2017年7月6日更新

『アルスラーン戦記』ヒルメスは最後どうなるの?【ネタバレ注意】

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『アルスラーン戦記』

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『アルスラーン戦記』の鉄仮面卿ことヒルメス

ヒルメスは、先代のパルス国王オスロエス五世の嫡子。叔父であるアンドラゴラス三世の息子、アルスラーンにとっては、従兄弟に当たる人物です。 本編より16年前の11歳の時、兄の後を継いだアンドラゴラス三世により、王宮の失火に見せかけた暗殺未遂事件を起こされています。そのため、自身を正当な王位継承者であると信じ、王位を奪った叔父への復讐に執心していました。 ルシタニアでは”鉄仮面卿”と名乗っており、顔の右半面に負った火傷の傷を銀の仮面で隠して身分を偽っています。十数年に及ぶ準備を経てルシタニア軍を手引きし、パルス侵略を実行。卓越した知勇の持ち主である一方、残虐非道なやり方を厭わず、思考や言動に視野の狭さが垣間見えました。

ヒルメス出生の謎に迫る!

ヒルメスの出生については、当初本人も知らなかった真実が隠されていました。 実は、ヒルメスは先代オスロエス五世ではなく、先々代ゴタルゼス二世の嫡子!そのため、正しい王継承順位はアルスラーンよりも下になります。 ただし、本当の父親が違うだけで母親はオスロエス五世の妃です。つまりヒルメスは、オスロエス五世とその実弟アンドラゴラス三世の異父弟。暗殺事件については、アンドラゴラス三世が「ヒルメスを殺してくれ」という、兄王の遺言を叶えた結果でした。 出生が複雑になったのは、かつてゴタルゼス二世が、「王家はゴタルゼスの子の代に根絶する」という予言を受けたことに由来しているのだとか。不安定になった後に、さらに授けられた予言を妄信してオスロエス五世の妻と契り、その結果生まれたのがヒルメスだったのです。

ヒルメスに妻がいる?

暗殺事件の後、ヒルメスはマルヤムに亡命しており、盲目の第二王女・イリーナと恋に落ちました。 イリーナは、白い肌と黄銅色の髪をした美しい姫君だったようです。しかし、国王・ニコラオス四世は、パルスの王位継承争いに巻き込まれることを恐れ、ヒルメスを王宮から追放してしまいました。 その後、アルスラーンに王都を奪還され、チュルクに流れる過程でイリーナと再会。夫婦として3年間の幸福な日々を過ごす中で、イリーナはヒルメスの子を懐妊しました。その幸せも長くは続かず、イリーナは病に罹りお腹の子と共に病死してしまいます。

原作小説だとヒルメスは最後どうなるの?

アルスラーンとの戦い後は、亡命先のチュルクで客将になり国王・カルハナに重宝されます。 カルハナの命で、トゥーラン人からなる仮面兵団を組織。シンドゥラへ侵攻するものの、パルス軍によって撃破され、残存した兵を率いて海路ミスルへ逃れました。ミスルでは名をクシャーフル卿と改めており、再び暗躍を開始しています。 ヒルメス存命のまま原作小説が続刊しているため、どのような最後を迎えるかも不明。ファンの間でも死亡説と存命説があり、様々に予想されているようです。悲運の出生を抱え、愛する妻子さえ失ったヒルメスが、少しでも幸せな結末を迎えられるよう祈りたいですね。

ヒルメスの声優は?

ヒルメスの声優を担当しているのは梶裕貴です。 2003年のポニーキャニオン「VSオーディション」出身者であり、2004年にゲーム『帝国千年紀』彰欄役で声優デビュー。『ふしぎ星のふたご姫 Gyu!』でアニメデビューを果たしました。 主な出演作は、『進撃の巨人』エレン・イェーガー役や『ワールドトリガー』三雲修役、『ノラガミ』雪音役など。中性的で甘く優しい声質が特徴で、近年では主人公を担当することも増加しています。「声優アワード」を始めとする数多くの賞を受賞しており、実力、人気共に揃った声優です。