マラソンマン
マラソンマン
Marathon Man
アメリカ 1977年3月26日上映
rating 3.3 3.3
7 0

『マラソンマン』のs_p_n_minacoの感想・評価・ネタバレ

s_p_n_minaco
s_p_n_minaco 0 2017年10月6日

タイトルからはこんな映画だと思わないよね。いやマラソン(ていうかジョギング)してるけど、アベベも出てくるけど。NYでの炎上事故、走るダスティン・ホフマンが追いつ追われつし、やがてパリやウルグアイへと舞台が飛び、サスペンスフルな展開を予感させるものの、それぞれの繋がりはさっぱり見えず。何がなんだかと困惑してたら、いきなりホフマン、ロイ・シャイダー、ローレンス・オリヴィエが繋がって、しかも一気に言葉で説明されちゃって、また走る。決してスムーズな流れではないけど、まあ全編通して「追う追われる」構図(過去の悪事からも)で逃げ切れない悪夢の象徴ではある。 但し、一つ一つ見せ場のシークエンスはかなりスタイリッシュで、抑えた音楽の使い方やここぞというロケーションなど現代っぽい気が。そして何たってバイオレンスシーンの怖さ。ロイ・シャイダーの格闘シーンも痛いし、血糊も生々しいし、サー・オリヴィエの拷問はトラウマ級。「Safe?」って訊かれても…は?何がだよ??って不条理!ユダヤ人街のシーンもかなり強烈だ。でもダスティン・ホフマン自体がムダに重すぎて(意外とマッチョすぎて)ミスキャストというか、最後まで納得いかないキャラクターである。