パフューム ある人殺しの物語

パフューム ある人殺しの物語

Perfume: The Story Of A Murderer
2006年製作 ドイツ・フランス・スペイン 147分 2007年3月3日上映
rating 3.3 3.3
282 40

『パフューム ある人殺しの物語』とは

46カ国語に翻訳され全世界で1500万部を売り上げたベストセラー小説、パトリック・ジュースキント著『香水 ある人殺しの物語(1985年)』の映画化作品。18世紀のパリを舞台に超人的嗅覚を持つ青年が究極の香りを忘我となって追い求める衝撃のサスペンス・ドラマ。監督は『ラン・ローラ・ラン(1998年)』『クラウド アトラス(2012年)』のトム・ティクヴァ。主演はベン・ウィショー。共演はダスティン・ホフマン、アラン・リックマン。ナレーションはジョン・ハートが務めている。

『パフューム ある人殺しの物語』のあらすじ

18世紀のフランス、パリ。汚い市場の片隅に産み捨てられたジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)は、生まれた瞬間から嗅覚が鋭く、数キロ先の匂いを嗅ぎわけることができた。グルヌイユは業突くな老婆に育てられ成長すると皮革屋に売られた。友達もなく、愛も知らず、獣の革の加工という過酷な仕事を黙々とこなしながら、ほんのひと時、匂いを介して世界を見ることだけを唯一の楽しみとしていた。仕事で初めて都会に出た時、そこで運命の香りと邂逅する。それは赤毛の女の体臭だった。我を忘れて女を追いかけ、匂いを嗅ごうとした時、怯えた女が悲鳴をあげ、誤って殺してしまう。それ以来、グルヌイユはその香りを再現することに取り憑かれ、香水調合師ジュゼッペ・バルディーニ(ダスティン・ホフマン)に弟子入りするのだが……。

『パフューム ある人殺しの物語』のスタッフ・キャスト

『パフューム ある人殺しの物語』の感想・評価・ネタバレ

  • えくえあ
    えくえあ 3 9月23日

    人並みはずれた嗅覚を持つ調香師を主人公にしたちょっとカルトっぽいサスペンス映画 まず映像がすごくきれいで良かった ストーリーに関しては素直ですんなり入ってきますが、やはりラストでかなり好みが分かれそうですね 全体の雰囲気としては序盤はお洒落コメディ風、中盤はサスペンスで、ラストはちょっとカルト寄りといったところでしょうか しかしこれだけ「お前ら考察しろよ!」みたいな雰囲気にしておいてラストの説明的な語りとその先の展開はややくどい気がするので、個人的にはもうちょっと霧のように消える感じで終わってくれてもよかったと思います(原作がどうなっているかはひとまず置いておいて) まぁ、正直なところあまり響かなかったのですが考察がちょっと楽しかったので☆3.0としました さてさて最後に拙文ながら考察を... ありきたりではありますが、やはり真っ先に思いつくのは主人公が求めていたのは「究極の香水」ではなく、「人並みの愛情」だったということ 劇中では無臭と表現され、まるで存在感がないかのように人に近づく様子、生い立ち、関わった人間の不幸、このあたりは誰からも愛されていなかった彼を象徴しているかのようです。 愛は知らないが香りだけは誰よりも知っている、そんな彼が始めて芽生えた感情を「究極の香り」だと信じ込み、究極の愛の香水を作り上げる しかし、それは彼の求めていた本当の愛とは違うことに彼は気づいたのか、彼は香水とともに消えてしまう... 最初に出てくる香水の名前にも「愛(アモーレ)」の言葉が入っていましたね 余談になりますが、Wikipediaによれば原作小説の作者が「映画化するならキューブリックかフォアマンがいい」と言っていたらしいのでその辺好きなら好きかもしれませんね

  • Keeper

    score 100/100 2回目。人を選ぶ内容だが原作小説をそのまま映像化出来てる。完璧。

  • Chiaki

    映像がすごく綺麗で、よかった。 嗅覚が人よりも鋭いが故に、匂いがすることが存在であり、体臭のない 自分自身は価値のないものだと思ってしまった主人公に、精神的な意味で寄り添ってくれる人が最後まで現れなかったことが悲しい。ラストシーンは乱行とも受け取れるけど、私は自由(ではないけど、普段無意識にセーブしている柵からの解放)のように感じた。 ピザを食べながら観たが、私まで「匂い」に影響されて気持ちが悪くなってしまった。影響を受けやすい人は食事中に観るのは避けた方がいいかもしれない。 そしてここまで何か残ったのは先日、大分の香水博物館に行ったせい。

『パフューム ある人殺しの物語』に関連する作品