2017年7月6日更新

田中美佐子、母親役といったらこの人!演技派女優の素顔に迫る!

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田中美佐子

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田中美佐子のプロフィール

田中美佐子は、1959年11月11日生まれ、島根県の隠岐島出身です。血液型はO型、星座はさそり座。事務所の公式プロフィールによると、特技は、綱渡り、ボウリング、卓球、フィギュアスケートとあり、大変活動的なスポーツ好きであることがわかります。 田中美佐子は島根県の北部に浮かぶ島・隠岐島で、4人兄弟の一番末っ子として生まれました。松江市にある松徳女学院高等学校を卒業後、進学のために上京します。東洋女子短期大学英語英文科で学びながら、劇団ひまわりにも入団し、次第に役者を志すように。 1981年、TBSが主催した俳優養成所「緑山私塾」で学んだことがきっかけになり、ドラマ『想い出づくり』の国枝妙子役で正式に女優デビューを果たします。当時は美佐子ではなく美佐と名乗っていました。

日本アカデミー賞を受賞するもヌードが嫌で活動休止

デビュー翌年の1982年には、映画『ダイアモンドは傷つかない』のヒロインに抜擢され、いきなり主役で映画デビューも果たします。 妻も愛人もいる中年の予備校講師と、女子大生の風変りな愛を描いた三石由起子の小説が原作で、監督は、「映像の詩人」の異名をもつ藤田敏八がつとめました。田中美佐子はヒロインの越屋弓子を体当たりで演じ、見事第6回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。相手役の三村一郎には山崎努が扮しました。 初主演ながら、高評価を得た順調なスタートでした。しかし映画の役柄のイメージそのまま、大胆なヌードも受け入れようとする事務所側と意見が相違し、いっとき芸能活動を休止するに至ります。事務所を移籍し、再スタートしたときに手助けしたのは萩本欽一だったそうです。

夫はTake2の深沢邦之

1995年、東貴博とのお笑いコンビTake2の深沢邦之と結婚しました。当時、深沢は、田中美佐子と同じ事務所に所属していながらまだ無名で、田中の付き人をしていました。そのため、格差婚とまで言われます。しかし結婚によって一躍話題の人物になり、これを機に仕事も増えていきました。 深沢は7歳年下で、プロポーズも田中美佐子の側からだったようです。

子どもを産んだ後しばらく休業

結婚から7年が過ぎた2002年12月には、待望の女児を出産します。その後は育児に専念するため、女優業を数年にわたり休業していました。 女優復帰作は、2005年10月から12月に渡って放送されたTBS系列の連続ドラマ『ブラザー☆ビート』です。母親と3人の息子の関係と成長を描いたファミリーもので、田中美佐子は母親の桜井春恵を演じました。

確かな演技力で数々のドラマに出演

『14才の母』

日本テレビ系列で2006年10月11日から12月20日まで放送された連続ドラマで、14歳の少女の妊娠出産というタブーを大胆に描いて話題をさらいました。主人公の未希を志田未来が演じ、田中美佐子は母親の一ノ瀬加奈子に扮しました。 ギャラクシー賞や日本民間放送連盟賞最優秀など、数々の賞を受賞しています。

『アイシテル〜海容〜』

伊藤実の漫画を原作に、2009年4月15日から6月17日まで日本テレビ系列で放送された連続ドラマが『アイシテル〜海容〜』です。11歳の小学生による殺人という衝撃的な内容が大きな議論を巻き起こします。 2009年、東京で開催された国際ドラマフェスティバルのグランプリを受賞し、2011年9月21日には続編にあたるスペシャルドラマ『アイシテル〜絆〜』が放送されました。主人公である加害者の母を稲森いずみが演じ、田中美佐子は、自身も子を持つ家庭裁判所調査官の富田葉子を熱演しています。

『今夜は心だけ抱いて』

唯川恵の人気小説を原作に、2014年3月4日から4月22日までNHK BSプレミアムで放送された連続ドラマが『今夜は心だけ抱いて』です。バツイチ翻訳家の浅生柊子と幼い頃に手放した17歳の娘が、ある日事故により、心と体が入れ替わってしまうというSFテイストの物語です。 複雑な関係になってしまう母娘を田中美佐子と土屋太鳳が演じました。

『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』

中谷美紀を主人公に迎え、TBS系列で2016年4月15日から6月17日まで放送された連続ドラマにも特別出演し、さすがの存在感をみせつけました。アラフォーの独身女性とその周囲で巻き起こる騒動を描くコメディータッチのドラマです。 田中美佐子は、ヒロインと関わる男性陣の一人、チュートリアルの徳井義実扮する桜井の姉・由香里に扮しています。

田中美佐子がデビュー当時に受けたいじめを告白

田中美佐子は、テレビのバラエティ番組に出演した際、デビュー当時にとある大女優からいじめを受けたと告白し、ネット界隈を中心に話題になりました。 なんでも撮影中、小道具として使用されていた大きなライ麦パンでわざと田中の顔を隠してしまったのだとか……。 デビュー当時の出演作品の共演女優として、加賀まりこ、野際陽子、八千草薫、泉ピン子の名前が推測されていますが、誰だったのか真相はわかっていません。

田中美佐子は実は釣りマニア!

特技に複数のスポーツを列挙している通り、アウトドア派でアクティブな女優らしく、趣味はなんと海釣りです。 自宅は神奈川県三浦郡葉山町にあり、週に1度は釣りに出ているとの情報もあります。西伊豆土肥沖の釣り船HPには、見事3.15kgの真鯛を釣り上げた写真がアップされています。 ますます円熟してきた田中美佐子の今後の活躍にも期待です。