エリザベスは右目を隠した長い髪がトレードマークとなっている本作のヒロイン!リオネス王国の第3王女ではありますが王との血のつながりはなく、ダナフォール王国生まれの養子なのです。 今回はそんなエリザベスの魅力を徹底解説していきます! ※この記事は『七つの大罪』の重要なネタバレを含みます。
『七つの大罪』のリオネス王国第3王女エリザベス【ネタバレ注意】
リオネス王国では聖騎士によるクーデターが起こり混乱を極めていました。事態を収集すべく彼女が考え出したのは、10年前に活躍した『七つの大罪』を呼び戻すこと。 国を救うために危険を顧みず飛び出したエリザベスでしたが、ついに七つの大罪団長のメリオダスに出会うことができました。メリオダスとともに『七つの大罪』団員を探す旅が始まります。
エリザベスの能力は?
エリザベスの能力は、その右目に隠されていたのです。いつも前髪に隠れて見えないので、「何か理由があるのでは?」と取り沙汰されてきましたが、96話でとうとう明らかになりました。メリオダスを庇うために命を落としたホーク。黒こげになったホークを目の前にしてついに覚醒するのです。
右目には謎の紋章が現れ光の羽が生えています。エリザベスが発した力でヘンドリクセンは気圧されて後ずさりし、魔神化した肌も剥がれ落ちてきました。さらに王都全体が光に包まれ人々の傷を治したのです。 覚醒した魔力は人々を治す力(癒し)でした。メリオダスの傷もまた右目の力で癒されたのです。
意外に闘級が高かった
『七つの大罪』の中で強さを表す指標である闘級ですが、エリザベスの闘級は1925(魔力1700・武力5・気力220)とかなり高め。武力はほとんどゼロに近いほど役に立ちませんが、癒しの力を放つ魔力が高く評価されこの数字となりました。これはリオネス聖騎士のトップレベルに相当します。 ちなみに主人公メリオダスの闘級が3370(現在はパワーアップして闘級32500)なので、エリザベスの魔力がいかに高いかが窺い知れます。
エリザベスの正体は?
エリザベスはリオネス王国の第3王女ですが、国王に引き取られた養子でその出自は未だ謎めいています。ところが前述の右目が覚醒したシーンで、彼女の謎に迫るキーワードが飛び出しました。変化に驚いたヘンドリクセンが、「目醒めたか ドルイドの巫女に流れる血がー女神の使徒よ」と呟くのです。 ヘンドリクセンは自身がドルイドの出であることを明かしています。ドルイドの巫女に流れる血ということは、エリザベスもドルイドの出身なのでしょう。しかも巫女となると祭事に関わるということなので、それ相当の家柄なのかもしれません。
以前、ヘンドリクセンがドルイドのことを“深い森の中に住み、自然と女神を崇め、自然ならざる魔神を忌む者たちの集団”と言っていたことがあります。魔神を嫌い、女神を崇めるドルイドの巫女。 使徒の意味を調べると“福音を伝えるためにイエス=キリストによって選ばれた12人の弟子”とあります。そこを踏まえて解釈すると“女神族の教えを人々に伝えるための聖職者”ということかと。
エリザベスの前世は?魔神王の呪いで何度も生まれ変わっていた!
現在のエリザベスの前世は、メリオダスの元恋人・リズ。しかし実は彼女は、もっと何度も生まれ変わっていたのです。今のエリザベスは107人目で、最初の彼女は最高神の娘である女神族のエリザベスなのです! 3000年前、女神族のエリザベスはメリオダスと出会い、聖戦を止めるべく共に手を取り戦い命を落としました。そのとき、女神族でありながら魔神族のメリオダスと結ばれ<十戒>を救った罰として、魔神王から「永劫の輪廻(えいごうのりんね)」という呪いをかけられました。 それ以来エリザベスは人間として短い生を繰り返し、死ぬたびに前世の記憶を失い生まれる度にメリオダスに恋をしています。そして万が一前世の記憶を取り戻したときは、何があろうと3日後彼の目の前で命を落とすのです……。
ついにエリザベスの能力が覚醒!しかし死期が迫る……。
エリザベスはマーリンの呪いを解くために、ゼルドリスの魔力へ干渉したことが引き金となり、前世の記憶を取り戻します。するとエリザベスは混乱状態になり、両目に女神族の紋様が浮かび上がっていたのです。 その異変に気付いたメリオダスは、七つの大罪メンバーにエリザベスが何度も輪廻転生し、記憶がもどると3日で死ぬ呪いをかけられていることを伝えます。 その後、<十戒>のメラスキュラとの戦いでは彼女の能力が覚醒!ディアンヌがピンチに陥ると、エリザベスが現れ、女神族の能力で救ったのです。 ヘンドリクセンとの戦いで追い詰められたときとは違い、ここからは女神族の力を使いこなし仲間のキズを治すなどなくてはならない存在になっていきます。しかし彼女の死期は、あと3日後に迫っているのです……。
エリザベスの声優は雨宮天
エリザベスを演じているのは雨宮天です。2012年に声優デビュー、2014年には『一週間フレンズ』の藤宮香織役で初主演するとともにエンディング曲を主役名でカバー。 その後アーティストとして正式デビューし、麻倉もも、夏川椎菜の3人で「TrySail」という声優ユニットでも活躍しています。 雨宮天の初主演作『一週間フレンズ』は、他に『心が叫びたがってるんだ。』などが代表作として挙げられます。
エリザベスを徹底解説していきました!
今回の記事ではエリザベスの正体や魅力について徹底解説していきました!作品は完結していますがこれを機に再度作品を振り返ってみるのはどうでしょうか!?