2017年11月8日更新

モニカ・ベルッチ出演のおすすめ映画11選

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モニカ・ベルッチ
©Daziram/Geisler-Fotopress/picture alliance / Geisler-Fotop/Newscom/Zeta Image

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イタリアの宝石モニカ・ベルッチ出演おすすめ映画!

モニカ・ベルッチは1964年9月30日生まれのイタリア女優です。その美貌から「イタリアの宝石」と称されることもあります。 弁護士になるために通っていた大学の学費を稼ぐためにモデル活動をスタートさせました。1990年に女優としても活動を開始、1992年の映画『ドラキュラ』でドラキュラの花嫁役を演じ注目を集めます。 その後も、2000年の『マレーナ』、2002年の『アレックス』、2003年の『マトリックス・リローデッド』など話題作に出演、2015年には『007 スペクター』で史上最年長のボンドガールを演じたことも話題になりました。

1.「ニュー・シネマ・パラダイス」監督による甘く、切ない少年の人妻への一途な恋の物語!モニカ・ベルッチをブレイクさせた、切ない少年の人妻への一途な恋の物語【2000年】

『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989)のジョゼッペ・トルナトーレ監督による、青春映画です。本作でモニカ・ベルッチは世界的にブレイクしました。 彼女の役は、主人公の少年が憧れて常に気にかけている、マレーナというシチリアの女性です。美しいマレーナは街中の男たちの憧れの的ですが、女たちからは嫉妬されていました。 時代は第二次世界大戦の真っ只中です。マレーナの夫は徴兵され戦死してしまい、父親は空襲で亡くなります。寄る辺ない身の上になってしまった彼女は、ファシストの情婦に……。 少年の視点から見た、悲劇の女性は本当に美しいです。

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2.モニカ・ベルッチの体当たりの演技が観られますが、観るなら覚悟が必要です【2002年】

southpumpkin カルネ、カノン、アレックスという順で観るべきだったのですね、カノン抜かして本作を観てしまいました。オープニングは前2作に出てくる肉屋でしょう。その肉屋の隣の建物から出てくるのが本作の主人公。基本ベースを『カルネ』にして、より現実味のある展開を逆回しで描いていきます。逆回しというとちょうどクリストファー・ノーランの『メメント』です。あれは理論的でしたが、こちらは非常に感覚的。まるで悪夢かのようにさかのぼります。この逆回しには賛否あるようですが、僕は賛成派です。どんどん不幸になっていく人々の様子を逆回しにすることで、過去の幸せと未来の不幸せが対照的になる気がします。不可逆性、因果律などを問われます。 撮影技法としては本作をレベルアップさせたのが『エンター・ザ・ボイド』ですね。『エンター・ザ・ボイド』は難解で理解不能ですが、本作はずいぶんわかりやすい。ですが、あのレ◯プシーンは過酷でした。
mazda620 妻を殺された男が復讐心で狂ったように犯人を探し殺害する話を逆再生にして描く映画。 やっぱりギャスパー作品って観た後の目の疲労感がものすごい。落ち着いてから後々この作品を考えてみると映画的に考えればわりと普通な珍しくないストーリーなのにやり方がもう尋常じゃないやばさなのですごいもの観ちゃったって感覚になる。 残虐なシーンもスプラッター映画もあまり気にせずに観れるけど、どれもこれも共通してあるのが観ていてものすごい空虚感で溢れて、どこか冷めた目線で見てしまう。 そのきもちの抑えられない荒ぶる感情と取り返しのつかないどうにもならない事態は苦しいや悲しいなんていう域を超えていて無感情に近いどう感じることもできない感覚に襲われる。 逆再生でこの出来事を見るおかげで、どうしてこの事態が起きたのかという原因の原因の原因を探っていくような構成になっていて、観者に行き場のない後悔を感じさせ、さらにはそれさえも超えた人には観てしまったことさえ後悔させるようなきもちにさせる。 はっきりいって自業自得だったよなあと思わせる原因にいくらでも攻め立てる言葉は出てくるけど、そんなことを言ったところでもうどうにもならない結末を冒頭から見せられてるので言葉もあるのにでてこない。 妻が読んでいた本に描かれていた「未来は決まっている」というものが完全に私たちを絶望的にさせていて、見ている側からしたら事を止められるような改善点をいくらでも見つけられるんだけど、全てが決まっていたとすればそれさえも無駄なのかなあと思って、ああなんか考えれば考えるほど行き着く答えは同じだし虚しくなるからもうおしまい。好きな監督とはいえないけどすごい監督だとは言えますギャスパー・ノエ。

原題の"Irreversible"とは、不可逆のとことであり、映画が時系列とは反対に展開していくのは、ギャスパー・ノエ監督の皮肉でしょうか。 邦題の『アレックス』はヒロインであるモニカ・ベルッチの役名で、当時、夫だったヴァンサン・カッセルが恋人役で出演しています。 アレックスは『時計仕掛けのオレンジ』(1971)の主人公の名前で、『2001年宇宙の旅』(1968)のポスターが意味ありげに貼ってあったり、夫婦共演は『アイズ・ワイド・シャット』(1999)を思わせます。スタンリー・キューブリック監督にオマージュを捧げているのでしょうか。 注目すべきは9分間にも及ぶモニカ・ベルッチに対するレイプ・シーンです。行為の一部始終がワン・カットで見せられるので、目を覆いたくなります。このシーンはかなり議論の的になりました。

3.モニカ・ベルッチはキスをすることで心を読める美女パーセフォニーを演じました【2003年】

buntoku0921 一気にハマってしまいました。 今作が一番好きです。 高速道路のシーンは最高に面白いですね!
tanaka カメラの視点がすごい CGの使い方が当時では 群を抜いていた

モニカ・ベルッチが演じるパーセフォニーは、『マトリックス リローデッド』(2003)と『マトリックス レボリューションズ』(2003)に登場します。 パーセフォニーは、マトリックス最古のプログラムであるメロビンジアンの妻です。彼女はキスをすることによって、その相手の心を読む能力を持っています。 ドライな登場人物が多い本シリーズの中にあって、唯一艶っぽい人物を体現しているパーセフォニーとネオの関係は、マグダラのマリアとキリストの関係に比せられるようです。 実際、『パッション』(2004)でマグダラのマリアに扮したモニカ・ベルッチにとっては、打ってつけの役と言えます。

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4.モニカ・ベルッチがマグダラのマリアを演じたキリストの受難劇【2004年】【2004年】

iiymdisk ジーザス!キリストなんて全世界で一番有名な人物の伝記的映画をかの メル・ギブソンが撮っちゃいました的な?この監督特有の3時間弱の長大作。でも飽きないんだ。スタッフロール後のあのシーンで「ぶわっ」てくる♪
aia__N メル・ギブソン監督作品。吹き替えを一切しなかったのは正解だと思う。イエス・キリストが処刑されるまでの12時間をジム・カヴィーゼルが演じていますが、演技がリアルで衝撃を受けました。

メル・ギブソンがメガホンをとった作品で、キリストの受難と磔刑が描かれます。全編、アラム語とラテン語の台詞だけを、俳優は話すといった凝りようです。 モニカ・ベルッチが演じるマグダラのマリアは、イエス・キリストの死と復活に立ち会ったことで、聖人とされます。また、文献によっては、「罪深い女」、「娼婦」と彼女を記述しているものもあるようです。 本作のマグダラのマリアもイエスの磔刑に付き従い、最後に聖母マリアとともにイエスの遺体を白い布に包んで、埋葬します。モニカ・ベルッチの気品ある美しさが、ひときわイエスの受難を盛り上げるのです。

5.グリム童話の誕生秘話を映像化した大人のファンタジー作品【2005年】

chaco0219 ダークでいて、グロテスク。馬が少女をもぐもぐごっくんするところは鳥肌モノ。色んなお伽話がごちゃまぜで、おもしろい。
sparkleeer テリー・ギリアムは良いなぁ。 ブラックで不気味で気持ち悪いけど嫌悪感が無い。ダークメルヘン好きにはたまらない芸術的センス。 偽装工作で村人達を騙しながら魔物討伐をするグリム兄弟が本物のおとぎ話と出会うファンタジー。作中にうまく取り込まれる各童話のキャラクター。マッド・デイモンとヒース・レジャーの兄弟のやりとりも馬鹿可愛い。カヴァルディはなんなのw たまたまブラザーズと名の付く映画を連続で観て流れが似か寄るとは・・・兄弟愛は良いよね。

本作は『グリム童話』のグリム兄弟を主人公とするファンタジーで、監督は『モンティ・パイソン』のテリー・ギリアムです。テリー・ギリアムらしいダークさと、ひねりに満ちています。 モニカ・ベルッチは森の奥の高い塔の上に住む、鏡の女王役で、強い魔力によって村の少女たちを誘拐します。若さを保つには12人の若い娘を犠牲にする必要があったのです。 彼女を退治しようとするのは、マット・デイモンとヒース・レジャーが演じるグリム兄弟。彼らは美しいモニカ・ベルッチ=鏡の女王の誘惑に打ち勝つことができるのか? 注目です。

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6.モニカ・ベルッチは娼婦役で赤ん坊を抱えて逃避行【2007】

『シン・シティ』(2005)のクライヴ・オーウェン主演の、アクション映画です。オーウェン演じるスミスは、ホームレスなのですが、凄腕のガンマンという設定。 こうした設定をはじめとして、拳銃をめぐる興味深いガジェットや設定に満ちています。例えば、引き金に指紋認証スキャナーが装備されていて、特定の人間しか引き金を引けないというガジェットが登場するのです。 モニカ・ベルッチはスミスの馴染みの娼婦ドンナを演じます。スミスがひょんなことから保護した赤ん坊の世話を焼くのですが、イタリアのお母さんという趣が美しいです。

7.ジュゼッペ・トルナトーレ監督が故郷シチリアを舞台に描く自伝的人生賛歌【2009年】

misaki14yama 『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督の自伝的映画。美しい旋律にのせて、三世代にわたる壮大な人生ドラマが繰り広げられます。物語は軽快なリズムで進んでいきますが、病める時も健やかなる時も、固く結ばれた家族の絆に感動!
kukucoo とある男の一代記。なぜか「ベンジャミン・バトン」思い出した。愛ある人生は素晴らしい!

ジョゼッペ・トルナトーレ監督の自伝的青春映画です。『マレーナ』(2000)以来、再びモニカ・ベルッチ、エンニオ・モリコーネとともにノスタルジックな世界を作り上げました。 監督の分身とも言える牛飼いの子、ペッピーノを主人公として、ムッソリーニの時代から、現代までのシチリアを描いています。貧しいペッピーノが恋をしたり、共産主義運動に身を投じたりと、お馴染みのトルナトーレ・タッチは、どこか甘酸っぱいです。 モニカ・ベルッチはチョイ役です。ペッピーノが小学校で授業を受けていると、向かいの建物でレンガ職人とその恋人がいちゃいちゃしています。小学生たちは授業そっちのけで、そのカップルをジーと見ているのですが、その恋人役がモニカ・ベルッチなのです。

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8.八歳以前の記憶を失っている女性ジャンヌ。幸せな生活をおくるもなぜか違和感を覚えはじめ……。【2009年】

____RiN____ 作家を目指しているジャンヌ(ソフィー・マルソー)は、8歳のときより以前の記憶が無いことに悩んでいた。そのことに加え、作品も上手くいかず、情緒不安定気味な毎日が続いていた。そんな中、家具の位置やアクセサリーなど、日常の微細なものが覚えのないものに変わっていっていることに気付く。そのうち夫や子供たちまで、見覚えのない人間へと変わっていってしまう。 パニックを起こしたジャンヌは、記憶の断片を求めて幼いころの思い出の地、イタリアを訪れる。そこでジャンヌが手にした真実とは。 全体としてはサスペンスタッチ。 それに加えて仏映画特有の「意味ありげ」な雰囲気がよくマッチしている。 モニカ・ベルッチは綺麗。

本作は日本では劇場未公開で、DVDスルーでした。主人公のジャンヌを、ソフィー・マルソーとモニカ・ベルッチの2人で演じています。 ジャンヌ(ソフィー・マルソー)は8歳の時に交通事故に遭い、それ以前の記憶を失っていました。今は夫と子供たちの4人で幸せに暮らしていたのです。ある日、彼女は自分の回りの環境に違和感を抱きはじめ、不安になります。 ついには自分の顔が別人(モニカ・ベルッチ)に見えるに至って、完全に精神をやられてしまいます。果たして彼女の秘密とは……? カンヌ国際映画祭アウト・オブ・コンペ出品作のサイコ・サスペンスです。

9.モニカ・ベルッチが体内に最悪の魔女を閉じ籠めた魔法使い役で出演!【2010】

本作は1940年のディズニー・アニメ『ファンタジア』の一部、デュカスの交響詩『魔法使いの弟子』をもとにして、ニコラス・ケイジが企画したものです。 偉大なる魔法使いマーリンの弟子であるパルサザールは、同じくマーリンの弟子であるヴェロニカと恋に落ちます。彼らは最悪の魔女、モルガナと敵対していました。 モルガナを止めるために、ヴェロニカは自らの魂にモルガナを閉じ籠め、パルサザールに封印させるのです。モニカ・ベルッチは復活したモルガナを演じており、悪い魔女と善の魔法使い、両方の彼女を楽しむことができます。

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10.若者、中年、熟年の3人の男の恋愛模様をコミカルに描いたオムニバス作品【2011年】

okdkstmp 原題:MANUALE D'AMORE 3、英題:The Ages of Love。世代の違う3つの恋愛物語をテンポよく描いたオムニバスムービー。数年前に公開された『イタリア的、恋愛マニュアル』と同じ監督によるもので、ノリもかなり近い。あちらは4つの話だったか。もしこれがハリウッド製作とかだと脂っこくて観てられないような話かもしれないが、どこか色味が褪せた感じでクスッと笑えてしまうように仕上がっているのは、やっぱりイタリアという国の文化がスクリーンに現れているからなのでしょう。『イタリア的~』も大好きな映画だけど、これも最高にいい映画でした。3部作のトリを務めるロバート・デ・ニーロの「この歳になると告白するもの大変なんだ」の台詞がなんとも印象的。恋愛には正直でありたいものです…。そしてやはり、“イタリアの宝石”ことモニカ・ベルッチが美しい。
YU66 イタリアらしい陽気で、素晴らしい景色! これだけでも価値がある上に、モニカ ベルッチが美し過ぎて眩し過ぎます。 コメディ具合もなかなか面白い。 ローマに行きたーい!

本作は、『イタリア的、恋愛マニュアル』(2005)、『モニカ・ベルッチの恋愛マニュアル』(2007)に続く「恋愛マニュアル」シリーズの第3弾です。オムニバス形式のコメディで、3人の男性の恋愛が描かれます。 舞台はローマのとあるアパート。モニカ・ベルッチが登場するのは、熟年編で相手役はロバート・デ・ニーロです。ベルッチ演じるヴィオラはアパートの管理人の娘で、パリの高級ブランド店勤務でしたが、ローマに帰ってきました。 アパートに住み始めたデ・ニーロ演じるエイドリアンとヴィオラは恋に落ちます。しかし高級ブランド店は嘘で、実は彼女は……。

11.モニカ・ベルッチは史上最年長のボンド・ガールとして登場【2015】

サム・メンデス監督が『007 スカイフォール』(2012)に続いて手がけた「007」シリーズです。 モニカ・ベルッチは最年長(当時51歳)のボンド・ガールとして、出演しています。彼女が演じるルチアは、ジェイムズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)によって殺された、殺し屋スキアラの未亡人です。 ボンドは秘密組織の情報目当てに彼女に近づき、誘惑します。ルチアも組織の暗殺者から身を守ってもらう代わりに、ボンドに情報を提供するのです。 イタリアの未亡人の、そこはかとない色気を発しているモニカ・ベルッチが、魅力的です。