2026年1月28日更新

第2使徒「リリス」の正体を徹底解説!リリンやアダムとの関係は?【エヴァンゲリオン】

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エヴァ

劇中で人類の敵として立ちはだかる「使徒」。しかし、その中には「エヴァンゲリオン」と「人類」それぞれの祖となった使徒がおり、それが第1使徒「アダム」第2使徒「リリス」です。「リリス」を考察していく上では第1使徒「アダム」への理解も欠かせません。 そこで本記事ではリリスだけではなくアダムについても詳細に解説しますので、ファンの方は必見です! ※この記事は「エヴァ」シリーズの重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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「エヴァンゲリオン」第2使徒・リリスとは?アダムとの違いは?

それではまず第1使徒「アダム」と第2使徒「リリス」について、それぞれ基本的なプロフィールをまとめてみました。

第2使徒「リリス」の生態

エヴァ
生まれた場所(月) 黒き月(日本の箱根の地下)
持っている「実」 知恵の実を持っている、永遠の命はないが知的能力がある
どのような力を持っているのか 人類補完計画を発動させることが可能
生み出したもの 使徒以外の知的生命体=人類を誕生させた
目的(どう利用されているのか) 地球に高度な文明を築き上げ人類を統合するための「人類補完計画」 に利用されている
エヴァ何号機の元になっているのか 初号機だけがリリスと碇ユイの魂を元に作られた ※零号機もリリスが元になっている可能性あり

第1使徒「アダム」の生態

エヴァ
生まれた場所(月) 白き月(南極の地下)
持っている「実」 生命の実と共に「永遠の命」も持っている
どのような力を持っているのか セカンドインパクトを引き起こす力
生み出したもの 第2使徒「リリス」以外の第3~17使徒の全て
目的(結局何がしたいのか) 地球に楽園を築き上げ、他の使徒たちと共に平和に暮らすこと
エヴァ何号機の元になっているのか 初号機以外の全て ※零号機は例外の可能性あり

人類の祖?第18使徒リリンの正体

エヴァンゲリオン、アニメ
©カラー

上記していますが、リリスはエヴァ初号機ならびに全ての人類を生み出す基になっています。わかりやすく説明するとリリスが生み出したのが「リリン」であり、そのリリンが更に子孫として繁栄させたのが劇中世界における「人類」なのです。 そのため「リリン」とは即ち人類の総称であり、第18使徒リリンの正体とは即ち人類の祖先にして、リリスの子孫という中間に位置しています。碇シンジをはじめとする本作の人類は全て第18使徒リリンだと言っても過言ではありません。 因みに「リリス」「リリン」とは「悪魔」を意味する名前であり、生命の実を持つアダムや子孫の使徒を脅かすリリス・リリンは身勝手な悪魔に映ったのではないでしょうか。非常にしっかり作り込まれた設定です。

リリスとアダムはどこにいるのか?

封印されていたリリス

エヴァ

リリスは日本の箱根=黒き月である第3新東京市の地下に「アダム」として封印されていました。初登場は15話「嘘と沈黙」であり、「リリス」という名前と共に物語に絡んできたのが24話「最後のシ者」です。ここで初めて人類の始祖であることが語られます。 その長い間ずっと十字架に磔にされていましたが、肉体はエヴァ初号機を生み出すため、そして魂は綾波レイを作るために利用されました。レイが外見を除いて碇ユイに似ていないのはベースがまるで異なるからです。 旧作劇場版では碇ゲンドウの目論見通り、綾波レイとの融合を果たし、人類補完計画が発動して人類はL.C.Lと化しました。そして碇シンジと惣流・アスカ・ラングレーの2人だけが残される結果となったのです。

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アダムはゲンドウの右腕に移植された

エヴァ

アダムは地球の白き月=南極の地下に居て、人類が引き起こしたセカンドインパクトによりその肉体はバラバラになりました。第8話で肉体が胎児状にまで復元され、加持リョウジによって運び込まれ碇ゲンドウの右腕に移植されていることが語られます。 そして魂は渚カヲルに分けられており、第2使徒「リリス」と第18使徒「リリン」を除く何体もの使徒と初号機以外のエヴァンゲリオンの基になりました。人類の繁栄のために利用された存在であるというのはある意味哀しさがあります。 最終的には旧劇場版で碇ゲンドウの目論見であるアダムとリリスの禁断の接触によって人類補完計画が発動し、シンジとアスカを残して全ての人類がリリスへ統合されました。おそらくアダムとリリスが統合した結果、世界を2人に託したのでしょう。

使徒はなぜリリスがいるNERV本部へ向かってくる?

使徒たちがNERV本部に向かっていく理由は、「リリスをアダムと勘違いしている」からだと思われます。 使徒の目的は「アダムとの融合(接触)」です。本来ならアダムの方に向かうべきですが、アダムは復元途中で弱々しく、そのうえ硬化ベークライトで封印済み。本体が残っているリリスの方が、遥かに察知しやすい状態となっています。 さらに、リリスとアダムはよく似ているようで、カヲルは目の前に行ってようやく両者の違いに気付きました。これらのことから、使徒はNERV本部にアダムがいると勘違いし、そこに向かっていると推測できます。

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エヴァの機体はリリスとアダムのどっちがベース?

エヴァの機体については、初号機がリリスの細胞をベースに作られ、弐号機以降はアダムの細胞をベースに作られていると考えられています。 零号機のベースははっきりしていませんが、初号機よりも前に作られていたことから、リリスがもとになっている可能性が大。アダムの細胞が日本ではなくドイツで培養されていた点も、この説を後押しする要素になっています。 その一方、劇場版では「初号機が唯一のリリスの分身」と語られていたため、「初号機以外はアダムがベース」とする説も存在。ただ、このセリフが出た時点で、零号機はすでに自爆済み。「零号機はリリスをベースにしている」という説を否定する決定的な要素にはなっていません。

「シン・エヴァ」にリリスは登場する?

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
©khara

シリーズ最新作の映画「シン・エヴァ」にはリリスは登場しません。リリスが新劇場版で登場したのは「Q」までで、「Q」ではそれまでの空白の14年間で首が切り落とされ、ロンギヌスの槍が2本刺さった状態になっています。 その後エヴァ13号機がリリスとアダムの模造品として登場することになったため、リリスそのものではなく肉体の一部が間接的に登場するという形になっています。この辺りは旧劇場版から大きく変更された部分ではないでしょうか。 旧劇場版がアダムとリリスの根源に迫る構造だったのに対して、新劇場版では碇ゲンドウとリリスの代表である碇シンジの親子対決に落とし込みました。つまり「リリン=人はどう生きていくべきか?」を志向した物語だったといえます。

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第2使徒「リリス」が分かればエヴァはもっと面白い

エヴァ

本記事では第2使徒「リリス」の正体に関して、第1使徒「アダム」の比較と共にその正体を細かく解説・考察してきました。非常に緻密に練られた設定であり、旧劇場版がどうしてあの様なラストに至ったのかも納得できるのではないでしょうか。 最初は難解に思えたとしても、じっくり考察すると物語に深みが増して更に楽しめるのがリリスの、そして「エヴァ」の醍醐味です。

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