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ハーマイオニー・グレンジャーの秘密・裏設定12選

2018年10月12日更新

「ハリー・ポッター」シリーズのハリーの親友のひとり、ハーマイオニー・グレンジャー。彼女について、実はあまり知られていないことがたくさんあります。今回はその中から12のトリビアをご紹介しましょう。

ハリーの親友、ハーマイオニー・グレンジャーについて紹介!

ハーマイオニー・グレンジャーは「ハリー・ポッター」シリーズに登場する魔女です。ロン・ウイーズリーを加えたいつもの三人組で様々なエピソードに直面します。 彼女はとても優秀な生徒で、入学前から魔法の勉強をしていました。どんな授業でも率先して手を挙げていますが、他の生徒やスネイプ先生に「知ったかぶり」と呼ばれたときは、一日中女子トイレにこもって泣くなど、繊細な一面もある女の子です。 この記事では、そんなハーマイオニーについての基本的なプロフィールから、秘密や裏設定などを紹介します。

1.両親はマグルの歯医者

学業優秀なのは血筋なのかもしれません。ハーマイオニーはマグル(非魔法使い)である歯医者の家に生まれました。「死の秘宝」において分霊箱を探しに行く際、自分の両親に被害が及ばぬようオブリビエイト(忘却呪文)を用いて自分についての記憶を忘れさせました。 映画でも両親の背中に向けて呪文をかける様子が描かれています。 作者であるJ・K・ローリングの語る後日談によると、「死の秘宝」での戦いの後に両親の記憶を元に戻したそうです。

2. 「賢者の石」映画化で削られたハーマイオニーの見せ場

第1作目「賢者の石」の終盤でハリーたちは、ホグワーツの先生たちが仕掛けた関門を次々と突破してきます。しかし、マクゴナガル先生が用意した巨大チェスでロンが負傷。映画版では、ハーマイオニーはロンへの付き添いとして残り、ハリーが一人で次の関門に立ち向かいました。しかし原作でのハーマイオニーは、ハリーとともに次の関門へと進むのです。 チェスの次の関門は、当時魔法薬学の先生であったスネイプが用意したものでした。7本の瓶から正しい薬を当てる論理パズルです。1本が次の部屋へと進める薬、1本が前の部屋に戻れる薬、2本がお酒、3本が毒でした。ハーマイオニーはこの論理パズルを見事解き明かします。 前進する薬を飲んだハリーはヴォルデモートと対峙するのですが、後退した彼女は賢者の石に危機が迫っていることを校長のダンブルドアに伝えに行きました。

3. 当初は違う名前で登場するつもりだった?

原作者のJ・K・ローリングは当初、「パックル」という名前にする予定だったと語っています。しかし、キャラクターのイメージと合わないため、結局は現在の「ハーマイオニー」に落ち着いたのだとか。 またJ・K・ローリングは、「ハーマイオニー」はシェイクスピアの喜劇『冬物語』に登場する主人公のシチリア王・リオンディーズの妃の名前からとったと語っています。珍しい名前にしたかったというJ・K・ローリングの思いと、彼女の古典文学への造詣の深さがこの名前への決め手となったようです。 ちなみに、劇中では「ハーマイオニー」や「ミス・グレンジャー」とよばれることが多い彼女ですが、実はミドルネームがあることをご存知ですか?ミドルネームは「ジーン」。「ハーマイオニー・ジーン・グレンジャー」というのが彼女のフルネームです。

4. ハーマイオニーのエピソードごとの成長を振り返ってみよう

ハリーやロンと仲良くなったきっかけ

シリーズ一作目「賢者の石」でハーマイオニーが女子トイレでトロールと出会ってしまう場面があります。彼女が殺されかけたとき、ハリーとロンが現れて彼女を助けました。 その後、危険な行動をしたことで先生たちから怒られていた2人のもとにハーマイオニーがやってきて、全部自分のせいだと告白します。そのことで2人は罰を免れることができ、3人は親友になりました。

優しいけどしっかり者?

これも「賢者の石」でのエピソードですが、3人が三つの頭をもつ番犬・フラッフィーと戦ったとき、ロンが攻撃されて意識を失ってしまいます。ハリーが戦いを続ける間にハーマイオニーはロンを保健室に連れて行きました。 その後、ハリーが瀕死の状態で保健室で寝ていたとき、ハーマイオニーは彼が回復するまで、可能な限り彼のそばにいました。しかし、彼女はその間にも勉強に励み、優秀な成績をおさめています。

ハーマイオニーは優秀なリサーチ担当!

シリーズ全作を通して、ハーマイオニーが図書室で調べ物をするシーンが多くあります。 謎に直面すると親友3人で調べることになるのですが、たいていの場合は彼女が手掛かりになる本を見つけてきます。

恋のお相手たち

普段はお堅いハーマイオニーですが、恋に関しては意外にミーハーな面も持ち合わせているようです。「秘密の部屋」では「闇の魔術に対する防衛術」の講師としてやってきたベストセラー作家のギルデロイ・ロックハートに、他の女子生徒たちと同じく夢中になってしまいます。 「炎のゴブレット」では、クィディッチ・ワールドカップでブルガリア代表だったビクトール・クラムと出会います。クラムが魔法学校対抗試合でホグワーツを訪れたときも花形選手として活躍する彼とクリスマスのダンスパーティーで踊り、彼がホグワーツを去るまで交際していました。 しかし、最後には親友であったロンと結ばれました。

友達も増えました

最初のうちはその硬い性格から孤立し、悪口を言われていたハーマイオニーでしたが、ハリーやロンと仲良くなってからは徐々に友達が増えていきます。特に、ロンの妹ジニーにとっては姉のような存在となり、ハッフルパフ生のハンナ・アボットとも交流があったようです。 また、「禁じられた森」の森番ハグリットや同じグリフィンドール寮のネビル・ロングボトムとも仲良くしています。 相変わらず成績は優秀で真面目な性格ではありますが、当初より柔軟な姿勢を見せるようになっていきました。

5. 映画では全く描かれなかった「屋敷しもべ妖精福祉振興協会」ってなに?

映画版では、ドビーなど屋敷しもべ妖精関連のエピソードがごっそり削られました。ハーマイオニーが4年生(「炎のゴブレット」)の時に設立した「屋敷しもべ妖精福祉振興協会」の存在は、原作小説を読んでいる人しか知らないはずです。ちなみにロンは会計、ハリーは書記として無理やり参加させられています。 ハーマイオニーは僕(しもべ)として扱われる屋敷しもべ妖精たちを不憫に思い、彼らの解放を目指すためにこの協会を設立しました。しかし、妖精たちは魔法使いに仕えることを誇りとしているため、活動は大きな達成がありませんでした。 そもそも「グレンジャー」という苗字は、1870年代にアメリカで実際に起こった労働運動の「グレンジャー運動」に由来していることから想起されたといわれています。

6. 人気No.2!杖の秘密をご紹介

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のハリー・ポッターエリアでは様々なグッズを販売していますが、映画で登場人物たちが使っている魔法の杖は高い人気を誇る商品のひとつです。 杖の人気ランキングでは、ハーマイオニーの杖が主人公のハリーの杖に次いで2位の人気商品となっています。この杖は、物語の中で「本体はブドウ、芯はドラゴンの心臓の琴線」とされており、キャラクターの人気はもちろんのこと、蔦の巻きついた美しいデザインも人気の理由です。 ちなみに、3位はダンブルドアの杖だそうです。

7. ほんとは出っ歯だったハーマイオニー!?

映画には反映されていないハーマイオニーの設定として、「幼いころは大きな前歯が特徴的だった」というものがあります。 映画ではこのような設定はなかったのですが、実は撮影当初は再現を試みていたんだとか。シリーズ第一作目の『ハリー・ポッターと賢者の石』では、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンがニセの「付け前歯」を装着してシーン撮影に挑んだようです。 しかしながら、撮影が進む中で歯をつけて撮影していくのがあまり現実的ではないという結論に達したそうで、それ以降は何もつけずに撮影したそうです。 「付け前歯」をしたシーンは編集によってあまり目立たないようになっているようですが、ハーマイオニーが喋っているシーンなどでは見えるようなので、興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか?

8. ハーマイオニーの声優ってどんな人?

日本語吹き替え版でのハーマイオニーの声は、須藤祐実が担当しました。1988年に神奈川県で生まれた須藤は、6歳のころから声優の仕事を開始。シリーズ1作目の『ハリー・ポッターと賢者の石』に参加した時は、まだ13歳でした。その後は、明治学院大学英文科を卒業。 同年代の声優に比べて洋画や海外ドラマの吹き替えを多く担当しており、「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンの吹き替えをテレビ映画『バレエ・シューズ』や映画『ブリングリング』でも担当しました。 また、「怪盗グルー」シリーズの日本語吹き替え版では、グルーに引き取られる三姉妹の長女マーゴを演じています。その他、アニメでは『ちびまる子ちゃん』の端役や、『デジモンクロスウォーズ 時を駆ける少年ハンターたち』の貴橋マミ役などを演じています。

9. なぜハーマイオニーとハリーは結ばれなかったのか?

ハーマイオニーのパートナーと言えばもちろんロン。ですが、ファンの中には原作者のJ・K・ローリングの「(ロンとハーマイオニーをパートナーにした事について)後悔している」という発言を耳にした事がある方も多いかもしれませんね。 ローリングは、ロンとハーマイオニーをパートナーにした事については、「当初の設定通りだった」としていますが、同時にハリーとハーマイオニーをカップルにして欲しいというファンの声も届いていたと明かしています。 また、ローリングは「ハリーとハーマイオニーの方がお似合いだったと思う」としつつ、「ハーマイオニーとロンも幸せに暮らしているんじゃないかしら。カップルでセラピーに通っているかもしれないけど」と、ハーマイオニーとロンは夫婦になっても一筋縄ではいかないことを示唆しています。 「幸せに暮らしているんじゃないかしら」という一文が救いですね。

10. 続編では二児の母&魔法大臣に!

ハーマイオニー・グレンジャー
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ハリーたちがホグワーツを卒業したその後を描いたシリーズ第8作目『ハリー・ポッターと呪いの子』で、ハーマイオニーはロンとの間に二人の子供(長女のローズ・グレンジャー=ウィーズリーと、長男のヒューゴ・グレンジャー=ウィーズリー)を授かっています。 二児の母というだけでも大きな変化ですが、大人になってもハーマイオニーはやっぱり優秀。学校を卒業した彼女は、魔法省の局員として魔法界の悪しき慣習を撤廃するために奔走する中で出世を重ね、「呪いの子」の頃にはなんと、魔法大臣となっているのです。

11. 運動&守護霊の呪文はちょっぴり苦手?

このように、様々な尊敬すべき点をもつハーマイオニーですが、実はいくつかの苦手なものがあります。 一つは運動。例えば、ハリーやロンはクィディッチのプレイヤーになりましたが、彼女は箒の飛行などがあまり得意ではないのです。 そしてもう一つは、守護霊の呪文「エクスペクト・パトローナム」。原作7巻ではハリーの口からも彼女がこの呪文を苦手としている事が語られています。

12. ハリー・ポッター続編ではハーマイオニーが黒人に!?

2016年に初演された「ハリー・ポッター」シリーズの続編舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』では、大人になったハーマイオニーをアフリカ系女優のノーマ・ドゥメズウェニが演じることが発表されました。ドゥメズウェニは、舞台『ア・レーズン・イン・ザ・サン』でローレンス・オリヴィエ賞に輝いた実力派です。 この決定に世界中のファンからは驚きの声が上がりましたが、原作者のJ・K・ローリングはツイッター上で「設定:茶色の目、縮れた毛、そしてとても聡明。肌が白いとは書かなかったわ。ローリングはブラック・ハーマイオニーが大好き!」と発言しています。 物語は映画のラストから19年後。ハリーとその息子アルバス・セブルスを中心としたものになりました。

おさまらない黒人ハーマイオニーへのバッシングにローリングが激怒!

作者であるJ・K・ローリングが原作では人種や肌の色を明記しなかったことを表明しているにもかかわらず、舞台版ハーマイオニーを受け入れられないという声がSNS上で相次いでいることについて、ローリングは新たなコメントを発表。SNS上で人種差別のようなバッシングをする人々のことを厳しく非難しました。 ハーマイオニーは、劇中ではしもべ妖精の権利向上など、差別に対して徹底的に戦っていた姿も印象的。そんな彼女を演じる俳優が、人種差別的にバッシングされるのはローリングも許せなかったのでしょうね。 ローリングはハーマイオニー役に選ばれたノーマを「最高の女優だから選ばれた」と支持しました。

ハーマイオニーとロンは世界一のカップル?

2011年、米経済誌『フォーブス』は「スクリーンで最も(興行収入を)稼いだカップル」を発表。その中で、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンとロン役のルパート・グリントが1位に輝きました。二人は同シリーズで63億ドル(約5300億円相当)もの興行収入を稼いだのです。 これもひとえに、ハーマイオニー、パートナーのロン、そして彼らの親友のハリーが多くの人たちに愛されているからに他なりません。これからもハーマイオニーと仲間たちは、世界の人々から愛され続けていくことでしょう。