『七つの大罪』の元ネタとなった悪魔を徹底紹介!

2017年11月24日更新

『七つの大罪』の元になっている悪魔ってご存知ですか?本作の登場人物<七つの大罪>には、それぞれにモデルとなった悪魔が存在します。いくつか聞いたことがある名前もあるかもしれません。

傲慢/ルシファー

ゲーム等でも取り上げられる有名な神ルシファー。ルシファーは元々ラテン語の「明けの明星」という意味で、“光をもたらす者”という悪魔・堕天使の名前なのです。また、魔王サタンと同一であるとされていて、サタンの堕落前の天使を指す呼称としても用いられます。 ルシファーは天使の中で最も美しく最高位の天使でしたが、創造主である神に対して謀反を起こし自ら堕天使になりました。

憤怒/サタン

前述のとおり、ルシファーと同一視されることが多いですが、サマエル、サタナエル、ベルゼブブ等といった悪魔とも同一とされることがあります。キリスト教だけではなく、イスラム教等でも名前が登場するものの、イメージが先行して曖昧な扱いになるのでした。 「悪魔の王」と形容されることもありますが、サタンは数多くの文献に登場するため、一般に登場するサタンも無数の説が交じり合ってできたものと思われます。

嫉妬/レヴィアタン

旧約聖書に出てくる海の中の巨大な怪獣のことですが、悪魔として見られることもあります。悪魔の9階級ではサタン、ベルゼブブに次ぐ3位とされ、嫉妬を司る悪魔とされているのです。主に悪魔とみられるようになったのは中世以降のこと 。悪魔祓いが通用しない怪物とされ、人に取り憑いた際には追い払うのが非常に難しいと言われています。特に女性に取り憑く傾向があるとか。

怠惰/ベルフェゴール

「怠惰」「好色」を司る悪魔です。もともとは古代神として崇められていましたが、キリスト教を浸透させる時、一神教説用いたことによって排除され悪魔とされてしまいました。中世ヨーロッパの伝説によれば、悪魔界において「幸福な結婚は存在するのか?」という議論が起こり、それを確かめるためにベルファゴールが人間界へ降りることになりました。 ベルファゴールは女性に性的で不道徳な心を芽生えさせる力を持っていたため女性を信じていません。女性を信じられないベルファゴールは、人間界を観察した結果、幸福な結婚は存在しないという結論を導いたそうです。

強欲/マモン

もともとは新約聖書における富という意味や、アラビア文献において不正な財を指していう言葉でした。そこから神や悪魔とみなされるようになったため、「富」や「貪欲」の象徴とされるようになったのです。悪魔の9階級では最下位であり、あまり力はないとされています。 一方で「富」の象徴というだけあって、人間に地面から金銀を掘り出すことを教えたと言われています。

暴食/ベルゼブブ

元々は古代オリエント世界で信仰されていた神「バアル」の尊称でした。しかし「バアル」への信仰を嫌ったヘブライ人が「蠅の王」と読んで蔑んだのです。これがそのまま聖書に記載されたことで、この名前で広まって行くこととなりました。 近世ヨーロッパではベルゼブブは魔界においてサタンに次いで強大な権力を持つ王とされ、実力だけならばサタンをも凌ぐとされ、評価が上昇しました。その一方で作物を荒らすハエの害から人間を救うという一面も持っていたのです。

色欲/アスモデウス

ユダヤ教とキリスト教に登場する悪魔の1人です。語源はゾロアスター教で、それがギリシア語やヘブライ語になって広まりました。激怒と情欲の魔人であったことから、「色欲」を司るとされています。 魔導書「ゴエディア」には序列32番の王と記されていました。悪魔の9段階では下位となっています。なお、悪魔の9段階には諸説あるようです。