2016年10月27日更新 3,244view

映画『グリーンマイル』から人間の本質を感じる名言・名セリフ10選

『グリーンマイル』は、トム・ハンクス主演のファンタジー映画。刑務所を舞台に不思議な力を持つ黒人死刑囚と看守たちの触れ合いを描いたヒューマンドラマでもあります。1935年の時代背景をセリフの言葉一つひとつから感じてください。

映画『グリーンマイル』の名言・名セリフを紹介!

スティーヴン・キング原作の小説『グリーンマイル』を元に映画化した作品。主演はトム・ハンクス、アカデミー賞は3部門でノミネートされました。

刑務所を舞台に不思議な力を持つ黒人死刑囚と看守たちの触れ合いを描いたヒューマン・ファンタジー作品です。3時間という長い作品にもかかわらず、目の前で起こる奇跡・感動に最後まで心を奪われ、長さを感じさせません。

ここでは、1935年の時代背景の中で人間はどうあるべきかを考えてしまう10の名言・名セリフをご紹介します。

1.ジョンの名セリフ

「私の名前はジョン・コーフィです。飲みもののコーヒーのスペルとは少し違います」

my name is

ジョンが最初に画面に登場した時、チェーンにつながれた巨大な足で歩き、看守たちが彼を見上げるシーンを映すことで、とにかく大きく恐ろしいイメージを持ってしまいました。しかしこの自己紹介を聞いて、印象が変わります。

その後、名前を聞かれるシーンでは必ず同じように答えます。彼の純朴さ、丁寧さが表現される大切な表現です。

2.バート・ハマースミスの名セリフ

「雑種犬と黒人はよく似ている」

burt

ジョンを弁護したバート・ハマースミスの言葉。ポールはジョンが罪を犯したと思えず、バートを訪ねて確認をしようとしました。

バートはジョンの大人しい性質を認めつつも、以前飼っていた雑種犬に息子が襲われ片目を失明したことを例に挙げて、「飼いならした犬が豹変するのと同じように、黒人が豹変して事件を起こすこともありうる」との持論を話すのでした。

黒人を“Negro”と表現していることに、当時まだ黒人差別が根づいていたことがわかります。

3.ポールの名セリフ

「グリーン・マイルで起こったことは口外しない。絶対に」

stays on the Mile

州知事夫人の甥であるパーシーが殺人犯“ワイルド・ビル”ホアトンにからかわれ、思わず失禁してしまったため、「このことを誰かに話したら、(叔母さんにお願いして)クビにしてやるからな」と言ったあとに、ポールが言った言葉。

ポールはこの言葉どおり、この一件だけでなく、ジョンにかかわる不思議な出来事を60年以上も口外しなかったのでした。

4.ジョンとポールの名セリフ

ジョン「今から行くのか?」
ポール「そうだ、お前も一緒に行くんだ」

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脳腫瘍に冒されているメリンダを回復させるため、看守3人とともにこっそり監房を抜け出しハルの自宅へ向かう前に交わされた会話です。

異変に気づき家の外に出てきたハルは、脱走したと勘違いをしてジョンに銃を向けます。看守たちは監房を抜け出して帰ってくるまでジョンを信じ、守っていました。この場面は看守たちとジョンの交流が一番よく描かれたシーンかもしれません。

5.メリンダの名セリフ

「あなたに持っていてもらいたいの、コーフィさん。あなたを守ってくれるわ」

melinda

ジョンに腫瘍を治してもらったメリンダがジョンに自分の付けていたペンダントをプレゼントするシーン。メリンダにはジョンに治療してもらった記憶はありませんが、夢の中でジョンと出会っていたそうです。

前述の弁護士バートとは違い、黒人に対する差別の態度は微塵も感じられません。

6.ポールの名セリフ

「おれは人生において、いくつか胸を張って言えないことをしたことがある。しかし地獄へ落ちるんじゃないかと思ったのは初めてだ」

hell

ジョンが無実であることを知り、どうにかしてやりたいと悩み、眠れない夜を過ごすポールが妻のジャンに話した言葉。ジャンのアドバイスは、最後に何がしたいのかをジョンに尋ねることでした。

7.ブルータルの名セリフ

ブルータル「おれたちに何かできることがあるはずだ。お前は何をしてほしいんだ?」
ジョン「おれは活動写真を見たことがないんだ」

Brutus-2

ポールの同僚ブルータルが死刑執行の前にやっておきたいことをジョンに尋ねたシーン。

ブルータルは同僚としていつもポールを支えています。ジョンはポールとブルータルの心根の良さをよく理解し、信頼しています。この世の醜さ・苦しみばかりを感じてきたジョンは、最後に華やかな世界を描いた活動写真が観たいと思ったのでした。

8.ジョンの名セリフ

「おお、天使だ!天国にいる天使だ!」

heaven

ミュージカル映画『TOP HAT』で男女二人が舞踏会で踊っているシーンを観ながら言ったジョンの言葉。

死刑執行前に、最後の願いとして活動写真を鑑賞しました。ジョンの顔は映画の画面の光が反射し、ジョンの頭の後ろからはプロジェクターからの光線がもれています。まさに天国からの光に包まれたようで幻想的なシーンです。

看守たちもジョンと一緒に映画を観ていますが、残念ながら場所は死刑囚監房の中。映画館で観ているのであれば、友だち同士で観ているような心温まる状況だったのですが・・・。

9.ジョンの名セリフ

「生まれたことを謝まります」

original

出典: mtdata.ru

ジョンが死刑執行直前、神様に最後に言った言葉です。ジョンは死刑執行を贈りものだと言います。ジョンはポールに死刑執行をどう思っているのか聞かれた時にこう答えています。

「もう疲れたんだ。雨の中で一匹でいるスズメのように、誰も一緒にいない。どこから来て、なぜここにいるのか。醜い争いをする人間たちに、毎日毎日世界中で起きている痛みを感じることに疲れたんだ。もうたくさん。頭にたくさんのガラスの破片が刺さっているようだ。」

これはジョン・コーフィの名セリフに違いありません。

10.老人のポールの名セリフ

「それが私の償いなんだよ。ジョン・コーフィを電気イスに座らせた私への罰なのだ。神の奇跡を殺してしまったんだよ」

old Paul

108歳になったポールがジョンの一件から60年以上経って友人のエレインに真実を話した時の言葉。無実であることを知りながらジョンの死刑執行をしてしまったことをずっと悔やんでいます。

そしてポールはこうも言っています。

「人は例外なく、必ず死ぬ。でも神様、私にはグリーン・マイルがあまりに長く感じます。」

ジョンは最期にポールに触れ、ジョンの力を分け与えました。ジョンはそれを贈りものと表現しています。しかしそれにより愛する妻や息子、友人たちを見送って、なお生きていかなければいけない悲しみは、計り知れません。

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