2022年2月17日更新

『名探偵コナン』黒の組織のメンバー23名を一挙紹介!登場回やボスの正体まで徹底解説【2022年最新版】

主人公のコナンが1話でAPTX4869という薬物を黒の組織のジンに飲ませられ体が幼児化するところから始まった大人気作品『名探偵コナン』シリーズ。 そのストーリーの根幹に関わる謎の集団「黒の組織」は未だわからないことばかり。この記事ではそんな「黒の組織」に所属しているメンバーたちをじっくり解説します!

※この記事は2022年2月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

黒の組織って何?その目的とは

「黒の組織」とは

黒の組織(黒ずくめの組織)とは、コナンシリーズに登場する謎の組織。その実態は分からず、「黒の組織」という名前もコナンたちがそう呼んでいるだけで、正式名称は明かされていません。

黒の組織の目的は?

そして彼らの目的も未だはっきりとしていません。しかし、半世紀前から極秘プロジェクトを進めており、それが組織の真の目的ではないかと言われています。 工藤新一が幼児化しコナンとなってしまった元凶の毒薬・APTX4869の開発も、なにかしらこのプロジェクトに関係している可能性があります。APTX4869の開発目的もまだ明かされていませんが、若返りや不老不死を目的としているという説もファンの間ではささやかれているのは事実。 しかし、作者の青山剛昌が不老不死は組織の真の目的ではないとインタビューで断言しているため、この毒薬も極秘プロジェクトの過程で必要な1つの道具にすぎないのかもしれません。

黒の組織のボスは?

黒の組織のボスは烏丸廉也(からすまれんや)だと明かされています。ただ、黒の組織はボス主導のもと現在もなお動いており、烏丸廉也が既に死んでいることと矛盾が生じます。 ボスの正体は烏丸廉也を名乗る別の人物なのか、それとも彼自身がAPTX4869を飲んで若返っているのか……。色々な説がファンの間では唱えられています。

黒の組織のメンバー一覧

ボス烏丸蓮耶が正体?
ラム脇田兼則が正体?
ジン工藤新一を子供の姿にした張本人
ウォッカジンの弟分・黒の組織なのにドジ
ベルモット正体は人気女優のシャロン・ヴィンヤード
キャンティ謎めいた奇抜な女性スナイパー
シェリー本名は宮野志保。灰原哀の幼児化前の姿
コルン謎の多い男性スナイパー
テキーラトイレで爆死してしまう
ピスコ大手自動車メーカー会長の枡山憲三。ジンに消される
カルバドス腕利きのスナイパー。銃で自決
アイリッシュ「漆黒の追跡者」のオリジナルキャラ。コナンを庇って死亡
キュラソー「純国の悪夢」のオリジナルキャラ。一般市民を守るため囮となり死亡

ボス(烏丸蓮耶)

烏丸蓮耶(からすまれんや)は、謎の死をとげたとされる大富豪です。しかしその正体は黒の組織のボスである「あの方」であることが作者によって明言されました。烏丸は99歳で老衰し死を遂げたと言われています。 しかし一方で、「あの方」としては黒の組織の幹部たちの動向をリアルタイムで把握し指示を送るなど、現在もボスとして暗躍中。 もし彼が今も生きているとすると、ゆうに100歳を超えているはず。そのため、APTX4869を飲んで若返ったのでは、名前だけが受け継がれているのでは、烏丸蓮耶を名乗る別人では……といった様々な憶測が飛んでいます。 いまボスとして動いている人物と、かつて死んだとされる烏丸が同一人物かは不明です。しかし「烏丸蓮耶」という存在が黒の組織のボスであることは間違いありません。

ラム(脇田兼則)

ラムは組織のボスの側近と言われており、ジン以上の大物との噂です。3つの顔を持っているとされており、大柄の男、女性の様な男、老人のような男と3通りの外見が目撃されていますが、これらの顔も影武者である可能性がありました。 名前だけが登場し、長年正体が明らかになっていなかった彼。しかし2021年10月に発売された『名探偵コナン』100巻にて、ラムの正体が「米花いろは寿司」の板前である脇田兼則(わきたかねのり)だと判明したのです。 車に乗っているラムは、カツラを被りつけ髭や2本の出っ歯、眼帯を付け店の前にやって来ます。そして「仕込み手伝いやすぜ!」と言いながら、脇田として「米花いろは寿司」の暖簾をくぐったのでした。 名前の由来である「ラム酒」は、サトウキビが原料の酒です。甘味が特徴的で、洋菓子にも使用されます。ラムは工藤新一や毛利探偵事務所を探っており、いまだ生存中の要注意人物です。

ジン

組織の代表格と言える存在で工藤新一を子供の姿にした張本人です。組織が関わる事件には顔をだしており、一見実行部隊のようですが、組織の中ではかなり重要な立場の人物。きわめて冷酷な性格をしています。 ジンの名前の由来となった酒は、大麦やライ麦などが原料である「ジン」です。ジンは西ヨーロッパで伝わる蒸留酒で、多くのカクテルに使用されていました。彼は未だ生存しており、黒の組織の闇を深めています。

ウォッカ

ウォッカはジンの弟分であり、黒い帽子にサングラスがトレードマークの男です。どこかドジなところがあり、ジンが新一を子供にしたのもウォッカが取引現場を新一に見られてしまったからでした。ある意味癒しを感じるキャラクターです。 ウォッカの名前の由来は、そのまま酒の「ウォッカ」です。ウォッカは北欧やロシアなど、気温の低い地方で好まれていました。彼もいまだ生存中で、ジンとともに黒の組織として暗躍しています。

ベルモット(シャロン・ヴィンヤード)

ベルモットは組織の女性幹部です。シャロン・ヴィンヤードという名前で、ハリウッドで活躍する人気女優としての顔があります。主な役割は情報集や暗殺、取引のサポートなどです。 「千の顔を持つ魔女」の異名を持っており、変装の達人で老若男女問わず化けることが可能。変声期を使わずに声帯模写も行います。 ベルモットの名前の由来は、白ワインに香草を混ぜた強い香りを放つワイン「ベルモット」です。ベルモットはワインのイメージが強い、イタリアなどで作られています。 彼女はコナンたちの味方に立つこともあり、謎の多い重要キャラクターです。

キャンティ

キャンティは年齢不詳の謎めいた女性スナイパーです。外見の特徴としては、右目の周りにアゲハチョウのタトゥーを入れています。自分のことをアタイと言い、下品で過激な言葉遣いが特徴です。 彼女の名前の由来となった「キャンティ」は、イタリアのトスカーナ州キャンティ地方で作られる赤ワインでした。あまり登場回数が多いわけではないキャンティですが、裏切り者の抹殺にも躊躇がない要注意人物として描かれています。

シェリー(灰原哀・宮野志保)

シェリーは組織の科学者で、工藤新一を幼児化させた薬「APTX4869」を開発した宮野夫妻の娘。本名は宮野志保です。 ジンからも信頼されていましたが、両親を亡くし、たった1人の家族である姉を組織に殺害されたことから研究を中断し、監禁されてしまいます。 その際、隠し持っていた「APTX4869」を飲み、自らも幼児化して監禁場所から抜け出しました。組織を脱退後は灰原哀を名乗り、工藤新一と一緒に小学生として生活しています。 作品のメインキャラであるシェリーの名前の由来は、白ぶどうを原料に作られるスペイン発祥の白ワイン「シェリー」です。今はまだ生きている彼女ですが、黒の組織に見つかればいつ命を狙われるかわかりません。

コルン

コルンは男性スナイパーです。いつもサングラスをかけ、黒い野球帽をかぶっているため、素顔を見ることはできません。キャンティとはコンビで活動することが多いです。 自分のことを俺と呼び、キャンティとは対照的に無口で、冷静な性格をしています。 彼の名前の由来となったのは、ドイツを発祥とする「コルン」という酒になります。ドイツ語で「穀物」の意味があり、30度を越える度数の高い酒です。コルンも生存しており、キャンティとともに狙撃の腕を振るっています。

テキーラ:死亡

テキーラは元幹部構成員で、関西弁をしゃべる身長2m超えの大柄な男性です。ゲーム会社殺人事件の際に、爆弾入りのかばんを間違って受取り、そのかばんを開けてしまったことでトイレで爆死してしまいました。遺体の損傷が激しく身元の判別は不可能とのこと。 もともと彼はプログラム関連の取引を担当しており、物語開始2年前にはプログラマーの板倉卓になにかのプログラムを作るよう強要していたことが単行本37巻で描かれています。 コナンに取り付けられた発信機に気が付かなかったり、間違って受け取ったかばんで爆死してしまったり、黒の組織の中ではどこか抜けている描写の多い人物です。 テキーラの名前の由来となった「テキーラ」は、「リュウゼツラン」という植物を原料としているメキシコ発祥の蒸留酒です。ファンの間では、「死に方がかわいそう」でお馴染みの人物です。

ピスコ(枡山憲三):死亡

ピスコの表の顔は経済界の大物である、大手自動車メーカー会長の枡山憲三。ピスコは黒の組織において長年「あの方」に仕えていた人物で、組織内でも一目置かれる存在でした。 彼は呑口重彦の殺害の際に、発砲する瞬間をマスコミに撮られてしまうという失態を犯します。これにより「あの方」からジンにピスコを処分するよう命令がくだり、最期は消されてしまいました しかしその直前に、鋭い洞察力で灰原哀の姿から彼女の正体を見破り彼女の拉致監禁に成功しています。コナンたちにとって重大な事実を掴まれていたのです。ジンによってピスコが抹殺されたことで、コナンたちも命拾いをしたといえるでしょう。 名前となっているピスコは、ペルー原産のぶどうを原料とした蒸留酒「ピスコ」を由来としています。ピスコ本人は「あの方」との信頼関係を築けているつもりでしたが、「あの方」は彼をただの駒としてしか見ていませんでした。

カルバドス:死亡

カルバドスは腕利きのスナイパーで、ベルモットのシェリー暗殺計画のために来日した人物です。ベルモットを狙うジョディ・スターリングを射撃する腕前をみせるものの、その後赤井秀一に背後を取られ両足を折られてしまいます。 所持していたライフルとショットガン、拳銃3丁を奪われ、ベルモットにも見捨てられてしまったため、最期は隠し持っていた別の拳銃で自殺をしました。 原作では彼はシルエットで描かれており、セリフもないため、どんな容姿かは不明。アニメ版でも声優はついていません。黙々と仕事をこなしたうえで組織のために自害した、職人気質のスナイパーといえます。 カルバドスの名前の由来となった「カルバドス」は、フランスのノルマンディー地方で作られるリンゴを原料とした蒸留酒です。彼はベルモットに利用される形で死亡した、悲しいキャラクターとなっています。

アイリッシュ:死亡

アイリッシュは『劇場版名探偵コナン 漆黒の追跡者』に登場したオリジナルキャラクターです。「あの方」の命令によりジンが殺害したピスコを実の父親のようにしたっていたアイリッシュ。その1件以降ジンを憎んでおり、劇場版ではジンを失脚させようと画策していました。 アイリッシュはコナンの正体に気づく切れ者で、格闘技でも毛利蘭を負かすほどの実力者。さらに最期は自分を助けようとしたコナンを、自らの命を賭けて庇うといった敵らしからぬ行動をとった人物でもあります。 その人間味あふれる個性から、劇場版のみで出番が終わってしまったことを惜しむ声が多かっためずらしい敵キャラクターです。 アイリッシュの名前は、アイルランド産のウィスキー「アイリッシュ・ウィスキー」からきています。原料は大麦などの穀物で、豊かな香りが特徴的です。

キュラソー:死亡

キュラソーは『劇場版名探偵コナン 純黒の悪夢』に登場したオリジナルキャラクター。幹部の1人・ラムの右腕として活動していた、情報収集のスペシャリストです。 彼は警察庁に侵入して情報を盗み出す際、逃走劇を繰り広げ交通事故を起こし記憶喪失に。以降、少年探偵団と一緒に過ごすうちにコナンたちと親しくなっていきました。 記憶が戻った後も子供たちと過ごした時間が忘れられず、組織を裏切り抹殺対象に。ジンの攻撃から一般市民や少年探偵団たちを守るために囮となり、最期は転がる観覧車を止めるために重機ごとつっこみ死亡しました。 キュラソーの名前のもととなった「キュラソー」は、カクテルの一種です。オレンジやブルーなど色になぞられた5種類があり、彼女が5色のシートから記憶が蘇る設定もここからきているものでしょう。

NOC(潜入捜査官)のメンバー一覧

ライ(赤井秀一)正体がばれ、死亡したと見せかけ逃走
バーボン(安室透)ベルモットの秘密を握る?現在もなお潜入捜査中
スコッチ(諸伏景光)スパイ活動がばれ、情報漏洩を防ぐため自決
キール(本堂瑛海)正体はアナウンサーの水無怜奈
イーサン・本堂本堂瑛海の父親。娘を守るため自殺

NOCはNon Official Coverの頭文字を取った略語で、直訳すると「非公式諜報員」になります。簡単な言い方をすると、スパイや工作員のことです。 黒の組織にはFBIや公安警察からさまざまな潜入捜査官が潜入しています。彼らNOCは過激な敵陣に身を置いているため、常に危険と隣り合わせです。そのため裏切りがバレてしまい、死亡した人物も多くいます。しかし内部の情報を知れる彼らは黒の組織の破滅に必須であり、一般市民の希望とも言えるでしょう。 以下では黒の組織に潜入しているNOC達を紹介します。

ライ(赤井秀一)

ライの正体はFBIの捜査官で、諸星大という偽名を使って組織に潜入していました。本名は赤井秀一です。 彼は組織に潜入から3年後、正体がばれて逃走します。その後FBIに戻って活動していましたが、組織に命を狙われたことから死亡したと見せかけて身を偽り、現在は大学院生の沖矢昴として新一と行動しています。 2021年に公開された映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』では、メインキャラとして登場しました。 赤井のコードネームである「ライ」は、ライ麦を原料としたアメリカ産のウィスキー「ライ・ウィスキー」からきています。FBIの大勢や黒の組織は、彼が死亡したと思っています。しかし実際は上記したように生存しており、組織の破壊を虎視淡々と企んでいる最中です。

バーボン(安室透)

バーボンの正体は公安警察官で、黒の組織にはスパイとして潜入しています。彼の本名は降谷零ですが、私立探偵の安室透という顔も持っている人物。情報収集力や洞察力が高く切れ者で、組織内では探り屋として活動しています。 彼を含む警察学校時代の同期5人は、警察学校同期組と呼ばれています。しかし降谷以外は全員が故人となっており、彼は4人の意志を背負っているのです。 また組織のメンバーであるベルモットの秘密を握っているような描写も描かれています。素性は明かされていながらも、まだまだ謎が多いキャラクターです。 コードネームであるバーボンは、主にアメリカのケンタッキー州で生産されるウィスキー「バーボン」から取られています。

スコッチ(諸伏景光):死亡

スコッチの本名は諸伏景光(もろふしひろみつ)。公安部から黒の組織に潜入していたスパイの1人です。バーボンとして潜入している降谷零と諸伏は幼馴染でした。 彼は物語開始時にはすでに亡くなっており、回想内でかつてスコッチとバーボン、ライ(赤井秀一)と3人で狙撃手として活動していたことが描かれています。 組織にスパイであることがばれ、情報漏えいを防ぐために、情報の入ったスマートフォンもろとも自分の胸を撃ち、命を落としました。 コードネームであるスコッチの由来は、スコットランド原産の「スコッチ・ウィスキー」です。スコッチ・ウィスキーは日本において、世界5大ウィスキーに選出されています。彼は上記した警察学校同期組の1人で、降谷にとっても悲惨な死別となりました。

キール(本堂瑛海)

キールは水無怜奈の名前で活動していたテレビのアナウンサーでしたが、父の遺志を継ぎ、組織に潜入したCIAの諜報員。本名は本堂瑛海です。もともとは組織に長居する予定ではありませんでした。 しかしミスによって正体がばれかけた際に、父親の命を引き換えにした策略により正体発覚を免れます。それによって組織に残留することになり、コードネームをもらうまでに昇格しました。 名前の由来である「キール」は、白ワインにカシスを混ぜたカクテルです。フランスの「フェリックス・キール」という市長が作ったとされ、その名前が使用されています。上記したように彼女は、父の機転により今もなお生き延びています。

イーサン・本堂:死亡

CIAの諜報員で、瑛海の父親です。組織に潜入中に取引現場で瑛海が危険な状況に陥行ってしまい、娘を守るために自殺します。 イーサンは「あの方」に直接メールできるほどの信頼を築いていました。そのためコードネームは有していたと思われるものの、作中では判明していません。娘のために自殺する姿には、CIAへの忠誠心と家族への愛情がうかがえます。

コードネームなし・不明のメンバー一覧

宮野明美灰原哀(宮野志保)の姉。ジンに殺される
宮野厚司・エレーナ夫妻宮野姉妹の両親。黒の組織の研究所の火事で死亡
呑口重彦政治家。シャンデリアの下敷きとなり圧死
楠田陸道キールを追うスパイ。拳銃自殺で死亡
沼淵己一郎使い物にならず新薬の被験者に。現在は死刑囚として収監中

宮野明美:死亡

宮野明美(みやのあけみ)は宮野志保(灰原哀)の実姉です。彼女は組織の末端構成員で、組織の監視下に置かれながらも比較的自由にほぼ一般人として暮らしていました。 FBIのスパイだったライ(諸星大)と交際したことで、組織内ではスパイを手引した危険人物として扱われることに。組織に10億円強盗を命じられ、最期はジンに撃たれて殺されました。

宮野厚司・エレーナ夫妻:死亡

宮野厚司(みやのあつし)・エレーナ夫妻は宮野姉妹の両親です。2人とも黒の組織の科学者として「シルバー・ブレット(銀の弾丸)」と命名した薬の開発に携わります。志保が産まれてまもなく2人とも研究所の火事で亡くなったとされています。 エレーナはメアリー・世良の実妹であり、組織では「ヘル・エンジェル(地獄に堕ちた天使)」と呼ばれていました。

呑口重彦:死亡

呑口重彦(のみぐちしげひこ)は黒の組織に所属している政治家です。「酒巻昭を偲ぶ会」に参加した際、シャンデリアの下敷きとなり圧死しました。 呑口は収賄罪での逮捕まで秒読みの状態だったため、逮捕後に組織のことを漏らされては困ると判断した組織によって、事故を装って口を封じられたのです。このときシャンデリアを落とした実行犯はピスコでした。

楠田陸道:死亡

楠田陸道(くすだりくみち)はキールを追うため杯戸中央病院にやってきたスパイです。頚椎骨折を偽り病院に潜入しますが、最終的にコナンにスパイであることを見抜かれてしまいます。逃走を図るものの、捜査関係者に赤井秀一が含まれていることを知り、恐怖から拳銃自殺で死亡。 彼の死体はその後、赤井の偽装死に利用されることになります。

沼淵己一郎

沼淵己一郎(ぬまぶちきいちろう)は黒の組織の末端に属していた頬の痩せこけた不気味な顔をした人物です。身軽さを買われて組織に入りますが、殺し屋の教育を受けたものの使い物にならず、新薬の被験者となることに。 その恐怖から脱走した彼は、道中3人の一般人を殺害。強盗殺人犯として逮捕され、その後は死刑囚として収監されています。

「黒の組織」が登場する重要回【漫画・アニメ編】

黒の組織が登場する回は物語がシリアスになり、ファン必見のエピソードとなることがほとんどです。今回はその中でも「コナン」シリーズの核に関わる重要なエピソードをアニメと映画から紹介します。

【シェリー編】アニメ第1〜131話(原作1~20巻)

もともと黒の組織に在籍していた人間で、唯一コナンの味方になったシェリー。ここでは工藤新一が江戸川コナンになる物語の始まりから、シェリー編として一挙に紹介します。

第1話(1巻):ジェットコースター殺人事件

第1話ではコナンが黒の組織・ジンによってAPTX4869を飲まされ、体が小さくなってしまうシーンまでが描かれています。すべての物語の始まりとなる、重要なエピソードです。

第129話(18~19巻):黒の組織から来た女 大学教授殺人事件

原作18巻では、ついにシェリーこと灰原哀が初登場します。そして阿笠博士が家に連れ込んだ灰原の口から、新一が飲まされた薬「APTX4869」の名前が明かされました。他にも宮野明美と彼女が姉妹であることなど、多くの新事実が発覚しています。

【ベルモット編】アニメ第162〜362話(原作21巻~45巻)

21〜45巻では、ベルモットの正体が明かされました。怪しい人物が次々と登場し、ミスリード満載の展開が続きます。またFBIの赤井やジョディなども初登場するので、非常に重要なストーリーだと言えるでしょう。

第219話(30巻):集められた名探偵! 工藤新一vs怪盗キッド

今は亡き大富豪・烏丸蓮耶の別荘に招待された毛利小五郎は、コナンやとともにやって来ます。しかしそこには、小五郎以外にも名のある名探偵が集められていてーー。 「集められた名探偵! 工藤新一vs怪盗キッド」には、直接的に黒の組織は登場しません。しかし「あの方」に関する超重要回なので、要チェックです。

第345話(42巻): 黒の組織と真っ向勝負

黒の組織に関連する伏線がすべて回収され、新たな事実が判明した重要なエピソードです。この回を持ってコナンとベルモットの対決が幕を閉じました。

【キール編】アニメ第385〜504話(原作46巻~59巻)

CIAが初登場し、それに加え組織の一員であるキールの正体も判明します。キャンティやコルンが初登場を果たすのもこのキール編です。また謎が多かった赤井秀一の過去も描かれました。

第425話(48巻):ブラックインパクト! 組織の手が届く瞬間

ある番組に出演した毛利小五郎は、知り合ったアナウンサーの水無怜奈から、ピンポンダッシュに悩んでいると依頼を受けます。 事件自体はすぐに解決したものの、捜査用の盗聴器を外し忘れたと気づくコナン。そして彼は外し忘れた盗聴器から、水無が黒の組織の一員であるキールだと知ってしまうのでした。

第491話(56巻): 赤と黒のクラッシュ

キールこと水無玲奈に関して重大な事実が発覚する話です。赤井秀一も登場し、衝撃のラストを迎えます。

【バーボン編】第507〜783話(原作59巻~85巻)

バーボン編ではバーボンが大きく動き始め、その正体まで明かされます。また「赤と黒のクラッシュシリーズ」の謎も解決しました。赤井秀一扮する沖矢昴や、世良真純も初登場します。

第701話(78巻): 漆黒の特急

様々な人物の正体が明らかになったとても重要なエピソードになっています。人気キャラクターが一気に登場したことからファンの支持も厚い回です。

第779話~第783話(84巻~85巻):緋色シリーズ

「漆黒の特急」で正体が判明した安室透ですが、緋色シリーズにて真の正体が明かされます。また「赤と黒のクラッシュ」の伏線も回収され、赤井の現状も描かれる重要シリーズです。

【ラム編】アニメ第785〜1020話(原作85巻~)

ラム編ではついに「あの方」の側近である、組織のNo.2・ラムが動き出します。作中では次々とラム感を醸し出す人物が登場し、コナンや読者を惑わしました。 また赤井家の過去が明かされるのも、このラム編です。

第889話(91巻):新任教師の骸骨事件

ラム候補の1人であった若狭留美が、コナンのクラスの副担任として初登場する回です。表ではドジで怖がりな彼女。しかし3人の強盗を圧倒的な力で倒したりと、隠している裏の顔を随所に見せています。

第941話(95巻):マリアちゃんをさがせ!

「マリアちゃんをさがせ!」は「あの方」の正体がついに判明する、超重要回です。また新一の修学旅行参加によりラム候補の3人が、彼の生存を知る描写もありました。 そして灰原の「灰原センサー」が、ラム候補の1人である脇田兼則に反応します。またラムからバーボンへのメールの1文が、アナグラムで脇田を指していたことからも、彼がラム候補の筆頭となりました。

「黒の組織」が登場する重要回【映画編】

映画第5作『天国へのカウントダウン』

5作目となる本作では劇場版に初めて黒の組織が登場し、元組織の人間であるシェリーこと灰原哀がキーパーソンです。 灰原の居場所の手がかりを得たジンとウォッカが暗躍し、コナンや少年探偵団を窮地へと追いやっていきます。ジンとウォッカの手腕がどれほどのものかが描かれており、黒の組織の手強さを実感できる作品です。

映画第13作『漆黒の追跡者(チェイサー)』

黒の組織が8年ぶりに登場した本作では、コナンと黒の組織の対決がメインで描かれていますベルモット、キャンティ、コルン、ピスコが劇場版に初登場となりました。また劇場版初の黒の組織オリジナルキャラクターとしてアイリッシュが登場。 コナンと組織との全面対決が人気の作品であると同時に、組織が一枚岩ではないことを象徴する作品です。

映画第18作『異次元の狙撃手(スナイパー)』

本作で起きるスナイパーによる事件には、黒の組織は関与していませんが、元黒の組織である赤井秀一に関する重大な秘密が明かされます。赤井秀一以外にも、世良真純や沖矢昴といった本編に欠かせない人物が劇場版初登場となりました。 赤井秀一に関する秘密は本編のラストシーンに登場します。原作・アニメに先駆けて本作で重大な真相が明かされたことで、公開当時大きな話題となりました。

映画第20作『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』

記念すべき映画シリーズ20作目となった作品。記憶をなくした黒の組織の女性・キュラソーを中心に、コナンや少年探偵団から赤井秀一安室透など人気キャラクターが大活躍します。ファンの中でも1、2を争う人気作です。

映画第22作『ゼロの執行人』

「安室の女」と呼ばれる熱狂的なファンを生み出した本作では、逮捕された毛利小五郎をめぐり、コナンと安室透が互いの正義を賭けて激しく衝突するストーリーが描かれています。 すでに本編でトリプルフェイスであることが描かれ、コナンも信頼していた安室の正義とは……?バーボンとして組織に潜入している彼の過去や信念が明かされる人気作です。

「黒の組織」が『名探偵コナン』物語の展開を左右する!

今回は「黒の組織」のメンバーを一挙紹介してきました。 「黒の組織」は工藤新一を江戸川コナンへと変えた元凶として物語当初から重要なポジションではあったものの、その存在は多くが謎に包まれていました。 しかし徐々にメンバーの素顔や経歴が明らかになり、彼らの核に迫りつつあります。今後の物語の展開に注目です!