2019年6月15日更新

堺雅人主演ドラマ一覧&おすすめランキングTOP10【大河ドラマ『真田丸』まで】

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リーガルハイ

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堺雅人主演ドラマ一覧&おすすめドラマをランキングで紹介!

堺雅人は1973年10月14日生まれ、宮崎県宮崎市出身の俳優です。早稲田大学在学中の1992年、同大学の演劇研究会を母体とする劇団「東京オレンジ」の旗揚げに参加し、看板役者として活躍。堺は「早稲田のプリンス」と呼ばれ、当時から人気を博していたようです。 1995年の深夜ドラマ『ハートにS』でドラマデビューすると、舞台のみならず、ドラマ、映画と多方面で活躍し始めます。私生活では2012年の映画『大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]』で初共演した女優・菅野美穂と2013年に結婚し、2019年現在は2児の父に! 今回は堺雅人の代表作ドラマを、話題を呼んだ作品や視聴率などを元に、おすすめドラマランキングTOP10として紹介します。 主演ドラマの一覧表も作成しているので、ぜひ視聴の際の参考にしてください!

堺雅人の主演ドラマ一覧

放送年 ドラマ 役名
2008年 『世にも奇妙な物語 春の特別編』「フラッシュバック」 大石良雄
2008年 『あるがままの君でいて』 榎本靖
2010年 『ジョーカー 許されざる捜査官』 伊達一義
2010年 『ニセ医者と呼ばれて 〜沖縄・最後の医介輔〜』 宮前良明
2011年 『塚原卜伝』 塚原新右衛門
2012年 『リーガル・ハイ』 古美門研介
2012年 『大奥〜誕生[有功・家光篇]』 万里小路有功
2013年 『リーガル・ハイ スペシャル』 古美門研介
2013年 『リーガルハイ』 古美門研介
2013年 『半沢直樹』 半沢直樹
2014年 ドラマWスペシャル『パンドラ〜永遠の命〜』 鈴木元
2014年 『リーガルハイ・スペシャル』 古美門研介
2015年 『Dr.倫太郎』 日野倫太郎
2016年 NHK大河ドラマ『真田丸』 真田信繁
2020年 「半沢直樹2」 半沢直樹

堺雅人は2004年の大河ドラマ『新選組!』で知名度を上げ、2008年の『世にも奇妙な物語 春の特別編』内の単発ドラマ「フラッシュバック」にて、ドラマ初主演を飾りました。 2010年には、『ジョーカー 許されざる捜査官』で連続ドラマ主演デビュー。映画だけでなくドラマでも存在感を放ち、2012年の『リーガル・ハイ』や2013年の『半沢直樹』を経て、作品の成功とともにブレイクを果たします。 二面性のあるキャラクター、”顔芸”の域に達した表情の演技やコメディから時代劇までこなす演技力の高さなどを評価され、人気を不動のものとしました。

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10位:『南極大陸』(2011年)

平均視聴率18.0%(以下、関東地区・ビデオリサーチ社調べ)

TBS開局60周年記念として2011年に放送された特別ドラマ『南極大陸』。自然科学者・北村泰一の『南極越冬隊タロジロの真実』を原案に、木村拓哉主演でドラマ化されました。 終戦から10年、復興を目指す日本は、起死回生の案として南極大陸観測隊に参加することを決めます。「敗戦国の日本に何ができる」と諸国から罵倒されながらも、国の復活を胸に観測隊と19頭の樺太犬が乾坤一擲のプロジェクトのため命をかける感動作です。 堺雅人は大蔵省事務補佐官・氷室晴彦を演じました。氷室は主人公・倉持岳志(木村拓哉)の東京大学山岳部時代の友人でありライバル。第1次越冬隊では、監査と気象観測を担当します。現実主義者のため、夢を追う倉持の先々で睨みを効せますが、暴走しがちな彼を心配しての行動でもあったのです。 堺は官僚らしい8:2分けの髪型や気難しげな表情に、どこか腹黒そうな雰囲気も相まって、木村に劣らない存在感を発揮しました。

9位:『Dr.コトー診療所2006』(2006年)

平均視聴率22.4%

沖縄県八重山諸島の架空の島志木那島を舞台とするドラマ『Dr.コトー診療所』は、2003年に第一弾が放送されました。 東京から志木那島にやって来た外科医・五島健助(吉岡秀隆)が島唯一の診療所を開業し、島民との温かい交流や島の美しい風景を描きます。第1弾が好評だったことから特別編、2004編、2006編と続くシリーズとなりました。 堺雅人は『Dr.コトー診療所2006』に鳴海慧役で出演。鳴海は低い声のトーンに、どこか陰りのある雰囲気を持つキャラクター。妻の手術を執刀した際のトラウマを抱える難役ですが、堺の表情の端々に暗い過去が垣間見えました。 五島は患者との距離が近く、家族に似た関係の島医者だからこその苦悩も作品の特徴で、本作では大きな問題に直面することに。最終回にて、星野彩佳(柴咲コウ)の手術中にパニックになりかけたところを、鳴海が叱咤するシーンが印象的でした。

8位:ドラマWスペシャル『パンドラ~永遠の命~』(2014年)

視聴率--%

『パンドラ〜永遠の命〜』は2014年にWOWOWのドラマWスペシャル枠で放送されました。 テーマは“クローン技術”。優秀な医学者鈴木元(堺雅人)は、革新的なクローン技術を生み出すも、上司の榊原道隆(伊武雅刀)らは倫理上問題があると反対しました。しかし7年後、榊原はある少年の存在を知り、鈴木がクローン技術で生み出した少年なのではと疑いを持ち出します。 医療技術の発達、再生医療が話題となる現代において、”命の尊厳”を問うとてもタイムリーなドラマでした。 堺雅人演じる鈴木元は、倫理的な問題から研究室を追われるも、少年の父親を名乗り異様な執着を見せるという役どころです。堺のマッドサイエンティストっぷりが凄まじく、狂気を孕む底知れない瞳の演技にも称賛が集まりました。 少年の母が殺害された事件を軸に据え、大物政治家の野望や医学会の思惑も絡んだ、単発ドラマとは思えないボリューム感です。

7位:『新選組!』(2004年)

平均視聴率:17.4%

『新選組!』は2004年に三谷幸喜脚本で放送された大河ドラマです。小説を原作としないオリジナルドラマで、史実と異なった大胆なストーリー展開が話題となりました。 1863年に江戸幕府の命により、京都守護職のもとに結成された浪士隊・新選組。「組長・近藤勇(香取慎吾)の最も重要な49日」を中心に、浪士ほか全てのキャラクターの心理がうまく描かれています。 幕末という極限下で、浪士たちが抱く葛藤や思想が浮き彫りにされる本作は、それまで時代劇を観なかった若者を取り込みました。 本作で堺雅人は新選組副長(のちの総長)山南敬助を熱演。堺が見せる微笑はやがて山南のトレードマークとなり、これをきっかけに堺雅人は一躍名俳優となりました。

6位:『Dr.倫太郎』(2015年)

平均視聴率12.7%

2014年4月から日本テレビで放送されたドラマ『Dr.倫太郎』。堺雅人が日テレの連続ドラマに初主演し、「ドクターX」シリーズなどを手がけた脚本家、中園ミホと初タッグを組んだ恋愛&医療ドラマです。 腕利きの精神科医・日野倫太郎(堺雅人)は、傷ついた人の心に寄り添い癒し、その人気は絶えることがありません。しかし、そんな日野も自分の恋愛だけはうまくいきませんでした。そんなある日、新橋の売れっ子芸者・夢乃(蒼井優)と出会います。夢乃に惹かれる日野ですが、この出会いが徐々に日野の人生を変えることになります。 堺演じる日野倫太郎は、幼い頃に母親が鬱病で自殺した過去を持っています。心に傷を抱えた患者の”聞き役”に徹する、物静かな役どころでした。 半沢直樹など相手を煽るような主人公が続いていた中で、一人ひとりと真剣に向き合い、ケアしていく様が新鮮かつ魅力的だと話題になりました。

5位:『ジョーカー 許されざる捜査官』(2010年)

平均視聴率14.2%

2010年に放送されたドラマ『ジョーカー 許されざる捜査官』は、心震わす勧善懲悪の刑事ドラマです。 神奈川県警捜査一課の警部補・伊達一義(堺雅人)は温厚で「仏の伊達さん」と呼ばれています。しかし、夜になると一転、冷酷の裁判人として凶悪犯を裁きます。 基本一話完結型で、法から逃れた凶悪犯を社会から完全隔離し、苦しみを抱える遺族たちを救っていく伊達の活躍が描かれました。ヒロイン・宮城あすか(杏)の兄の死の真相、三上国治(故・大杉漣)ら協力者の正体などが縦軸で明かされ、ストーリーに深みをもたせます。 正義と悪、相反する顔を持つという難しいキャラクターを堺雅人は見事に演じました。本作は堺雅人の連続ドラマ初主演となり、その実力を堂々を見せつけています。

4位:NHK大河ドラマ『篤姫』(2008年)

平均視聴率24.5%

宮尾登美子の小説『天璋院篤姫』を原作とする『篤姫』は、2008年に大河ドラマ枠で放送されました。平成20年度文化庁芸術祭参加作品で、堺雅人にとっては2度目の大河ドラマへの出演となりました。 主人公は13代将軍徳川家定の正室・篤姫(宮﨑あおい)。鎖国状態であった当時に、常に平和を願い陰で活躍した篤姫の生涯を描きます。 堺雅人は暗愚と言われた13代将軍徳川家定を演じています。周囲からは愚か者だと馬鹿にされるも、呆けた発言や奇怪に思える言動は、実は演技だった!という複雑な役を見事に演じ切りました。家定のひょうひょうとした一面から、徳川家の行く末を憂う表情まで演じ分ける演技力の高さは、さすがという他ありません。 視聴者からは、篤姫との愛情あふれる夫婦のやり取りにも評価が集まったようです。

3位:NHK大河ドラマ『真田丸』(2016年)

平均視聴率16.6%

2016年放送の『真田丸』は、戦国時代の勇将・真田幸村を主人公とする大河ドラマです。 脚本は『新選組!』以来2度目となる三谷幸喜。三谷幸喜の脚本らしい、クセは強いけれど憎めないキャラクターが数多く登場し、くすりと笑えて泣けるメリハリが高評価されたようです。 豊臣家に仕えた真田信繁、通称・幸村(堺雅人)は「日ノ本一のもののふ」と謳われた名将です。その武勇は大大名徳川家康さえも震え上がらせるほどでした。知略に優れた父・昌幸(草刈正雄)と秀才の兄・信幸(大泉洋)の背中を追いながら、最後まで義と勇を貫き通した真田幸村の生涯が描かれます。 堺雅人は主人公・真田幸村を演じています。最愛の妻・梅との別れに至るシーンをはじめ、最初は真田家の”裏方”であった信繁が「大坂夏の陣」で壮絶な死を遂げるまでの、数々の名シーンを熱演。 キャスティングは三谷の指名だったそうで、その采配がピタリとハマり、2011年の『江~姫たちの戦国』以来、5年ぶりの平均視聴率16%超えに導きました。

2位:『リーガル・ハイ』(2012年~2014年)

平均視聴率12.5%

2012年に放送された『リーガル・ハイ』は、敏腕弁護士・古美門研介(堺雅人)と、正義感の強い新米弁護士・黛真知子(新垣結衣)が繰り広げるコメディ法廷ドラマ。 2年間でSPドラマが2本と、続編となる第2期が放送される人気っぷりで、堺雅人主演ドラマでは初のシリーズ化作品に!第2期の平均視聴率は18.4%、最高視聴率は21.2%(第1話)と前作を上回り、注目度の高さが伺えました。 堺演じる古美門は、一癖も二癖もあるエキセントリックな弁護士。裁判シーンの早口過ぎる弁論が特徴のキャラクターです。堺は長台詞をものともせず、普段の微笑をぶち壊した怪演を見せ、彼のハマり役と言われるようになりました。 『半沢直樹』の原作者・池井戸潤が、堺のまくし立てるような演技を見て主演に指名した話は有名で、『リーガル・ハイ』第2期にはドラマ『半沢直樹』のパロディもあります。

1位:『半沢直樹』(2013年)

平均視聴率28.7%

東京中央銀行大阪西支店・融資課長の半沢直樹(堺雅人)が、5億円の融資失敗の責任を自分に押し付ける上司たちに立ち向かう姿を描いた痛快銀行ドラマ。曲がったことが大嫌いな半沢には、彼が幼い頃にネジ工場を営む父親が銀行から融資を切られ、自殺したという過去がありました。 理不尽なことにも上司が相手では逆らえない――そんなサラリーマンたちの鬱憤を全力で払ってくれる半沢直樹。「やられたらやり返す! 倍返しだ!!」という決め台詞は大変な反響を巻き起こしました。この”倍返し”は同年の新語・流行語大賞の一つにも選ばれ、日本中で大ブームに! 平均視聴率28.7%、最終回は平成に放送された民放ドラマで1位となる42.2%と、モンスター級ヒットを記録しました。堺雅人の代表作にして、日本を代表するドラマと言って過言ではなく、ランキング第1位にふさわしい作品ではないでしょうか。

7年ぶりに復活!2020年に続編ドラマ「半沢直樹2」の放送が決定

平成のNo.1ヒットドラマ『半沢直樹』が、令和に復活することが決定!2020年4月期のTBS系「日曜劇場枠」にて、午後9時より放送予定です。 2013年に放送されたドラマは二部構成で、池井戸潤の小説『オレたちバブル入行組』が原案の第一部・大阪西支店編、『オレたち花のバブル組』が原案の第二部・東京本店編に分けられました。 今回の第2期は、原作シリーズの続編『ロスジェネの逆襲』の映像化と言われています。半沢が「東京セントラル証券」に赴任し、新たな物語が展開します。 堺雅人は続投ですが、妻を演じた上戸彩らの続投、新キャストは発表されていません。

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堺雅人のドラマ伝説は終わらない!続編「半沢直樹2」に期待集まる

出演作のほとんどがヒットし、「高視聴率男」の異名でも呼ばれている堺ですが、やはり『半沢直樹』は頭一つ抜けていますね。2020年放送の第2期は久々の主演ということ、ファンが待ちに待った続編ということで、大きな注目が集まるかもしれません。 令和の時代に高視聴率男が新たな伝説を作り、またも歴史に名を刻むのか注目です!