2017年7月6日更新

ショーン・オブ・ザ・デッドについて、あなたが知らない20のこと!

© Rogue Pictures

2004年サイモン・ペグ&ニック・フロスト共演、エドガー・ライト監督『ショーン・オブ・ザ・デッド』には今ままであまり知られていなかった裏話や製作秘話が満載です。今回はショーン・オブ・ザ・デッドのあなたが知らない20のことを紹介します。

『ショーン・オブ・ザ・デッド』は爆笑必至のゾンビ映画!

エドガー・ライト監督とサイモン・ペグ、ニック・フロストの黄金チームにより製作されたゾンビ映画の傑作が『ショーン・オブ・ザ・デッド』です。2004年に公開された本作は、あふれんばかりのゾンビ愛と絶妙なギャグセンスが光る大傑作で、ゾンビ映画史に名を残しました。

サイモン・ペグ演じるショーンとニック・フロスト演じる居候でぐうたらのエドがショーンを振ったばかりのガールフレンドを助けにゾンビがはびこる街に向かっていきます。

この記事はそんな『ショーン・オブ・ザ・デッド』のトリビアを20個紹介します。

1.ショーンとエドの友情はリアル!?

『ショーン・オブ・ザ・デッド』のショーン(サイモン・ペグ)とエド(ニック・フロスト)の友人関係描写は、サイモン・ペグとニック・フロストがルームシェアしていた時の経験が基になっているそうです。

2. 友好的なゾンビだった!?

本作でゾンビを演じていた人の多くはテレビドラマ『スペースド』のファンだったそうです。『スペースド』はエドガー・ライト監督サイモン・ペグ&ニック・フロスト出演のコメディシリーズ。ドラマのウェブサイトを通して『ショーン・オブ・ザ・デッド』のゾンビ役を募集していました。

3.他のゾンビ映画と公開時期がかぶっていた!?

ザック・スナイダー監督のゾンビ映画『ドーン・オブ・ザ・デッド』が公開時期がかぶったため、『ショーン・オブ・ザ・デッド』のイギリス公開日を2週間遅らせなければならなかったそうです。

4.ゾンビが生まれた理由は語られていない!?

『ショーン・オブ・ザ・デッド』の世界がなぜゾンビに支配されたのかは仄めかされる程度、作中詳しい説明は一切ありません。誰かがその説明をしようとする度、彼らは何かに遮られてしまいます。

5.楽曲が無償提供されていた!?

本作に“Ash”というバンドの楽曲が3曲使用されていました。当時エドガー・ライトと交際していた女性シャーロット・ハザレイが“Ash”のギタリストだったため、映画のために楽曲が無償提供されたそうです。

6.ファーストネームオンリー!?

映画を通して、本人役で登場する有名人以外のキャラクターは名字で呼ばれることはありません。

7.大人気バンドのボーカルがカメオ出演!?

大人気バンド“コールドプレイ”のフロントマン、クリス・マーティンが本人役でカメオ出演しています。ショーンとリズがウィンチェスターの地下から脱出した後の場面で、電話ボックスの前を右から左へ通り過ぎるゾンビクリスが登場します。

8.サイモン・ペグが暮らす街が登場!?

本作の中にショーンが”Weston Park”と書かれた道路標識の前を歩く場面はあります。ウェストンパークはイギリスロンドンのクラウチエンドに位置します。『スペースド』と同じロケーション場所であり、サイモン・ペグが暮らしている場所でもあります。

9.ゾンビ映画の金字塔へのオマージュ!?

ショーンが初めてショップに向かう時、ラジオで宇宙探査機が地球の大気圏に予期せず再突入してイギリス上空で爆発したというニュースが流れます。これはジョージ・A・ロメオ『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』(1968)に対するオマージュです。

10.死んだのに元気になるのはおかしい!?

インタビューでなぜ走るゾンビではなく、本作ではゆっくり歩くゾンビを採用したのかという質問に対してサイモン・ペグはこう答えました。

“死ぬことはエナジードリンクではないからね。”

11.家電量販店の名前でオマージュ!?

ショーンが働く家電量販店の名前が“フォリー・エレクトリック”でした。これはロメロの『ゾンビ』(1978)に出演したケン・フォリーに対するオマージュです。

12.有名映画監督も認める作品!?

『ショーン・オブ・ザ・デッド』は多くの有名人ファンを抱える作品として知られています。中でも有名なのがクエンティン・タランティーノで『レザボア・ドッグス』以降の映画ベスト20に本作を選出しています。

13.ショーン以外は攻撃できなかった!?

ショーンの家から武器を手にしてみんなが飛び出す場面で、ゾンビを実際に攻撃していたのはショーンだけでした。ショーンが手にしていたバットはフェイクでしたが、他の人たちが持っていた武器は本物だったため攻撃できない状態だったそうです。

14.エンディングは予算で決定した!?

エドガー・ライトは本作のために3つのエンディングを考えていたそうです。1つが理想のエンディング、もう1つが少し妥協したエンディング、そして3つめが低予算のエンディング。最終的に3つめのエンディングが採用されたそうです。

15.『ショーン・オブ・ザ・デッド』フィギュアが発売された!?

2006年、『ショーン・オブ・ザ・デッド』キャラクターのアクションフィギュアが販売されました。サイモン・ペグのフィギュアは音が出る仕様になっています。

16.映画冒頭にネタバレ!?

映画冒頭、ショーンがエドにこんなセリフを言います。

“動物みたいな暮らがしたいのか?それなら納屋で暮らせ!”

このセリフは映画エンディングのネタバレになっていました。

17.ゾンビは明るい色の服を着ない!?

エドガー・ライトは衣装デザイナーに原色をゾンビの服に使用しないように要望を出していたそうです。

18.デービッドの頭を持ち帰った!?

サイモン・ペグの家のロフトには撮影で使用されたデービッド(ディラン・モーラン)の生首がバケツにいれて置かれているそうです。

19.全部で77回!?

『ショーン・オブ・ザ・デッド』には“ファック”というワードが全部で77回登場します。

20.この場所に刺されば安全!?

ショーンの頭にダーツが刺さるシーンがありますが、頭のどの場所に刺されば死に至らないか脳外科からアドバイスを受けていたそうです。

『ショーン・オブ・ザ・デッド』が好きな方におすすめ!エドガー・ライトのおすすめ作品4選

世界中で大ヒット『ベイビー・ドライバー』

2017年公開のエドガー・ライト監督の最新作『ベイビー・ドライバー』。 主人公のベイビーは過去の事故による耳鳴りに悩まされているものの音楽を聴くことで、天才的な運転技術を発揮できるという才能を持っています。 しかし過去に暗黒街のボスであるドクの車を盗んだことにより、その償いを強いられる日々。その償いとは彼の天才的な運転技術を使って強盗の逃亡の手助けをするということで、悪いことに手を貸しているということがわかっていつつも、ベイビーはその生活から抜け出せないでいます。 そんなときに運命の女性デボラに出会います。そしてドクからも仕事の終了を告げられます。やっと暗黒の世界からは足を洗いそして幸せな生活を送り始めた矢先、あらためてまたドクから仕事を頼まれるベイビー。 そんな波乱万丈なベイビーの人生を追った本作は、エドガー・ライト監督が10年以上前からその構想を温めていた言われています。ノリの良い音楽が全編を通して流れ、また見事なカーチェイスを堪能できる本作は全世界で大ヒットしました。

有名女優がカメオ出演『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』

優秀なエリート警察官が左遷された先で遭遇する奇妙な事件の捜査をしていく様を描いたアクションコメディ『ホット・ファズ 俺たちのスーパーポリスメン!』。 エドガー・ライト監督がニック・フロストとサイモン・ベグとタッグを組んだコルネット3部作の2作目にあたり、コルネット3部作の1作目である『ショーン・オブ・ザ・デッド』に続き、見る人を恐怖と笑いの渦に巻き込んだ人気作品です。 本作は音楽の一部をメキシコ出身のロバート・ロドリゲス監督が手がけ、ケイト・ブランシェットやピーター・ジャクソンがカメオ出演するなど、見どころ満載の作品です。

日本のバンドも協力『スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団』

カナダのコミック作品を原作とした『スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団』は2010年に公開された作品です。 カナダのトロンドで売れないバンドのメンバーとして生活しているスコットは、ニューヨーク出身のラモーナと知り合い、すぐ恋に落ちてしまいます。 しかしラモーナから自分と付き合うには7人の元カレ軍団を倒す必要あると告げられ、彼らと戦う運命に。 本作にはコーネリアスやブルートンズ、メトリックなど日本やイギリス、カナダの人気歌手やロックバンドが楽曲を提供しています。 またイギリスの人気ロックバンド、レディオ・ヘッドのプロデューサーであるナイジェル・ゴットリッチが音楽監督を務めるなど、エドガー・ライト監督お得意の音楽を見事にシンクロさせた演出の作品となっています。

数々の賞にもノミネート!テレビドラマ『スペースド』

『スペースド』はイギリスのチャンネル4で1999年と2001年に放送されたテレビドラマで、日本では2008年に『SPACED 〜俺たちルームシェアリング〜』というタイトルでDVD発売されました。 カフェで偶然知り合った、お互い部屋を探し中の男女。そのふたりがカップルであることが入居条件という格安フラットを見つけて、生活のためにカップルと偽り生活していく様、そして彼らを取り巻く友人たちとの交流がコメディタッチに描かれたドラマです。 本作はイギリスで大ヒットし、英国アカデミー賞などにもノミネートされた批評家からも評価の高い作品です。