2023年9月27日更新

『七つの大罪』団長メリオダスの正体や強さを徹底解説!【エリザベスとの関係や魔神化についても紹介】

このページにはプロモーションが含まれています

憤怒の罪の印となる龍が左の二の腕に刻まれた<七つの大罪>団長メリオダス。 常に飄々とした雰囲気をしており、作中でも「七つの大罪」団長の名に相応しく、滅多なことでは動じない強さを発揮しています。 メリオダスは相手の過去や種族に拘らない性格で客にも親しまれており、団員たちから強い信頼を得ている主人公です。 今回はそんな彼に関して、現在までに明らかになっていることを徹底的に紹介します。 ※この記事は『七つの大罪』の重要なネタバレを含みます。

AD

『七つの大罪』“憤怒の罪”メリオダスを徹底紹介!【ネタバレ注意】

        
年齢 3000歳以上
身長 152cm
体重 50kg
血液型 B型
誕生日 7月25日
出身地 魔界
闘級 通常時3370
魔神化時4400
魔神暴走時10500
力を取り戻した後32500→魔神化時56000→アサルトモード時142000

メリオダスの強さは?魔力をまとめて紹介!

作中で登場するキャラの中でも圧倒的強さを誇るメリオダス。そんな彼の強さの秘密に迫るべく、彼の魔力やアサルトモードについて解説していきます。

「全反撃(フルカウンター)」

相手から向けられたあらゆる攻撃的魔力を、倍以上の力で跳ね返す技。物理攻撃や間接魔法には威力が発揮できず、応戦主体のため自分から攻められないという弱点を持っています。 応用技は、向けられた魔力攻撃を消失し無力化する「カウンターバニッシュ」。 無防備な状態で受けたダメージを体内に蓄積させ、一気に放出する大技「リベンジカウンター」など。リオネス王国奪還の際には騎士たちの魔力を蓄積し、魔神の血を飲んだヘンドリクセンを戦闘不能に追い込んだこともありました。

「獄炎(ヘルブレイズ)」

魔神化したメリオダスが、使用不可になる「全反撃(フルカウンター)」の代わりに得た魔神族の力です。不死身の身体を持つバンに治らない傷を残したのもこの魔力による攻撃でした。 彼は魔力によって「獄炎」を武器に付随させる「付呪・獄炎(エンチャット・ブレイズ)」や「獄炎」を纏った巨大な斬撃を、研ぎ澄まされた感覚と魔力で放つ「神千斬り(かみちぎり)」などの技を使用しています。 魔神族の力を制御できるようになった彼が今後どれほど強くなっていくのか楽しみですね。

AD

魔神化後や殲滅(アサルト)モード時の強さは?

ドルイドの聖地で魔神としての力を取り戻したメリオダスは、更なる強さを身につけました。この時の魔神化状態の闘級は力を取り戻す前から約5万も上昇しており、前とは比べものにならないほど強くなったことがわかります。 魔神王の力を解放した彼は、魔神化からさらに「殲滅(アサルト)モード」という覚醒状態に入ることが可能です。本編では十戒のメラスキュラ戦にて、エリザベスを助ける目的で最後の切り札として登場。 アサルトモードのメリオダスは身体が黒く覆われ、額に黒い痣が浮かび上がるなど、見た目に変化が生まれます。さらに性格も残虐なものへと変化し、普段のメリオダスからは想像も出来ないような差別的な発言も飛び出すように。 意思疎通がほとんど不可能な程に残忍性を増し、闘級14万2000もの圧倒的な強さを持ったアサルトモードの彼は十戒メンバーですら恐れる存在です。

メリオダスの神器「魔剣ロストヴェイン」

メリオダスの神器は、中心に5つの穴が空いた反りのある片刃剣「魔剣ロストヴェイン」。憤怒の罪を背負う彼に相応しい、ドラゴンの紋様が刻まれている神器です。 使用者の闘級の半分を総量とする実体分身を生成でき、1体ずつの闘級は低くなるものの複数体作ることができます。 魔力と相性の良い神器でしたが、メリオダスは「豚の帽子亭」開業資金のために質入れした模様。後にマーリンが買い戻しており、巨獣アルビオンとの闘いの際に返却されました。

AD

「憤怒の罪(ドラゴン・シン)」に隠された秘密……恋人リズの死が原因

メリオダスの罪状は、「憤怒に我を忘れ、『ダナフォール王国』を消滅させた」ことです。 16年前、ダナフォール王国で聖騎士団長を任されていましたが、ある事件があり「十戒」の1人・フラウドリンと交戦。 最愛の恋人リズを殺害されたことで怒りが暴走し、魔神化したメリオダスが王国を消滅させたと言われています。 彼の過去には謎が多く、事件の詳細なども不明。「七つの多罪」が背負う罪の多くが冤罪であることから、何らかの真相が隠れされている可能性が考えられます。

実は元十戒のリーダー!メリオダスの過去に迫る

メリオダスは3000年前の聖戦のとき、魔神王直属精鋭部隊「十戒」の統率者だったのです。魔神王の長男でもあり次期魔神王候補である彼は強大な力を有し、女神族最強の「四大天使」すら恐れる存在でした。また現在の十戒統率者・ゼルドリスもかつてはそんな彼に憧れていたのです。 しかしメリオダスは女神族を殺し剣を振るい続ける日々が嫌で嫌で仕方がありませんでした。彼はあることがきっかけで十戒のメンバーを裏切ることになるのです。きっかけについては次の見出しで後述します。

エリザベスとの関係は?3000年前から恋仲だった!

騎士甲冑を付け「豚の帽子亭」に現れたエリザベスを介抱したメリオダス。リオネス王国の第三王女として聖騎士から国と民を守りたいという願いに応え、共に「七つの大罪」を探す旅に出ることになりました。 初対面から隙あらばエリザベスにセクハラをしかけるものの、命をかけて守ると宣言するなど彼女を大切にしている様子です。 聖騎士時代には既に面識があったようですが、並々ならぬ決意と想いが伺えたため、2人の間には何かしらの因縁があるのではないかと言われていました。

実はメリオダスとエリザベスは、3000年前から愛し合っています。メリオダスはその時から生き続けていて、エリザベスは何度も生まれ変わりながら、その度に彼に恋をしているのです! 聖戦の最中、魔神族のメリオダスとエリザベスの前世である・女神族の彼女は、出会って恋に落ちました。しかし忌み嫌いあっている魔神族と女神族の恋など、許されるはずもありません。それでも2人は、こっそり逢瀬を重ねていたのでした。 前述した十戒メンバーへの裏切りのきっかけはエリザベスとの恋。彼は魔神族や十戒を裏切り、彼女たちが結成していた「光の聖痕(スティグマ)」に加入します。 2人はずっと魔神族と女神族が和平を結ぶために動いてきましたが、最終的に魔神王と最高神に戦いを挑んで殺されてしまったのです。 2人が命を落とした数日後メリオダスだけが目を覚まし、それから彼は何前年も転生したエリザベスと過ごしてきています。ちなみにこの物語のヒロインのエリザベスは、彼にとって107人目です。

AD

死亡しても復活!?少年の姿や魔神化は魔神王の呪いが原因

メリオダスの姿は、3000年前も今もまったく変わっていません。これは魔神王から受けた「永遠の生」という呪いが原因です。 この呪いは、永遠に歳をとることもなく万が一死んでも生き返るというもの……。また彼は死ぬたびに魔神王に感情を抜き取られ、以前の冷酷だったころの彼に近づけられているのです。 ちなみに魔神王はメリオダスを次期魔神王にするために、不必要な感情を抜き取って自分のエネルギーにしています。

バンとはライバル関係!「喧嘩するほど仲がいい」がぴったりな2人

バンとメリオダスの出会いは、強欲の罪で投獄されていたバンを「七つの大罪」メンバーに勧誘しようとメリオダスが助けに来たシーン。頑なに牢獄を出ようとしないバンに対して、彼は壁を壊すなどの凄まじい喧嘩を通して説得しました。 「続きがしたけりゃここを出て俺と組めよ」とのメリオダスの提案に、バンは嬉々として付いていくことを選択。こうして2人はしばしば喧嘩をするようになりました。 ちなみに、彼が本編で初めて魔神化したきっかけも、第1部のバイゼル喧嘩祭りでバンと喧嘩したことが原因です。 バンは彼に何度も喧嘩を挑んでいますが、それは団長への信頼があってこそのこと。しかし、亡き恋人エレインを復活させるためにバンは一度メリオダスを本気で殺そうとしたことがあります。 ホークの説得があってその場は収まったものの、バンは団長を裏切ろうとしたことを激しく後悔してその場を去ってしまいました。 その後、メリオダスに再会したバンは「団ちょ……ごめんな」と謝罪。それに対して彼は「行こうぜ親友。互いに守るモンのために」と改めて信頼関係を築くのでした。

AD

ゼルドリスとは兄弟関係

ゼルドリスは額の紋章といい、メリオダスにそっくりだと騒がれていましたが、似ていて当然なのです! なんとこの2人は兄弟でした。メリオダス自身が「できそこないの兄」と公言していたのでメリオダスが兄、ゼルドリスが弟だということでしょう。 また、エスタロッサも彼ら兄弟の1人だと思われていましたが、ゴウセルによる記憶操作によってつくられた偽りの事実であることが判明しています。

メリオダスの名言

「どんなに嘘ついたって自分の心だけはだませねぇんだぜ。」

バーニャの村で、メリオダスたちはミードといういたずら少年に出会います。聖騎士の怒りを買ってしまい、町の皆を安心させようと「七つの大罪」の友人だと嘘を吐くミード。 人々は怒りますが、その行動の裏には親のいない自分を育ててくれた感謝が込められていました。 真実を知った町の皆に謝罪を受け、素直に許せないミードの背中を押した台詞。どんな時でも、本当の気持ちは既に心の中で決まっているものなのかもしれません。

「この剣は死んでも離すわけにはいかねぇ、それがオレにできる唯一の償いなんだ!!」

聖騎士ゴルギウスによって「刃折れの剣」を奪われそうになったその時、猛毒によって瀕死状態だったはずのメリオダスが反応します。彼の言う償いと剣の関係は何なのか、額に浮かぶ魔神族の証のような紋様は一体何を意味するのか、様々な謎が深まる名言でした。

「たとえお前が死んでも……オレはお前との約束を果たす!!」

「王国と民を守りたい」という願いに無関係の人間を巻き込み、犠牲者を生みかけてしまったエリザベス。涙を流し挫けそうになる彼女に対して、この先に何があっても必ず約束を果たすと告げます。約束した以上、その願いは1人だけのものだけではないという彼の覚悟を感じられる名言です。

AD

アニメ『七つの大罪』でメリオダスを演じたのは梶裕貴

アニメでメリオダス役を演じているのは梶裕貴です。2006年に『ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!』でアニメデビューし、『Over Drive』篠崎ミコト役で初主演を果たしました。 主な出演作は、『ギルティクラウン』桜満集役や『進撃の巨人』エレン・イェーガー役、『マギ The labyrinth of magic』アリババ・サルージャ役など。 幼い容姿や年齢に反した過酷な運命を辿る主人公を多く演じており、罪と過去を背負ったメリオダスにはぴったりなキャスティングと言えるでしょう。

『七つの大罪』メリオダスは仲間思いの頼れる団長!続編の登場に期待

魔神の力を解放してアサルトモードに突入すると、闘級最大14万2000もの凄まじい実力を発揮するメリオダス。アサルトモードの彼からは普段の朗らかな雰囲気が消え失せてしまい、残虐な性格に生まれ変わってしまいます。 しかし普段は気さくで少年のような性格。親友や仲間に対してはどこまでも優しく、自分を殺そうとしたバンもすんなりと許して更なる友情を築きました。このような彼の二面性が、彼に引き付けられる理由になっているのかもしれませんね。