2017年9月24日更新

バッドエンドのおすすめ名作映画15選

冷たい熱帯魚

後味が悪くて二度と観たくないはずなのについついまた観たくなってしまう、そんなバッドエンドのおすすめ名作映画をまとめて紹介します。暗い、気分が悪くなるような作品が目白押しで、邦画を1作含めた洋画中心のダーク映画たちです。

目次

後味最悪のおすすめバッドエンド映画!

最後に晴れやかなハッピーエンドを迎える映画も良いものですが、他人の幸せな姿など見たくないそんな気分の日もあるはず。 そんな時は、映画の最後に決してハッピーエンドを迎えない後味が最悪の映画を鑑賞してみてはいかがでしょうか? この記事では、おすすめバッドエンド映画を紹介します。

1. 1920年代のロサンゼルスでの事件の実話を元に映画化。後味の悪さは一級

tossy0329 後味悪いとはこのことか。しかしこれが実話ならでは。あの日たった一日の留守の間一体何が起こったのか。当時の警察や病院の酷さ、新しく来た子供の態度に主人公と同じようにイライラし、もやもやしてしまう。真実を知っているかもしれない男との最後の面会……このシーンが一番悔しい。ほんの少しの希望と期待ならある。けど…あ~もやもやする。
Keimiyazato ラスト近くに明かされる事の真相を映したシークエンスで徹底的に気持ちをえぐり取られて落ち込みました、昔こう言う事件がありました、、ってお話しだけではなく 現在も世界中で全く変わらず同じ事が行われている事への告発まで昇華した内容にはなっていないのが残念。自分は間違いなくアンジェリーナ ジョリーの子供だと言い張る少年をぶん殴りたくなる位憎らしく思うけど、その少年だって嘘をつき通してまでもすがりたい気持ちなんだなって気付くと益々いたたまれない。

2. 2001年に公開された岩井俊二監督の日本映画。青春の重さ、暗さ、後味の悪さ

nyurr リリィの曲に安らぐ。重い。綺麗。もう観たくないって思うのにしばらくすると観たくなる。学生の嫌なこと切って貼りつけたみたいな映画。
raffffar これを観た中学生当時は映画の中の出来事が現実なのか架空の話なのか分からなくなるほど混乱した。リリィは現実に存在するのか、事件は本当の出来事なのか、インターネットで検索すると今はあるか分からないけれど話の中に出てきたサイトが実際にあって、どこまでが本当でどこまでが作り話か本当によく分からなくなった。理解力が乏しかっただけかもしれないけれど、ここまで人を右往左往させる岩井さんの強烈な世界の構築力は計り知れない。

3. 2000年の第53回カンヌ国際映画祭で最高賞であるパルム・ドールを受賞。悲惨さに後味最悪のバッドエンド映画

arapanda 最後まで見るのがつらいけれど素晴らしい作品 サントラも買いました でも二度と見たくない
satikuru 美術における写実派のインパクトを理解できてなかったのだけども、ここ1ヶ月舞台ばっかり見ていたせいで、理解。舞台は、目の前で物事がなされるけど公演は繰り返されるわけで、でも映画は、現実の、遠いどこかの誰かを覗き見ているような気になる。とても怖くなる。 単に、この作品の強さかもしれない。

セルマの笑顔のどうしようもない可愛らしさよ。痛々しいほどに。 ビジュアルイメージからなんとなくビョーク避けてきちゃったけど、聞こうと思う。

移民への偏見はこうして増幅させられてきたのかもなのか。 耳が過敏になる。

4. 人間の「本性」を無視した観念的な道徳の無意味さを描く。

ridokamo なんなのこの初めて見たって感覚の映画は…! 斬新すぎてビックリした!
Ayano_Jinnouchi 私の中でダンサーインザダーク、偽りなき者、ファニーゲームなどと並ぶレベルで胸糞悪い映画でした。

あぁ人間ってこんなにも弱くて醜くて汚いんだ!って思わされてしまうくらい強烈に描かれています。閉鎖空間て恐ろしいなと改めて感じました。 舞台の大部分を占めるのは地面にチョークで仕切りを描いただけの村で、かなりの低予算映画でもあります。

エンドロールの曲は無駄に明るくて、さらに追い討ちをかけられるというか沈みましたね。

5. 第77回アカデミー賞において主要4部門を独占。生きることの苦しみが溢れる作品

Daichi_Yamada ロッキーの女版かと思って観てたらエライことになってしまった。そう、最期は悔いのないよう、誇りをもって逝けるように生きておかないといけない。 モーガン・フリーマンが出るとそれだけで、映画がワンランクあがるな。 ”モ・クシュラ”
ririri511 大好きなイーストウッド作品でモーガン・フリーマンも出演していてかなり期待して鑑賞しましたがやっぱり期待を裏切らない。 下層民の貧しい女性が強靭な女ボクサーに成り上がった末の悲しくも勇敢な末路をヒラリー・スワンクが繊細に演じていて心奪われました。 ただのボクシング映画ではなく生き方について考えさせられる・・・。

6. スティーヴン・キング原作のバッドエンド映画の代名詞

gtroman 最後がすべて……あの喪失感ときたら。 バットエンディングだけど好き♪
imel0108 オチが鬱だという予備知識のみで挑んだため、まず非現実的な化け物が出てきた時点で興醒め… ミステリーコーナーにあったじゃんか… これじゃホラーだよ…とげんなりした。期待のラストまでは早く終われの一心だったけど、ラストも予想通りげんなり… しかも、その時点で既にかなりの鬱エンドなのに追い討ちまで… 観客を鬱にするためにニヤニヤしながら作ったんじゃないかとさえ思った。

7. ブラッド・ピット×モーガン・フリーマン。7つの大罪を題材としたサスペンス・ミステリー

ririri511 期待して観たけど期待以上でした! 定年間近の頭脳派刑事のモーガンと若さと体力のブラピのコンビがナイスなのも勿論、犯行が猟奇的で緻密でケビン・スペイシー演じるサイコな殺人鬼もインパクト凄い! ラストの心理戦での犯人の策略と葛藤し過ぎて頭がおかしくなりそうなブラピも凄いです。 最強に悪い後味もこの作品をより一層引き立ててる...。

8. 白人至上主義の男の運命を描いた傑作クライムドラマ

HMworldtraveller 人は人に影響を及ぼし及ぼされる。交友関係と環境が人の思想を形作る。それを思い知らされる。

白人至上主義に傾倒する兄弟を通じてアメリカの慢性的で根強い差別意識を真正面から扱った衝撃的ドラマ。

差別される側に立った映画は多いけれど差別する側の目線で撮ったものは少なく、まず、その点だけでもインパクトは大きい。差別は良くないことだけど、すべての差別を教科書的にただ悪い悪いと声高に叫ぶのではなく、差別する側にもその原因となった出来事があり問題の根深さを訴求している点もリアリティがあった。

人種差別の根っ子が、自分や身内を襲った不幸な事件への個人的恨みや、不法入国による治安の悪化に起因する日常生活の脅威から来るものである場合は、当事者からすると『合理的理由がある』という主張になるのだろうし、そういう事件の裏には貧富の差があったりするからますます一筋縄ではいかない。

しかし、エドワード・ノートンのカメレオンぶりが凄過ぎる。服役前の殺気立った目とスキンヘッドの筋肉ムキムキ男と、穏やかな目をした やや線の細い印象の出所してきた男性が立ち居振る舞いも含め同一人物に見えない。。

ラストはショックだった。これは人種問題を取り扱った映画というだけでなく、後悔と贖罪を促す人間ドラマと捉えればいいのだろうか。

『怒りは君を幸せにしたか?』

9. 生きてるって残酷だ…。これ以上ないほどに戦争の惨さを描いた反戦映画

yuki12241 まず原題、『Johnny Got His Gun』ですが、第一次世界大戦時の軍歌でおなじみの『Johnny Get Your Gun』という文句をもじった皮肉となっているところが面白いですね。よって、主人公はジョニーではありません。 戦場で負った深い傷により、不満足な体になってしまったジョーの現在と回想と夢を行き来する形で物語が進んでいきます。彼は話すことが出来ないので、実際には聞こえていない彼の心の声により物語がすすんで行き、部屋中にそれが悲痛に響きわたります。 身体のあらゆるところを失って、現実と夢の判断もつかなくなった時に、五体満足で生きていた時の当たり前の有難さを思い知る。私も今、同じことを感じています。 国のために命を捧げる事、正義、そして民主主義。そんなもんはクソだと言っているようで、ここまで戦争を皮肉っている映画は観たことがありません。とてもためになる映画ではありますが、後味悪すぎて吐きそうになりました。

10. 韓国映画×バッドエンドの相性!監禁から突如解放された男を待ち受ける運命

pleiades_gin 「復讐」というテーマをここまでじっとり表現できるのは韓国映画の特質かなと実感する。 執念・引き金・暴力、それぞれの描き方が上手だな〜。

痛々しいシーンと爽快なシーン、途端にくるユーモアに揺られるリズムは心地良い。 映像もどことなくフランス映画を思わせる節もあり、いいスパイスになっている。

Yasuhiro_Wada 復讐に対する愛憎がこんなにも酷く切なく描かれている作品はなかなかないのでは。 序盤は正直長ったらしいなーと思いながら観ていたんですが、 クライマックスのたたみかけは圧巻です。 前情報なく観てほしい作品ですね。

11. 実話を元にした、園子温節炸裂のバイオレンスの極地。狂った世界に呑み込まれるな

shuu7i どこにでもいそうなちょっと訳ありの家族が壊れていく映画。のっけから不穏な空気は常にあったが、村田が豹変した辺りからは狂気満載。でもなぜだろう、、怖いもの見たさなのか、社本が蝕まれていく様は見ていてその先が気になり、140分という時間も長くは感じなかった。

これが実際にあった事件を元にしていると言うのだから、世の中自分の知らない狂った世界もあるものなんだな。

Tomochika_Nakano 迫りくる恐怖につぐ恐怖。序盤から緊張感のある買い物、食卓…残虐すぎる殺人シーンとその台詞。人が恐怖の向こう側に行くとどうなるのか。トラウマになるインパクト大なヒューマンドラマ。

12. この世に神はいるのか?巨匠ベルイマンが独特の宗教観で描く名作古典映画

yuki12241 『野いちご』が微かな希望を見いだしたとすれば、本作は徹底的な絶望感を与える作品でしょう。非常にヘビーでした。日本では問題のあるシーンが全カットになって劇場公開されたそうです。 無垢な少女の役を、ベルイマンの前作『魔術師』にも出演していたビルギッタ・ペテルソンが演じていますが、本当に純粋で可愛い。だからこそ、後半の絶望感が一層強まります。マックス・フォン・シドーの演じる家長の静の怒りが本当に恐ろしかったです。 神は果たして存在するのか、という問いかけに、こんなにも無惨な仕打ちの上でその存在を肯定する作りになっていることに非常に違和感を感じました。ベルイマンはよくここまで踏み込んだなと関心もしますが、日本人には完全には理解出来ない作品なのかも知れません。

13. 観る者の希望をことごとく打ち砕く、歴史に残る最悪のバッドエンド映画

southpumpkin 別荘に来た三人家族の元に現れた兄弟。卵をいただけませんか、から始まる究極のゲームとは。 鬼才ハネケ監督はこの映画をアメリカ人に見てもらいたいがために全く同じ脚本で「ファニーゲームUSA」を撮り、見事多くのアメリカ人を不愉快にすることに成功したのです。それほどまでに人を不愉快にさせることに特化した映画。これほどまでメタ映画がしっくりくる映画はないのではないでしょうか。兄弟の行う見るもおぞましいゲームを映画全体が観客を巧みに共犯者にしていきます。知らず知らずのうちに期待する展開など、映画を見ている人ほど考えてしまうことを利用して非常に展開が読みにくくなっています。とはいえ、「ファニーゲームUSA」とストーリーは同じなので、今回は驚きはしませんでした。初見は間違いなくびっくりして吐き気を催すほどの不快感を与える”スイッチ”を体験してほしいです。最悪な映画ですが、ここまで人の心を揺さぶることができると言うことは間違いのない良作なのです。 僕はリメイク版のナオミ・ワッツが好きなので、どちらが好きかと言われればリメイク版。

14. ヤン・イクチュン監督デビュー作。韓国社会の闇を風刺しながらも、あくまで愛を描く。

nukumiz 今まで流したことのない類の涙が出た。 全てが本気で、素晴らしい映画だった。 ただ、過激な場面も多く、好き嫌いがかなり分かれる映画だと思うので、簡単に人に勧められない。 ひとつひとつのセリフや場面が、観た後もなお心に響いている。

15. 父の仕事は、ユダヤ人の焼却だった。幼き友情が迎える最悪のバッドエンドとは

mazda620 ドイツ軍の息子とユダヤ人の少年に友情の芽生える話。何も知らずに見るべき作品だと思うからストーリーには触れません、でもわかっていたとしてもかなり衝撃はうけると思う。 どんな子供にも否というのは何もない。 ユダヤ人でもドイツ人でも白人でも黒人でも朝鮮人でもどんな子だろうと子供は子供、罪をもって生まれてくる子なんかいない。 素直で正直で痛々しさを感じるほど純粋。知らないことを知りたくなって当たり前だ、本当なのか嘘なのか彼等にはそれしか無い。 教科書では事実や一般論や平均的なものを学ぶことはできたとしても、自分がそれに対してどう思うかというのは薄々でしかわからない。自分の目で見て自分で触れて体感してそこで初めて自分が感じたものこそ真実だ。 この作品はフィクション、ここまでの話は非現実的だとしても人のきもちや感情の描写は事実としてありうる話だと思った。ナチスの残酷さなんてもちろん嫌ほど伝わってくるのだけど、この作品はナチスのおろかさよりもっと伝えたかったものがあると思う。 無意識のうちに「ドイツ人」とか「北朝鮮」とか「イラク」とか「賛成派」とか「反対派」とか、私たちこそ1つの名前に全てをくくって差別している本人ではないかとはっとさせられる。教科書こそがまさにそうだ、「良」と呼ばれるところに所属する全ての人間が良なわけではないし、「悪」と呼ばれるところに所属する全ての人間が悪なわけではない。その判断は自分。 残酷さ以上にそういうメッセージ性を私は強く感じたので多少無理矢理な設定も必要なものに思えた。 感傷的になることはなかったけどこころにドーンと何かを落とされたきもちになりました。

バッドエンドだからこそ伝わるメッセージが、これらの映画にはあります

バッドエンド、鬱映画と言われる作品は、なかなか忘れることができません。いつまでも思い出しては、辛い気持ちになる、ということが続くかもしれません。 しかしながら、紹介したこれらの映画は全て、大事なメッセージを含んでいます。例えば、『縞模様のパジャマの少年』は、私たちが忘れてはいけない第二次世界大戦下のホロコーストのこと。例えば、『ファニーゲーム』は無慈悲に振るわれる暴力の恐ろしさ、そしてそれらを許してはいけないということ。 ぜひ覚悟を持って、作品と対峙してみてください。