星野源、歌から演技までマルチに活躍する人気俳優についての12の事実

2017年7月6日更新

独特のオーラを放ち、俳優やミュージシャン、作家など、マルチに活動している星野源。各分野での評価はそれぞれ非常に高く、様々な賞も獲得しています。そんな星野源について、活動のルーツからプライベートまで、12の視点から迫っていきます。

1:星野源は中学時代から音楽活動と演劇活動していた

星野源(ほしの・げん)は、埼玉県出身で、1981年1月28日生まれ。2016年現在、大人計画に所属し俳優業を、アミューズに籍を置き音楽活動を、そしてエッセイやコラムを連載するなど文筆家としても活動するマルチタレントです。

独自の世界観でファンを魅了する星野源。両親がジャズでプロのミュージシャンを目指していたそうで、幼少の頃から音楽に触れる環境にありました。いじめにより小学校時代から暗く内気な性格になってしまったという星野は、中学に入り誰に見せるわけでもなく、小説や曲を書いたり楽器の練習をしたりしていたといいます。

ギターを始めたのは、「周囲が始めたから自分も」という理由だったそうです。芝居は、中学に演劇部がなかったため有志が集まり劇をやっていて、そこに友人が誘われたのをきっかけに星野も参加するようになったとか。こうして星野源の音楽活動と演劇活動は中学時代から始まり、内気な自分をだんだんと変えていきます。

2:マイケル・ジャクソンに大きく影響を受けている

星野 源 /『SUN』 MUSIC VIDEO

星野の出身である埼玉県蕨市は、荒川を挟んですぐ東京という場所ですが、とても田舎に感じられ、隔離されたような感じがあったといいます。そんな田舎町でコンプレックスを持っていた星野は、テレビで見たマイケル・ジャクソンのことを「すごくカッコイイ」と思い憧れるようになりました。

星野はダンスが大好きで、幼稚園が閉園したあとも、先生にかけてもらった『オバQ音頭』にのって激踊りする子どもだったそうですが、ダンス教室ではなくドラム教室に通いました。食事中に食器を叩き、落ち着きがないため、見かねた親がドラム教室に入れたのだそうです。この教室での経験も、星野の音楽活動の源となったのかもしれません。

ソロミュージシャンとして活躍するようになり、2015年にリリースした8thシングル『SUN』は、マイケル・ジャクソンをリスペクトして書かれました。星野は明るい歌を作るつもりだったため、自分にとっての明るい存在・太陽とは何かと考えたのだとか。それが彼にとってはマイケル・ジャクソンだったのですね。またブラックミュージックを意識した曲調となっていて、「月の上も」という歌詞は、ムーンウォークを指すそうです。2015年の紅白歌合戦に出場した際には、この『SUN』を披露しています。

3:病気からの復帰。くも膜下出血を克服!

2000年に結成したインストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」を経て、2010年に1stアルバム『ばかのうた』でソロデビューを果たした星野。2011年にリリースした2ndアルバム『エピソード』がヒットし、ソロミュージシャンとして着実に人気を得ていきます。

そんな星野ですが、2012年12月、くも膜下出血と診断され緊急手術を受け、活動を休止することに。幸い、早期対処できたことで経過もよく、2013年2月28日、J-WAVE「TOKYO HOT 100 CHART OF THE YEAR」授賞式にて元気な姿を見せてくれます。星野は、年間チャートに最も多くの曲がエントリーされ、曲の順位が最も上位だったアーティストに贈られる賞「ARTIST OF THE YEAR」を獲得しました。

しかし、定期検査の結果、なんと再発が分かりました。再び活動を休止し、治療に専念することになります。そして、辛い闘病生活を乗り越え、2014年2月6日には日本武道館で復帰ライブを行うまでになり、2016年現在ではすっかり治っているそうです。

4:第37回日本アカデミー賞新人賞を受賞

2013年に公開された星野源初主演映画『箱入り息子の恋』

星野源の俳優としての本格的な活動ですが、2003年の舞台『ニンゲン御破産』への参加をきっかけに松尾スズキ主宰の個性派揃いの劇団「大人計画」に入ります。その後、大人計画の公演に出演するほか、ドラマや映画でも活躍。2010年のNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』では、松下奈緒演じるヒロインの弟役として出演しています。

そして、2013年、主演の映画が公開。『箱入り息子の恋』で、市役所に勤務する生真面目で内気な天雫健太郎を務めました。また、同年公開の『地獄でなぜ悪い』では、ヤクザの映画製作に巻き込まれる通りすがりの青年・橋本公次を演じ、2作あわせて第37回日本アカデミー賞新人賞を受賞。俳優としてもその実力が認められています。

5:意外と黒い一面もある星野源

一見、草食系で優しい見た目の星野源ですが、風変わりな面のあるおもしろい人物です。自身には変態な面があると言い、『蘇える変態』というエッセイも出しています。また、タモリが会長、笑福亭鶴瓶が副会長を務める「日本変態協会」に入ったことや、脚フェチであることもテレビ番組のトークで明かしました。

また、ラジオが好きで、TBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』のヘビーリスナーだという星野。2011年、この番組内で流すジングルを募集した際に、「スーパー・スケベ・タイム」という衝撃のラジオネームで応募。見事、最優秀賞を受賞し、パーソナリティーの宇多丸でさえ星野の作品とは知らないまま、2年以上使われていたそうです。星野の策士ぶりが伺えるエピソードです。

バラエティ番組の『LIFE!~人生に捧げるコント~』では、内村光良らに交じりコミカルな一面を見せ視聴者を楽しませてくれる星野ですが、子どもの頃は心から笑うことができず、歯をくいしばって無理矢理笑顔を作っていたといいます。優しい見た目とは反対の激しい下ネタや、ブラックミュージックをリスペクトし「辛さや哀しみ、心の闇」などを曲に込めるなど、星野の魅力は「意外性やギャップ」にもあるのかもしれません。

6:『アイドルマスター』の大ファン

『アイドルマスター』前川みく

星野は声優としての経験もあり、アニメ『聖☆おにいさん』では主役のブッダ役を務めました。アニメファンであることも公言していて、自身のラジオ番組では、好きなアニメやゲームの楽曲を流したり、その作品について語ったりすることも。

中でも、『アイドルマスター』シリーズへの思い入れが強いとか。『アイドルマスター』は、もともとはアーケードゲームですが、様々なコンテンツで展開されています。アニメは、芸能事務所765プロを舞台に、アイドルやプロデューサーの成長を描いた物語。星野は、入院中に『アイドルマスター』にハマったこと、その後映画も観に行ったことなどを、2016年3月開始の自身のラジオ番組で熱く語りました。

また、『アイドルマスター』のスマートフォン向けゲームに課金しても一向に目当ての「みくにゃん」が出なかったり、『アイドルマスター』の声優たちのライブを観に行ったりもしたことも話しているそうです。

7:執筆活動も精力的に行っている

ここまで俳優やミュージシャンとしての活躍を紹介してきましたが、文筆家としての一面も星野の大きな要素のひとつです。2009年刊行の『そして生活はつづく』をはじめ、著書はこれまでに5冊発売しています。雑誌の連載も複数抱えているようです。

ばかばかしいほどの下ネタやユーモアを交えながら、自らの苦い経験や、その裏に潜む想いなどを文字に託す星野。読み手は、ふっと心がほどけ、活字の世界での星野にも魅了されていきます。様々な場で自身を「才能がない」と語る星野ですが、これほど多彩な能力を持ち、各分野でその個性を輝かせているのですから「才能の宝庫」と言えます。

8:星野源の彼女は?

映画『地獄でなぜ悪い』で共演した二階堂ふみ

星野源の恋愛事情ですが、主に2人の女性との噂が立ちました。2011年から囁かれ結婚説も浮上したシンガーソングライターのaikoと、映画『地獄でなぜ悪い』で共演した若手女優・二階堂ふみです。

2015年、スポーツ誌にて星野源と二階堂ふみの熱愛報道がされ、どちらの事務所もはっきりと否定しなかったため、aikoとは破局し、二階堂との交際説が有力になっているようです。

9:大河ドラマ『真田丸』に徳川秀忠役で出演!

星野源の快進撃は止まりません。2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』に、徳川2代将軍・徳川秀忠役で出演が決定しました。

「数々の先輩方が演じてこられた徳川秀忠を演じられるということ。三谷さんから直々にご指名を頂けたこと。本当に飛び上がるほど嬉しく、今から楽しみで仕方ありません。初めての大河ドラマ出演、何卒よろしくお願いします。」

と星野源オフィシャルサイトに喜びと意気込みのコメントが載せられています。

徳川家康の嫡男・秀忠。偉大すぎる父を持った苦悩を、星野ならではの秀忠で表現してくれるのではないでしょうか。大河ドラマ出演が明らかになったのは、2016年3月27日。詳しい登場時期の発表が待たれます。

10:星野源のラジオが面白すぎる!

多彩な分野で活躍を続ける星野源ですが、ラジオのパーソナリティとしても高い支持を得ています。

2016年3月に開始したラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』が毎週月曜日にレギュラー放送され、じわじわと人気を集めています。最大の魅力は何と言っても星野のフリートーク!驚くことに番組の大半が下ネタだと言うことです。

外見的にはおとなしそうな印象の星野ですが、下ネタとユーモアの絶妙な掛け合わせでリスナーの心をわしづかみにしています。また下ネタ満載にもかかわらず意外と女性リスナーも多く、男性からも女性からも愛されていることが分かりますね。

11:歌はドラマ・映画でも!

学生時代から音楽活動を精力的に行ってきた星野源ですが、映画やドラマなど多くの作品で作詞・作曲・歌や演奏までを手掛けています。

2013年公開の映画『地獄でなぜ悪い』では主題歌「地獄でなぜ悪い」を担当するとともに、自身も俳優として出演しています。2012年から2013年にかけて体調を崩していた星野は、退院から再入院するまでのわずか4ヶ月の間にレコーディングを行い、歌詞には入院中の痛切な思いがシュールに表現されています。

また、2016年夏公開の映画『森山中教習所』の主題歌「Friend Ship」では、友情や愛情の言葉で表現することのできない繊細な感情が織り込まれています。

他にも2015年4月に放送されたドラマ『心がポキッとね』には「SUN」、自身も主演を務めたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』では「恋」を主題歌として提供しています。

12:ダンスも出来る!恋ダンスが大人気

2016年秋に放送がスタートした連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』。この作品のために制作した主題歌「恋」とともに、エンディングで披露される、ノリノリのダンスに注目が集まっています。

この作品で星野は、主演の新垣結衣が契約結婚する夫役として出演しています。その奇想天外なストーリーもさることながら、二人の作り出す独特な空気感が心地よく、また絶妙な距離感がもどかしく「ムズキュン」という言葉も生まれました。

エンディングでは笑顔でかわいらしく踊る新垣の隣で、役柄のまま表情を変えずにキレッキレのダンスを踊る星野の姿が対照的で楽しませてくれます。振り付けも難しすぎず簡単すぎず、まねをしてカラオケなどで踊る人が急増中です。

マルチな才能を発揮する星野が、今回新たに見せてくれたダンスの魅力。これからの活躍も目が離せませんね。