オランダ出身女優、シルヴィア・フークス
シルヴィア・フークスはオランダのマールヘーゼ出身、1983年6月1日生まれのモデル・女優です。 14歳で大手モデル事務所エリート・モデルズにスカウトされました。その後、高校を卒業し、オランダのマーストリヒト・シアター・アカデミーに進学します。 フークスは、2007年に『Duska(原題)』で映画デビューし、オランダ国内でブレイクしました。 この作品で彼女は、オランダのアカデミー賞ともいえるThe Golden Calf(金の子牛賞)を受賞。 瞬く間にスターとなったシルヴィア・フークスは舞台や映画などで引っ張りだことなり、『Overspel(原題)』などのオランダのテレビシリーズにも出演しました。
モデルなど幅広く活躍!
14歳からモデルとして活動していたシルヴィア・フークスは、ヨーロッパを中心に活躍していました。 ハイファッション誌『L'Officiel』のオランダ版や、フランスのファッション誌『La Vie en Rose』などの表紙を飾っています。
2009年『The Storm(原題)』で映画初主演
2009年のオランダ映画『The Storm(原題)』は、1953年を舞台に荒れた北海で海軍の男と若い女が彼女の小さな息子を探す物語です。 シルヴィア・フークスはこの作品で主人公のジュリアを演じました。映画は大きな成功を収め、インディペンデント映画でフークスは世界的に知られるようになりました。
複数の賞を受賞!一躍注目の女優へ
前述の『The Storm(原題)』で、シルヴィア・フークスはアメリカのStony Brook Universityが主催するインディペンデント映画祭Stony Brook Film Festivalと、ポルトガルのFestroia International Film Festivalで、主演女優賞を受賞しました。 つづく2010年、フークスはルドルフ・ヴァン・デン・バーグ監督の『Tirza(原題)』に出演。作品は、ポルトガルのFestroia International Film Festivaで作品賞を受賞しました。2011年にはベルリン国際映画祭で期待の新人としてプレゼンターを務めています。
『鑑定士と顔のない依頼人』に出演
2013年のイタリア映画『鑑定士と顔のない依頼人』は、『海の上のピアニスト』などで知られるジュゼッペ・トルナトーレ監督による恋愛・ミステリ映画です。 女性と接することが苦手な美術鑑定士ヴァージル(ジェフリー・ラッシュ)は、ある日電話で鑑定依頼を受け、ある邸宅に向かいます。 当初姿を見せなかった依頼人のクレア(シルヴィア・フークス)は、広場恐怖症で何年も家にひきこもっている女性でした。ヴァージルはクレアに次第に夢中になり、ついに結婚するのですが、思いもよらない展開が待ち受けていました。 フークスは美しくミステリアスなクレアを演じ、世界的にその名を知られるようになりました。
映画『ブレードランナー2』に出演するシルヴィア・フークス!
シルヴィア・フークスは、ライアン・ゴズリング主演で2017年10月に公開が予定されている『ブレードランナー』の続編への出演が決定しています。 映画は前作から数十年後を舞台に、前作の主人公リック・デッカードをハリソン・フォードが再び演じるとのことです。フークスは中心人物を演じると伝えられていますが、詳細は不明です。 制作会社アルコン・エンターテイメントのCEO、アンドリュー・コソーヴとブロデリック・ジョンソンは、フークスについて次のように語っています。
「シルヴィア(フークス)は輝かしい才能を持ち、幅広い役をこなす非常に素晴らしい女優です」と語り、「非常に洗練されたこの国際色豊かなキャストに彼女が加わることは、完全に適しています」と、続けた。
出典: www.excite.co.jp
話題作への出演が決定しているシルヴィア・フークス。今後の活躍にも期待しましょう!