2017年7月6日更新

ディエゴ・ルナが『スター・ウォーズ』スピンオフでキーパーソンに!

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ローグワン

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ディエゴ・ルナのプロフィール

ディエゴ・ルナ(本名、ディエゴ・ルナ・アレクサンダー)はメキシコ・メキシコシティー出身の俳優です。1979年12月29日、彼のイングランド人衣裳デザイナーの母フィオナ・アレクサンダー、メキシコ人セットデザイナーの父アレハンドロ・ルナの間に産まれました。 ディエゴ・ルナは2000年にハリウッドデビューを果たすまで、幼少期から舞台で活躍をしていました。彼が6才でデビューした舞台には、友人で俳優でもあるガエル・ガルシア・ベルナル(『ジュリエットからの手紙』)も出演していました。

ディエゴ・ルナの出演映画

ディエゴ・ルナのハリウッドデビュー作は、キューバ出身の作家、レイナルド・アイレスの自伝を映画化した『夜になるまえに』です。ディエゴ・ルナは端役としての出演でしたが、彼はこれを機に世界的に活躍していきます。 彼が転機を掴んだのは2001年のメキシコ映画『天国の口、終わりの楽園。』への出演でした。この映画は二人の若者がメキシコを旅立ちカリブ海まで旅をするロードムビーです。ディエゴ・ルナはこの映画で、共演者兼友人であるガエル・ガルシア・ベルナルと共にヴェネツィア国際映画祭で最優秀新人賞を受賞しました。

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『ターミナル』

ディエゴ・ルナは2004年に公開された、スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演映画『ターミナル』出演していました。ディエゴ・ルナの役は空港で働く青年です。彼はパスポートが無効になりターミナルに取り残された、トム・ハンクス演じる主人公と次第に仲良くなっていく役どころです。

『ミルク』

同性愛というデリケートな題材を描いた、『ミルク』(2008年)に、ディエゴ・ルナはジャック・ライラ役で参加しました。作品の完成度の高さと俳優達の優れた演技力が評価され、翌年2009年のアカデミー賞では作品賞に輝いた映画です。

メキシコ・スペイン映画界でも大活躍!

アメリカ映画界で活躍すると同時に、ディエゴ・ルナはメキシク・スペイン映画にも積極的に参加しています。スペイン映画の『すばらしき日暮れ(Soldados de Salamina)』(2002年)、メキシコ映画の『夜のバッファロー(El Búfalo de la Noche)』(2007年)など。2012年に公開された『僕たちのサボテン・アミーゴ(Casa de Mi Padre)』での演技で、イマゲン財団賞助演男優賞を受賞しています。

大人への入り口を迎える若者を演じた『天国の口、終りの楽園。』

2001年に公開された『天国の口、終りの楽園。』は、ルナの出身地であるメキシコで制作された映画です。劇中にもメキシコの雰囲気が美しく描かれた作品となっています。 本作はフリオとテノッチという高校を卒業したばかりの少年2人が主人公ですが、ルナは有力政治家の息子でもあるてノッチを演じています。 暇を持て余し、お金にも余裕があった二人は毎日パーティーを開いては遊び惚けていました。ある日、テノッチは従兄弟の妻であるルイサに出会います。彼女の気を引こうと「天国の口」という嘘のビーチの話をするテノッチ。 そんなてノッチをルイサは軽くあしらいますが、夫の不倫を知りショックを受け、フリオとテノッチに「天国の口」へ連れて行くように頼みます。そして3人は車で旅を始めるのです。 大人の女性の手によって、少年から大人へと変わっていく若者を演じるルナを、メキシコの美しい雰囲気と共に楽しめる作品です。

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『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』にキーパーソン役で出演

世界中で愛される「スター・ウォーズ」シリーズの初のスピンオフ作品である『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。そんな注目作に、ディエゴ・ルナは重要な役柄で出演しています。 「ローグ・ワン」の主人公がフェリシティ・ジョーンズ演じる女戦士、ジンであることも話題になりましたが、ルナが演じるキャシアン・アンドーはそんなジンのお目付役でもある反乱軍の情報将校です。 キャシアンは、ジンと同じく究極兵器デス・スターを破壊するために設計図の奪取作戦に望んだ”ローグ・ワン”というチームの一員で、メンバーの中でも軍の命令には絶対服従という厳しい性格をした人物です。 ルナ自身はラテン系で陽気な性格なので、普段とのギャップも楽しめる作品となっています。

『フラット・ライナーズ』で死人を生き返らせる大学生役を熱演

『フラット・ライナーズ』は2017年公開のSFサスペンス映画。1990年にジュリア・ロバーツやキーファー・サザーランド出演により公開された同名映画のリメイク版です。 物語の主人公は死後の世界に異常な興味を描く医学生、コートニー。探究心のあまり、彼女は自身の心臓を60秒間停止し、その間の脳波を測定するという実験を行うことを思い立ちます。医学生仲間の友人の協力のもと、実験は行われますが、60秒たってもコートニーの心停止は元に戻りません。そこに駆けつけ、彼女を蘇生させたのがルナ演じるレイという医学生です。 実験後のコートニーにはなぜか予知能力が宿り、彼女を羨む他の学生達が同じ実験を望み、レイは多数の人を蘇生させていきます。しかし被験者達はやがて幻覚に苦しむことになっていくのです。 ただ一人実験を受けなかったレイに関して、ルナ自身は、「死人を生き返らせるという行為に達成感を感じ、その快感に囚われてしまった人物」と分析しています。

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ウディ・アレン監督『ア・レイニー・デイ・イン・ニューヨーク(原題)』にも出演

ウディ・アレン監督『ア・レイニー・デイ・イン・ニューヨーク(原題)』にも出演 ウディ・アレンが2018年にアマゾンスタジオと手を組んで公開する映画『ア・レイニー・デイ・イン・ニューヨーク(原題)』のキャストクレジットにも、ルナの名前が並んでいます。 本作の主人公はティモシー・シャラメとエル・ファニング。週末のニューヨークで、大雨の中であった二人のロマンティックコメディです。 ルナの役どころはまだ明らかになっていません。他にもジュード・ロウやリーヴ・シュレイバーなど魅力的なキャストが連なる中でどんな演技を見せてくれるのか期待したいところです。

ディエゴ・ルナが来日!

Only two there are. @diegoluna_ #StarWars #RogueOne

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日本には2007年に「第4回スペイン・ラテンアメリカ映画祭」の際にゲストとして初来日を果たしました。その際に、日本でしたいことを聞かれたディエゴは危険な遊びに繰り出すと述べ、妖精みたいな格好をして着飾った女性たちが踊りにいく場所と築地にいくことを明かしています。 なお、「第4回スペイン・ラテンアメリカ映画祭」では自身のメキシコ映画に対する熱い想いを語り、メキシコ映画をもっと広めたいと伝えました。

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ケイティ・ペリーのPVに出演したことも話題に

世界的に忙しく活躍しているディエゴ・ルナはですが、2011年10月4日に発売されたケイティ・ペリーのシングル『The One That Got Away』のPVに出演して話題になりました。PV内でディエゴ・ルナはケイティーペリーの情熱的なボーイフレンド役を演じます。歌詞と同様、悲しく哀愁のある造りになっているPVでのディエゴ・ルナの演技は必見です。 彼が見せた演技をケイティ・ペリーが大変気に入ったことから、彼女が当時のボーイフレンドと破局したのはディエゴ・ルナのせいではないか、と噂が立ったほどでした。

ディエゴ・ルナの私生活は?

ルナは2008年に、同じメキシコ出身の女優カミラ・ソディと結婚しています。二人の間には、2008年に息子のジェロニモが、2010年に娘のフィオナが誕生しました。 ルナの母親もフィオナという名前ですが、彼がわずか2歳の時に交通事故で亡くなっています。その母親の名前にちなんで、娘もフィオナという名前になったそうです。

ディエゴ・ルナに関するトリビア:出演した中で最も成功した作品は?

幅広い演技力で選手万別な役柄を演じることができるルナは、数多くの映画に出演しています。その中で最も興行収入的に成功したと言える作品は、2013年に公開されたアクション映画『エリジウム』だそうです。 荒廃した地球とスペースコロニー『エリジウム』を舞台にした本作は、約103億円の興行収入を叩き出したヒット作です。 その中で、ルナはフリオという、マット・デイモン演じる主人公マックスの友人で元ギャング仲間という役を演じています。

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ディエゴ・ルナの今後

プロデューサーとしての活躍

"I've been in this fight since I was six years old." -Cassian Andor, #RogueOne #StarWars

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2003年から長きにわたり、ディエゴ・ルナは作品のプロデューサーとしても活躍していました。ここ数年は、特にプロデューサー業に力を入れています。2015年3月に公開された『Las Elegidas』に続き、同年9月には『Eva のduerme』が公開。そして、2015年にもう一つ『Mr.Pig』というディエゴ・ルナ監督・脚本作品が公開されています。今後の彼のプロデューサーとしての活動にも注目したいですね!