2017年8月25日更新

藤原啓治、野原ひろしの声を担当する声優についておさえておきたい事実7選

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クレヨンしんちゃん

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1:藤原啓治は声優も音響監督もナレーターもできる!

青年から老人、善人から悪役まで幅広いキャラクターの吹き替えをこなしす声優、藤原啓治。もともとは舞台や映画の仕事を志し劇団に所属していましたが、俳優としてはなかなか芽が出ず、ずいぶんと苦労していたそう。 そんな時、知人の紹介で声優事務所を紹介してもらったことから藤原の声優人生が始まりました。ちなみにデビュー作品は藤原自身でも「忘れた」そうで、不明です。 ダンディで渋め、かと言って堅苦しすぎない藤原の声はアニメファンからも人気が高く、アニメ『ケロロ軍曹』やドキュメンタリー番組、クイズ番組などのナレーションも数多くつとめています。また、2006年には自らAIR AGENCYを立ち上げ、声優のマネージメントや育成、音響制作も手掛けるように。藤原自身、音響監督としても活躍しています。

2:アイアンマンの吹替を担当

2008年のハリウッド映画『アイアンマン』では主演のロバート・ダウニー・Jrの日本語吹き替えを担当。以降、シリーズ化された全作品を通してアイアンマンの声優をつとめています。 ロバート・ダウニー・Jrの吹き替えは『アイアンマン』を含め『シャーロック・ホームズ』や『路上のソリスト』など合計15本の作品をつとめており、藤原にとってまさに当たり役と言えるでしょう。 藤原曰く、ロバート・ダウニー・Jrにはどこか軽さがあったり皮肉っぽい演技のイメージが多く、そのニュアンスを表現するよう工夫しているそうです。

3:クレヨンしんちゃんのお父さんを演じる

藤原啓治の名が広く知られることになったのが、国民的テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけの父、ひろしの吹き替えを担当してから。 野原ひろしは活発な妻、みさえのお尻に敷かれながらもいざという時は男らしさを発揮し、「お父さんの理想系」とまで言われる人気キャラクター。少しとぼけた中にも深みのある藤原の声は、「藤原啓治といえば野原ひろし」という揺るぎない地位を確立しています。 1992年の1話目から20年以上このキャラクターの声優をつとめている藤原ですが、ネット上ではアニメファンから当たり前のように「ひろし」と呼ばれており、また、悪役を演じると「闇ひろし」や「汚いひろし」などとも呼ばれており、声優としての人気の高さが伺えます。

4:藤原啓治は結婚してないの?

藤原に結婚歴はありません。とは言っても一生独身を貫く意思を持っているわけでもなく、結婚願望もそれなりにはあるとか。実際にこれまでに幾度かチャンスはあったそうですが「何をポイントにして結婚するか、というのが難しい」と話しています。 ちなみに好きな女性のタイプは「心が清らか、うるさく言わない、可愛くてスタイルが良ければ尚良し」だそうです。「渋いおじさま」といった感じの藤原は女性ファンも多いのですが、いつかゴールインはあるのでしょうか?

5:2010年『カッコカワイイ宣言!』で音響監督デビュー

シュールなギャグで若者から絶大な支持を受けている地獄のミサワ原作の漫画、『カッコカワイイ宣言!』のアニメでは、自称イタリアのマフィアを壊滅させたという「先輩」役として出演、さらに初の音響監督もつとめました。 本作は2010年の第1期放送後、2011年夏に第2期が配信され、ニコニコ動画で配信された総再生回数はなんと1,300万回を超え、大ヒット作となりました。

6:沢城みゆきは藤原啓治のファン!

映画『シャーロック・ホームズ』やアニメ『荒川アンダー・ザ・ブリッジ』など共演も多い沢城みゆき。 同じ声優として10年来の付き合いがある2人ですが、沢城は好きな声優に藤原の名を上げ、「大好き!」と言ってはばかりません。ラジオ番組などのトークでは、どちらかというと普段はツンデレ感のある沢城ですが、藤原が一緒だと全然態度が違って可愛くなる!リスナーの間でも有名なようです。

7:ゲームでも声優として活躍している藤原啓治

『SDガンダムGGENERATION』/エレドア・マシス

地球連邦軍の軍人ながら、閉所恐怖症でありモビルスーツに乗ることができない、ミュージシャン志望という一面も持つユニークなキャラクター、エレドア・マシスを演じている藤原。 翌年発売された続編『GGENERATION-ZERO』からはリョウ・ルーツも兼任、さらに『GGENERATION-ZERO-F.I.F』ではノベンタ元帥役もつとめています。同じ作品で3つの声を使い分けるテクニックは流石です。

『戦国BASARA』/松永久秀

歴史上の英雄達がキャラクターとなって戦闘を繰り広げる人気ゲーム、『戦国BASARA』では極悪非道の武将、松永久秀を担当。シリーズ初登場からラスボスとして登場し、独特な存在感を醸しだす藤原の熱演はゲームファンからも大絶賛を受けています。

『キングダムハーツ』/アクセル

ディズニーキャラクターの世界観を踏襲し、『ファイナルファンタジー』のキャラクターとコラボレーションさせたアクションRPGのヒット作、『キングダムハーツ』では、炎を操るスキルを持つ、アクセルの声を担当。 藤原はこのアクセル以外にもなぜか炎の属性を持ったキャラクターに縁があるため、「中の人は野原ひろし」というネタ的な要素もあって、「焼け野原ひろし」と呼ばれるように。転じて藤原が演じる悪役の総称となっています。