2017年7月6日更新

『アルスラーン戦記』最強の戦士ダリューンが過保護過ぎ!?

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『アルスラーン戦記』

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『アルスラーン戦記』最強の戦士ダリューンがかっこいい!

パルスの武将で、1万の騎士を指揮する将「万騎長(マルズバーン)」。12人の将の中で、最も若い27歳という立場を弁え、自らの武勲を誇らない控えめな性格。ユーモアや人の機微に敏く、周りからの信頼や評価も高いようです。 戦場においては、黒い甲冑に深紅の裏地のマント、黒毛の愛馬・黒影号(シャブラング)を駆る黒衣の戦士。過去における数々の功績から、”戦死の中の戦士(マルダーンフ・マルダーン)”、”猛虎将軍(ショラ・セーナニー)”といった異名が付けられました。 ダリューンは、大将軍を務める叔父ヴァフリーズの命で、王家ではなくアルスラーン個人への忠誠を誓うことに。王太子に尽くすのは当然と考えていましたが、長く仕える内に人柄に惹かれ、地位や血筋は関係なく「仕えるべき主君」と仰ぐようになります。

アルスラーンに過保護過ぎ?

アルスラーンへの賛辞に得意気になり、反対に少しでも貶められると激怒するなど。ダリューンの言動には過保護過ぎる節が見られ、度々ナルサスを呆れさせています。 アルスラーンに刃を向けるものは、等しくダリューンにとっての敵。仲間や一般民衆であっても、敵である以上容赦はしないと断言しました。アルスラーンが命の危機に陥った際は、圧倒的な忠誠心を見せ、人間離れした技で救い出したこともあります。 次第にエスカレートしており、「アルスラーンが死んだ時、同じ場所に行けないなら死ぬ意味もない」と言い出すまでに!アルスラーンが良い主人なのは確かですが、さすがに過保護過ぎるような気もしてしまいますね。

ナルサスとの関係は?

ナルサスは、第一次アトロパテネ会戦の敗戦後、単騎でアルスラーンを守護するダリューンが一番に頼った相手。誰に対しても控えめなダリューンですが、ナルサスの絵の才能に関しては、微妙な口の悪さを覗かせることがあります。 しかしそれは、喧嘩するほど仲が良いという言葉そのもの。2人は幼少期から交流がある幼馴染であり、かつてはチュルク・トゥラーン・シンドゥラの三国連合を退け、共に戦った盟友でした。 胸の内ではお互いを認めており、ナルサスはダリューンを「天下無双の騎士」と称賛。ダリューンもナルサスの統率力、軍師としての才を信頼し、知と武の双方からアルスラーンを支える同志。という関係です。

恋人がいた!?

女性との付き合いが描かれず、その影すら見えないダリューン。しかし、過去には恋人がいたらしい。ということについて断片的に語られています。 恋人との出会いは、パルスのはるか東にある文明国であり、大陸公路の東端に位置する絹の国(セリカ)。任務で赴いたダリューンが恋に落ちたのは、その大帝国の姫君だったのです! さらにこの姫君、短編小説の内容によると破天荒な女性だった模様。侍女を影武者に仕立て、護衛として自ら剣を取ったこともあると描写されていました。ダリューンは姫君のことを忘れられずにいるそうですが、自分の未来は今も昔もパルスにある。と断言しています。

原作小説でダリューンはどうなるの?

首都奪還後は31歳になり、引き続きパルス国の万騎長を務めています。ルシタニア侵攻時の戦功第一と呼ばれましたが、前線での戦いを望んで大将軍就任を辞退しました。 先のルシタニア戦やシンドゥラでの戦い、対トゥラーン戦など。数々の戦いでパルス軍一の武功を上げ、大陸公路最強の戦士として名を轟かせているようです。技量はさらに磨きがかかっており、互角だったヒルメスを凌駕するほどになっています。 その後、部下を失った責任からキシュワードが大将軍を解任。アルスラーンの要請を受け、その後任に就きました。

ダリューンの声優は?

ダリューンの声優を担当しているのは細谷佳正です。 2004年頃から活動を開始しており、デビュー当初は海外ドラマ・映画の吹き替えで活躍。2007年以降、『テニスの王子様』シリーズの白石蔵ノ介役を演じたことで知名度を上げました。 主な出演作は、『刀語り』鑢七花役や『ちはやふる』綿谷新役、『進撃の巨人』ライナー・ブラウン役など。ナチュラルな芝居と表現力が持ち味で、感情の起伏が激しく、激情的なキャラの演技に定評があるようです。