マルコヴィッチの穴

マルコヴィッチの穴

Being John Malkovich
1999年製作 アメリカ 122分 2000年9月23日上映
rating 3.4 3.4
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『マルコヴィッチの穴』とは

アメリカの俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中に入れる穴を巡って繰り広げられるコメディを描き、その奇想天外な斬新さから第72回アカデミー賞3部門(助演女優賞、監督賞、脚本賞)にノミネートされた。監督は、本作が初となるスパイク・ジョーンズで、脚本は『エターナル・サンシャイン』のチャーリー・カウフマン。 主演は芸能一家で知られるアメリカ俳優『ハイ・フィデリティ』のジョン・キューザックが務める。共演には『チャーリーズ・エンジェル』のキャメロン・ディアス、助演女優賞にノミネートされた『カポーティ』のキャサリン・キーナーらが名を連ねる。

『マルコヴィッチの穴』のあらすじ

主人公クレイグは売れない人形使いで、ペットショップで働く妻のロッテと一緒に暮らしている。ある日、クレイグは定職に就くため、ビルの書類整理の仕事に転職をする。クレイグとロッテの関係は冷え切っており、クレイグは新しい職場の美人社員マキシンを口説こうとするが、全く相手にされない。 そんな時、クレイグは会社で秘密の扉を発見する。扉を開くと穴が奥まで続いており、何かに引き寄せられるようにその穴にクレイグが入ると、そこは有名俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中であった。中にいられるのは15分間。その穴を見つけてから、クレイグは穴を利用し商売を始め、次々と人を穴の中に入れていくが……。

『マルコヴィッチの穴』のスタッフ・キャスト

『マルコヴィッチの穴』の感想・評価・ネタバレ

  • エミデブ
    エミデブ 3 2018年1月21日

    秋田のサティの近くにパチンコ屋があった。そこのパチンコ屋には何年間もでっかい広告があってそこにはたくさんのスキンヘッドの顔、「誰が自分か?」と問いかけるようなメッセージ。当時怖いと言うより不思議な感覚だったが、その後にそれがマルコヴィッチの穴のポスターだったと気づく。 少々、哲学的に思え難しく考えてしまいがちな映画ではあるが、果たしてそれが正解なのかと言うとそれもまた然りという程度を超えない。だから、自分に置き換えて考えてみると、まず自分が誰かになれたら、そしてもし自分が自分じゃなかったら。それくらいの考えで十分楽しめると思う。 誰しも、「自分が〇〇だったら」と一度は考えたことがあるだろう。だいたいそれはヒーローやスターだったりが多いと思うんだけど、「誰かになって15分間好きなことをできたら何をするか」。この映画が描いているのはそういうことだと思う。 なんだろう、そんな思いつきを映画にしてこんなこともあるよね、こうかもしれない、そういう可能性を広げていってできた映画のように思う。終着点はなかったんじゃないかと。そのことから考えられる様々な事象を映像にしたかのような。 だからこそ「こんな映画見たことない」などとポスターに書かれているのではないだろうか。

  • Aki

    なんとも不思議な映画。 マルコヴィッチは可哀相だし、人間関係しっちゃかめっちゃかだし、会社は7と1/2階にあるし。 でもなぜか惹かれた。気付いたら見入ってた。 不思議な魅力のある映画でした。 マルコヴィッチマルコヴィッチマルコヴィッチが頭から離れない。

  • ぼー

    2016.05.14[52作目] DVD。TSUTAYAのコメディコーナーでこ インパクトのあるパッケージを見たとき、これは相当笑えそうだと思った。しかし、実際に見てみるとかなり悲しい気持ち・怖い気持ちになる作品だった。スタッフロール時のビョークの歌も、それを増していた。だが、見て良かったと思える作品だった。これがバクマンで言ってたシュールな笑いなのか。前半のテンポが悪く感じ少し眠くなってしまったが、後半は強烈に引き込まれた。 若い時のキャメロン・ディアスがびっくり!やっぱり綺麗というよりかわいかった。可愛いからこそ怖かった。

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