2017年7月6日更新

吃音症とは?吃音者が登場する映画5選

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きみに読む物語

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吃音症とは?

  吃音症とは、話す時にある特定の言葉が連続して発せられてしまったり、瞬間的に話せなくなったりと、円滑に言葉を発することができない病気や障害のことをいいます。子供の頃に現れることの多い症状なのですが、大人になっても吃音が治らない場合もあります。2016年現在でも絶対的な治療法はないと言われています。 “どもり”と同じように扱われることも多く、吃音になりやすい言葉や、程度も個人差があります。初めて好きな人と話す時のような、緊張した感覚が常に続いた状態をイメージすると分かりやすいかもしれません。 2016年4月期の月9ドラマ『ラヴソング』でも取り上げられた「吃音」。成人の100人ひとりは実は吃音というデータもあります。そんな吃音者が登場する映画を5つ、ご紹介します。

1:精神病院を舞台に、人間の尊厳と自由を描く【1975年】

 
riceballmeshi 面白い映画でした。興味深いという意味で。俳優さんたち、みんなすごくて感動。婦長さんの最後の方の表情とか、あれすごすぎた。。夢に出そう。内容的にも時代をすごく反映していたと思う。名作と言われる所以がよく分かりました。
VMK1YA4unuWlABW 心打たれる名映画だと思います。様々な精神病を持っている人たちの生活。病気の重さがちがうから問題が発生したり…すごく考えさせられました。最後のシーンは衝撃的でしたがうまくまとまっていた映画でした。
1963年の秋、オレゴン州立精神病院をマクマーフィ(ジャック・ニコルソン)が訪れます。マクマーフィは刑務所の強制労働から逃れるため、精神病のふりをしていましたが、病棟を管理する強権的な婦長ラチェッド(ルイーズ・フレッチャー)に反抗します。マクマーフィの破天荒な振る舞いが、精神病院の患者たちに少しずつ変化をもたらしていきます。 精神病院の入院患者の中に、吃音であるが故にコンプレックスを持つ、ビリー(ブラッド・ドゥーリフ)が登場します。ジャック・ニコルソンの演技が、暗い精神病院という舞台の中で冴える名作です。最後のシーンには考えさせられること間違いなしでしょう。

2:自分や仲間や家族を信じてやり抜く、かっこいい男たち【1983年】

 
igagurichan アメリカの初期の宇宙開発計画。 人類初の有人宇宙飛行に挑んだ、NASAの“マーキュリー計画”に集まったパイロットとその家族をめぐるドラマ。 伝説のテスト・パイロットとしてスピードへ挑戦し続け、音速の壁を破ったサム・シェパード演ずるチャック・イエガーが、すごくかっこいい。 いや、出てくるパイロット皆かっこいいです!!名作。
harry 「人類未踏の地」に踏み出す男たち。ライト・スタッフというタイトルの意味。素晴らしかった! ただ、60年代アメリカの話なので、登場する女性は昔のいわゆる女性像。男性向きの映画かも。
ロケットの弾道飛行に成功したアメリカは、有人宇宙人ロケットの開発を新たな目標として掲げていました。選ばれたのは空軍パイロットの中でも特に優れたライトスタッフを持つ男たち。 危険を覚悟で新境地に挑む男たちをと家族のドラマを、しっかりとした視点で描いた人間ドラマをドキュメンタリータッチで描き、アカデミー賞4部門に輝いた感動ドラマです。 この映画に登場する吃音者は、アラン・シェパード演じる、海兵隊出身のカタブツ男、スコット・グレンの妻、アニーです。アニーは重度の吃音で、人前では話すことができません。しかし、幼なじみで結婚したアニーを、グレンはこよなく愛しています。

3:こんな風に永遠に恋愛できたら幸せ!【2004年】

 
obaover 終始隙のない完璧なラブストーリーだなと! コテコテで、THEが付くほどの恋愛作品ですが、飽きずに楽しめました。 ライアン・ゴズリングのクールな雰囲気はたまりませんね(^^)
Shingo_Hanata やっぱり、レイチェルマクアダムスさんが可愛すぎる!! 若者の真剣な恋愛と、一人の人と生涯連れそうということ、その両方を体感させてもらえます。
とある療養施設に独り暮らす初老の女性は、若い頃の思い出を全て失っていました。そんな彼女のもとへ、デュークと名乗る初老の男性が定期的に通い、ある物語を読聞かせます。それは古き良き時代のアメリカ南部の恋物語、アリーとノアの物語でした。 アリーをレイチェル・マクアダムス、元吃音症の青年、ノアをライアン・ゴズリングが講演し、涙無しでは見られない、永遠の愛をロマンチックに描いた映画です。『メッセージ・イン・ア・ボトル』の著者ニコラス・スパークスの小説が原作です。

4:吃音の教師と生徒たちの、本気のドラマ【2008年】

 
YukiSato 大げさな展開はなく、大げさな感動もない。だが静かで強いメッセージがある映画。 映画として面白い映画ではないので観る人を選ぶ映画だとは思う。 阿部寛の心を見つめるような目が印象的。やってみるとわかるが、吃音を自然に演技するって難しい。
furu02 スマホで見つけて何となく見始めたら面白かった。阿部寛の演技が良かった。本郷奏多くんは幼くて可愛かった(笑)吃音だったり教師だったりいじめだったり、いかにも重松清という作品。原作はまだ読んでいないのでぜひ読んでみたい。主題歌が印象的。
いじめによる自殺未遂などなかったかのような、普段と変わらない新学期を迎えた中学校で、新たに赴任してきた吃音症の教師村内(阿部寛)は、事件後転校した被害者生徒の机を戻すように命じます。いじめに加担したことを苦しむ真一(本郷奏多)は、苦しい胸の内を村内にぶつけます。 ベストセラー作家の重松清の作品を映画化したヒューマンドラマで、阿部寛が吃音症の教師役という難しい役柄を違和感なく演じました。

5:実話を元に作られた、吃音に悩む王の感動作【2010年】

 
bluegirl_beer 吃音症に関する映画で初めて見たものです。 吃音症のような症状が存在することすら知らない状態で見たのですが、 それによる苦しみ、プレッシャー、また周りの人間の反応などがありありと描かれており、考えさせられる内容でした。 当時の時代(第二次世界大戦が始まる前)の空気感も描かれており、映画としての完成度が素晴らしい作品でした。
Kyohei_Fukuba すばらしかった 吃音という厳しい病と必死に立ち向かったその背景にはライオネルっていうすばらしい医者とのすばらしい関係があった ライオネルの一言一言が笑わせてくれるとともに勇気をもたらしてくれる。 そしてなによりもコリンファースの演技に脱帽
ジョージ6世(コリン・ファース)は幼い頃から吃音症に悩んでいました。人前に出ることを嫌う内気な性格となり、自分に自信のないまま過ごしていましたが、厳格な父はそんなジョージにスピーチを何度も命じます。 妻のエリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)に付き添われながら、言語聴覚士を何人も訪れますが、一向に改善しませんでした。そんな中スピーチ矯正のライオネル(ジェフリー・ラッシュ)と出会います。 吃音に悩む英国王が、周囲の力を借りながら吃音と向き合い、国民に愛される王になるまでを描いた感動作です。