2026年6月1日更新

「トイ・ストーリー」ミスター&ミセスポテトヘッドの養子や元ネタを深掘り!ラブラブ夫婦はどんなおもちゃ?

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ピクサーアニメ「トイ・ストーリー」シリーズに登場するおもちゃのキャラクター、ミスター&ミセスポテトヘッド。 この記事では、このラブラブ夫婦の作中での活躍や元ネタとなっているモデル、彼らの魅力に迫ります。ポテトヘッド夫妻の養子とは誰なのか、声優は誰なのかなども紹介していきます。

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【概要】「トイ・ストーリー」ポテトヘッドってどんなキャラ?

項目 概要・詳細
キャラクター名 ミスター・ポテトヘッド(Mr. Potato Head) / ミセス・ポテトヘッド(Mrs. Potato Head)
登場作品 ディズニー・ピクサー映画『トイ・ストーリー』シリーズ(1〜4)、各種スピンオフ作品
外見・モチーフ ジャガイモの形をした本体に、目、鼻、口、耳、手足などのプラスチック製パーツを差し込んだおもちゃ。
主な性格・特徴
  • 皮肉屋で疑り深く、怒りっぽい一面があるが、根は仲間思いで義理堅い。
  • 妻(ミセス・ポテトヘッド)を盲目的に愛しており、彼女の前では頭が上がらない恐妻家。
作中での特殊能力
  • 体のすべてのパーツを自由に取り外し、バラバラにすることができる。
  • 本体から外れたパーツ(目や手など)を遠隔で独立して動かすことが可能(偵察などに活用)。
  • ジャガイモ以外のもの(トルティーヤやキュウリなど)にパーツを刺して代用することもできる。
実在のおもちゃとしての歴史
  • 米ハズブロ(Hasbro)社より1952年に発売(元々は本物の野菜にパーツを刺して遊ぶものだった)。
  • 玩具業界初の快挙:アメリカのテレビCMで宣伝された史上最初のおもちゃ。
  • 安全基準(子供の誤飲や尖ったパーツの規制)や時代背景(禁煙運動によるパイプパーツの廃止)に合わせて何度もモデルチェンジを繰り返している。

「トイ・ストーリー」シリーズでおなじみのポテトヘッドは、実際にアメリカで古くから親しまれているおもちゃをベースにつくられたキャラクターです。 目や鼻などの顔のパーツを取り外して遊べるおもちゃで、その愛らしい顔が特徴的です。 男女ペアのMr.&Mrs.ポテトヘッドとして知られています。

【家族】養子はリトル・グリーン・メン

『トイ・ストーリー2』でピザ・プラネットに行く途中の車内で、外に落ちそうになったリトル・グリーン・メンの3人を助けて以来、“恩を忘れない”彼らから慕われるようになったミスター・ポテトヘッド。最後は成り行きで家までついてきた彼らを、ミセス・ポテトヘッドが「養子にしましょう」と言い出し、パパと呼ばれることになりました。 そして『トイ・ストーリー3』では、終盤でロッツォに裏切られてごみ処理場の焼却炉で焼かれそうになった際、リトル・グリーン・メンに救われ、恩を返されることに。さすがのポテトヘッドも大いに感謝していました。

【活躍】ミスター&ミセスポテトヘッドの登場シーンをおさらい

『トイ・ストーリー』ウッディへの反発

『トイ・ストーリー』(1999) ウッディ , バズ・ライトイヤー
『トイ・ストーリー』©1999 Disney

1作目では度々パーツがバラバラになったり、皮肉屋なため常にウッディに反発したりと総じて憎まれ役のような印象が強かったミスター・ポテトヘッド。高性能の新しいおもちゃであるバズにウッディが嫉妬しているような場面では、「アンディのお気に入りの座を奪われたからバズを追い出した」と疑ったりもしました。 今作で彼がバラバラになるシーンはほぼ定番のコメディリリーフ的な扱いで、最初はアンディのごっこ遊びの後、赤ちゃんのモリーにバラバラにされていました。

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『トイ・ストーリー2』最愛の妻の登場とエイリアンとの出会い

トイ・ストーリー2
©2019 Disney/Pixar

1作目の最後でクリスマスプレゼントとしてやってきたミセス・ポテトヘッドと念願叶って巡り会うことができ、晴れて夫婦としてセットに。続く2作目ではアルに誘拐されたウッディを救出するため、バズを隊長とする捜索チームに自ら志願して同行します。 アルのトイバーンへ向かう途中、ピザプラネットのトラックから落ちそうになったエイリアン人形「リトル・グリーン・メン」3人組を、自身の目玉やパーツを使って間一髪で救出。この出来事がきっかけで彼らから熱狂的に慕われるようになり、ポテトヘッド夫妻の養子として迎え入れることになりました。

『トイ・ストーリー3』身体を張った超名シーン

トイ・ストーリー3
© DISNEY\PIXAR

『トイ・ストーリー3』では、前作以上にポテトヘッド夫妻の「パーツの着脱」という特技をフルに活かしたシリーズ屈指の重要シーンが数多く登場! 序盤でミセスはアンディの部屋に自分の片目を置き忘れてきてしまいます。しかし離れた場所にある目の映像も感知できるため、「アンディが自分たちをゴミに出したのではなく、屋根裏にしまおうとしていた」という決定的な真実に気づき、ウッディの言葉が正しかったことを証明しました。 さらにサニーサイド保育園からの脱出作戦中、ミスターは敵の目を引く囮になってパーツを全部外され、ジャガイモの胴体をハトに突つかれてボロボロに。そこで近くにあったトルティーヤに目や鼻のパーツを刺して復活!トルティーヤが犬に食べられてしまうと、今度はキュウリにパーツを刺して再復活を果たしました。

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『トイ・ストーリー4』新たな持ち主の元で仲間を支えるベテラン

トイ・ストーリー4
©2019 Disney/Pixar

4作目では新キャラクターのフォーキーや、再登場したボー・ピープとウッディの物語にスポットが当てられているため、アンディの部屋から一緒だったお馴染みのレギュラーおもちゃたちは、全体的に出番が少なく「留守番・サポート役」にとどまっています。 またその要因の1つとして、初代から英語版の声を担当していた俳優ドン・リックルズが2017年に急逝していたこともあったようです。

【モデル】実存するポテトヘッドのおもちゃのトリビアを解説

映画『トイ・ストーリー』で大人気となったポテトヘッドですが、実は映画が公開される遥か昔、1952年にアメリカで誕生した実在の歴史あるおもちゃです。しかも、その誕生から現在に至るまでの歩みは、玩具業界の常識を覆す驚きのエピソードに満ちています。

【1950年代】元々は「本物のジャガイモ」に突き刺す奇妙なおもちゃだった!?

1940年代、ミスター・ポテトヘッドの開発者ジョージ・ラーナーは、商品を売り出してくれるおもちゃメーカー探しに苦労していたそうです。そこでラーナーはシリアル会社に売り込み、ポテトヘッドはシリアルの景品として採用されることになりました。 今でこそプラスチック製のジャガイモ型ボディがお馴染みですが、発売当初は「プラスチック製の顔のパーツ(目、鼻、口、帽子など)」だけが箱に入って売られていました。 では、胴体はどうしていたのかというと、なんと「家庭にある本物のジャガイモや野菜」に、尖ったピン付きのパーツを直接突き刺して遊ぶおもちゃだったのです。 考案者のジョージ・ラーナーが、自分の子供たちに「野菜に顔を作って遊ばせていたこと」から着想を得たこのアイデアは、当時の子供たちの間で大ヒット。 また、玩具業界で初めて「子供向けテレビCM」を放映。これが大反響を呼び、発売初年度だけで100万個以上を売り上げる大ヒットを記録しました。しかし同時に、親たちからは「食べ物を粗末にしている」「数日経つとジャガイモが腐って悪臭がする」という苦情も寄せられるようになります。

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【1960年代】安全基準による「プラスチック化」と巨大化

衛生面への不満を解消するため、ハズブロ社はついにプラスチック製のジャガイモ型ボディをセットにして販売。これにより、本物の野菜を用意しなくても遊べる現代のスタイルが確立しました。 また、アメリカでおもちゃの安全基準が厳しくなったことを受け、パーツの先端を丸く、サイズを大きく変更。それに合わせて、ジャガイモの本体も従来の2倍の大きさへとバージョンアップしました。

【1970年代】ポテトヘッドの迷走期

70年代、ポテドヘッドは迷走期に入ります。ミスター・ポテト・フィッシュ、ミスター・ポテト・バード、ミスター・ポテト・バグなど奇妙なポテドヘッドが誕生していました。 また同じく、70年代、ミスター・ポテトヘッドの妻ミセス・ポテドヘッドは、ミスター・ポテトヘッドの着せ替えキットとして販売されていたため。身体さえありませんでした。

【1980年代】社会進出とおもちゃ界初の「禁煙成功」

1985年、アイダホ州、ボイシの市長選で、ミスター・ポテトヘッドは4票獲得したそうです。この頃にはアメリカの国民的キャラクターとなり、大統領選挙のパロディポスターに登場するなど、政治やカルチャーのジョークのネタとして引っ張りだこになっていました。 当初、ミスター・ポテトヘッドはパイプを持ったキャラクターでしたが、1987年11月、全米に広がった反喫煙運動を受け、公式にパイプを置きました。

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【1990年代】『トイ・ストーリー』での世界的大ブレイク

ピクサー初の長編3Dアニメ映画に、アンディの部屋の主要おもちゃとして出演。ピクサーが、『トイ・ストーリー』で使用した、ミスター・ポテトヘッドのデザインは、80年代と90年代のデザインに改良を加えたものでした。皮肉屋だけど仲間思いなキャラクター性と、パーツがバラバラになる特性を活かしたギャグが大ウケし、知名度は一気に世界レベルへ跳ね上がりました。 『トイ・ストーリー』出演後、再び脚光を浴びたミスター・ポテトヘッドは、1998年フォックスファミリーチャンネル『ザ・ミスター・ポテトヘッド・ショー』という番組で主役を務めていました。

【2000年代〜現在】夫婦の絆とジェンダーレスへの進化

巨大なポテトヘッドが登場することも。2005年と2007年のサンクスギビングのパレードでは、巨大ミスター・ポテトヘッドが登場しました。この時のミスター・ポテトヘッドは、健康を促進するため、スニーカーを履き、水のボトルを持っています。 また、ポテトヘッドは大統領候補との撮影経験もあります。2008年、一人の大学生が、アイオアのコーカス(政党会議)で、バラク・オバマなど、大統領候補者たちに、ポテドヘッドを持たせた写真を撮影しました。 サム・ブラウンバックとジョー・ブライデン以外の候補者は制覇したようです。 『トイ・ストーリー3』では、ジャガイモの体を奪われたミスターが「トルティーヤ」や「キュウリ」にパーツを刺して戦うという、1952年の誕生初期を彷彿とさせるセルフオマージュ演出がなされ、オールドファンを熱狂させました。 また、多様性を重視する現代の潮流に合わせ、ハズブロ社はブランド名を「ミスター・ポテトヘッド」から、性を限定しない「ポテトヘッド」へと変更。男の子・女の子という枠にとらわれず、自由に家族をカスタムして遊べるおもちゃへと今なお進化を続けています。

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【魅力】「トイ・ストーリー」ポテトヘッドが愛される理由

映画『トイ・ストーリー』シリーズにおいて、お馴染みの名脇役として絶対的な存在感を放つミスター・ポテトヘッド。彼の最大の魅力は、ちょっとひねくれた「皮肉屋」な性格と、思わずクスッと笑ってしまう「定番ギャグ」のギャップにあります。

皮肉屋だけど憎めない!仲間想いであるミスター・ポテトヘッド

ポテトヘッドは、アンディの部屋のおもちゃたちの中でも特に現実主義で、思ったことを何でもズバズバ言う毒舌家です。 作中では、おもちゃたちのリーダーであるウッディに対して反発したり、1作目でバズ・ライトイヤーが現れた際には「バズを彼のおもちゃたちと遊ばせておこう」と冷めたセリフを吐いたり、大人びた視点から「アンディはおれたちを必要としていない」と核心を突くような皮肉を言うこともしばしば。 しかし、彼はただの「嫌な奴」ではありません。仲間が本当にピンチの時には、誰よりも先頭に立って行動する男気と義理堅さを持っています。 『トイ・ストーリー』でウッディがさらわれた時は真っ先に救出に向かい、命を救ってくれたエイリアンたちをなんやかんや放っておけず、最終的には妻のミセスと共に養子として迎え入れるなど、「口は悪いけれど、根は誰よりも情に厚い」という不器用な優しさこそが、彼が世界中で愛される理由です。

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シリーズお約束!「顔面崩壊」のパーツ紛失ギャグ

そんな彼のキャラクター性を引き立てているのが、実在のおもちゃとしての特性を最大限に活かした「パーツを使った定番ギャグ」です。 ポテトヘッドは、驚いたり転んだりするたびに、顔のパーツがバラバラに吹き飛んでしまうのがお約束。実は、すべての「トイ・ストーリー」映画シリーズにおいて、彼は最低でも一度は「目のパーツ」を落として大慌てするシーンが描かれています。 大真面目に怒ったり皮肉を言ったりしているのに、次の瞬間には顔がバラバラになって台無しになる――このコミカルな愛嬌があるからこそ、彼の毒舌は決して嫌味にならず、物語に欠かせないキャラクターとして機能しているのです。

ミスター・ポテトヘッドはロマンチスト?

ミスター・ポテトヘッドは、公式の設定でも「皮肉屋にしてロマンチスト」と紹介されているキャラクター。普段はひねくれ者で口も悪いのですが、妻のミセス・ポテトヘッドを誰よりも一途に愛し、時にとても情熱的な一面も見せています。 妻を「スイートポテトちゃん」と呼んで熱烈な愛情を注ぎ、他の女性には目もくれません。1作目ラストで念願の出会いを果たしてから、ずっとラブラブなポテトヘッド夫妻。常にキスを交わしたり、お互いを最優先に思い合ったりする理想のラブラブ夫婦であり続けています。

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【声優】ミスター・ポテトヘッド/ミス・ポテトヘッドを演じたのは?

キャラクター 国・キャスト 担当作品 エピソード・声優交代の背景
ミスター・
ポテトヘッド
アメリカ版(初代)
ドン・リクリーズ
『1』〜『4』
(各種短編など)
アメリカの伝説的コメディアン。4作目の収録を前に2017年に逝去しましたが、ピクサーの技術により過去の未使用音声(アーカイブ)を編集・統合して『4』への奇跡の出演を果たしました。
アメリカ版(2代目)
ジェフ・バーグマン
『5』 【最新情報】バッグス・バニーやダフィー・ダックなど、多くの歴史的キャラを引き継いできた実力派レジェンド声優。ドン・リクリーズの魂を受け継ぎ、5作目からのニューボイスとして大抜擢されました。
日本語版(初代)
名古屋 章
『1』〜『2』 数々のドラマや映画で活躍した名俳優。日本版ポテトヘッドの「江戸っ子のような、ちょっとひねくれた皮肉屋」という魅力的なキャラクター像のベースを築き上げました(2003年逝去)。
日本語版(2代目)
辻 萬長
『3』〜『4』
(各種短編など)
名古屋章さんの渋い声質を見事に引き継ぎ、3作目でのトルティーヤへの変身劇や、4作目でのベテランおもちゃとしての深みのある演技を熱演。ファンに深く愛されましたが、2021年に逝去されました。
日本語版(3代目)
武田 太一 ほか
近年のゲーム・配信作品など 辻萬長さんの逝去後、ディズニー関連のゲームや短編コンテンツ等のメディアに応じて、実力派の声優陣がその独特のボイスを引き継いでいます。
ミセス・
ポテトヘッド
アメリカ版(初代)
エステル・ハリス
『2』〜『4』
(各種短編など)
甲高い特徴的な声で、お調子者で夫想いなミセスをコミカルに好演。アメリカの数々のコメディドラマで愛された名女優です(2022年逝去)。
アメリカ版(2代目)
アンナ・ヴォチーノ
『5』 【最新情報】数々の海外アニメやゲームの吹替で知られるベテラン。エステル・ハリスのチャーミングな声質を受け継ぎ、5作目から新生ミセス役として参戦します。
日本語版(初代)
楠 トシエ
『2』 昭和のテレビ・ラジオ界を牽引し「元祖コマーシャルソングの女王」と呼ばれた伝説的歌手。ミセスの初登場となった2作目で、夫を過保護なまでに愛する陽気な声を魅力たっぷりに演じました。
日本語版(2代目)
松金 よね子
『3』〜『4』
(各種短編など)
3作目以降、楠トシエさんから役を引き継ぎ、現在のミセスのお馴染みの声を担当。気が強くもチャーミング、そして夫を全肯定する優しい妻の存在感を完璧に表現しています。

「トイ・ストーリー」ミスター&ミセスポテトヘッドを深掘り

ピクサーアニメの大人気シリーズ「トイ・ストーリー」に登場するおもちゃミスター&ミセス・ポテトヘッドを、シリーズ中の活躍から元ネタのおもちゃまで詳しく紹介しました。最新作『トイ・ストーリー5』鑑賞前に、ぜひ一からシリーズを復習してポテトヘッド夫妻の活躍にも注目してみてください!