2017年7月6日更新

『黒子のバスケ』花宮真・「悪童」の異名をもつ無冠の五将を紹介

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花宮真 黒子のバスケ

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花宮真のプロフィール

花宮真 黒子のバスケ
「悪童」の異名を持つ花宮真は、霧崎第一高校バスケ部主将です。以前いた監督が辞めてからは、監督も兼任しています。 木吉鉄平らと並んで、「キセキの世代」と渡り合った「無冠の五将」と称される選手の一人です。 身長179cm、体重67kgで背番号は4番(1年生のときは9番)。ポジションはPG(ポイントガード)。 麻呂眉が糸を引いたような眉毛が特徴的なキャラクターです。口癖は「ふはっ」「~(な)わけねぇだろバァカ」。 極悪の不良というわけではありませんが、他人を陥れて不幸にするのが好きと言う、屈折した性格の持ち主で、『黒子のバスケ』きっての外道キャラとして知られています。母子家庭で育ち、そのことがこうした性格に影響しているのだとか……。

花宮真のバスケ観

花宮真 黒子のバスケ
花宮真にとって大事なのは、試合に勝つことより、青春をかけて真面目にバスケットボールに取り組んできた相手が惨めに負ける姿を見ること。そのため、審判の目を盗んでエルボーしたり、足を踏んだりといった激しいラフプレーを厭いません。「悪童」と称される通りの、悪趣味きわまるキャラクターです。 罠を仕掛けるタイミングをチームに知らせる合図は、指を鳴らすスナップ。しかし、その執念深さは、身内すらぞっとさせるほどです。 過去、対戦相手のエースをはじめとした主力選手を次々と負傷させてきた経歴を持っています。インターハイ予選トーナメント決勝戦で誠凛と当たった際には、勝ち目なしと知った上で、故意に木吉の膝を負傷させました。誠凛の日向順平から「バスケットにもっとも不誠実な男」と呼ばれるなど、そのバスケ観と取り組む姿勢は、多くのプレイヤーから快く思われていません。

バスケの技術も非常に高い

そうしたバスケ観に基づき、審判に気づかれない高度なラフプレーを実行するための基礎練習を決して怠らないのが、花宮真の裏の顔でもあります。 また、中学時代にはさして勉強せずとも模試の成績は上位だったというIQの高さで、非常に優秀な頭脳を駆使した、相手の全攻撃パターンを読みとったスティールを得意としています。IQ160の瀬戸健太郎と共にパスコースを減らすことで、100%のスティールを実現しています。 全てを計算した上で、相手の攻撃パターンを読んで追い詰め、ラフプレーで徹底的に相手をくじく策略は、「蜘蛛の巣」と呼ばれています。 フローターショットの名手としても知られ、バスケのセンスや技術が際立って高いことは確かです。

実はバスケは好き?

花宮真
花宮真は、徹底的な悪役キャラとして、バスケを純粋に愛する選手を陥れますが、その反面、本当はバスケを愛しているのではないかとも思える一面を垣間見せます。 例えば、誠凛戦で敗れた後、霧崎第一のチームメイトと揃って試合を観戦にやってくるところ、そして鋭い解説をしてみせるところは、ただの悪役ではありません。バスケを本当は好きなのに、それが屈折した形で表に出てしまう人間性は、花宮真の抗い難い魅力でもあるようです。

今吉翔一との関係

今吉翔一
外道キャラの花宮真が、唯一恐れているのが桐皇学園高校バスケ部主将の今吉翔一。糸目に角眼鏡を掛けており、関西弁で喋る今吉は、人懐っこい性格で一見柔和な雰囲気ですが、実は打算的でかなり腹黒いキャラクターです。 花宮と今吉は、同じ中学出身で、今吉が一学年上の先輩。そんなこともあり、花宮は苦手意識をぬぐえないようです。 「悪童」花宮を持ってしても、頭の上がらない腹黒キャラの今吉。今吉のことを、「人の嫌がることをさせたら随一」「妖怪並」と花宮は表現しています。一方の今吉も「一度やった試合は完璧にトレースできる」と、花宮の頭脳を天才的だと評価しており、二人の微妙な関係性が気になります。

花宮真の声優は?

福山潤
花宮真の声を担当している声優は、福山潤です。 2007年に初代声優アワード主演男優賞、2008年にアニメージュ第30回アニメグランプリ声優部門においてグランプリを受賞、同年、日本アニカン大賞男性声優部門において5回連続で1位を獲得するなど、華々しい経歴を持つ実力派声優です。 少年から青年期の声を担当することが多いですが、通常より抑え気味の声質で、悪役なども得意としており、花宮真は後者のパターンの代表作の一つです。