復讐するは我にあり
復讐するは我にあり
1979年製作 日本 140分 1979年4月21日上映
rating 4.2 4.2
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『復讐するは我にあり』の感想・評価・ネタバレ

  • 錆犬

    2018/09/05 Primeビデオ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2018年3月4日

    連続殺人を犯して逃亡した男が捕まった。男がいかにして犯行に及んだか、その理由について複雑なモノローグ形式で語られるサスペンス映画。 公開当時、非常に高い評価を獲得した本作。その理由について少し考えました。おそらく犯人像にあるのではないかと思います。冷静沈着かつ知的でありながら同時に凶暴性を内包するキャラクターは今でこそありがちですが、当時としては異質だったのでは。殺人を犯す者は馬鹿で見た目にもすぐ分かる、という固定観念があったのではと思います。本作の主人公は人々を巧みに操り何事もなく殺人を犯す。「自分でもよく意味がわからない…」というセリフがあるように、常人には理解しがたい論理で犯罪を重ねます。その姿はさながら悪魔のよう。緒形拳による狂気の演技により映画のクオリティが格段に上がっています。日本映画史が生んだ稀代の悪役です。 演出の巧みさは見事。多くの殺人を犯しますが、実際に犯行現場を映しているシーンは少ない。オープニングと最後くらいです。気づいたら死んでいる。犯人は動揺も何もしていない。よくできてるなあと思います。競艇のシーンはもう絵かなと思いました。

  • Yuzukappa
    Yuzukappa 4 2017年7月13日

    すごかった。 自分の問題意識とも重なってクリティカルヒット! 私たちの感覚を超越した狂った人間をどう見るか。 この問いにキリスト教要素が入ってきたのも当然といえる、すなわち、人の罪を贖う神の教えや、人間はみな罪人だというメッセージがこの話にとてもいいアクセントになるのだ。 誰か狂った人の報道を見るとき、私はどうしてこうなったとか、生い立ちが、とか私たちの世界の中で彼らを理解しようとする。しかし実際、全く理解できない人間がこの世にはいる。この映画ではその人間の生活を垣間見ることができる。緒形拳の、言葉にすればチープだが、リアリティのある芝居に魅了されるのだ。 神に許してもらおうと思わん。 このセリフでもうこの人は終わりなのである。 映画館でのニュース映像のシーン、最初に殺害シーンを見せるのに、最後は端折る演出の妙、弁護士のとこ最高だった。 福岡弁とキリシタン、酒と女と雨、臭いまで伝わってきそうな画面に人間を描き切った今村昌平監督の情熱をみた。 でんでんもジョーカーも榎津巌にはかなわないなぁ、、。

  • Kei Miyazato
    Kei Miyazato 4 2014年9月8日

    殺しをした後の緊張した場面で押し入れの扉が開くシーンのおかしさが印象的、今までの全ての映画を今村昌平に演出してもらいたい!死霊の盆踊りですら傑作に仕上げそう。

  • 名月

    実話を元にした犯罪ものの元祖と聞いて観た。殺人犯の主人公の「殺したから私も死刑になる。それだけだ。」という態度に魅せられる。園子温監督大好きな私は、敬虔なクリスチャンの父というキャラクターや、悪人がどこまでも悪人である、という点で、同監督の「愛のむき出し」や「冷たい熱帯魚」を思い出した。この作品を意識しているんだろうな。有名な倍賞美津子のヌードシーンももちろん素敵。

  • You Sugiyama
    You Sugiyama 5 2013年11月9日

    最後の最後まで、激情がほとばしる。悪、怒りが愛を捻じ曲げて、歪みを魅せる素晴らしい映画。

  • Purazo

    緒形拳さんのかっこよさが、甚だしすぎる。