2017年9月7日更新

ルーニー・マーラについて知っておきたいこと!【ドラゴン・タトゥの女】

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ルーニー・マーラ
©Hahn Lionel/ABACA USA/Newscom/Zeta Image
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ルーニー・マーラとは

2011年公開、デヴィッド・フィンチャーがメガホンを取った『ソーシャルネットワーク』に出演したことで一躍注目を浴びることになった女優ルーニー・マーラ。 そして、2012年に出演した『ドラゴン・タトゥの女』で圧倒的なパフォーマンスを披露した彼女はハリウッドを代表する女優の一人となりました。 この記事ではそんな彼女の基本プロフィールからこれまでの出演作でのエピソードや素顔に迫ります。

ルーニー・マーラのプロフィール パトリシア・ルーニー・マーラ(Patricia Rooney Mara)は1985年4月17日にアメリカ・ニューヨークで生まれた女優です。 現在ニューヨーク・ジャイアンツの副社長であるティモシー・クリストファ・マーラが父で、現オーナーのジョン・マーラも親族にもち、父方の先祖はジャイアンツの創始者、母方の先祖にもピッツバーグ・スティラージ創始者がいるという、由緒ある超セレブのお嬢様です。 姉のケイト・マーラも同じ女優業をしており、『アイアンマン2』や『127時間』にも出演しています。 2005年のケイト・マーラ主演『ルール 封印された都市伝説』では、姉妹そろって出演しました。二人とも色白でとても美人ですよね。

大ブレークを果たすまでのルーニー・マーラの出演映画

実はあの名作ホラー映画リメイクに出演していた!?

ルーニー・マーラは本作にメインキャラクターの一人、ナンシー役で出演していました、

ルーニー・マーラのブレイクのきっかけとなった映画!

デヴィッド・フィンチャーが、facebookを創設したマーク・ザッカーバーグを描いた映画『ソーシャル・ネットワーク』。本作でザッカーバーグの恋人エリカを好演したことがきっかけに、マーラの名は世界に広まることになりました。

体当たりの熱演で大ブレークを果たした『ドラゴン・タトゥーの女』

今までのルーニー・マーラのイメージをがらりと変えました。清楚さなんてかけらもない全身ピアスとタトゥーで過激すぎるヒロイン・リスベットをまさに体当たりで演じ切りました。 きれいだったロングの髪をバッサリと切り、鼻と唇以外のピアスはなんと自前。この役のために、耳に4つも穴をあけました。 また、引き締まったボディーを手に入れるために、キックボクシングやランニング、バレエ・ヨガなど徹底した肉体づくりを行い、体重は原作近くの40キロ近くまで落としました。 インパクトのある外見とは裏腹に、繊細で知的なリスベットがストーリーにぐっと深みを与え、この役で第84回アカデミー主演女優賞のみならず、ゴールデングローブ賞主演女優賞にもノミネートされました。

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うらやましい!ダイエットとは無縁のルーニー・マーラ

姉のケイトと共に、ヴィーガンで知られるルーニー・マーラ。ヴィーガンとは、完全菜食主義のことで、ベジタリアンの中でも最も厳しいタイプ。動物性のものは一切摂取せず、肉・魚・玉子・乳製品・ハチミツ、全てNGなのだそう。 食べることが大好きで、食欲も旺盛だというルーニーですが、ヴィーガンのおかげか、体重管理に苦労したことがないのだとか。それでも、もともと細身のルーニーが『ドラゴン・タトゥーの女』の役作りのために、7㎏近く体重を落とすことは簡単ではなかったでしょう。

まだまだある!押さえておきたいルーニー・マーラの出演作品

豪華キャストと共演のサスペンス!

ジュード・ロウやキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、チャニング・テイタムといったビッグネームと共演したサスペンス作。スティーブン・ソダーバーグの、引退前の最後の監督作品としても話題になりました。 ルーニー・マーラは『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012)の出演を辞退して本作に出演し、うつ病患者の主人公を熱演しました。最後の結末まで気が抜けない作品です。

『トラッシュ! -この街が輝く日まで-』(2014)

ブラジルのリオデジャネイロ郊外にあるゴミ山に落ちていた財布を三人の少年が拾ったことで、絶望の町に奇跡が起こるヒューマンムービーです。 原作者ムリガン氏もダルドリー監督も大絶賛したルーニー・マーラのやさしさあふれる演技は必見です。

カンヌ国際映画祭女優賞受賞『キャロル』(2015)

第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で『キャロル/Carol』に出演したルーニー・マーラが女優賞を受賞しました。 監督のトッド・ヘインズは受賞に際し、ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラがいなければ、本作の成功はなかったと最大級の賛辞を送りました。 ルーニー・マーラは
演じる裕福な女性に恋をしたおもちゃ売り場の店員を演じました。 繊細で絶妙な表情が予告編からも感じられます。ルーニー・マーラを語る上で欠かせない映画になることでしょう。

賛否両論だったタイガー・リリー役!

ピーターパンの過去を描いたファンタジー映画、『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』では、酋長の娘タイガー・リリーを演じたルーニー・マーラ。本作ではスタントシーンをこなすため、撮影前には本格的なトレーニングに励んだそうです。 原作ではネイティブアメリカンという設定のタイガー・リリー。白人のルーニーがキャスティングされたことについて、抗議が殺到したことも。非白人キャラクターを白人が演じるホワイトウォッシングについてはルーニー本人が謝罪し、この作品に出演したことを後悔していると、ザ・テレグラフのインタビューで語っています。

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ホアキン・フェニックスと極秘結婚?!

2018年に公開予定の『マグダラのマリア(原題)』での共演がきっかけとなり、ホアキン・フェニックスとの熱愛がささやかれていたルーニー・マーラ。カンヌ映画祭ではついに、初の2ショットをお披露目しました。また別のシーンではルーニーの婚約指輪がパパラッチされており、二人は極秘で結婚したのではないか、とも噂されています。 ちなみに、姉のケイト・マーラは『リトル・ダンサー』で映画デビューをしたジェイミー・ベルと2017年7月にゴールインしました!

ルーニー・マーラ出演のアカデミー作品賞ノミネート作!

インドで迷子になった少年がGoogle Earthで故郷の母を探し出すという実話に基づいた本作では、主人公サルーの恋人ルーシーを演じました。このルーシーという役は、モデルとなったサルーのガールフレンド何人かのイメージを組み合わせて作られたキャラクターだそう。 メガホンを取ったガース・デイヴィス監督は、『マグダラのマリア(原題)』でも再びルーニーとタッグを組んでいます。

ルーニー・マーラは続投せず。『ドラゴン・タトゥの女』続編はキャスト一新!

ダニエル・クレイグ演じるミカエルとリスベット、主演二人のキャスティングは一新され、続編では新しいリスベットが登場する模様。2017年の時点では、新リスベット役候補に、ナタリー・ポートマン、アリシア・ヴィキャンデル、スカーレット・ヨハンソンなどの名前が挙がっているそうです。 本作でアカデミー主演女優賞にノミネートされたルーニー=リスベットのイメージが強いだけに、新リスベットのキャスティングが気になるところ。『ドラゴン・タトゥの女』続編は2018年に全米にて公開が予定されています。