2015年11月20日更新 41,338view

『新世紀エヴァンゲリオン』アニメ版と漫画版の違いまとめ

貞本義行が書いた漫画『新世紀エヴァンゲリオン』全14巻。こちらではTVアニメの碇シンジたちとはまた違った描き方がされており、アニメを知っていると一層味わい深いものとなっています。

碇シンジの性格がアニメと比べて明るく

漫画エヴァ シンジが言う時は言う性格に変化

アニメではことあるごとに傷つき、思い悩むナイーブな少年だった碇シンジですが、漫画ですと少年漫画の主人公的な心の強さ、激しさが見られるようになっています。アニメでも親友だった鈴原トウジとは漫画ですとお互いにいじりあったりする気の置けない仲が強調され、渚カヲルに激高すると「前歯全部へし折ってやる!」という名言を放っています。

渚カヲルとの関わり方

漫画エヴァは渚カヲルの変化も見所の一つ

アニメでは超然としており完璧然としていた渚カヲルですが、漫画版はというと良くも悪くも純粋無垢、初登場の時は行き場のない子猫を絞め殺そうとしてシンジと激しい言い争いをしました。

その後も漫画の渚カヲルと碇シンジはアニメが運命的な出会いとするならこちらの二人はぶつかり合いながら親睦を深めていくという、さながら悪友から親友へとステップアップしていくような関係でした。渚カヲルはアニメではかなり出番が少ないキャラクターでしたが、漫画ではキャラクターの描写が増え、感情が人間のように変化する少年となっています。

大きなイベントでも結果が変化!

漫画エヴァは悲劇がより強く

碇シンジの親友である鈴原トウジ。フォースチルドレンとしてエヴァ参号機のパイロットになりますが起動実験にてエヴァに寄生された使徒に乗っ取られてしまいます。

どちらも相手がトウジと知るやシンジは戦うことを拒否しますが、ゲンドウの指示によって起動したダミープラグによって初号機はシンジの意思を無視して参号機を破壊します。これによってアニメはトウジが大怪我を負うだけで済みましたが、漫画ですとそのままトウジは死亡。学校が数少ない憩いの場だったシンジですが、親友と学友を失う結果になります。

終盤にて判明する碇ゲンドウのアニメとはかけ離れた内面!!

漫画の碇ゲンドウは悲しいまでにダメな父親です

TVアニメから大きく変わった点として終盤にて判明する碇ゲンドウの碇シンジへの愛憎入り交じった思いがあります。漫画版ではあらゆる生命の源、アダムの卵を飲み込んだゲンドウはエヴァに乗らずにATフィールドを展開し、NERVを襲撃した戦略自衛隊を生身で撃破するという人間離れした活躍をします。

ですがそれ以上に衝撃的なのが、ゲンドウがシンジに語った息子への妬み。妻の碇ユイを深く愛していたゲンドウは息子が生まれたことで愛情の行き先がシンジに向くことに妬ましさを抱いていたことを本人に告白します。碇ユイの愛情を奪った憎む存在だと息子に告げたゲンドウの姿には、TVアニメにあったシンジへの接し方がわからない不器用な父親像はありませんでした。

アスカ対量産型エヴァもアニメとはまるで違った展開!

旧アニメファン感動の碇シンジがアスカを助けに来た場面

『新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に』にてNERVに戦略自衛隊が襲撃してきた時、碇シンジは初号機が凍結されていたことに絶望して周りの人々が必死に戦い死んでいるのをよそにうずくまっていました。惣流・アスカ・ラングレーも量産型エヴァとの戦いに追い詰められてからエヴァ弐号機に母がいるのを知って覚醒しますが、あえなく量産型エヴァに捕食されます。

ですが漫画版『新世紀エヴァンゲリオン』では碇シンジが動いてくれと強く呼びかけたことで初号機が起動を開始。追い詰められたアスカを助けに参上します。これはTVアニメにはありえなかった展開であり、碇シンジの大きな成長の証明となっています。

漫画『新世紀エヴァンゲリオン』は色々なキャラクターが別のアプローチで描かれていますので、これを読むとアニメの見方が大きく変わることでしょう。

この記事はこちらの特集に含まれています。

エヴァンゲリオンまとめ
参考URL
datsuen.digiat.net

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