2026年10月16日更新

二階堂ふみの出演映画おすすめ12選!デビュー作から最新作『わたしの知らない子どもたち』まで

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『遠い山なみの光』(2025) 二階堂ふみ
©2025 A Pale View of HIlls Film Partners

『ヒミズ』でヴェネツィア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)に輝き、『私の男』『翔んで埼玉』で日本アカデミー賞の優秀主演女優賞に選ばれた二階堂ふみ。孤独な少年に寄り添う少女から、埼玉を見下す男子生徒会長、謎めいた美少女・ばるぼらまで、どんな役にも全身でぶつかる体当たりの演技と、作品ごとにまったく違う顔を見せる振り幅で、日本映画に欠かせない存在になっています。 2026年10月16日には、西川美和監督の最新作『わたしの知らない子どもたち』が公開されました。新星・小八重葵美とW主演を務め、戦後の混乱を生き延びようとする元教師を演じています。 この記事では、最新作『わたしの知らない子どもたち』までの出演映画一覧と、受賞作や話題作から選んだおすすめ映画12作品を、新しい順に紹介します。

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二階堂ふみのプロフィール|ヴェネツィアで新人賞を受けた沖縄出身の実力派

二階堂ふみ
名前二階堂ふみ(にかいどう ふみ)
生年月日1994年9月21日
出身地沖縄県那覇市
所属事務所ソニー・ミュージックアーティスツ
主な出演映画『ヒミズ』『地獄でなぜ悪い』『私の男』『何者』『リバーズ・エッジ』『翔んで埼玉』『人間失格 太宰治と3人の女たち』『ばるぼら』『月』『遠い山なみの光』『わたしの知らない子どもたち』
主な受賞歴(映画)第68回ヴェネツィア国際映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞(『ヒミズ』)、第36回日本アカデミー賞 新人俳優賞(『ヒミズ』『悪の教典』)、第56回ブルーリボン賞 助演女優賞(『脳男』『地獄でなぜ悪い』『四十九日のレシピ』)、第38回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞(『私の男』)、第43回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞(『翔んで埼玉』)・優秀助演女優賞(『人間失格 太宰治と3人の女たち』)、第97回キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞(『月』)

二階堂ふみは1994年9月21日生まれ、沖縄県那覇市出身の俳優です。地元の情報誌『沖縄美少女図鑑』への掲載をきっかけにスカウトされ、ファッション誌『ニコラ』のモデルを経て、2009年の『ガマの油』で映画デビューしました。 『ヒミズ』(2012年公開)では、2011年の第68回ヴェネツィア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)を染谷将太とともに受賞します。その後も『私の男』『この国の空』『蜜のあわれ』『リバーズ・エッジ』と主演作を重ね、『翔んで埼玉』では第43回日本アカデミー賞の優秀主演女優賞に選ばれました。2023年の『月』では、第97回キネマ旬報ベスト・テンの助演女優賞を受賞しています。 ドラマでも、朝ドラ『エール』のヒロイン・関内音役や『VIVANT』の柚木薫役で広く知られ、海外ドラマ『SHOGUN 将軍』では落葉の方を演じました。主な出演ドラマは、記事の後半で紹介しています。

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二階堂ふみの出演映画一覧【年代順】

二階堂ふみの主な出演映画を、公開年の古い順にまとめました。主演作は役名の後ろに「(主演)」、W主演作は「(W主演)」と記載しています。

公開年作品名役名
2009年『ガマの油』光
2011年『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』成田美知子
2011年『指輪をはめたい』エミ
2012年『ヒミズ』茶沢景子(W主演)
2012年『王様とボク』キエ
2012年『悪の教典』片桐怜花
2013年『脳男』緑川紀子
2013年『地獄でなぜ悪い』武藤ミツコ
2013年『四十九日のレシピ』イモ
2014年『ほとりの朔子』朔子(主演)
2014年『私の男』腐野花(W主演)
2014年『渇き。』遠藤那美
2014年『日々ロック』宇田川咲
2015年『味園ユニバース』佐藤カスミ
2015年『ジヌよさらば 〜かむろば村へ〜』青葉
2015年『この国の空』田口里子(主演)
2016年『蜜のあわれ』赤子(主演)
2016年『オオカミ少女と黒王子』篠原エリカ(W主演)
2016年『ふきげんな過去』果子(W主演)
2016年『SCOOP!』行川野火
2016年『何者』小早川理香
2018年『リバーズ・エッジ』若草ハルナ(主演)
2018年『いぬやしき』渡辺しおん
2019年『翔んで埼玉』壇ノ浦百美(W主演)
2019年『人間失格 太宰治と3人の女たち』山崎富栄
2019年『生理ちゃん』米田青子(主演)
2020年『糸』山田利子
2020年『ばるぼら』ばるぼら(W主演)
2022年『大怪獣のあとしまつ』サヨコ
2023年『月』坪内陽子
2023年『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』壇ノ浦百美
2025年『遠い山なみの光』佐知子
2026年『開戦前夜』(出演)
2026年『わたしの知らない子どもたち』曽根文美子(W主演)

※主な劇場公開作を掲載しています(2026年10月時点)。

二階堂ふみのおすすめ出演映画12選

ここからは、二階堂ふみの出演映画の中から、おすすめの12作品を紹介します。最新作から順に見ていきましょう。

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『わたしの知らない子どもたち』(2026年)曽根文美子役

映画『わたしの知らない子どもたち』
(C) 2026 K2Pictures
公開日2026年10月16日
監督・脚本西川美和(原案も担当)
主なキャスト小八重葵美、二階堂ふみ(W主演)、竹野内豊、櫻井海音、役所広司、田中裕子、岡田准一 ほか
二階堂ふみの役曽根文美子:かつて軍国主義教育に加担した教師。敗戦で信念と立場を失い、生きるために生徒を棄てる

『わたしの知らない子どもたち』は、2026年10月16日に公開された映画です。『ゆれる』『すばらしき世界』の西川美和が原案・脚本・監督を務めたオリジナル作品で、第51回トロント国際映画祭ではプラットフォーム部門のオープニング上映作品に選ばれました。戦後の日本を舞台に、12歳で孤児となり、身を守るために「少女」を棄てて少年として生きる道を選んだ茅野琴子(小八重葵美)の姿を描きます。 二階堂ふみが演じるのは、かつて軍国主義教育に加担した教師・曽根文美子です。敗戦によって信念も立場も失い、生きるために生徒を棄てた曽根は、加害と被害のどちらにも割り切れない現実のなかで揺れ動きます。約500人のオーディションから選ばれた新星・小八重葵美とのW主演作で、正しさを見失った大人の弱さと再生を、どう体現しているのかに注目です。

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『遠い山なみの光』(2025年)佐知子役

『遠い山なみの光』(2025) 広瀬すず , 二階堂ふみ
©2025 A Pale View of HIlls Film Partners
公開日2025年9月5日
監督・脚本石川慶
原作カズオ・イシグロ『遠い山なみの光』
上映時間123分
主なキャスト広瀬すず(主演)、二階堂ふみ、吉田羊、カミラ・アイコ、松下洸平、三浦友和 ほか
二階堂ふみの役佐知子:1950年代の長崎で悦子が出会う、幼い娘と暮らす謎めいた女性

『遠い山なみの光』は、2025年9月5日に公開された映画です。ノーベル文学賞作家カズオ・イシグロの長編デビュー作を、『ある男』の石川慶が脚本・監督を務めて映画化しました。1980年代のイギリスで暮らす悦子(吉田羊)が、戦後間もない1950年代の長崎で過ごした日々を振り返る物語で、第78回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に出品されています。 二階堂ふみが演じたのは、若き日の悦子(広瀬すず)が長崎で出会う、幼い娘と暮らす女性・佐知子です。戦後の混乱のなかで自由に生きようとする佐知子に、悦子は少しずつ惹かれていきます。どこかつかみどころのない佐知子の存在感が、物語に深い余韻を残します。

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『月』(2023年)坪内陽子役

公開日2023年10月13日
監督・脚本石井裕也
原作辺見庸『月』
上映時間144分
主なキャスト宮沢りえ(主演)、磯村勇斗、二階堂ふみ、オダギリジョー、板谷由夏、高畑淳子 ほか
二階堂ふみの役坪内陽子:重度障害者施設で働く、作家を目指す同僚

『月』は、2023年10月13日に公開された映画です。実際に起きた障害者殺傷事件をモチーフにした辺見庸の小説を、『舟を編む』の石井裕也が脚本・監督を務めて映画化しました。かつて作家として活躍していた堂島洋子(宮沢りえ)が、森の奥にある重度障害者施設で働き始め、そこで目にした現実と向き合っていく姿を描きます。 二階堂ふみが演じたのは、洋子と同じ施設で働く作家志望の同僚・坪内陽子です。明るく振る舞いながらも、施設の現実に複雑な思いを抱える陽子の葛藤を丁寧に表現しました。重いテーマに真正面から挑み、第97回キネマ旬報ベスト・テンの助演女優賞に輝いた熱演は必見です。

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『ばるぼら』(2020年)ばるぼら役

『ばるぼら』
(C)2019『ばるぼら』製作委員会 
公開日2020年11月20日
監督手塚眞
脚本黒沢久子
原作手塚治虫『ばるぼら』
上映時間100分
主なキャスト稲垣吾郎、二階堂ふみ(W主演)、渋川清彦、石橋静河、渡辺えり ほか
二階堂ふみの役ばるぼら:新宿駅の片隅で人気小説家・美倉洋介に拾われる、謎めいた少女

『ばるぼら』は、2020年11月20日に公開された映画です。原作は、手塚治虫が1970年代に発表した大人向けの同名漫画。手塚治虫の実子・手塚眞が監督を務め、ウォン・カーウァイ作品で知られるクリストファー・ドイルが撮影を担当しました。異常性欲に悩む人気小説家・美倉洋介(稲垣吾郎)が、新宿駅の片隅で酔いつぶれていた少女・ばるぼらを家に連れ帰ったことから、現実と幻想のはざまに迷い込んでいく物語です。 二階堂ふみが演じたのは、美倉の前に現れ、彼のミューズとなっていく謎の少女・ばるぼらです。気まぐれで奔放、ときに美倉を翻弄するばるぼらの妖しい魅力は、二階堂ふみならではのものといえるでしょう。R15+指定の作品です。

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『生理ちゃん』(2019年)米田青子役

生理ちゃん 二階堂ふみ
©吉本興業 ©小山健/KADOKAWA
公開日2019年11月8日
監督品田俊介
脚本赤松新
原作小山健『生理ちゃん』
上映時間75分
主なキャスト二階堂ふみ(主演)、伊藤沙莉、松風理咲、須藤蓮、岡田義徳 ほか
二階堂ふみの役米田青子:女性ファッション誌の編集部で働く編集者

『生理ちゃん』は、2019年11月8日に公開された映画です。原作は、Webで公開されるや多くの共感を集めた小山健の同名漫画。月に一度やってくる生理を「生理ちゃん」というキャラクターとして擬人化し、女性たちの日常をユーモラスに描きました。 二階堂ふみが演じたのは、女性ファッション誌の編集部で働く主人公・米田青子です。仕事中でもデート中でもお構いなしにやってくる生理ちゃんをやり過ごしながら、仕事と恋に奮闘します。煩わしいけれど、悩んだときにはそばにいてくれる生理ちゃんとのやりとりに、思わずクスッとさせられます。

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『人間失格 太宰治と3人の女たち』(2019年)山崎富栄役

『人間失格 太宰治と3人の女たち』
© 2019 『人間失格』製作委員会
公開日2019年9月13日
監督蜷川実花
脚本早船歌江子
上映時間120分
主なキャスト小栗旬(主演)、宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみ、成田凌、藤原竜也 ほか
二階堂ふみの役山崎富栄:太宰治に心酔し、すべてを捧げる愛人

『人間失格 太宰治と3人の女たち』は、2019年9月13日に公開された映画です。監督は『さくらん』『ヘルタースケルター』の蜷川実花。小説『人間失格』を書き上げるまでの太宰治(小栗旬)と、彼を取り巻く3人の女性たちの愛憎を、史実をもとに色鮮やかな映像で描きました。 二階堂ふみが演じたのは、太宰に心酔し、すべてを捧げる愛人・山崎富栄です。この役で第43回日本アカデミー賞の優秀助演女優賞を受賞しました。妻・美知子(宮沢りえ)、作家志望の太田静子(沢尻エリカ)とはまったく違う、一途で危うい愛のかたちに引き込まれます。

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『翔んで埼玉』(2019年)壇ノ浦百美役

『翔んで埼玉』GACKT、二階堂ふみ
『翔んで埼玉』(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
公開日2019年2月22日
監督武内英樹
脚本徳永友一
原作魔夜峰央『翔んで埼玉』
上映時間107分
主なキャスト二階堂ふみ、GACKT(W主演)、伊勢谷友介、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、京本政樹 ほか
二階堂ふみの役壇ノ浦百美:東京都知事の息子で、名門・白鵬堂学院の生徒会長

『翔んで埼玉』は、2019年2月22日に公開された映画です。原作は『パタリロ!』の魔夜峰央が1980年代に描いた同名漫画。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている架空の世界を舞台に、埼玉解放をめぐる壮大な茶番劇を大真面目に描き、異例の大ヒットを記録しました。 二階堂ふみが演じたのは、東京都知事の息子で、名門・白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美です。男性の役でありながら違和感をまったく感じさせず、アメリカ帰りの転校生・麻実麗(GACKT)に心を乱されていく姿を熱演し、第43回日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を受賞しました。全力で振り切ったコメディ演技は、それまでの二階堂ふみのイメージを鮮やかに塗り替えました。2023年11月23日には、続編『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』も公開されています。

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『リバーズ・エッジ』(2018年)若草ハルナ役

リバーズ・エッジ 吉沢亮 二階堂ふみ
©2018「リバーズ・エッジ」製作委員会
公開日2018年2月16日
監督行定勲
脚本瀬戸山美咲
原作岡崎京子『リバーズ・エッジ』
上映時間118分
主なキャスト二階堂ふみ(主演)、吉沢亮、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨、森川葵 ほか
二階堂ふみの役若草ハルナ:いじめられている同級生・山田一郎を助けたことから、彼と心を通わせていく高校生

『リバーズ・エッジ』は、2018年2月16日に公開された映画です。1990年代の若者たちの空虚さと痛みを描いた岡崎京子の同名漫画を、『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲が映画化しました。第68回ベルリン国際映画祭ではパノラマ部門に出品され、国際批評家連盟賞を受賞しています。 二階堂ふみが演じたのは、主人公の高校生・若草ハルナです。恋人の観音崎(上杉柊平)にいじめられている同級生・山田一郎(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、ハルナは山田から"ある秘密"を打ち明けられます。危うさと渇きを抱えた10代のリアルを、生々しく体現した渾身の主演作。なお、R15+指定の作品です。

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『何者』(2016年)小早川理香役

公開日2016年10月15日
監督・脚本三浦大輔
原作朝井リョウ『何者』
上映時間97分
主なキャスト佐藤健(主演)、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之 ほか
二階堂ふみの役小早川理香:留学経験があり、"意識の高さ"を隠さない就活生

『何者』は、2016年10月15日に公開された映画です。原作は朝井リョウの直木賞受賞作。演劇ユニット「ポツドール」主宰の三浦大輔が脚本・監督を務め、就職活動をきっかけに集まった5人の大学生の本音と建前を、SNSでの発信を交えながら描きました。 二階堂ふみが演じたのは、留学経験やボランティア活動をアピールし、"意識の高さ"を隠さない就活生・小早川理香です。拓人(佐藤健)たちを自宅に招き、みんなで就職活動の情報を共有しようと持ちかけます。自分をよく見せようと必死な姿が痛いほどリアルで、就活を経験した人ほど胸に刺さるはずです。

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『私の男』(2014年)腐野花役

公開日2014年6月14日
監督熊切和嘉
脚本宇治田隆史
原作桜庭一樹『私の男』
上映時間129分
主なキャスト浅野忠信、二階堂ふみ(W主演)、高良健吾、藤竜也 ほか
二階堂ふみの役腐野花:津波で家族を失い、遠縁の男・腐野淳悟に引き取られた少女

『私の男』は、2014年6月14日に公開された映画です。原作は直木賞を受賞した桜庭一樹の同名小説。北海道・奥尻島を襲った津波で家族を失った少女・花が、遠縁の男・腐野淳悟(浅野忠信)に引き取られ、流氷の町・紋別で寄り添うように生きていく姿を描きました。第36回モスクワ国際映画祭では最優秀作品賞に輝いています。 二階堂ふみが演じたのは、淳悟とふたりきりで生きる腐野花です。中学生から大人の女性になるまでの年月を演じ分け、この役で第38回日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を受賞しました。あどけなさと妖艶さが同居する危うい存在感に、観る者は圧倒されます。R15+指定の作品です。

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『地獄でなぜ悪い』(2013年)武藤ミツコ役

公開日2013年9月28日
監督・脚本園子温
主なキャスト國村隼、堤真一、長谷川博己、星野源、二階堂ふみ、友近 ほか
二階堂ふみの役武藤ミツコ:ヤクザ・武藤組の組長の娘で、映画のヒロインに担ぎ出される少女

『地獄でなぜ悪い』は、2013年9月28日に公開された映画です。『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』の園子温が脚本・監督を務めたオリジナル作品。ヤクザの組長・武藤(國村隼)が、服役中の妻の夢をかなえるため、娘のミツコを主演にした映画を本物の抗争のなかで撮ろうとする、血しぶき舞うエンターテインメントです。 二階堂ふみが演じたのは、武藤組組長の娘で、映画のヒロインに担ぎ出される武藤ミツコです。気の強いじゃじゃ馬ぶりと、全力で振り切ったアクションは爽快そのもの。この作品と『脳男』『四十九日のレシピ』で、第56回ブルーリボン賞の助演女優賞を受賞しました。

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『ヒミズ』(2012年)茶沢景子役

公開日2012年1月14日
監督・脚本園子温
原作古谷実『ヒミズ』
上映時間129分
主なキャスト染谷将太、二階堂ふみ(W主演)、渡辺哲、吹越満、神楽坂恵、光石研、でんでん ほか
二階堂ふみの役茶沢景子:同級生の住田祐一に思いを寄せ、彼を支えようとする中学生

『ヒミズ』は、2012年1月14日に公開された映画です。原作は『行け!稲中卓球部』の古谷実による同名漫画。園子温監督は撮影前に起きた東日本大震災を受けて脚本を書き直し、被災地の風景を物語に取り込みました。「普通の大人」になることを望みながら、過酷な家庭環境に追い詰められていく中学生・住田祐一(染谷将太)の姿を描きます。 二階堂ふみが演じたのは、住田に思いを寄せ、まっすぐに彼を支えようとする同級生・茶沢景子です。染谷将太とともに第68回ヴェネツィア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)を受賞し、世界にその名を知らしめた原点ともいえる一本です。

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二階堂ふみの主な出演ドラマ

二階堂ふみは映画だけでなく、ドラマでも主演やヒロインを数多く務めてきました。主な出演ドラマは次のとおりです。おすすめのドラマ作品は、次の記事で詳しく紹介しています。

放送年作品名(放送局)役名
2012年『平清盛』(NHK)平徳子
2013年『Woman』(日本テレビ)植杉栞
2014年『軍師官兵衛』(NHK)茶々
2015年『問題のあるレストラン』(フジテレビ)新田結実
2016年『そして、誰もいなくなった』(日本テレビ)倉元早苗
2017年『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ)津軽継実
2018年『西郷どん』(NHK)愛加那
2018年『この世界の片隅に』(TBS)白木リン
2019年『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ)姫川玲子(W主演)
2020年『エール』(NHK)関内音(ヒロイン)
2021年『プロミス・シンデレラ』(TBS)桂木早梅(主演)
2023年『VIVANT』(TBS)柚木薫
2024年『Eye Love You』(TBS)本宮侑里(主演)
2024年『SHOGUN 将軍』(ディズニープラス)落葉の方
2025年『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(フジテレビ)倖田リカ
2026年『VIVANT』第2シーズン(TBS)柚木薫

※主な連続ドラマを掲載しています(2026年10月時点)。

二階堂ふみの出演映画についてよくある質問

二階堂ふみの最新出演映画は?

2026年10月16日公開の『わたしの知らない子どもたち』です。西川美和が原案・脚本・監督を務めたオリジナル作品で、新星・小八重葵美とW主演を務め、元教師の曽根文美子を演じています。同年7月31日には、石井裕也監督の『開戦前夜』も公開されました(2026年10月時点)。

二階堂ふみが日本アカデミー賞で受賞した映画は?

第36回で『ヒミズ』『悪の教典』により新人俳優賞、第38回で『私の男』により優秀主演女優賞を受賞しました。第43回では『翔んで埼玉』で優秀主演女優賞、『人間失格 太宰治と3人の女たち』で優秀助演女優賞に選ばれています。

二階堂ふみが海外の映画祭で評価された作品は?

『ヒミズ』で、第68回ヴェネツィア国際映画祭(2011年)のマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)を染谷将太とともに受賞しました。出演作では、『遠い山なみの光』が第78回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に、『わたしの知らない子どもたち』が第51回トロント国際映画祭のプラットフォーム部門に出品されています。

二階堂ふみと石井裕也監督が組んだ映画は?

『月』(2023年)と『開戦前夜』(2026年)があります。『月』では重度障害者施設で働く作家志望の坪内陽子を演じ、第97回キネマ旬報ベスト・テンの助演女優賞を受賞しました。

『翔んで埼玉』で二階堂ふみが演じた役は?

東京都知事の息子で、名門・白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美です。男性の役を演じて第43回日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を受賞し、2023年公開の続編『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』でも同じ役を演じました。

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二階堂ふみの出演の最新映画は『わたしの知らない子どもたち』

『ヒミズ』で世界に見いだされてから、『私の男』『リバーズ・エッジ』のように痛みを抱えた役、『翔んで埼玉』の振り切ったコメディ、『月』の社会派ドラマまで、二階堂ふみは作品ごとに新しい顔を見せてきました。どんな役にも全身でぶつかる体当たりの演技こそ、二階堂ふみの最大の魅力です。 最新作『わたしの知らない子どもたち』は、2026年10月16日から公開中です。気になる作品から、二階堂ふみの出演映画をチェックしてみてください。

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