ダース・シディアスことパルパティーンを徹底解説!ナチスやローマ教皇との奇妙な共通点がある?

2017年12月5日更新

ジェダイナイトたちと相反する存在であるダークサイドのフォースを操るシス卿ことパルパティーン議長。ダース・シディアスとの名前でも知られる彼を徹底解剖!

シス卿パルパティーンってどんな人物?

銀河共和国最後の最高議長かつ、銀河帝国の初代皇帝であるパルパティーンは惑星ナブー出身の人間で、身長は175cmです。 若いときからダークサイドの遺物をコレクションしていました。ある日、パルパティーンは、ダース・プレイガスに出会い、ダークサイドのフォースを使えるように訓練を受けます。 シスとして強い力を持つプレイガスとともに、パルパティーンは、ナブーの政治家を演じつづけ、ジェダイから正体を隠し続けます。 パルパティーンは、銀河系の政界を操るようになると、師匠であるプレイガスを暗殺し、シス・マスターの地位を手にいれると同時に、銀河元老院の最高議長の座も手にいれました。 銀河共和国軍の最高議長でもありながら、シスの暗黒卿でもあるという、二重の生活をし続けます。 パルパティーンは、立場を利用してクローン戦争を勃発させます。独立星系連合の指導者は、パルパティーンの二番目の弟子の元ジェダイマスターだったドゥーク伯爵のため、実際のところ、パルパティーンが裏で独立星系連合を動かしていました。 クローン戦争のさなかに、共和国市民がパルパティーンの方針を支持したことから、彼は銀河憲法を制定、元老院の行政機関をすべて自分のもとへ移管します。これを機に、共和国の歴史は幕を閉じ、パルパティーンが建設した新たな国、銀河帝国ができ、彼が皇帝になるのです。

パルパティーンを演じている俳優って?

イアン・マクダーミドは、1944年8月11日スコットランド出身の演出家兼俳優です。1976年から47本の映画に出演していて、その中で最も世界的に有名な役が『スター・ウォーズ』のパルパティーンだといえます。 イアンは、グラスゴーの王立アカデミーで演劇を学び、シェークスピアなどの古典劇を演じて高い評価を得ていた舞台俳優です。 その彼だからこそ、パルパティーン議長と、暗黒卿シスの声色と自由に操り、一人で二役のすばらしい演技をなしえているとして評価されています。 スターウォーズ以外の彼の出演作品は、テレビドラマ『モース警部』『MI-5 英国機密諜報部』『エリザベス1世 〜愛と陰謀の王宮〜』、映画『ゴーリキー・パーク』『スリーピー・ホロウ』などがあります。

パルパティーンの顔がしわしわになったわけとは?

2005年に公開された『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の中で、メイス・ウィンドウとパルパティーンが対決するシーンがあり、そこで、パルパティーン議長がメイスを追い詰めるために放った電撃を、メイスがライトセーバでうけて跳ね返したため、パルパティーンは電撃を体にあびることになり、あのようにシワシワになってしまったと言われています。 しかし、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』で、ルークがパルパティーンの電撃をうけても何も変化がないことから電撃のせいでないかもしれないと噂されてもいます。

パルパティーンの側近の人物について紹介!

シャンパーラ出身のマス・アメダは、196cmという高身長、髪の毛はなく、目の色と皮膚の色は青色をしているシャグリアンとよばれる種族です。 彼は銀河元老院でパルパティーンとフィニーズ・ヴァローラムが最高議長のときに、副議長を務めていました。 その後、クローン・ウォー中も副議長、パルパティーンが銀河帝国を建設したときも皇帝になったパルパティーンを助けて帝国評議会のメンバーとして仕えます。 マスアメダを演じている俳優は、ジェローム・ブレイク(『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』)とデビッド・ボワーズ(『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』)の二人です。 二人とも『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』でマス・アメダを演じています。

パルパティーンの師ダース・プレイガスとは?

パルパティーンの師であり、彼にダークサイドの知識を伝授した人物がダース・プレイガスです。パルパティーン以外は彼のことを知る人物が登場しないため謎に包まれていますが、プレイガスはシスの暗黒卿の中でも最強の部類で、フォースの力で生命を創造したり、人を死から遠ざけることもできたそう。 しかし彼はパルパティーンを信頼し、多くのことを教えすぎました。これ以上師から教わることはないと判断したパルパティーンにより、寝込みを襲われ殺害されてしまったのです。 他人を死から救うことはできたのに自分の死は予想できなかったため、皮肉な最期を遂げました。

パルパティーンの弟子たち

『スター・ウォーズ』シリーズには映画作品を軸とした正史と、拡張世界であるレジェンズというものが存在します。拡張世界であるレジェンズでは、エピソード1の3万6000万年前、エピソード6の134年後までが描かれています。正史ではダースベイダーに滅ぼされたパルパティーンでしたが、レジェンズではなんとその後復活するのです。

ダース・モール

ダースモール スターウォーズ
©LUCASFILM

パルパティーンがダース・プレイガス殺害後に最初に弟子にした人物。惑星ダソミアの酋長の息子として生まれましたが、幼少期に彼の素質に目をつけたパルパティーンに拉致され、シスの暗殺者として育て上げられました。 当初パルパティーンは、モールの母であるナイトシスター・タルジンの魔術に目をつけ弟子にする予定でしたが、その約束を反故にし彼女の息子を連れ去ったのです。

ドゥークー伯爵

ダースモールがオビ=ワン・ケノービに倒された後にパルパティーンが目をつけたのが、ジェダイマスターであるドゥークー伯爵。 クワイ=ガン・ジンの師でありヨーダの弟子でもある彼は、かつては有能な騎士として活躍していましたが、不正が蔓延する共和国の現状に不満をいだいていました。そこに目をつけたパルパティーンは彼をダークサイドに転向させ、ダース・ティラナスの名を与えます。

アナキン・スカイウォーカー

そして最後にパルパティーンの弟子となるのが、ダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーです。 アナキンは共和国最高議長のパルパティーンを敬愛していました。ドゥークーとの対決に勝利した彼は、パルパティーンからその首をはねるよう命じられます。ジェダイ・コードに反して丸腰の相手を殺害したアナキン。 その後パルパティーンはフォースの暗黒面の力を説き、アナキンはダークサイドに転向。パルパティーンの弟子となり、ダース・ベイダーの名を授けられます。

パルパティーンはヨーダより強い!?

銀河史上最も強力なジェダイマスターであるヨーダ。ジェダイ最高評議会の中で長老的存在の彼でも、パルパティーンがダース・シディアスであることに気づきませんでした。 ヨーダがパルパティーンの正体に気づいたのは、弟子のドゥークーをパルパティーンに奪われ、さらには若きジェダイのアナキンもダークサイドに転向してしまった後でした。 『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)で、ヨーダはパルパティーンと対決するものの敗北。その後30年ほど無人の惑星ダゴバにこもることとなるのです。

レイはパルパティーンの孫?

ダース・シディアスがルークに倒されてから30年後を描いた『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』(2015)。本作のヒロイン、レイの正体に関する意外な予想がネット上で持ち上がっています。 実はレイはパルパティーンの血をひく者ではないかとする説が、ファンの間で議論されているのです。 根拠としては、レイとパルパティーンのライトセイバーの使い方が酷似していること、カイロ・レンがレイと対決する際彼女のことを知っているように見えたこと、レイが初めてライトセイバーに触れた際にパルパティーンの声が聞こえたこと、などが挙げられています。たしかにこれらは、二人の間に血縁関係があるとすれば説明がつくのですが、あくまで仮説の域を出ていません。 一方でレイの親をオビワンとする説やルークとする説も根強くあります。おそらく2017年12月公開の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では、レイの出自が徐々に明らかになっていくと予想されます。

パルパティーンが復活する?

正史

パルパティーンが皇帝になったあと、以前のような良心的な政治家ではなく、デス・スターに象徴されるような恐怖統治を行っていました。ある時、ダース・ベイダーがひそかにギャレット・マックという少年を弟子として訓練していることを知り、その子を殺害するように命じます。 しかし、この行動がパルパティーンの命取りとなり、銀河共和国を再建しようという同盟がおこり、パルパティーンと、ダース・ベイダーを滅ぼすために、同盟軍は艦隊を送ります。 パルパティーンはダース・ベイダーの息子ルークをダークサイドに取り込もうとしましたが、ルークは誘惑に負けなかったうえに、父ダース・ベイダーの心まで動かしダース・ベイダーは、パルパティーンを裏切るのでした。

レジェンズ

帝国はあっけなく崩壊し、パルパティーンは肉体を失いましたが、保管してあったクローンの肉体に精神を送り込み時を待ち、帝国を復活させようと試みます。 しかし、彼のクローンの肉体は、徐々に弱体し、次々と保管しておいたクローンへとうつりかわるのですが、それもなくなったあと、彼は、ダース・ベイダーの孫にあたるアナキン・ソロの体へと移ろうとし、失敗。 ジェダイ・ナイトであるエンパトジェイオス・ブランドは、自らの命を懸けてパルパティーンの精神が二度と蘇らないようにするのです。

演説から解くパルパティーンとナチスの共通点

ジョージ・ルーカスは、パルパティーンが銀河帝国を建設する際に、行った演説/銀河帝国成立宣言(ニュー・オーダー設立の宣言)のパルパティーンの言葉”lasting 10,000 years”(10,000年この新帝国が続くように)というセリフは、ヒットラーがナチ党の台頭時の演説で放った "Thousand-year Reich."(千年(繁栄する)のライチ/第三帝国)を、参考にしていると話しています。

さらにダース・シディアスとローマ教皇の共通点も紹介!

2005年から2013年にかけてローマ法王だった、ベネディクトゥス16世は、ドイツ出身で、本名は、ヨゼフ・アロイス・ラッツインガーと言います。彼は、265代ローマ教皇として就任する直前にタイム誌に世界でもっとも影響力のある100人としてえらばれています。その彼が就任すると同時に、顔がシス卿ににているとうわさがたちました。

ダース・シディアスの名言を紹介!

I have waited a long time for this moment, my little green friend “この時を待っていた。我が小さき緑色の友よ。" Learn to use the Dark Side of the Force. “暗黒面を受け入れるのだ!" And now, young Skywalker... you will die. “では死ぬがいい、若きスカイウォーカーよ。" Do what must be done, Lord Vader. Do not hesitate. Show no mercy. ”成すべきことをせよ、ベイダー卿。躊躇うでないぞ。慈悲など無用。” Strike me down with all of your hatred and your journey towards the dark side will be complete. ”憎しみの限りを込めて朕を討て。さすれば暗黒面に至る旅は終わろう。” Good. Use your aggressive feelings, boy. Let the hate flow through you. ”よろしい。敵愾心を利するがよい、若人よ。憎しみを全身に滾らせよ。” Young fool. Only now, at the end, do you understand. ”愚かな若造が。今こそ、死に際に思い知るのだ。” これらの言葉は、パルパティーン議長としてではなく、シス卿として発した言葉です。映画のどのエピソードからなのか、この機会なのでゆっくりとセリフに注目しながらスター・ウォーズシリーズをみなおしてみるのはいかがでしょうか?