2017年7月6日更新

あの大物も登場!『ピーキー・ブラインダーズ』シーズン2まとめ【ネタバレ注意】

2016年5月5日、イギリスでシーズン3が放映開始となった『ピーキー・ブラインダーズ』。シーズン2は舞台をバーミンガムからロンドンに移し、豪華キャストが集結‼︎ネタバレを含んだ徹底解説をいたします。さらにシーズン3の内容にも迫ります!

『ピーキー・ブラインダーズ』シーズン2は批評家サイトでぶっちぎりの高評価!

 映画批評家サイトRotten Tomatoesによると、シーズン2の批評家スコアはなんと100%‼︎オーディエンススコアも97%と、文句無しの高評価です。見どころはブリティッシュ・ロックにのせた抗争劇と、戦後の街並みなどの細部にこだわった映像美。特にエピソード6は手に汗握る疾走感が終盤まで続きます。

『ピーキー・ブラインダーズ』シーズン2まとめ(全6話)

 舞台は1921年。病死したフレディの葬儀に、シェルビー家が集います。

ちょうどその時、パブ「ガリソン」が何者かに爆破されます。トーマスは事件をを指示した人物に会うため、「ブラック・ライオン」に向かい、そこでアイルランド反体制派の人物の暗殺を依頼され、やむなく実行します。

 トーマスは兄弟を引き連れ、ロンドンを支配するサビーニが経営するクラブに行きますが、歓迎されず抗争となってしまいます。サビーニは仕返しに、トーマスへの暴行とエイダの誘拐を指示します。

 一帯の治安維持のため、キャンベル警部が再派遣されます。重傷を負ったトーマスの見舞いに訪れ、トーマスが暗殺した事を暴露すると脅し、スパイとして動くよう要求します。トーマスはロンドンに向かい、そこで裏社会を牛耳るアルフィー・ソロモンズと同盟を結びます。

 トーマスはポリーが子供達の行方を捜している事を知り、手を尽くして調査。娘はすでに死亡していましたが、息子マイケルはポリーに会いにバーミンガムにやって来ます。

アーサーは戦争体験のフラッシュバックが悪化し、ボクシング対戦中に少年を殴り殺してしまいます。少年の母親から責められ、怯えからコカイン中毒になってしまいます。

アルフィー・ソロモンズ登場

 トーマスはブラインダーズとブラック・カントリー・クラブのメンバーを招集し、カムデンタウンのソロモンズの下で働くよう指示。禁酒法下のアメリカにウィスキーを輸出するためです。

 トーマスはサビーニが取り仕切る競馬場に潜入するため、競走馬を購入することに。オークション会場でトレーナーのメイ・カールトンに出会い、自分の馬の調教を依頼します。トーマスは、次第に彼女に惹かれていき深い仲になります。

 マイケルはトーマス達の日常を目にし、自分もシェルビー家の一員として加わりたいと願い、ポリーの反対を押し切ってブラインダーズと行動をともにします。アーサーはブラインダーズを引き連れ、サビーニのクラブで暴動を起こします。

 復讐を誓うサビーニと、勢力を拡大するブラインダーズに警戒したソロモンズは会合を持ちます。シェルビー家のロンドン進出の計画は、マイケルを始めとするメンバーが逮捕されたことで頓挫します。アーサーはソロモンズに嵌められて殺人罪で逮捕され、ブラインダーズはサビーニから容赦ない仕返しをうけます。

 トーマスは不妊治療でロンドンを訪れたグレースと会い、彼女への想いを再認識します。

キャンベル警部の暴走

 ブラインダーズを逮捕したことで、キャンベル警部からの抑圧はひどくなり、マイケルの釈放をちらつかせポリーに関係を強要します。さらにトーマスに、英国軍幹部マーシャル・ラッセルの暗殺を指示します。

 窮地に追い込まれたトーマスは、計画遂行日をダービーの日に決定。死を覚悟した彼は全ての問題を解決するため奔走します。ソロモンズに輸出ビジネスの分け前を与える代わりに、アーサーの釈放を要求します。さらにトーマスが関わる暗殺事件は、IRAの仕業に見せかけ内戦を誘発する狙いがある事を手紙に記し、エイダに託します。

 ダービーの当日、トーマスは秘書のリジーにマーシャルを誘惑し、引き留めておくよう懇願。暴行されているところを射殺します。一方、ブラインダーズ達はサビーニの競馬ライセンス証を奪い、焼却。カールトンの協力もあり、ブラインダーズの市場独占が可能になります。

 トーマスはキャンベル警部に始末を依頼された、アルスター義勇軍のメンバーに拉致されてしまいます。ポリーはレース場でキャンベル警部に会い、復讐を果たします。

シーズン2からあの大物夫妻が登場‼︎

 トム・ハーディとシャーロット・ライリー夫妻。出会いは2009年のドラマ『嵐ヶ丘』の共演。2014年7月に結婚式を挙げ、2015年には子供も誕生しました。

アルフィー・ソロモンズ役/トム・ハーディ

 カムデンタウンに住むユダヤ系ギャング団のリーダー。切れ者ですが、気分屋で何を仕出かすかわからない性格のため、トーマスに警戒されます。パン工場と偽って、蒸留酒工場を運営しています。

トム・ハーディとキリアン・マーフィーは、共にクリストファー・ノーラン監督作品の常連で、ダイナモの戦いを描いた『ダンケルク(原題)』でも共演予定。また、トム・ハーディはシーズン3での登場も決定しているようです。

メイ・カールトン役/シャーロット・ライリー

 貴族の未亡人で馬のトレーナー。馬への情熱を買われ、調教師として雇われます。陸軍省から競馬のレース取締役会まで交友関係が広く、ブラインダーズの勢力拡大に大きく貢献します。トーマスとお互いに惹かれ合います。

シャーロット・ライリーは1981年イギリス出身。2004年、ティファニー・ウッドと共同で書いた『Shaking Cecilia』でサンデー・タイムズの劇作家に向けた賞を獲得しています。最近では映画『白鯨との闘い』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』に出演しています。

マイケル・グレイ役/フィン・コール

 ポリー息子。幼い時に生き別れましたが、18歳になり自分の意志でポリーの元に戻って来きます。シェルビー家の一員として順応し、トーマスの生き方に影響を受けます。自ら望んでトーマスの会計士として働くことに。

フィン・コールは1995年ロンドン出身。ドラマを中心に活躍していて、近作ではアメリカのドラマ『Animal Kingdam』(2016)に出演しています。

その他キャストについてはドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』シーズン1まとめをご覧ください。

いよいよ放映となったシーズン3。気になるストーリーは⁈

 シェルビー家はイングランド中部のウォリックシャー州に引越し、アロー・ハウスと呼ばれる広大な屋敷に居住します。シーズン2ラストで、トーマスが宣言した結婚相手が明らかに。同じくラストでチャーチルから仕事を依頼されたトーマスは、共産主義者に対抗する白系ロシア人に武器を売ります。アーサーも結婚し、妻の影響で宗教に走りますが、その事が兄弟の関係を悪化させる様子。

 トーマスの新たな敵相手として、イギリスの人気俳優のパディ・コンシダインが登場。極右の秘密組織の代表として、凶悪な聖職者ジョン・ヒューズ神父を演じます。

ポリーの息子マイケルの成長も描かれ、野心的な一面がブラインダーズの今後にどう影響していくのかも見どころです。

 ポリーには恋の予感が。相手役はアレクサンダー・シディグ演じる肖像画家ルーベン・オリヴァー。注目のサントラには、新たにデビッド・ボウイやレディオヘッドの曲が使われる予定です。日本での配信が待ち遠しいですね!!