かっこいい男達を描いたおすすめギャング映画ランキング40

2017年8月22日更新

フィルム・ノワール、クライム・アクション、ハードボイルドなどといったジャンルを内包する犯罪映画。その中でもギャングやマフィアを題材にした映画は数限りなく制作されています。そうしたギャング・マフィア映画40作品をチョイス。

おすすめギャング・マフィア映画ランキング

これまでに数限りなく製作されているギャングやマフィアを題材にしたクライム映画。その多くは、ファミリー対警察の抗争、ファミリー間の仁義や裏切りといったテーマが主となっています。 裏社会に生きる者たちの生き様を描くと聞けばカッコよく感じるかもしれませんが、その実は人間の醜さや虚しさといった、決して華やかではない要素も込められています。だからこそ観客はギャングやマフィア映画に惹きつけられるのでしょう。 ここではそうした、おすすめの名作・傑作ギャング・マフィア映画40本をランキング形式で紹介します。

40位:『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督が放つ麻薬争奪戦3部作【1996~2005年】

コペンハーゲンの裏社会で麻薬密売人(プッシャー)をしているフランクは、ある取引に失敗して大ボスの麻薬を紛失してしまいます。そのためフランクは警察とボスの双方から追われ、さらには借金地獄に陥ってしまうことに……。 後年の『ドライヴ』が高い評価を得たデンマーク映画の俊英、ニコラス・ウィンディング・レフンが初監督したクライム・サスペンス。プッシャーたちの転落人生を3部作で描きます。シリーズ第1作と2作目には、『偽りなき者』やテレビドラマ『ハンニバル』シリーズで世界的人気を博すこととなるマッツ・ミケルセンも出演しています。

39位:黒社会に潜入する警官の葛藤を描く『インファナル・アフェア』韓国版【2013年】

警官のジャソンは8年もの間、韓国最大の犯罪組織におとり捜査官として潜入し続け、その間に組織のナンバー2のチョン・チョンの右腕的存在となっていました。そんなある日、組織の会長が急死したことにより後継者争いが勃発。これを利用しようと警察は、“新世界”と名付けた組織壊滅作戦を進めるのでした。 潜入警官を主人公にした内容から、韓国版『インファナル・アフェア』と評されたクライム・ドラマ。本職を全うするか、マフィア幹部との友情を全うするか葛藤する主人公を描きます。本作もハリウッドリメイクが発表されています。

38位:ロサンゼルスに実在したギャングと警察との抗争劇【2012年】

1949年のロサンゼルス。ギャングのミッキー・コーエンは、警察や政治家も手が出せない存在となっていました。そんな状況を打破すべく、ロサンゼルス市警のジョンをリーダーとする6人のチームはおとり捜査を決行していきます。 1940年代に実在したとされる大物ギャングと警官たちとの抗争を描いたクライム・アクション。ショーン・ペンがギャング王を演じ、市警チームメンバー役にジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリングらが扮しています。テーマこそ重厚なものの、至る所に軽妙なギャグが盛り込まれているあたり、『ゾンビランド』も手がけた本作監督のルーベン・フライシャーらしさが伺えます。

37位:マザコンギャングが裏切りと暴走の果てに見たもの【1949年】

凶悪ギャングのコーディは列車を襲い現金を強奪、そしてアリバイ作りのために同日に起きた事件の犯人として自首を図ります。列車強盗の主犯がコーディだと睨んだ警察はおとり捜査官ファロンを近づけさせることで、コーディの信頼を得ていきます。一方で、母親を溺愛するコーディに愛想を尽かしていた妻のバーナと彼女と内通していたコーディの部下ビッグ・エドは、とある策略を企てるのでした……。 戦前のギャング映画の大スターだったジェームズ・キャグニー主演のフィルム・ノワールのクラシック。マザコンのギャングが次第に暴走するさまを描きます。この主人公がマザコンという設定は、キャグニー自身のアイデアによるものです。

36位:密造酒ビジネスを取り巻く無法者たちの生き様【2012年】

禁酒法時代のアメリカ・バージニア州で、密造酒ビジネスをしていたボンデュラント3兄弟。彼らはFBIなどの権力者に賄賂を渡していましたが、そこへ新たに着任した特別補佐官レイクスが法外な賄賂を要求します。兄弟たちはあまりの横暴ぶりにその要求を拒否しますが、報復として様々な妨害を受けることに……。 生きるために違法行為に手を染めていくボンデュラント兄弟と、そんな彼らにつけ込んでいく権力者たちとの、ある種の階級闘争を描いた実録ドラマ。兄弟役に扮したシャイア・ラブーフやトム・ハーディに、訳アリな女性役のジェシカ・チャステインたちの演技にも注目です。

35位:ロンドンに実在した双子ギャングの栄光と破滅【2015年】

1960年代初頭のロンドン。レジーとロニー・クレイの双子のギャングは町を牛耳りつつありました。その勢いとどまるところを知らずにアメリカのマフィアにまで及びますが、そんな折レジーは部下の妹フランシスとの結婚を機に足を洗う事を考え始めます。それを不満に思うロニーは破滅的な行動を繰り返し、組織に不協和音が発生していくのでした。 ロンドンに実在した双子のギャング、クレイ兄弟の栄光と破滅を映画化。性格から体型などがすべて異なる双子を演じわけたトム・ハーディがとにかく圧巻です。ロニーの部下にしてゲイの恋人マッドを演じたタロン・エガートンを筆頭とした共演陣にも注目!

34位:不正の不動産ビジネスをめぐる醜い連中の群像劇【2008年】

不動産ビジネスが最も盛んとなっていたロンドンでは、不正な土地取引をすべく、街のゴロツキやロシア人大富豪といった多種多様な連中が市場参入を目論んでいました。その波に乗るべく、ワンツーとマンブルズも一儲けしようとするも、犯罪組織の親玉レニーに多額の借金をする羽目に。そのレニーも不動産にうま味を求め暗躍を始める中、新たな複合商業施設の建設に絡んだ利権争いが勃発し……。 『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、『スナッチ』のガイ・リッチー監督お得意のクライム・ドラマ。ロックテイストを土台に、ロンドンの犯罪社会をスタイリッシュに描いていきます。

33位:愛を求めて闇社会でのし上がっていく青年の半生【2017年】

1920年代の禁酒法下のボストンで、警官幹部である父に反発するかのようにギャングの世界に入りこんだジョーは、野心と度胸でのし上がっていきます。しかし、敵対組織の情婦や協力組織の女幹部という2人の女性と出会いで、ジョーの運命は大きく変わっていくこととなります。 『ザ・タウン』、『アルゴ』と名作を立て続けに発表したベン・アフレックが、前2作同様に監督・主演・脚本を担当したフィルム・ノワール。自身もボストン出身であるアフレックが、愛に生きるギャングの生きざまを描きます。なお、本作の原作小説を書いたデニス・ルヘインは、アフレックの監督デビュー作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』の原作者でもあります。

32位:伝説の銀行強盗の半生をジョニー・デップ主演で映画化【2009年】

1933年の大恐慌下のアメリカで銀行強盗を働くジョン・デリンジャーは、ターゲットを悪徳銀行だけに限定し、世間一般人からは奪わないという姿勢から市民のヒーロー的存在となっていました。そんな状況を苦々しく思っていた司法省のエドガー・フーヴァーは、デリンジャーを何としても捕らえるべく捜査官のメルヴィン・パーヴィスを送り込みます。 伝説の銀行強盗にして「社会の敵ナンバーワン」として知られたデリンジャーの半生を、マイケル・マン監督、ジョニー・デップ主演で映画化。デリンジャーと、恋人ビリーの逃亡劇に重点を置いた内容となっています。

31位:暗黒街でしのぎを削る男たちの友情と裏切りを描くコーエン兄弟のギャング映画【1990年】

1929年、禁酒法時代のアメリカ東部の街ではアイルランド系とイタリア系のマフィア同士の争いが起こっていました。アイルランド系のボスであるレオとその片腕のトムは固い友情で結ばれていたものの、娼婦のバーナが原因で仲違いしてしまいます。トムが敵対していたイタリア系マフィアに入ったのを機に、裏切りや陰謀が渦巻くマフィアの行動が激化することに……。 ジョエル&イーサンのコーエン兄弟の3本目の作品ですが、彼らの持ち味であるコミカル要素は鳴りを潜め、硬派なギャング映画として仕上がっています。ジョン・タトゥーロやスティーヴ・ブシェミといった、後年のコーエン兄弟映画の常連スターがここから登場しているのも注目。

30位:ハーレムの麻薬王と正義感あふれる刑事の激突を描く実録ギャング映画【2007年】

キング牧師が暗殺された1968年のニューヨーク。ハーレムの黒人ギャングのボスの座を引き継いだフランクは、東南アジアからヘロインを密売するルートを確立し、麻薬王として君臨していきます。それに対し特別麻薬取締局は、汚職に屈しない刑事リッチーを抜擢し、フランク摘発を目論むのでした。 デンゼル・ワシントン扮する麻薬王と、ラッセル・クロウ扮する正義感あふれる刑事の対決を描く骨太な実録ドラマ。『デュエリスト/決闘者』や『ブレードランナー』など、2人の男の対決をテーマにした作品を得意とするリドリー・スコット監督ならではの演出が光ります。