2022年1月31日更新

『名探偵コナン』ラムの正体は脇田兼則?登場回や伏線を徹底ネタバレ解説!【黒の組織】

「ラム」とは国際的犯罪組織「黒の組織」のNo.2であり、その正体は長年明かされていませんでした。しかし2021年に発売された100巻1066話にて、ついに正体が脇田兼則であると判明したのです。 そこで本記事ではラム・脇田のプロフィールや登場回、正体が判明した経緯について徹底解説していきます!

※この記事は2022年1月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

これまで明かされていたラムの情報とは?

ラムの正体はまだはっきりわかっていません。しかしながら断片的な特徴は明らかにされています。 元組織のメンバーでコナンの協力者の灰原によると、屈強な大男、女のような男、年老いた老人などの目撃情報がありました。しかしこれらの情報はあくまでも噂であり全てが影武者ともいう人もいたほど。 事故で目を負傷してどちらかが義眼であることだけは確かなようですが、手がかりは非常に少ないのです。

ラムの正体が確定するのは何話?

ラムの正体が明らかになる回は、漫画100巻に収録されている1066話「RUM」で、2022年1月現在、未だアニメ化はしていません。とある人物に変装するラムの様子が描かれます。

ラムの正体は脇田兼則!プロフィールは?

脇田兼則(わきたかねのり)は「流れの板前」を自称する料理人です。各地を点々としており、現在は毛利探偵事務所の隣に位置する「米花いろは寿司」の板前をしています。 彼は出っ歯とちょび髭が目を引く中年男性で、常に左目には眼帯をしていました。一人称が「アッシ」の気のいい江戸っ子ですが、実は大の推理好き。安室透とともに、毛利小五郎に弟子入りしています。

脇田兼則の初登場は何話?

脇田兼則は、アニメ第894話(原作92巻)の「となりの江戸前推理ショー」で初登場しています。毛利探偵事務所の隣に店を構える「米花いろは寿司」の板前として登場しました。

ラム・脇田兼則の登場回まとめ

アニメ第783話(原作85巻)「緋色の真相」

少年探偵団をリビングに残しキッチンに移動した赤井は、ジョディとキャメルにある報告をします。それは潜入中の水無から「RUM」というアルファベット3文字がメールで送られてきたというものでした。 赤井は「RUM(ラム)」がボスの側近のコードネームであると話します。ラムの初登場は大物の動き出しを匂わせる、緊迫したシーンでした。

アニメ第792話(原作86巻)「3人の第一発見者」

原作86巻では、灰原の口からラムの新情報が語られます。 灰原曰くラムは組織のNo.2で、人物像は十人十色とのこと。「屈強な大男」「女のような男」「年老いた老人」という人もいれば、それらすべてが影武者だと語る人もいるようです。 しかし全員が口を揃えて挙げる特徴は、左右どちらかの目が義眼であることでした。

アニメ第861話(原作90巻)「17年前と同じ現場」

コナンと沖矢昴は、ケモメカニカル効果を使用したある事件を解決します。その事件と羽田浩司殺害事件に共通点を見出した2人は、同じトリックを活用しメッセージを解読しました。 「PUT ON MASCARA」から残っていた文字「P・T・O・N」を除くと、「U・M・A・S・C・A・R・A」の8文字が。そしてコナンは8文字の中に、アマンダのボディーガード「ASACA(浅香)」が隠れていると気づきます。 「ASACA」を抜いた残りの文字は「RUM」の3文字。こうしてコナンは浅香こそがラムであると確信するのでした。

アニメ第894話(原作92巻)「となりの江戸前推理ショー」

「となりの江戸前推理ショー」はラムの正体である脇田兼則の初登場回です。万馬券を拾った小五郎は、事務所の隣に店を構える「米花いろは寿司」へ食事に出かけます。 そこで小五郎を迎えたのが、新しく板前として入った脇田でした。彼は小五郎が入店した直後に上々の推理を披露し、過去の事件について盛り上がっていました。

正体が確定した1066話をネタバレ解説!

1066話:変装するラムの姿が……!

黒い車の中で、後部座席に座る男は2年前の出来事を思い出していました。 2年前の黒の組織には、赤井が潜入中です。いよいよジンを確保するため、赤井はジンと待ち合わせていました。キャメルたちはそのときを待ちます。 しかしその場におじいさんが出現し、思わずキャメルは「危ない」と声を掛けてしまいました。そしてキャメルの行動で赤井のスパイ活動がバレ、作戦は失敗に終わったのです。 その場面を思い出していたおじいさんことラムは、車の後部座席でニヤリと笑います。彼はカツラを被りつけ髭と2本の出っ歯、眼帯を付け、見覚えのある店の前にやって来ました。 そして脇田兼則となったラムは、「仕込み手伝いやすぜ!」と「米花いろは寿司」に入ったのです。こうしてラムの正体が脇田だと確定したのでした。

1072話:ついに灰原センサーも反応!

灰原哀には黒の組織のメンバーの気配を感じとる、悲しい能力があります。そして1072話にて、突如灰原センサーが反応しました。 しかし近くには宅配された寿司やピザを持つ見知りの人物がいるだけで、怪しい人物はいません。コナンは気のせいだと考えるものの、外には寿司を宅配した脇田の姿があるのでした。

ラム=脇田?これまでの伏線まとめ!

バーボンへのメール「Time is money」

工藤新一の生存情報を聞いたラムは、組織の探り屋であるバーボンに情報を要求します。そのメールには、「Time is money」の文字がありました。「Time is money」の和訳は、「時は金なり」になります。 この「TOKIWAKANENARI」をアナグラムで置き換えると、「WAKITAKANENORI」になるのです。

若狭留美の記事への反応

新聞で若狭留美(わかさるみ)の名前を見た脇田は、「こいつァトンチが聞いてるねぇ」と反応します。 シンプルに考えれば若狭留美とは、若さと美しさを留める「APTX4869」を示しているのでしょう。つまり彼女の名前は「APTX4869を使用した羽田浩司殺害事件を忘れていない」という、ラムへのメッセージなのかもしれません。 ラムはこのメッセージを、若狭からの挑戦状と受け取った可能性が高いです。

「せっかち」であるラムと脇田

工藤新一の目撃情報が出た際、脇田は新一の自宅の前を通りかかったり、阿笠博士に情報を聞いたりしています。自ら即行動する様子をみるとかなりせっかちな性格がうかがえました。 そしてラムから依頼を受けているバーボンも、彼をせっかちであると評しています。人間の根の性格は変えられないもの。せっかちな性格が彼の根本にあり、作中でも共通点として描かれていたのです。

ラムの目的は?コナンの正体を知っている?

現在のラムは脇田兼則として毛利探偵事務所の隣を陣取っています。つまり彼の目的は、毛利探偵事務所近辺にあるということ。結論から言うと、ラムの目的はコナンである可能性が高いでしょう。 1番の理由は前述した「WAKITAKANENORI」のアナグラムです。「時は金なり」になるこのローマ字列ですが、さらに配置を変えると「TEKI WA KONAN RAI」になります。つまりラムはライこと赤井が生きている事実とともに、コナンが敵である事実も掴んでいるのかもしれません。 ラムはAPTX4869の特性を知っています。しかし彼はバーボンに工藤新一の情報を要求していました。よってコナンが工藤新一だと疑っていたとしても、まだ確信には至っていない状態だと思われます。

ラム候補だった人物まとめ!

灰原センサーが反応しなかったためラムではないものの、彼の正体が判明するまで疑われていた人物が2人存在していました。 そこで最後に、ラム候補として浮上していた2人を紹介します。

候補①:若狭留美

ラムの正体はこの人では、というキャラが数多く存在する中新たな候補が登場。それが966話にて初登場した1年B組の副担任の若狭留美です。 彼女はドジな教師という位置づけでしたが、裏の顔が出てくるにつれ、ただの副担任ではないことがわかってきました。 1つは犯人に対して「覚悟は出来ているか」と恐ろしい形相で訊ねるシーン。ほかにも、犯人にエルボーを食らわせるシーン、歩美を刺そうとする犯人に「刺してみろよ、なんなら私が」と不気味な表情で言うシーンも。 また、名前をローマ字にすると「WAKASA RUMI」なのですが並べ替えると「ASAKA RUM」になります。作者によるミスリードかもしれませんが、ただの副担任ではなさそうです。

候補②:黒田兵衛

黒田兵衛(くろだひょうえ)は警視庁刑事部捜査一課の管理官を務める刑事です。大柄な体格に義眼でラムとの共通点が多いため、コナンからもその素性を疑われていました。 そして安室透と電話をする際に「バーボン」と口にしたことから、黒田はラム候補の筆頭となったのです。しかしラムの正体は脇田だと判明。安室に裏で指示を出していた彼は、公安の人間だったのでしょう。

『名探偵コナン』ラムの正体は脇田兼則!黒の組織の謎はさらに深まる……!

原作が1000話を突破したところで、遂にラムの正体が明かされました。No.2の顔が描かれ、黒の組織の全貌が明かされるときも遠くないように感じます。 しかしラムの目的やコナンの正体をどこまで把握しているのかなど、いまだ謎は多いです。すべての謎が解き明かされる瞬間を待ちましょう……!