2017年7月6日更新

『ワンパンマン』最狂ヴィラン、ガロウを徹底紹介!

ワンパンマン

2009年からウェブ上で連載されている漫画『ワンパンマン』。2015年10月から12月にはアニメが放送され、ファンの間では2期の制作に期待する声が上がっています。今回は、そんな人気作品の中でも最狂ヴィランと名高いキャラクター・ガロウについて徹底紹介します。

目次

『ワンパンマン』最狂ヴィラン、ガロウ

最狂ヴィラン・ガロウは、幼少期の経験からヒーローを偽善と理不尽さの象徴として憎悪しており、人間でありながら怪人に憧れるという作中でも異質な存在です。自身の確固たるヒーロー観と怪人観によって、最強の怪人になることを目標に「ヒーロー狩り」を開始しました。

かつては、S級3位のシルバーファング(バング)に師事した一番弟子でしたが、他の門下生たちを再起不能にするトラブルを起こして破門されました。しかし、格闘センスが天才的なうえ、強者との戦闘の度に技を吸収して強くなっていくという作中屈指の実力を誇ります。

怪人協会編終盤、S級ヒーローや怪人たちとの死闘の中でリミッターが外れていき、遂に怪人へと覚醒。通常の怪人にはない「技と耐久力」による攻撃を繰り出し、最狂のヴィランへと変貌しました。

『ワンパンマン』は、ONEによる原作版とリメイク版(作画・村田雄介)が存在。リメイク版は、ONEによってストーリーが若干改訂されています。そのため、主にリメイク版(2016年4月時点)の内容に沿ってご紹介していきます。

初登場でA級3人を倒す!

ガロウの初登場は55話。ヒーロー協会『地球がヤバい予言緊急対策チーム』は、ヒーローだけでは対応できない事態に、裏社会の住人に助けを求めることを決定します。

対策会議に参加したガロウは、「俺こそが災害レベル神になる男だ」と宣言し、集まった人間たちとの力比べを提案。対策チームのリーダーは、その場にいたA級ヒーロー3人(5位重戦車フンドシ・6位ブルーファイア・7位テジナーマン)に追い出すよう命令します。

しかし、テジナーマンは容易く絞めあげられ、フンドシはガロウを殴ったはずの腕が折れてしまいます。ブルーファイアも得意の火炎を放射しますが、火炎放射器を仕込んでいた腕を千切られて撃破。残った裏社会の住人たちも倒し、ガロウは悠々とヒーロー協会を後にしました。

VSタンクトップマスター

S級14位(後に16位)のタンクトップマスターは、ガロウに倒された舎弟の敵討ちに参戦。S級ヒーローとの戦いにテンションが上がるガロウでしたが、開始早々に必殺技「タンクトップタックル」を食らって吹き飛ばされてしまいます。

C級ヒーロー・無免ライダーの取り成しで、一度は引く素振りを見せましたがそれも全て演技。師匠・バングの顔がチラつくからと封印していた流水岩砕拳を打ち込み、前半の劣勢が嘘だったかのように圧倒し始めます。

最後は、タンクトップマスターだけではなく、舎弟のタンクトッパーや無免ライダー、駆け付けたチャランコも蹴散らして去っていきました。

VS黄金ボール&バネヒゲ

ヒーロー狩りのターゲットになったA級ヒーロー・黄金ボール。ガロウは、公園で男の子と読んだヒーロー名鑑にあった行きつけの居酒屋「蟲毒」に現れ、因縁を付けて外へ連れ出します。

しかし、黄金ボールの形状記憶弾金で足を負傷。止めの必殺技「ゴールデンブレイクアウト」の猛攻を受けますが、動体視力とその技量で全ての弾を回避してみせます。形勢逆転とばかりに黄金ボールを仕留めようとしますが、そこへ現れたのはA級ヒーロー・バネヒゲでした。

バネヒゲは、狭い路地という不利な場所を気にも留めず斬撃を浴びせます。必殺技「踏無暴威」を受けたガロウですが、左手を犠牲にして防ぎA級ヒーロー2人を無力化してしまいました。

VSサイタマ

黄金ボール&バネヒゲとの戦闘後、歓楽街を歩いていたガロウ。そこへ偶然通りかかったサイタマの「見つけた」という台詞で、ヒーロー狩りの追手と勘違いして先制攻撃を仕掛けます。

しかし、足が地面にめり込む程の威力があるチョップにビクともしないサイタマ。カツアゲだと思い、そっくりそのまま同じ攻撃を返して気絶させてしまいました。S級ヒーローと同等の実力があると言われるガロウ。しかしサイタマにとっては普通のカツアゲだと思うと切ないですね。

結局、サイタマが見つけたのはDNQホーテにあるカツラだったようで、ガロウのことは認識していなかったというオチでした。

VS金属バット

ガロウは、災害レベル竜のムカデ長老と戦っていたS級15位の金属バットのもとに現れ、「こっから先は俺が相手だ」と宣言。これまでの戦闘でボロボロの金属バットに対して、一方的に攻撃を与え続けていきます。

攻撃を受ける度に気合いと強さが増していく金属バットは、必殺技「野蛮トルネード」を炸裂。ガロウは、それを師匠・バングの技で受け流して反撃し、流石の金属バットも地面に倒れてしまいました。

その時、金属バットの妹・ゼン子が登場。不死身のように立ち上がり、バットを振り被りますがなぜか寸止めになります。その隙を突いて止めか、という所でゼン子の制止が入りガロウは撤退しました。公園で出会った男の子の例もありましたが、どうやら子どもには甘いようですね。

VSバング&ボンブ

バングは、かつての一番弟子・ガロウがヒーロー協会から怪人指定を受けたと知り、兄のボンブと共に討伐に乗り出します。

バングの流派・流水岩砕拳に対してボンブは旋風鉄斬拳。ヒーローとして活動はしていませんが、バングが頼りにするほどですからS級相当の実力はありそうですね。しかし、リメイク版ではまだ3人の戦闘は描かれていません。

原作版(五十三撃目)では、S級ヒーロー・ジェノスとの戦闘中にバングとボンブが現れ、流水岩砕拳と旋風鉄斬拳の連撃「交牙竜殺拳」で追い詰められていきます。武術界の大御所たちを相手に、為す術もないガロウでしたが、怪人協会の介入で連れ去られてしまい勝負はそのままになってしまいました。

ボロスと戦ったらどっちが強いの?

ガロウの強さについて議論する際、よく比較対象にされるのがダークマター編のボス・ボロスです。災害レベル竜以上という、最強クラスの一つ目のヒューマノイド型宇宙人でしたが、サイタマとの戦いに敗れて撃破されました。

原作者のONEは、ニコニコ生放送内でのどちらが強いのかという質問に対して、「ガロウに分があるだろう」と答えています。その理由は、純粋な格闘戦であれば怪人化することでボロスの攻撃をかわすことができるからだそうです。

しかし、ガロウには遠距離戦用の技がなく、ボロスには高い再生能力が備わっているため、実際に戦って勝敗がどうなるかは不明とのこと。作中最強のサイタマの攻撃をどれだけ受け止められたか。という点で考えるにしても、サイタマの気分や両者の精神状態が影響するため判断は難しそうですね。

ガロウの変身

原作版(八十一撃目)では、怪人協会とヒーロー協会の全面対決が勃発。ガロウは、S級ヒーローや災害レベル鬼以上の怪人との死闘の末、真の怪人へと覚醒します。

人間だった頃の面影は微塵もなく、角が生えた悪魔のような外見になり、怪人協会の主力メンバー・黄金精子を秒殺。流水岩砕拳でもどの流派でもない「怪害神殺拳」を編み出し、負傷しているとはいえS級ヒーローたちを一掃するほどの強さを得ました。

そして、遂に迎えたサイタマとの一騎打ち。序盤こそ体術で圧倒していたものの、自身の認識を改めて数回の変身を重ね、背中から悪魔の羽が生えたような怪人へと変貌していきます。結果、凄まじい攻防を見せた戦いは、サイタマの次元違いの強さに手も足も出ないガロウの完敗でした。

「本当に目指していたのは怪人ではなくヒーローだった」と看破され、全ての気力を失い処刑を受け入れようとします。しかし、かつての師匠や怪人協会の人質になっていた男の子の想いが伝わり、ガロウは”次”のためにその場から姿を消しました。

ガロウの声優は?

アニメ未登場のため声優は未定ですが、2期が制作される場合、物語の重要なキーパーソンになることは確実です。ファンの間でも、ガロウの声は誰が担当するのか。という議論がすでに起こっています。

現在名前が挙がっているのは、鈴木達央、福山潤、神奈延年など。有名声優ばかりですが、最狂ヴィランの声を誰が担当するのか、まずは2期制作決定の情報を楽しみに待ちたいですね。