2021年3月25日更新

【エヴァ】赤木リツコの最期や人間関係に迫る!声優・名言も紹介

赤木リツコ

「エヴァンゲリオン」シリーズの中でも葛城ミサトと並んで作品世界を支えてくれた名脇役の赤木リツコ。今回は彼女の人間関係から死に際まで、その壮絶な人生に迫ります。シン・エヴァでの登場シーンについても徹底解説!

目次

【エヴァ】赤木リツコのプロフィールを紹介!【ネタバレ注意】

エヴァ リツコ
生年月日 1985年11月21日
年齢 30歳→44歳
所属 NERV技術開発部技術第一課→反NERV組織ヴィレ
職業 科学者
嗜好品 タバコ、コーヒー、ネコ

赤木リツコは白衣と金髪が特徴的な、「エヴァンゲリオン」シリーズの重要なサブキャラクター。葛城ミサトや加持リョウジとは学生時代からの腐れ縁であり、彼らの前では友人としての一面も見せます。

劇中屈指の「大人の女性」と言えるほどキャリアウーマンのイメージが強く、情緒不安定な人物が多い本作における「理性」の象徴です。

今回の記事では彼女の性格から周囲の人間関係、更には彼女の活躍から最期まで解説します。劇中で残した名言や声優についてもあわせて紹介しますので、気になる人は要チェックです。

記事の内容上「エヴァンゲリオン」シリーズ本編のネタバレを含むので、未見の人は注意して読み進めてください。

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赤木リツコの性格は?ネコとタバコが好きすぎる

エヴァ リツコ

赤木リツコの性格は科学者という職業と見た目が表すように、理知的で感情に走ることはほとんどありません。ムードメーカーのミサトとは性格が正反対で口論もしばしばあります。元来が生真面目な完璧主義者なので、シンジ達にとっては近寄りがたい存在です。 ネコとタバコ、コーヒーが嗜好品であることもリツコの人となりを物語っています。彼女は他人の前で弱音を吐くことができず、タバコやコーヒーで誤魔化しているのでしょう。また、自由気ままなネコを飼っているのも、一層彼女の孤独を引き立てています。 そんな孤独な自分を受け入れた上で職務を全うしているのが赤木リツコです。加持リョウと並んで本作屈指の「大人」といえる性格ではないでしょうか。

赤木リツコと碇ゲンドウ・母ナオコとの関係は?

碇ゲンドウとの愛人関係

エヴァ リツコ

碇ゲンドウとリツコの関係が愛人であることは旧作テレビアニメの24話で発覚しました。ダミーシステムを破壊した責任を問われるシーンで、リツコはゲンドウに対して激昂します。そしてミサトやリョウの前でも見せたことがない涙を初めて見せるのです。 つまり科学者という「公」の部分しか見せなかったリツコが、初めて女として「私」の部分を露わにします。しかし、ゲンドウはそんなリツコを意に介しません。あくまでもゲンドウにとってリツコとの関係は情の交わらない遊びでした。 新劇場版では生々しい描写はなく、「Q」でゲンドウの考えに愛想が尽きてミサト達と共に反NERV組織ヴィレに所属を変えます。これは旧作と新作で描きたいテーマの違いから生じた設定変更ではないでしょうか。

母・ナオコのことは憎んでいる?

赤木リツコは母・ナオコと手紙でやり取りを交わしていますが、その関係は冷めきっています。直接の描写はないものの、もしかすると母を憎んでいたのかもしれません。理由はナオコが家庭を省みなかったこと、そしてゲンドウと密かに不倫していたことです。 単なる憎しみではなく、母親として愛情を与えて欲しかったのではないでしょうか。リツコはそんな母へのコンプレックスを引きずって大人になっています。つまり彼女の心の時計は子供の頃のまま止まっていたのです。 そして皮肉にもリツコは母親と同じくゲンドウに利用され、裏切られてその人生に幕を閉じます。憎しみというより、「コンプレックス」がリツコのナオコに対する思いだったのでしょう。 親子揃ってなんとも数奇な運命を辿ったものです。

【テレビ放送版】赤木リツコの活躍・最期を解説

優秀な技術者としてゲンドウを支える

エヴァ リツコ

旧作のテレビ放送版では終盤に至るまで、優秀な技術者としてゲンドウを支えます。しかしながら、リツコのゲンドウに対する思いは一方通行です。それ故に23話・24話ではそれが大きな亀裂を生じさせました。 リツコは母・ナオコと同じ人を好きになり、母が望んでも手に入れられなかったゲンドウの愛を手に入れようとします。しかし、ゲンドウの愛は亡き妻の碇ユイとその忘れ形見である綾波レイにしか向けられません。決して万人に愛情を向けていないのです。 そのことに気付かず、愛人という関係に甘んじて現を抜かしたリツコはゲンドウに裏切られます。組織からレイを庇い立てるためのスケープゴートとして、ゲンドウはリツコを利用したのです。リツコが特別悪いことをしたわけではないと思うと理不尽なことでした。 そしてこの裏切りが切ないリツコの最期に繋がります。

「嘘つき…」

リツコがゲンドウに射殺される際に「嘘つき」と言い残して死んでしまいます。ゲンドウがこの時何を語りかけたのかは、明らかにされていません。漫画版ではそれを補うように「愛していた」という台詞が入っています。 一貫して理知的な科学者として描かれたリツコですが、人間関係は不器用だったのです。ゲンドウに対して情を持たなければ、彼の本質に気付いて損切りできたでしょう。しかし、愛人として盲目だったせいで判断を間違えてしまったのです。 科学者としては優秀でも、人間性やマインドの部分が伴いませんでした。「負けに不思議の負けなし」という言葉通り、リツコの最期は自業自得の側面があります。もっとドライに徹することができれば、結末は違ったかもしれません。 そんなリツコの不器用な魅力が詰まった最期ではないでしょうか。

【新劇場版】赤木リツコは死亡していない?

エヴァ リツコ

新劇場版の『序』『破』『Q』では旧作において見受けられたゲンドウとの関係性は一切ありません。全編通して彼との関係はドライであり、レイに対する嫉妬もないのです。その分科学者としての有能さやミサト達との友情が強化されています。 母・ナオコとの複雑な関係性もなく、精神面で非常に達観しており「俗」な部分がないのです。その分シンジやレイ、アスカなど若い世代をどう育て上げるかに心血を注いでいます。純粋なサポート役として描かれているため、見ていてストレスがたまりません。 また「Q」ではゲンドウの真意に気づき、ミサト共々反NERV組織「ヴィレ」を組織しています。戦艦「AAA ヴンダー」の副長を務め、髪型もショートにしているのです。自立したキャリアウーマンとして「女らしさ」を捨てています。 当然ゲンドウに騙されることもないので、死亡しておらず生き延びています。

【シン・エヴァ】赤木リツコの活躍はある?

シン・エヴァンゲリオン
(C)カラー (C)カラー/Project Eva. (C)カラー/EVA製作委員会

最新作『シン・エヴァ』ではユーロNERV支部解放作戦にて登場し、副艦長としての責務を果たします。優秀な2番手として機能し、作戦の指揮から最終決戦まで縦横無尽の活躍を見せてくれました。 特に印象的だったのがゲンドウの頭を容赦なく銃で撃ち抜くところです。カモフラージュだったとはいえ、このシーンは旧作のリターンマッチといえる爽快感があります。ファンにとっては最高に気持ちいいカタルシスではないでしょうか。 この「シン・エヴァ」はリツコだけではなく、各キャラクターと物語に対する責任をしっかり取っています。その1つがリツコのゲンドウに対するわだかまりでした。このヘッドショットのシーンでしっかり責任を取ることができたといえます。 いわゆる「かっこいい赤木リツコ」の集大成に相応しい名シーンではないでしょうか。

赤木リツコのクールな名言を紹介

「無様ね」

エヴァ リツコ

赤木リツコを象徴する名台詞です。第7使徒イスラフェルとの戦いに無様に敗北したエヴァに対して吐き捨てるようにいいます。彼女の科学者としてのドライさが非常によく出ているのではないでしょうか。 完璧主義であるリツコにとって、この敗北は見るに耐えないものだということが伺えます。基本的にこのスタンスは最後まで変わることはありません。

「ありえないわ」

エヴァ リツコ

エヴァ初号機が暴走した時に彼女が叫んだ言葉です。エネルギーが0の状態で初号機が動いたことを「ありえない」と言っています。同時に視聴者の感情を代弁していて、リツコのキャラクターが確立された瞬間でもあるでしょう。 上の「無様」発言もそうですが、リツコは科学者として頭がいい反面土壇場での想定外に弱いのです。

赤木リツコの声優を務めたのは山口由里子

エヴァ リツコ

非常に理知的な大人の女性である赤木リツコの声優は旧作も新作も山口由里子さんです。1965年11月21日生まれの大阪府出身で、現在は埼玉県に住んでいます。女優業も行っていますが、2021年3月現在では声優としての活動が中心です。 数々の有名なアニメ作品で活躍していますが、中でも有名なのは『ONE PIECE』のニコ・ロビン役。どこか悲壮感のある考古学者のキャラクターは彼女の演技とマッチしています。 抑えめでありながら、どこか掴み所がないミステリアスな雰囲気が魅力的。1度その魅力を知ると、より深く知りたくなることでしょう。妖艶な大人の女性を色っぽく演じられる声優です。

【番外編】太鼓を叩く赤木リツコの元ネタは?

さて、ネット上には「破」のラストシーンの台詞と共に太鼓を叩く赤木リツコという、妙な画像が出回っていました。単なるファンの二次創作物かと思われましたが、元ネタは何とGAINAXの公式だったのです。 『新世紀エヴァンゲリオン タイピング-E計画』というゲームをクリアすると出現します。何の意図でこのような画像が作られたか不明ですが、遊び心に満ちていて面白いのは間違いないでしょう。

【エヴァ】赤木リツコのブレない魅力に釘付け!

今回は「エヴァ」の魅力を支える名脇役・赤木リツコの魅力について解説しました。とても理知的なキャラクターであり、何かと重苦しい場面が多い「エヴァ」の中でブレの少ない大人の女性である彼女。それだけにファン人気も高いです。 そんなリツコの魅力をもっと知りたい人は彼女を中心に物語をチェックしてみてください。新しい魅力を発見できるかもしれません。

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