殺そうとした主人公ジョーは、何とそのターゲットが30年後から来た自分だったと言うお話。 主人公を演じるのは「500日のサマー」、「リンカーン」などのジョゼフ・ゴードン・レヴィット、未来の主人公を演じるのはブルース・ウィルスで微妙に似ても似つかない2人が過去、未来の1人の人間を演じるSFアクション映画です。

戦国自衛隊1549

日本にもタイムスリップを扱った映画は多くあります。本作は1979年に製作された戦国自衛隊のリメイクと思われがちですが、原作そのものが違う為、登場人物もストーリーも違ういわば続編と言える作品です。 前作は突然予期せぬタイムスリップをした設定ですが、今作は、現代らしく科学的、物理学的に故意にタイムスリップする話となっています。

サマータイムマシン・ブルース

こちらも日本製作の作品。元々は舞台劇だったものを映画化した作品です。SF研究会の部員達の前に突如としてタイムマシーンが出現し、最初は無くしたクーラーのリモコンを昨日へ戻って取ってくるだけでした。 ですが、SF好きの彼等は面白がって過去と現在を往来します。しかし、その事で現在が影響を受け混沌としてきます。タイムパラドックスを正面から描き、コメディタッチではあるものの物理学、科学的側面から観ても楽しめる映画です。

時をかける少女 アニメ映画版

1983年に同名小説が映画化された作品をリ・イマジネーションしたアニメ映画です。最初の映画より20年後の世界を描く。もちろん、主人公を含め登場人物は全て一新されています。唯一主人公真琴の叔母が元ネタの主人公芳山和子です。 不意な事でタイムスリップ能力に目覚める主人公が面白がって色々な事にその力を使っていくのですが、それは良くないと気付いていきながら、友人や好きな男子との交流を絡めていき真琴が成長する姿を描きます。

■まとめ

時間を扱った映画は非常に多く、邦画、洋画問わずその数は相当な数に上ります。物語にし易い事、色々なプロットにする事が容易なことがその要因でしょうか。タイムスリップはタイムスリップでもタイムリープやタイムループを扱う作品が多いようです。これらは何度も過去と現代を行き来して、現在の状況を変えると言ったものですが、この傾向は現代の行き詰った空気感を払拭したい人間の欲望の現れなのかも知れません。