2020年2月6日更新

『新世紀エヴァンゲリオン』エヴァ初号機は物語の重要な鍵!正体に驚きが隠せない

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大人気テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』にて主人公の碇シンジが搭乗するエヴァ初号機。物語の重要な鍵として様々な活躍を見せ、また、謎も多く残しています。今回はそんな初号機を、正体や結末などをわかりやすく徹底解説します。

目次

『新世紀エヴァンゲリオン』そもそもエヴァって何?初号機の前におさらい!【ネタバレ注意】

エヴァンゲリオンというものは名義上ロボットとして扱われていますが実際は人類、命の始祖であるアダム、或いはリリスを模した人造人間です。骨格標本のようなエヴァンゲリオンに拘束具や装甲を足した結果が作中で使徒と戦うエヴァンゲリオンの外見となっています。 エヴァンゲリオンを動かす上で重要なのはパイロットとのシンクロ率です。エヴァンゲリオンとパイロットがA10神経で接続され五感とイメージを機体にダイレクトに送ることができます。これによって繊細な動きが可能となったり、機体が受けたダメージがパイロットに痛みとしてフィードバックされたりします。 エヴァンゲリオンの最大の武器にATフィールドがあります。心の壁を物質化したというべきものでバリアのようにすると敵の攻撃を防ぐことができ、エヴァの武器にATフィールドをコーティングすることで使徒も使うATフィールドを斬り裂くこともできます。

エヴァシリーズに搭乗するには条件が!シンジのクラスメートは皆パイロット候補だった

エヴァシリーズに搭乗する条件として母親のいない14歳の子供というものがあります。これは作中に登場したエヴァンゲリオンのパイロット全てに共通しており、碇シンジ、綾波レイ、惣流・アスカ・ラングレー、鈴原トウジ、渚カヲルに母親はいません。 また碇シンジ達が勉強していたクラスはエヴァンゲリオンパイロット候補生が集まったクラスなので、在籍している生徒全員に母親がいないものとなっています。

どうしてエヴァシリーズのパイロットに母親がいないのか?

エヴァに搭乗するのは14歳の母親のいない子供である必要があります。その理由は搭乗するエヴァのコアにパイロットの母親の魂が組み込まれているからです。これによってパイロットは母親の魂があるエヴァと深くシンクロすることが可能になりました。 ですが、これには欠点があります。それがエヴァの暴走です。シンジが初めてエヴァに乗った、第3使徒サキエル戦で完膚なきまでに相手に叩き潰された際は、エヴァにある母親の魂が子供の意思を超えてエヴァを動かしました。

エヴァ初号機を徹底解説!多くの活躍を見せた機体はやっぱり特別な存在?

主人公・碇シンジが搭乗する「初号機」は紫と緑のカラーリング・頭部の角、鋭い目つきが特徴的な機体です。エヴァンゲリオンはいずれも装甲で覆われていますが、これは第1使徒アダム・第2使徒リリスのどちらかからコピーした生命体を拘束して制御するためのものです。使徒からコピーしたもので作っているからこそ、対使徒の兵器として利用できているのですね。 そして複数あるエヴァのうち、リリス由来の機体は初号機だけです。エヴァの中で実験機(テストタイプ)として2番目に作られ、開発の過程で物語に大きく関わる実験「接触実験」が行われました。さらに「シンジの身に危険が迫ると暴走する」という他のエヴァにはない特徴があります。

他のエヴァシリーズとは特徴が異なる初号機、その正体は……。

エヴァの装甲の下には使徒由来の生命体が入っていますが、エヴァの心臓である「コア」に入っている魂もまた正体と言えるでしょう。初号機のコアには、シンジの母親・碇ユイが体ごと入っています。これはエヴァのシステム開発のために行われた「接触実験」が原因です。ゲヒルンの科学者だった彼女は、自ら志願して開発段階のエヴァに乗り込む「接触実験」に挑みました。 その結果、肉体と魂の両方がコアに取り込まれるという事故が起こってしまいました。ただ、彼女はこの結果を予測しており「永遠に残るエヴァと共に、人類が生きた証になる」という目的を語るシーンが第26話に登場しましたね。そしてこの事故でユイを失ったゲンドウは、愛する妻がいる初号機をとりわけ大切にしているのです。

初号機のみが見せる“暴走”状態ってなに?碇ユイの魂が関係している

エヴァの中でも初号機だけが見せる特別な状態「暴走」。シンジが追い込まれ、身に危険が迫ったときにコアが反応して暴走状態になります。シンジの意思には関係なく動き出し、口が大きく開いて獣のような咆哮を上げるとともに野性的なスタイルで圧倒的な戦闘力を発揮するのです。これはコアに宿るシンジの母・ユイが息子を守ろうとしたり、強い願いに呼応したときにエヴァの力を解放するためです。 暴走はメリットばかりではなく、エヴァからパイロットが戻れなくなる危険性もあります。アニメ版ではシンクロ率の急上昇、新劇場版ではエントリープラグの深部への到達が見られましたね。暴走はサキエル戦、ゼルエル戦、最終話である劇場版『Air/まごころを、君に』で起こり、ゼルエル戦と劇場版ではその先の「覚醒」状態にまで至りました。

暴走を超えた状態、“覚醒”について解説(TVアニメ・旧劇)

ゼルエル戦でゼルエルを捕食したことにより、使徒だけがもつS2機関を取り込んだ初号機。S2機関は使徒の活動エネルギーを生み出し続ける永久機関「生命の実」であり、リリスや人間が持つ「知恵の実」と揃えることで神にも等しい存在となります。初号機は「知恵の実」を持ち、さらにゼルエルを捕食したことで、図らずも他のエヴァとは一線を画す存在となったのです。 人類補完計画を裏で進めていたゼーレも「知恵の実」と「生命の実」を両方揃えようとしていましたが、初号機が揃えてしまうとは予想していませんでした。そして初号機が再び暴走することを恐れたゼーレにより、凍結されてしまいます。

新劇場版では、覚醒が擬似シン化として描かれた シンジの強い意志によって神に近づく

旧劇場版とは異なる展開が描かれている新劇場版。『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』では、覚醒によって初号機がより神に近い存在となったことが分かりやすい描写がされていました。「破」の終盤でレイを侵食したゼルエルに立ち向かった初号機ですが、電源が切れてしまうという窮地に陥り、大ダメージを負ってしまいます。 その時、「綾波を返せ」というシンジの強い意志に反応して初号機は暴走を経て覚醒状態へ……。更には頭上に天使の輪を浮かべ、機体の緑の部分が赤く変化した「擬似シン化第1覚醒形態」から、セカンドインパクトで現れた光の巨人のような白い姿「擬似シン化第2覚醒形態」へと進化しサードインパクトを起こしかけました。

旧劇場版で、初号機はどうなった?絶望したシンジを利用し人類補完計画が始動

旧劇場版「Air/まごころを、君に」で初号機が迎えた結末についてご説明します。劇中で凍結された初号機でしたが、シンジを乗せず無人で動き出します。初号機についていき、搭乗して外へ出たシンジが目にしたのはゼーレに差し向けられたEVA量産機に敗北し、無惨な姿にされた弐号機……。あまりの光景に発狂したシンジの絶望により暴走状態となり、A.T.フィールドを展開しロンギヌスの槍を召喚します。 この状態を利用され、シンジを依代としてサードインパクトと「人類補完計画」が始まってしまいます。次々と人がLCLに変わり溶けあっていきましたが、シンジは最後に再び人と関わることを望みました。その願いを受けて初号機は人類補完計画を終わらせ、シンジを地球に残して宇宙へ飛び立っていきました。

2020年6月公開『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』は必見!初号機とシンジはどうなるのか

今回は、初号機について旧劇場版の結末を含めてご紹介しました。旧劇場版と異なる展開で進む新劇場版の完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』は2020年6月27日公開予定と、もう目の前に迫っています。 新劇場版ではユイだけでなく「破」で取り戻したレイをもコアに取り込んでおり、シンジとのシンクロができず離れている状態という旧劇場版とは大きく異なる状態になっている初号機。 ネルフと敵対する勢力「ヴィレ」に属しているシンジと初号機が、完結編でどのような活躍を見せるのかが楽しみですね!