2016年12月9日更新 1,180view

『名探偵コナン エピソード”ONE”』は第1話のリメイク?【金曜ロードショー】

1996年に放送された、アニメ『名探偵コナン』の第1話『ジェットコースター殺人事件』。20年後の2016年にリメイクされ、”エピソードONE”として生まれ変わります。これを機に、記念すべき第1話のあらすじ、登場人物などを振り返ってみました。

『名探偵コナン』第1話が金曜ロードショーでリメイク!

アニメ『名探偵コナン』の第1話を、2時間の完全新作スペシャルアニメにリメイクした、「名探偵コナン エピソード”ONE” 小さくなった名探偵」の放送が決定しました。

第1話「ジェットコースター殺人事件」は、1996年1月8日に放送され、1話で完結した物語です。原作者・青山剛昌が全面監修を行い、キャラクターたちの行動、感情などのディティールが肉付けされるとのこと。現在の展開に繋がる原点として、作品世界をじゅうぶんに掴むことができる内容になっています。

リメイク版は、2016年12月9日の21時より「金曜ロードSHOW!」にて放送予定です。これを観る前に、20年前の記念すべき第1話のあらすじ、登場キャラクターなどをおさらいしてみましょう!

エピソード”ONE”の原作!『ジェットコースター殺人事件』あらすじ

最初の事件は大豪邸のパーティで起きた密室殺人

『名探偵コナン』

出典: renote.jp

とある大豪邸のパーティで起きた、銃による殺害事件から第1話は幕を開けました。

招待客の一人で八菱銀行の頭取、山崎氏が殺された密室の謎を推理する、高校生探偵・工藤新一。ロープを使用したトリック、車椅子に乗った大豪邸の主人の足のギブスの偽りを、次々と見破ります。

殺害の動機だった金銭の揉め事をも暴き、犯人の主人を追いつめた新一は、見事に事件を解決しました。

ジェットコースターで起きた殺人事件を見事に解決!

『名探偵コナン』

出典: renote.jp

新一は幼馴染の毛利蘭と、”空手の都大会で優勝したお祝い”として、トロピカルランドを訪れることに。一緒に乗ったジェットコースターで、同乗していた男性が首を撥ねられ、殺害される事件に遭遇します。

警察の調査が開始し、男性の隣にいた女性が容疑者として疑われますが、犯人は最前列に座っていた女性だと推理する新一!ジェットコースターのスピード、鋼鉄の輪を使った器具を利用したトリックを見破り、(男性の元恋人だった)この女性が犯人だと解き明かします。

事件はすぐに解決したものの、新一は同乗していた怪しい男たちを気にしていました。全身黒づくめの2人組は、捜査の間も挙動不審で、冷たく凍りつくような目をしていたのです。

黒づくめの男たちの謎の取引と江戸川コナンの誕生

『名探偵コナン』

出典: renote.jp

物語はさらに続き、帰り際に黒づくめの男・ウォッカを目撃する新一。蘭を先に帰らせ、後を追った先で怪しげな取引を目撃するも、もう一人の男・ジンに気付かれ背後から殴られてしまいます。

警察を警戒した男たちは、銃ではなく組織が開発した毒薬(ATPX4869)を、初めて人間に使用します。ジンが倒れていた新一に毒薬を飲ませ、死亡を確認せず去っていく男たち。その姿を見ながら、次第に意識が亡くなっていく新一・・・・・・次に目が覚めると、体が子どもに戻っていたのです!

『ジェットコースター殺人事件』メインキャラクター・キャスト

工藤新一/cv.山口勝平

工藤新一

高校生探偵として名を轟かせていた、本作の主人公・工藤新一。幼馴染の毛利蘭と出かけた遊園地で、黒づくめの組織に毒薬を飲まされ、体が縮んで幼児化してしまいました。

山口勝平

主人公・工藤新一の声を演じるのは、独特の声質が特徴のベテラン声優・山口勝平。元々は劇団21世紀FOXに入団し、舞台俳優として活動する一方、23歳頃から声優活動も行っています。

1989年に、アニメ『らんま1/2』の主人公・早乙女乱馬を演じて以降、アニメ・洋画吹き替え・ナレーターなど幅広いキャリアを積むことに。本作では怪盗キッドも演じており、『犬夜叉』の犬夜叉役や『ONE PIECE』ウソップ役、『DEATH NOTE』L(エル)役で知られています。

ちなみに、『名探偵コナン』の中で好きなエピソードは、「空飛ぶ密室 工藤新一最初の事件」だそうです。

江戸川コナン/cv.高山みなみ

江戸川コナン『名探偵コナン』

出典: prcm.jp

江戸川コナンは、正体がバレて周囲に危害が及ぶの防ぐため、幼児化した工藤新一が名乗った偽名です。

父親が探偵の毛利蘭の家に居候し、普通の小学生として暮らし始めたコナン。阿笠博士の力を借り小学生探偵として活躍しながら、黒づくめの組織の謎、元の姿に戻る方法を探しています。

高山みなみ

出典: natalie.mu

江戸川コナンを演じるのは、原作者・青山剛昌と結婚していたことで有名な声優、高山みなみです。

1987年に声優デビューし、89年には映画『魔女の宅急便』の主人公、キキ役に抜擢されました。90年代、『楽しいムーミン一家』のムーミン役、少年役を中心に主演作が増え、一定の人気が定着。歌手活動も行っており、音楽ユニット「TWO-MIX」として、本作とタイアップしたこともあります。

代表作の一つである江戸川コナン役、『忍たま乱太郎』の猪名寺乱太郎役は非常に有名で、どちらも放送開始から20年以上続く長寿番組になっています。

毛利蘭/cv.山崎和佳奈

毛利蘭

本作のヒロイン・毛利蘭は、居候となったコナンを弟のように可愛がる、お姉さん的存在です。幼馴染で両思いの相手、工藤新一の帰りを一途に待ち続けながら、2人の関係も少しづつ進展しています。

山崎和佳奈

山崎和佳奈は、1991年に『緊急発進セイバーキッズ』で、本格的に声優デビュー。長い下積みを経て、徐々に声優・舞台女優として仕事が増えていき、1996年に本作の毛利蘭役で知名度を上げました。

主な出演作は、『ママレード・ボーイ』秋月茗子役や『格闘美神 武龍』毛蘭役、『ひみつのアッコちゃん(第3作)』加賀美あつこ役など。2015年には、日高のり子・松井菜桜子とアイドルユニットである「backdrops」を結成し、『Don’t fly!』でデビューを果たしています。

その他の主なキャラクター・キャスト

毛利小五郎/cv.神谷明

毛利小五郎『名探偵コナン』

出典: prcm.jp

毛利蘭の父親で、「毛利探偵事務所」を経営する私立探偵、毛利小五郎。爪の甘い推理を見かねたコナンが、代わりに事件を解決して活躍したことで、”眠りの小五郎”と称されるようになりました。

神谷明

眠りの小五郎を演じたのは、独特の叫び声から”叫びの神谷”とも称された、ベテラン声優・神谷明です。

1970年に、アニメ『魔法のマコちゃん』の千吉役を演じ、声優デビューしました。初主演作は『バビル2世』、ジャンプ作品の『キン肉マン』や『シティーハンター』、『北斗の拳』などでも主演。近年は日本工学院専門学校で講師を務めており、後進の教育にも力を入れているようです。

毛利小五郎は、神谷の代表作の1つでもありましたが、第548話(劇場版は第13作)を以って降板。以降は後任の小山力也に受け継がれ、神谷は一人のファンとして作品を支え続けると公言しています。

阿笠博士/cv.緒方賢一

阿笠博士

出典: anipla.net

阿笠博士は工藤家の隣人で、江戸川コナンの正体を知っている、作中でも数少ない人物。幼児化した新一に正体を隠すように勧め、蝶ネクタイ型変声機などの様々な発明で、コナンに協力しています。

緒方賢一

特徴的な高い声を持ち、コミカルな役から悪役まで演じ分ける超ベテラン声優・緒方賢一。声優デビュー時は30代目前だったものの、元は喜劇役者を目指していたため、劇団の下積みが生かされたそうです。

主な出演作は、『忍者ハットリくん』獅子丸役や「宇宙戦艦ヤマト」シリーズのアナライザー役、『魔法陣グルグル』キタキタ親父役など。近年では、後進の応援活動に尽力しているそうですが、NHKの連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に出演を果たして話題を呼びました。

ジン/cv.堀之紀

ジン『名探偵コナン』

出典: www.vt81.com

ジンは、黒づくめの組織のメンバーの一人で、工藤新一にATPX4869を飲ませた張本人です。

ボスこと「あの方」の信頼も厚い、実行部隊のリーダー的な存在の模様。コナンが強く警戒している上、FBIからは”ボスに繋がる近道”として注目されるなど、重要なキャラクターとして描かれています。

堀之紀

出典: twitter.com

堀之紀は、俳優としてドラマや映画に端役で出演した後、弟・掘秀行と同じ声優の道に進みました。

アニメでは脇役を中心に担当し、『キン肉マン』ネプチューンマン役や『ドラゴンボール』ドドリア役、本作のジン役など強面・冷徹な役柄が多数。主役の熱血漢から、コミカルな一面を持つキャラクターまで多彩に演じ分け、洋画・海外ドラマの吹き替えにも数多く出演しています。

ウォッカ/cv.立木文彦

ウォッカ『名探偵コナン』

ウォッカは、ジンと行動を共にする組織の構成員で、主に潜入捜査を担当します。サングラスの下の素顔は明かされておらず、コナンはジンと共に、組織の重要人物としてマークしているようです。

立木文彦

出典: festy.jp

ジンの右腕・ウォッカを演じるのは、渋い響きのダンディな声が特徴の声優、立木文彦です。

1982年、アニメ『戦闘メカザブングル』で声優デビュー。1995年に、『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウ役を演じ、広く知られるようになりました。ナレーターとしても有名で、バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ』、『いきなり!黄金伝説。』などを担当しています。

第1話の殺人事件の描写は『名探偵コナン』の中でも特に過激!

『名探偵コナン』

出典: renote.jp

『名探偵コナン』は毎回のように殺人事件が起こるため、放送時間帯や子どもが視聴することを考慮し、描写に細かい配慮を施した上で放送されています。

放送初期はそうした規制が緩かったこともあり、第1話の殺害方法など、多数の過激なシーンが大きな話題になったのだとか。ジェットコースターの事件は、首から噴き出す血を光で処理しているものの、頭部の無い遺体を描くのは現在ではあり得ないことでしょう。

『名探偵コナン』

出典: renote.jp

工藤新一が推理を語っている時も、首らしきものが宙を飛んでいるのがはっきりと分かります。

リメイクが決定した際は、これらをそのまま放送するのは難しいだろうという声が上がった様子。何かしらの変更が加えられる可能性が高いので、この点についても注目が集まっています。

ジンとウォッカのエンディング表記は黒服の男A・Bだった!

黒づくめの組織のメンバーで、警戒すべき存在として描かれるジンとウォッカ。第1話から登場するお馴染みの2人ですが、ED表記はモブキャラのような扱いで、黒服の男AとBだったのです。

というのも、アニメ放送開始の時点では、多くが謎に包まれていたことに起因しています。組織の存在を含めたジンとウォッカの正体、その後の活躍についても未知の状態。黒服A・Bとされるのも当然ではありますが、現在の展開を知った上で振り返ると、非常に驚いてしまう表記ですね。

工藤新一が飲まされた毒薬”APTX4869”の謎

APTX4869『名探偵コナン』

怪しげな取引を目撃した工藤新一が飲まされ、小学生に体が縮んでしまった毒薬”ARTX4869”。紅白のカプセル状をしており、ジンは「死体から毒が検出されない代物」と称していました。

黒づくめの組織のシェリーこと、宮野志保(後の灰原哀)が両親の研究を継ぎ開発していた薬で、灰原曰はく「毒薬を作るつもりでは無かった」とのこと。実験で全滅したマウスから毒が検出されず、完全犯罪に利用できると考えた組織が、無断で暗殺に使用し始めたようです。

『名探偵コナン』

その一方で、1匹のマウスだけは、死ぬことなく幼小化する例も確認されています。しかしこの時、シェリーは何らかの理由で組織への報告を怠っていた模様。組織は薬の効果を知らないまま暗殺に使い、ジンによってAPTX4869を飲まされた新一が、数少ない幼児化の被害者となりました。

現在はシェリーが逃亡したため、試作品のままで開発が滞ってしまっています。薬の完成形はどういうものなのか、組織が薬を開発している目的などは、『名探偵コナン』における大きな謎の1つです。

リメイク版は原作にも無かった追加要素が多数!

シェリー『名探偵コナン エピソードONE 小さくなった名探偵』

出典: natalie.mu

2016年は、『名探偵コナン』のアニメ・劇場版の20周年を記念し、様々なイベントが行われました。

その最後を飾る第1話のリメイク版では、灰原哀になる前のシェリーや怪盗キッドなど、後に大きな役割を担うキャラクターたちも新たに登場!原作にも無かったエピソードを追加し、それぞれのキャラクターの視点から、”江戸川コナン誕生の日”に隠された秘密が明かされるそうです。

あの日あの時、キャラクターたちはどこで何をして、何を考えていたのか!?後の800話以上の物語に繋がる、数々の伏線と知られざる真実、全ての始まりがついに語られる時が来ました!

この記事はこちらの特集に含まれています。

ミステリー特集
名探偵コナン特集

PAGE TOP

カテゴリー一覧