2017年7月6日更新

ヒュー・ダンシーがかわいい!ドラマ『ハンニバル』のイケメン俳優が『フィフティ・シェイズ・ダーカー』に出演

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ヒュー・ダンシー
©Graylock/ABACAUSA.COM/Newscom/Zeta Image

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ヒュー・ダンシーのプロフィール

ヒュー・ダンシー(本名:ヒュー・マイケル・ホラス・ダンシー)は、1975年6月19日生まれのイングランド、ストーク・オン・トレント出身の俳優です。 イングランドの名門スクール、ウィンチェスター・カレッジ在学中に演技に興味を持ちますが、すぐに演技の道に進まず、スクール卒業後はオックスフォード大学に入学し、イギリス文学を学びました。 大学を卒業した後は、テレビドラマ『Trial & Retribution』(1998)で役者デビューし、生まれ育ったイギリスを拠点にドラマや映画で活動の幅を広げていきます。 最近では、アメリカのテレビ局NBCで放送されていたドラマ『ハンニバル』の主役として高い注目を集めました。

ドラマ『ハンニバル』で注目を集める

ヒュー・ダンシーは、2013年から2015年に放送された大人気サイコドラマ『ハンニバル』で、ウィル・グレアム捜査官を演じました。 FBIアカデミーの教官をしていたウィルには、犯罪者心理への共感や犯行当時の状況再現が出来るという特殊な能力があり、その能力を買われたウィルは捜査官となり日々奮闘しますが、次第に自身の能力に追い詰められていくことになります。 またこの作品はタイトル通り、マッツ・ミケルセン演じる世界的に有名な精神科医であり食人鬼でもある若き日のハンニバル・レクターが登場します。レクター博士は、ウィルの精神科医として、そして、彼を精神的に追い詰める存在として登場します。 ヒューはハンニバル役のマッツとは『キング・アーサー』(2004)で共演しており、このドラマでレクター博士をマッツに演じてほしいと要望したのはヒュー・ダンシーだったようです。 作品世界は残酷でサイコホラータッチではありますが、残酷さはありながらも多岐に渡り洗礼されたビジュアルにこだわった作品であること、また、傑作ドラマとして人気が出たことでドラマの熱狂的なファン「ファンニバル」が次々誕生していったことも話題となりました。 レクター博士の趣味である料理に焦点が当たっている点もこの作品の面白いポイントで、レクター博士が提供する料理には一般的なアートディレクターではなくフードコーディネーターを起用してレシピから料理のビジュアルにまで徹底した撮影を行っています。 そして、各エピソードタイトルには、シーズン1ではフランス料理用語、シーズン2では懐石料理用語、そしてシーズン3ではイタリア料理用語というように料理用語を充てていたりと、制作側のセンスとユーモアも感じますね。

舞台『The Pride』ではベン・ウィショーの恋人役を演じる

ヒュー・ダンシーは映画やドラマだけではなく、舞台でも活躍しています。 2010年には、『007』シリーズでお馴染みのQ役、最近では『パディントン』でパディントンの声を演じたベン・ウィショーと、ニューヨークのオフブロードウェイで舞台『The Pride』に出演しました。 物語の舞台は1958年と2008年のロンドンで、「性」というキーワードでそれぞれの時代をクロスオーバーさせている社会派の舞台です。 ベン・ウィショーは児童書の作家でゲイのオリバーを演じており、オリバーの児童書に挿絵を描いているシルヴィアという女性の夫フィリップをヒュー・ダンシーが演じています。シルヴィアはフィリップと結婚していながらもオリバーに心を寄せているのですが、しかしオリバーは、シルヴィアの夫のフィリップに好意を持ち、一線を越えてしまいます。 そんな男女の三角関係と社会から見た「性」、そしてセクシュアルマイノリティが社会にどう映っているのかを描いています。

バーバリーのモデルも務めるヒュー・ダンシー

ヒュー・ダンシーは、2004年にモデルのケイト・モスと共にファッションブランド「BURBERRY」のモデルを務めました。 俳優の時とはまた違う表情をしていてかっこいいですね。

ヒュー・ダンシーのおすすめ出演映画

史実に沿って作られたことで話題となった作品【2004年】

15世紀をモデルに執筆されたと考えられてきた中世ヨーロッパの騎士道物語である『アーサー王と円卓の騎士』。実はこの物語には、それよりも10世紀前の時代に実在していた人物をモデルにしているのではないか、という考察があります。これを基に製作されたのが『キング・アーサー』です。 歴史ものの映画は、ロマンスや大戦に焦点を当てたものが多くあります。しかし本作は実際の歴史に沿って描いているため数ある歴史スペクタクル映画の中でも大変斬新ということで話題を呼びました。 ヒュー・ダンシーは円卓の騎士のひとりであるガラハッドを、またドラマ『ハンニバル』で共演したマッツ・ミケルセンは本作で弓の名手のトリスタンを演じています。

実際に起きたルワンダ虐殺を描いたノンフィクション作品【2005年】

1994年にルワンダで起きた大量虐殺「ルワンダ虐殺」を目の当たりにした、BBCの記者が語ったものを基に製作された衝撃的なノンフィクション作品です。 ルワンダの部族闘争が激化する中で、それに巻き込まれる罪なき人々を救おうとしたクリストファー神父と、クリストファー神父が運営する学校に赴任してきた英語教師の青年ジョー・コナーの葛藤を描いた作品です。 ヒュー・ダンシーは、英語教師のジョーを演じています。

ヒューと妻のクレア、2人のキューピッドとなった作品【2007年】

病床で今にも天国へ旅立ちそうな意識の中にいるアンの今と、若き日の回想、ふたつを同時に描いた物語です。 ヒュー・ダンシーは、若かりしアンの親友ライラの弟バディを演じています。 本作での共演がきっかけとなり、ヒューは若き日のアンを演じたクレア・デインズと2012年結婚しました。

妻はクレア・デインズ

ヒュー・ダンシーは女優のクレア・デインズと結婚。その後子供に恵まれ、フランスで生活を送っています。 クレア・デインズといえば、レオナルド・ディカプリオ主演の『ロミオ+ジュリエット』(1996)でジュリエットを演じた女優、と言うとピンとくる方が多いのではないでしょうか。 若くして人気女優となったクレアでしたが、当時付き合っていた俳優ビリー・クラダップに妊娠している恋人がいることが発覚。しかしクレアとの交際を続行したことで、それまで清純派路線だった彼女は恋愛スキャンダルによってバッシングを受けることに。しばらく彼女の人気は低迷していました。 しかし、近年、ドラマ『HOMELAND』で再び注目を集め、プライベートでは2009年に『いつか眠りにつく前に』(2007)で共演したヒューと結婚し、2012年には長男、サイラス・マイケル・クリストファー・ダンシーが誕生しました。

映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』に出演するヒュー・ダンシー!

作家E.L.ジェイムズの官能小説を映画化して話題を呼んだ『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(2011)の続編で、2017年に公開予定の『フィフティ・シェイズ・ダーカー』に、ヒュー・ダンシーの出演が決定しました。 主人公クリスチャンは、若くしてSMに目覚めるのですが、それによって恋人との関係が上手くいかなくなったことを深く悩みます。 そこで、ヒュー演じるイギリス人の精神科医であるジョン・フリン先生の元を訪れるそうです。 『フィフティ・シェイズ・ダーカー』は、シリーズ3作品目にして最終章となる『フィフティ・シェイズ・フリード(原題)』と同時に撮影を進行させているよう。2017年2月10日に『フィフティ・シェイズ・ダーカー』が、2018年2月9日には『フィフティ・シェイズ・フリード(原題)』が公開する予定です。 様々な役柄に挑戦するヒューの活躍から今後も目が離せませんね。