2018年3月11日更新
『ウォーキング・デッド』の面白い裏設定・秘密28選【閲覧注意】

©T.C.D / VISUAL Press Agency
目次
- 人気アメコミ原作の革命的ドラマ『ウォーキング・デッド』
- 1.ガバナー役のデビッド・モリシーはフロイトの曾孫と結婚していた!
- 2.スティーヴン・ユァンが過去に受けた最悪の仕事とは?
- 3.ノーマン・リーダスの眼窩はチタン製!?
- 4.キャロル役メリッサ・マクブライドには別の仕事があった
- 5.ダナイ・グリラのユニークな人生経路
- 6.ローリー・ホールデンはジム・キャリーとの共演が多い!
- 7.同作と『Xファイル』の共通点とは?
- 8.スティーヴン・ユァンは一時期カナダに住んでいた
- 9.第1話は『ショーシャンクの空に』の監督が撮っていた!?
- 10.ジェフリー・デマンとフランク・ダラボンの関係性
- 11.主演のアンドリュー・リンカーン、あの人気イギリスロックバンドと深い関係が!
- 12.マイルドな『ウォーキング・デッド』になる可能性があった!?
- 13.撮影現場で起きた信じられないハプニング!?
- 14.腕のないペットウォーカーはグローブをはめていた!?
- 15.ゾンビ映画が存在しない世界!?
- 16.絶望的な数字!?
- 17.ウォーカー養成学校がある!?
- 18.実際にウォーカーは隔離されていた!?
- 19.時間経過を表す演出!?
- 20.女性が少年のスタントを担当!?
- 21.兄の方を演じる可能性があった!?
- 22.ミショーンは2人存在する!?
- 23.本当のウォーカーは物静か!?
- 24.技術者泣かせのウォーカーの習性!?
- 25.ウォーカーは本当に食事していた!?
- 26.コミックとは別の展開!?
- 27.ダリルグッズが販売されている!?
- 28.ドラマにしか登場しないキャラクター!?
- 今後も期待の『ウォーキング・デッド』
人気アメコミ原作の革命的ドラマ『ウォーキング・デッド』
同作はアメコミのベストセラー『ザ・ウォーキング・デッド』を原作に、『ショーシャンクの空に』の監督フランク・ダラボンが企画した渾身の話題作で、2010年より放送が開始され2015年10月にはシーズン6がスタートします。
"ウォーカー"と呼ばれるゾンビがはびこるアメリカで、昏睡から目覚めた元保安官リックが、生存者たちと共に救いの地を求めて旅を続けていくというもの。
製作陣には映画『ターミネーター』のゲイル・アン・ハードなど多数の実力派が名を連ねています。サバイバル要素だけでなく、極限に追い込まれた人間の心理を描いたヒューマンドラマとしても人気を博しており、全米でも大変人気のある作品です。
そんな本作の面白い裏設定や秘密をこれからご紹介していきます!
ちなみに『ウォーキング・デッド』はシーズン1〜6まで、年会費3900円で映画・ドラマ・アニメなどが見放題のamazonプライムにて配信中です。さらに30日間は無料体験可能ですので、イッキ見にも非常におすすめです!
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1.ガバナー役のデビッド・モリシーはフロイトの曾孫と結婚していた!
(画像右)
デビッド・モリシー演じるシーズン3から登場するフィリップ・ブレイクことガバナーは、同シリーズの最も影響力のあるヴィランとして知られています。原作には登場していませんが、デビッドはガバナーというキャラクターを人間味溢れるものにし、それがより一層冷酷な存在として際立っています。
英リバプール出身のデビッドは、歴史的に有名なオーストリアの精神分析学者ジークムント・フロイトの曾孫で小説家のエスター・フロイトと2006年に結婚しています。彼女の著名作は自伝的小説『郷愁のモロッコ』で、1998年にケイト・ウィンスレット主演で『グバイ・モロッコ』として映画化されています。
2.スティーヴン・ユァンが過去に受けた最悪の仕事とは?

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韓国系アメリカ人のグレン・リー役でおなじみスティーヴン・ユァンは、同シリーズのなかで、最も長く出演しているメンバーの一人です。何度もウォーカーに襲われ危ない目に合っていますが、毎回奇跡的に助かり、人気のあるキャラクターでもあります。
同作で知名度を上げたスティーヴンですが、それ以前には、テレビドラマ『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』にゲスト出演しており、また多くのコマーシャルに出演して俳優としてのキャリアをスタートしました。
そのなかでも、キャリアをスタートして間もない時にMilky WayのCMに起用されたのですが、そこにはたっぷりのキャラメルソースが入ったプールを泳ぐ彼の姿が!ウォーカーの内蔵プールよりかは断然マシですが、なかなかできることではありませんね。
3.ノーマン・リーダスの眼窩はチタン製!?
これまでに『処刑人』や『ブレイド2』などの話題作に出演した経歴を持つ
は、2010年に同シリーズのダリル・ディクソン役を演じて人気を博しました。ダリルというキャラクターはもともと原作にない登場人物ですが、ファンも多く、原作者お気に入りのキャラクターとなっているようです。
そんなノーマンは、2005年にドイツ、ベルリンで行われたR.E.Mのコンサートに出席した帰り道、運転手が道を外れた事により小型トラックと衝突し、フロントガラスを突き破り歩道に投げ出される事故に遭遇。この事故により、左顔面に損傷を負い、手術を受けた結果、鼻には4本のねじが埋め込まれ、チタン製の眼窩を使用する大ケガを負ってしまいました。
彼の一番の役はターミネーターかもしれませんね...。
4.キャロル役メリッサ・マクブライドには別の仕事があった
Heading to #HardRockCafe #TheWalkingDeadSDCC pic.twitter.com/rJsCjS7LTE
— Melissa McBride (@mcbridemelissa) 2015年7月11日
シーズン1から出演しているキャロル役のメリッサ・マクブライドは、女優業以外にCMのキャスティング・ディレクターとしても活動しています。
CM以外にも短編映画や、『アメリカン・スナイパー』のレオナルド・ロバーツや伝説の陸上選手カール・ルイスが出演している『The Last Adam』といった長編映画のキャスティング・ディレクターも務めています。
5.ダナイ・グリラのユニークな人生経路
第3シーズンよりミショーン役で出演しているダナイ・グリラは、1960年代にアフリカ移民としてアメリカにやって来た、共にジンバブエ出身の母(大学図書館員)と父(化学教師)の間に、アイオワ州グリンネルで生まれました。
1983年、国の独立とともにジンバブエに一家で移住したダナイですが、大学進学を機に再びアメリカに移住。そしてミネソタ州にあるマカレスター大学に通い、ニューヨーク大学でMFAを取得しました。
このユニークな人生の経路から、彼女は自身を"Zimerican(ジメリカン)"と呼んでいます。
6.ローリー・ホールデンはジム・キャリーとの共演が多い!
シーズン1~3までアンドレア役で出演していたローリー・ホールデンは、これまでに大小規模に関係なく、いろんな作品に出演しているのですが、
との共演が意外と多いんです。
2001年に公開され、コメディ色の印象が強かったジムがシリアスな演技もできることを証明したドラマ映画『マジェスティック』では、彼と恋仲になるアデルを演じており、ジムの代表作『ジム・キャリーはMr.ダマー』(1994)の約20年ぶりとなる続編『帰ってきたMr.ダマー バカMAX!』でも再共演しています。
7.同作と『Xファイル』の共通点とは?
同シリーズに出演したローリー・ホールデン、スコット・ウィルソン(ハーシェル役)、ジェフリー・デマン(デール役)、デニーズ・クロスビー(メアリー役)、プルイット・テイラー・ヴィンス(オーティス役)には、過去にSFテレビドラマ『Xファイル』の出演経歴があるという共通点があります。
ローリーは、国際連合事務総長特別代行マリタ・コバルービアス役で第4〜7、9シーズン(1996~2002)に、スコットはシーズン7の1エピソードに登場するオリソン役で、ジェフリーは1998年に公開された『Xファイル ザ・ムービー』のシンジケート配下の科学者ベンをそれぞれ演じています。
デニーズは2001年にメアリー・スピーク博士として2エピソードに出演し、プルイットはシーズン4の1エピソードで、素人ながらにロボトミー手術を施すジェリー役としてゲスト出演しています。
8.スティーヴン・ユァンは一時期カナダに住んでいた

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韓国生まれのスティーヴンは、ミシガン州デトロイトを自身の故郷であると語っています。デトロイトでは色々な困難を経験したそうで、彼の多くのファンが「スティーヴン=デトロイト」という認識をしているようです。
しかし、彼の一家はデトロイトに移住する前に、カナダのサスカチュワン州レジャイナに一時期住んでいました。サスカチュワン州の首都であるレジャイナは、冬の平均気温がマイナス11度という極寒地帯ですが、これはカナダのほかの州の首都のなかで最も温暖だそうです。
9.第1話は『ショーシャンクの空に』の監督が撮っていた!?
2010年『ウォーキング・デッド』のファーストエピソードがオンエアされると視聴者から大反響を呼び、高い評価を得ることになりました。
『ウォーキング・デッド』第1話は『ショーシャンクの空に』『グリーン・マイル』『ミスト』などの名作を撮ったフランク・ダラボンが監督を務めています。
その後ダラボンは監督ではなく、製作総指揮として『ウォーキング・デッド』を支えていました。
10.ジェフリー・デマンとフランク・ダラボンの関係性
“@DanaRAshmore: @FrankDarabont @IddoG what are you guys looking at?? Who's up there?? @MobCityTNT pic.twitter.com/PxsazzRSD5” not tellin!
— Darabont News (@FrankDarabont) 2013年12月19日
温厚なデール役を演じているジェフリー・デマンは、同シリーズの発案者であるフランク・ダラボンが監督を務めたメジャー作品のすべてに出演している常連なんです。
その作品は、『ショーシャンクの空に』(1994)、『グリーンマイル』(1999)、『マジェスティック』(2001)、『ミスト』(2007)でどれも名作ばかり。そして4作品のうち『マジェスティック』を除いた3作品はスティーブン・キング原作を映画化しているものです。
ダラボンが脚本を担当した『ブロブ 宇宙からの不明物体』以来、ほとんどのダラボン長編作品に出演しているジェフリー。次のダラボン作品にジェフリーの名前があるか探してみるのもいいかもしれませんね。
11.主演のアンドリュー・リンカーン、あの人気イギリスロックバンドと深い関係が!
主人公の元保安官リックを演じる俳優がイギリス出身だと聞いて驚く人も多いかもしれません。この役を演じるアンドリュー・リンカーンは完璧なアメリカアクセントでリックというキャラクターを熱演しており、彼の知名度も同作で一気に上がりました。
そんな彼の私生活ですが、2006年に英ロックバンドのジェスロ・タルのイアン・アンダーソンの娘であるゲイル・アンダーソンと結婚。そして挙式では英ロックバンドのコールドプレイのリードボーカルであるクリス・マーティンと
の娘がフラワーガールを務めているんです。
12.マイルドな『ウォーキング・デッド』になる可能性があった!?
『ウォーキング・デッド』はAMC製作ドラマですが、AMCに決まる前はNBCやHBOなどがドラマ製作を画策していたそうです。
NBCとHBOは原作のゴア描写やバイオレンスを抑える条件を出したため、プロデューサーのゲイル・アン・ハードに拒否されたと言われています。
『ウォーキング・デッド』ファンはオリジナルスピリットを忠実に再現したAMCに感謝するべきかもしれません。
13.撮影現場で起きた信じられないハプニング!?
ダラボンが『ウォーキング・デッド』パイロット版を撮影していた時、通行人が俳優マイケル・ロッカーを本物のスナイパーだと勘違いして通報、本物のSWATチームが駆けつける事態が起きたそうです。
14.腕のないペットウォーカーはグローブをはめていた!?
ミショーンが連れていた腕のないペットウォーカーを演じた俳優は、グリーンスクリーンと同じ素材の手袋をつけて撮影に臨んでいました。
撮影後に編集でペットウォーカーの腕を消していたそうです。
15.ゾンビ映画が存在しない世界!?
『ウォーキング・デッド』は間違いなくゾンビが登場する作品ですが“ウォーカー”“バイター”などと呼ばれ、作中“ゾンビ”という言葉が使われることはありません。
製作陣は意図的にゾンビという言葉を排除していました。
本作の世界は『ナイト・オブ・リビング・デッド』のようなゾンビ映画が存在しない世界で、キャラクターたちは直面する脅威(ウォーカー)がどんな存在なのか全く分かっていない設定になっているそうです。
この設定によって『ウォーキング・デッド』は他のゾンビ作品とは一線を画するドラマとなりました。
16.絶望的な数字!?
もしも『ウォーキング・デッド』の世界に入り込んでしまったら、一日サバイバルすることさえ困難でしょう。この世界の“ウォーカー”と“人間”の比率は5000対1だと言われています。
17.ウォーカー養成学校がある!?
ドラマでウォーカーを演じていた人物はほとんどがエキストラですが、現場に来てすぐウォーカーを演じることが出来た訳ではなかったようです。
撮影に臨む前、彼らはゾンビの動きをマスターするレッスンを受けていました。ウォーカーを演じるコツは、午前2時にバーから出てきた酔っ払いをイメージすることだそうです。
18.実際にウォーカーは隔離されていた!?
『ウォーキング・デッド』の撮影現場は、映像や雰囲気に説得力を持たせるために二つのグループに分かれて行動していました。
ウォーカーを演じた俳優たちは感染していない人物を演じる俳優と離れて食事を取らなければならなかったそうです。
19.時間経過を表す演出!?
時間経過を表現するため、特殊メイクで再現されたウォーカーたちの腐敗具合がシーズンを重ねる毎に激しくなっていました。
20.女性が少年のスタントを担当!?
カール・グライムズを演じたチャンドラー・リッグスのスタントダブルを務めた人物は31歳の女性サバン・ジェイドだったそうです。
サバンはソフィアやペニーのスタントダブルも務めていました。
21.兄の方を演じる可能性があった!?
ダリル・ディクソンを演じたノーマン・リーダスは『ウォーキング・デッド』の中で最も人気があるキャストのひとりですが、元々はダリルの兄メルル・ディクソン役のオーディションに参加していたそうです。
22.ミショーンは2人存在する!?
刀を持った女性キャラクター、ミショーンはシーズン2の最終話にフードを被った姿でデビューを果たしました。
しかし、その時ミショーンを演じていたのはダナイ・グリラではなく他の人物だったと言われています。
23.本当のウォーカーは物静か!?
ウォーカーは“ウー”“アー”など煩わしいうめき声を出していますが、あの声は撮影後に足されたサウンドエフェクトです。
ウォーカーの煩わしい声が俳優の演技の邪魔にならないよう配慮されていました。
24.技術者泣かせのウォーカーの習性!?
グロテスクなシーンが多い本作において、特殊効果チームはとても重要な役割を担っていました。ウォーカーたちは目を潤すために瞬きをすることがないため、編集で多くの瞬きを削除しなければならなかったそうです。
25.ウォーカーは本当に食事していた!?
『ウォーキング・デッド』のウォーカーが人肉を食べるシーンはとてもリアルで衝撃的な瞬間です。撮影で使用された内臓はハムを酢漬けしたものだったため、ウォーカーを演じた俳優たちはおいしく食事することが出来ていたようです。
26.コミックとは別の展開!?
シーズン2でデールが死亡する場面はファンに大きな衝撃を与えました。コミックのデールはもっと後に死亡する運命だったため、より衝撃度が増したようです。
また、この場面はハムの酢漬けではなくチキンの胸肉が使用されていたと言われています。
27.ダリルグッズが販売されている!?
ダリル(ノーマン・リーダス)が愛用していたボーガンがアメリカのウォールマートで販売されているそうです。“Horton Scout HD 125”という商品名で、価格はおよそ300ドルです
28.ドラマにしか登場しないキャラクター!?
元々、ダリル・ディクソンは原作コミックには存在しないキャラクターです。
メルル役のオーディションに参加したノーマン・リーダスの演技に感動したプロデューサーが、リーダスのために生み出したキャラクターだったそうです。
また、サーシャも原作には登場していないキャラクターです。
今後も期待の『ウォーキング・デッド』
いかがでしたか?続きが非常に気になる大人気ドラマである『ウォーキング・デッド』の様々な舞台裏をお届けしました。ファンにとっては非常に興味深い内容だったのではないでしょうか。
世界でファンの心を掴んで放さない『ウォーキング・デッド』シリーズの今後の展開にも期待です!