2021年9月2日更新

どれから観ればいい?「エヴァンゲリオン」シリーズを観る順番を徹底解説

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
©khara

TVアニメや新劇場版など、数多くのシリーズが公開されている「エヴァンゲリオン」。「エヴァ」はアニメと映画が単純な続編ではないため、最初にどれを観れば良いのか迷っている人も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、「エヴァンゲリオン」シリーズの観る順番を徹底解説します!

「エヴァ」シリーズを観る順番を徹底解説!

1995年に放送開始したオリジナルテレビアニメを皮切りに、劇場版も公開された「エヴァンゲリオン」シリーズ。本作はアニメと新劇場版が単純な続編になっていません。映画はアニメの内容を要所要所変更・リメイクしているため、いざ観ようと思っても何から観れば良いのか迷いますよね。 そこで本記事では「エヴァンゲリオン」シリーズの観る順番を、アニメと映画の違いと共に徹底解説していきます!

「シン・エヴァンゲリオン」
を観たい人はこちら

「エヴァ」シリーズの放送/公開年表はこれ

下の表は「エヴァ」シリーズを放送/公開順にまとめたものです。放送/公開順で作品を楽しみたい人はぜひ活用してください。

【TVアニメ】
『新世紀エヴァンゲリオン』(1995~1996年)
【旧劇場版】
「シト新生」(1997年)
「Air/まごころを、君に」(1997年)
「DEATH (TRUE)2」(1998年)
【新劇場版】
「序」(2007年)
「破」(2009年)
「Q」(2012年)
「シン・エヴァンゲリオン」(2021年)

おすすめの観る順番を解説

それでは早速TVアニメと映画全てを考慮した、おすすめの観る順番を解説します。 エヴァシリーズは全部で8作品ありますが、そのうちの「シト新生」「DEATH (TRUE)2」の2作品はTVアニメの総集編です。 そのためここでは2作品を除いた6作品を観るおすすめの順番を、パターン別に紹介します!

手っ取り早く作品を楽しみたい人

時間をかけずに「エヴァンゲリオン」を楽しみたい人は、新劇場版の「序」「破」「Q」「シン・エヴァンゲリオン」の4作品のみを公開順に観るのがおすすめです。 TVアニメ+「Air/まごころを君に」と新劇場版で区別される「エヴァ」ですが、実はこの2つはストーリーの根本は同じです。もちろん所々で異なる点は散見されますが、手っ取り早く楽しみたい人はアニメか映画のどちらかで充分でしょう。 そしてアニメと映画では所用時間に大きな差がありました。アニメは26話編成で全編通して観ると約10時間半かかるのに対して、映画は約5時間で観終わります。 以上の2つの理由から、時間をかけたくない人は内容がほぼ同じで、かかる時間の短い新劇場版の通し観がおすすめです

「新劇場版:序」
を観たい人はこちら

深く作品を理解したい人

「エヴァ」はアニメ界で語り継がれるほどの名作です。そんな名作をぜひとも深くまで楽しみたいという人は、「TVアニメ」→「Air/まごころを、君に」→「序」「破」「Q」「シン・エヴァンゲリオン」の順番での鑑賞をおすすめします。 上記したようにTVアニメ+「Air/まごころを、君に」と新劇場版は、物語の根幹の部分は変わりません。しかし両作はパラレルワールドになっているため、大きな変更点もあります。時間はかかると言っても、初代エヴァンゲリオンはやはりTVアニメ。 ファンの中ではTVアニメ版と新劇場版の違いを考察する動きもあり、本作の全てを楽しみたいならTVアニメとその続編的な位置付けである「Air/まごころを、君に」の両作をチェックすることをおすすめします。制作された時代も異なるため、見比べると作画の違いも楽しめますよ!

『新世紀エヴァンゲリオン』
を観たい人はこちら

TVアニメと新劇場版の違いはストーリーだけじゃない

上記した順番解説にて、TVアニメと新劇場版はパラレルワールドであると話しました。しかし2つの違いは、ストーリーだけではありません。登場人物や細かい展開にも、いくつかの相違点があるのです。 そこでここではTVアニメと新劇場版の違いを、3つ紹介します。まだ作品に詳しくない人も、違いを比べながら面白そうな方を選んでみましょう!

マリは新劇場版にだけ登場する

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』で初登場を果たした真希波・マリ・イラストリアスは、新劇場版にのみ登場するキャラクターです。 彼女は赤みがかった茶色い髪と赤縁のメガネが特徴の美少女で、「Q」時点では8号機専属パイロットをしていました。シンジと違い、エヴァ搭乗には積極的で、戦闘時には楽しんでいる様子さえ見せています。 TVアニメには全く登場しないマリですが、新劇場版ではメインキャラの1人で屈指の人気を誇っていました。

シンジとカヲルの共同作業が観れるのは新劇場版だけ

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』渚カヲル、惣流アスカ
©ADV Films/Photofest/Zetaimage

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』にて、主人公・碇シンジは首に爆弾を付けられます。自身がニア・サードインパクトを起こした事実に絶望するシンジは、ひどく落ち込んでいました。 しかしカヲルはその首輪を外し、自身の首に付けます。そしてシンジに世界をやり直す手段があると告げるのです。 その「やり直す手段」の鍵がシンジとカヲルの共同作業でしたが、この場面が描かれたのは新劇場版のみになっています。

フォースチルドレンの登場はTVアニメだけ

TVアニメではシンジの同級生である鈴原トウジがフォースチルドレンに選出されますが、新劇場版ではその描写はありません。

少し下品で頑固ながら、真っ直ぐな性格で家族想いなトウジ。TVアニメでは、そんなトウジが参号機に乗る、フォースチルドレンに選出されます。 トウジは参号機に登場しますが、使徒に機体を乗っ取られ、ダミープラグが操る初号機に破壊されてしまうのです。その事故で左脚を失った彼はそれを機に第3新東京市を去ります。ちなみに漫画版では結末が「左脚喪失」から、「死亡」に変更されていました。 しかし新劇場版ではトウジが選ばれることはなく、参号機にはアスカが搭乗しています。そのため悲惨な結末を辿らず、「シン・エヴァ」でも五体満足で大人に成長した姿を披露していました。

エヴァシリーズを自分にあった順番で楽しもう!

2021年3月には新劇場版最終作も公開され、いつの時代もアニメ界を牽引する名作「エヴァンゲリオン」。今回はそんな「エヴァ」シリーズを観る順番を解説してきました。 やはり「エヴァ」にはオリジナルにはオリジナルの良さがあり、新劇場版には新劇場版の良さがあります。そのため少しでも「時間をかけても良いかな」と思える人は、ぜひTVアニメシリーズと新劇場版を観て、エヴァの世界にハマってみてください!