イレイザーヘッド

イレイザーヘッド

Eraserhead
1976年製作 アメリカ 89分 2009年2月28日上映
rating 3.5 3.5
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『イレイザーヘッド』とは

平凡な印刷工である青年が、恋人の妊娠・出産を機に徐々に精神の均衡を崩していく様を描いたサスペンス映画。監督を務めたのは『エレファント・マン』『ブルーベルベット』のデヴィッド・リンチ。彼は今作がデビュー作となっており、監督の他にも脚本・編集・美術などを一人でこなしている。タイトルのイレイザーヘッドは、主人公の青年ヘンリーの癖のある髪型が、まるで鉛筆の先についている消しゴムのようであることからつけられた。

『イレイザーヘッド』のあらすじ

ヘンリーは生まれ持った髪型が特殊で、さながら消しゴムのようなフォルムであることから、周囲に“イレイザーヘッド”と呼ばれている冴えない男。ある日、ガールフレンドのメアリーが妊娠するが、生まれてきた子供はおよそ人の姿とは思えぬ恐ろしい姿をしていた。それでも我が子を大事に育て始めるヘンリーとメアリーだったが、夜な夜な恐ろしい泣き声でわめく赤ん坊の気味悪さに耐えきれず、メアリーはヘンリーのもとを去っていく。赤ん坊とただ二人残されたヘンリーは、一人で赤ん坊を育ては始めるが、やがて彼自身も精神の均衡を崩していく……。

『イレイザーヘッド』のスタッフ・キャスト

『イレイザーヘッド』の感想・評価・ネタバレ

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2017年8月31日

    今観ると、『ツインピークス』原型が既にここで完成されてた。赤い部屋もあるし。禍々しくオドロオドロしい悪夢のような、それでいて吹き出して笑っちゃうような…しかも意外とかわいい。ある種のトラウマというか、忌避感情を象徴したかに思えるクリーチャーも、その演技が巧すぎて、観てると愛らしくなるんだった。そんなインナー・タイニー・ワールドの魅力。いちばん凄いのは、ずっと背景に流れ続ける風音みたいな通電音みたいな、ブォーーーーって無機質なノイズ。

  • Kei Miyazato
    Kei Miyazato 2 2015年11月24日

    初見の時からあまり乗れず???シュールでヘンテコな映画は好きな方ですが ヘンテコなら何でもいいってわけでなく心地よいヘンテコさの基準は各々何処かにあると思います、自分の基準にはあまり合いませんでしたがスキャナーズと本作はヘンテコ映画として仲間内では話題にしていて懐かしさと言う愛着はあります、しきりに教育映画として学校が勧めていたエレファントマン も見世物作品にしか思えず リンチの本領はツインピークスで確認し「ほらな!やっぱこんな人だろ!」って次第でした。

  • Yuichiroh  Inoue
    Yuichiroh Inoue 5 2015年11月10日

    デビッドリンチ初監督作にして、問題作 インダストリアルミュージックとモノクロの映像美は、奇形愛に満ち満ちてる

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