2019年7月2日更新

映画「ワイルド・スピード5/メガマックス」の展開をネタバレ有りで解説 キャスト声優一覧も

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『ワイルド・スピード MEGA MAX』
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シリーズ5作目!『ワイルド・スピードMEGA MAX (メガ・マックス)』を徹底紹介

ポール・ウォーカー&ヴィン・ディーゼル主演の人気アクション映画シリーズ第5弾『ワイルド・スピードMEGA MAX (メガマックス)』。本作はブラジル、リオデジャネイロが舞台となっています。シリーズの見どころである爽快なカーアクションはもちろん、昔の仲間や見覚えのある人物も登場した見逃せない作品となっています。 シリーズ全体をより楽しむためにも、今回は本作のあらすじとキャストのおさらいしましょう!

『ワイルド・スピードMEGA MAX』のあらすじ

前作で麻薬王の逮捕に貢献したドミニクでしたが、懲役25年の判決を言い渡されてしまいます。しかし、護送中にブライアンとミアの助けにより逃亡に成功。このことで国際指名手配になりました。 ブラジルのリオデジャネイロで麻薬取締局が押収した車の窃盗をすることになったドミニクたち。しかし、仲間に裏切りにあい、襲われてしまいます。その理由は、盗んだ車にリオデジャネイロで権力を持つ悪徳実業家・レイエスの闇金を記録したマイクロチップが隠されていたためでした。 そんななか、ミアがブライアンの子供を妊娠したことが分かり、2人は足を洗うことに。ドミニクは家族のためにレイエスの闇金1億ドル強奪計画を立てます。そこで、これまでに出会ってきた様々な分野の凄腕のプロを世界中から集め、1億ドル強奪計画が実行されることになります。

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キャスト&キャラクター紹介

ドミニク・トレット役:ヴィン・ディーゼル(吹替:楠大典)

“ファミリー”のリーダーであるドムことドミニク・トレット。護送中に逃亡したため国際指名手配犯となり、ブラジルに逃げます。ブラジルで窃盗の仕事をしますが失敗。その中で妹ミアの妊娠を知り、家族のために1億ドル強奪計画を立て、かつての仲間たちを集めることに。 ドムを演じるヴィン・ディーゼルは、『プライベート・ライアン』(1998)への出演がチャンスとなり、シリーズ1作目『ワイルド・スピード』(2001)でその名を世に知らしめることとなりました。 吹替を担当する楠大典は、映画『ヘラクレス』では主演のドウェイン・ジョンソンの吹替をしています。

ブライアン・オコナー役:ポール・ウォーカー(吹替:高橋広樹)

ドミニクの相棒であるブライアンは、ドムの逃亡に手を貸したため国際指名手配犯となります。ミアが自分の子供を妊娠したことを知り、足を洗うことを決意。1億ドル強奪計画を立て、かつての仲間たちを集めます。 ブライアンを演じたポール・ウォーカーは、私生活においても車好きで、本作で使用した車も所持していました。2013年、チャリティーイベントの帰りに交通事故で死去。享年40歳でした。 吹替を担当するのは高橋広樹。高橋は、『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』(2011)ではサム・クラフリン演じるフィリップ・スウィフトの吹替もしています。

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ミア・トレット役:ジョーダナ・ブリュースター(吹替:園崎未恵)

ドミニクの逃亡を助け、やはり国際指名手配犯となってしまった妹のミア。ブライアンの子供を妊娠したことが分かり、足を洗うことを決意。そして、ドミニクとブライアンの1億ドル強奪計画に協力します。 ミアを演じるジョーダナ・ブリュースターは、10代の頃からテレビシリーズに出演し、1998年に『パラサイト』で映画デビューをしました。 吹替は園崎未恵が担当しており、彼女は『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』のメアリー・モースタン・ワトスン(ケリー・ライリー)の吹替もしています。

ローマン・ピアース役:タイリース・ギブソン(吹替:松田健一郎)

ローマン・ピアースは2作目『ワイルド・スピード X2』(2003)で、マイアミでブライアンと共に潜入捜査をした幼なじみです。今回の計画のために腕の立つドライバーとしてブライアンが呼びました。 ピアースを演じるのは俳優であり、歌手としても活躍するタイリース・ギブソン。本作以外の代表作は『トランスフォーマー』(2007)など。 吹替を担当する松田健一郎は、アニメ『攻殻機動隊』のバトー役などで知られています。

テズ・パーカー役:リュダクリス(吹替:渡辺穣)

ブライアンのマイアミ時代の仲間で、電子機器に精通しているテズ。彼を演じるのはヒップホップMCであり俳優のリュダクリスです。 吹替を担当する渡辺穣は、「オーシャンズ」シリーズでエディ・ジェイミソン演じるリヴィングストン・ベルの声も当てています。

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ハン・ルー役:サン・カン(吹替:三戸崇史)

ハンはガソリンを強奪していた時のドミニクの仲間。腕の立つドライバーとして計画に参加し、レイエスの監視を務めます。 そんなハンを演じるのは韓国系アメリカ人の俳優のサン・カンです。多数のテレビシリーズにも出演しています。 吹替を担当する三戸崇史は、『クライモリ デッド・リターン』のブランドン(トム・マッケイ)の吹き替えも担当しています。

ジゼル・ヤシャ役:ガル・ガドット(吹替:東條加那子)

ドミニクに誘われ計画に参加するジゼルは、元軍人の女性です。レイエスから金庫のカギとなる掌紋を入手します。 ジゼルを演じるガル・ガドットは、イスラエル出身のモデルであり、女優です。2007年に前作『ワイルド・スピードMAX』で映画デビューしました。 吹替を担当する東條加那子は、『スター・トレック』(2009)のウフーラ役(ゾーイ・サルダナ)の吹き替えも担当しています。

『ワイルド・スピードMEGA MAX』に登場する車たちの紹介

アメリカ車:シボレー・コルベットグランドスポーツロードスター 66年式

ゼネラルモーターズのシボレーブランドにより販売されているアメリカンスポーツカー最高峰のコルベットです。列車から盗まれた伝説の3台のうちの1台であり、ドミニクがブライアンを列車から助けるシーンで登場します。

アメリカ車:フォード・GT40 66年式

フォード・モーターが開発した、スポーツプロトタイプのレーシングカーです。列車から盗まれた伝説の3台のうちの1台であり、ドミニクたちの潜伏先に搬送されます。

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アメリカ車:クライスラー ダッジ・チャージャー

クライスラー社の一部門であるダッジが販売している自動車であり、マッスルカーです。ドミニクたちが警察署から盗み出し、ドラックレースで使用されました。

アメリカ車:クライスラー ダッジ・チャージャー SRT8 10年式

クライスラー社の一部門であるダッジが販売している自動車であり、マッスルカーです。ドミニクとブライアンが警察署からの金庫強奪の際に使用します。

アメリカ車:クライスラーダッジ・チャレンジャー SRT8 11年式

クライスラー社の一部門であるダッジが販売している自動車であり、マッスルカーです。ラストにブライアンがドミニクとともに潜伏先へ戻る際に使用します。

日本車:ホンダ アキュラ NSX 2001~2005年式

本田技研工業が生産、販売していた2シーターのスポーツカーです。ドミニクを救うためにミアが護送車を襲う際に使用します。

日本車:日産 スカイラインGT-R(KPGC10)1972年式

日産がスカイラインの最上級グレードとして生産、販売を行っていたスポーツカーです。ドミニクを助けた後、ブライアンとミアがリオデジャネイロに逃亡するときに使用します。

日本車:日産 フェアレディZ Z34 2009年式

日産が製造しているファストバック型のスポーツタイプの乗用車です。ジゼルの運転で、防犯カメラを回避する練習の際に使用します。

日本車:スバル インプレッサWRX STI GVB 2011年式

スバルブランドを展開する富士重工業が生産、販売する乗用車です。ハンの運転で、防犯カメラを回避する練習の際に使用します。

日本車:トヨタ スープラ JZA80 1993年式

トヨタが製造・販売していたスポーツカーです。防犯カメラを回避する練習の際に使用します。

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日本車:レクサス LFA 2010年式

トヨタが展開する高級ブランド、レクサスの限定生産、販売された2人乗りのスーパーカーです。ラストでハンがジゼルを乗せて運転します。

日本車:日産 GT-R R35 2010年式

日産が製造、販売するクーペ型乗用車です。ブライアンの愛車で、ラストでドミニクのダッジ チャレンジャーとバトルをします。

ドイツ車:ポルシェ GT3RS 996型 1999年式

ポルシェ 911の5代目モデルであり、フルモデルチェンジをし空冷エンジンが水冷化されました。ドミニクとブライアンが賭けレースで勝ち取り、防犯カメラの回避練習の際に使用します。

ドイツ車:フォルクスワーゲン トゥアレグ 2004年式

フォルクスワーゲンが製造、販売する四輪駆動のクロスオーバーSUVです。レイエスとジジたちが2台で搭乗し、ドミニクのチャージャーと対します。

ドイツ車:デ・トマソ パンテーラ 1972年式

デ・トマソの3代目のスーパーカーであり、イタリア製のボディにアメリカ製のエンジンを搭載した伊米合作のスーパーカーです。列車から盗まれた伝説の3台のうちの1台です。ヴィンスが運転します。

スウェーデン車:ケーニグセグ CCX Rエディション 2010年式

自動車製造会社ケーニッグゼグが製造するスーパーカーです。ラストにテズの自動車修理工場で登場します。

「MEGA MAX」の主題歌が最高!

本シリーズは劇中のカーチェイスを盛り上げる音楽も大人気となっています。 第5弾『ワイルドスピード MEGA MAX』の主題歌はプエルトリコ出身のアーティスト、ドン・オマールの『クゥドゥロ・ダンス』。ドン・オマールはヒップホップに影響を受けたプエルトリコ発祥の音楽・レゲトンの代表的なアーティストとして知られる存在です。 また、オマールは本シリーズで前作『MAX』(2009)につづき、本作、そして2017年に公開された「アイス・ブレイク」でリコ・サントス役で出演しています。

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『ワイルド・スピード MEGA MAX』のラストを解説!【ネタバレ】

敏腕捜査官ホブス登場!

いよいよ計画を実行に移そうとするドムたち。しかし、アメリカ外交保安局も黙ってはおらず、「過去に一度も失敗したことがない」という敏腕捜査官ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)をブラジルに派遣します。

ドミニクたちは、計画実行前にホブスに隠れ家が見つかってしまい連行されてしまいました。そこへ、ホブスもろともドミニクたちを始末しようとするレイエスの一味が奇襲を仕掛け、ホブスの部下の多くが命を落としてしまいます。 ドミニクに助けられたホブスは、彼らに一時的に協力し、レイエスを殺すことを宣言。仲間を再び招集し、レイエスがの裏金が保管してあるリオデジャネイロの警察署を襲撃するという、もっとも危険な作戦を実行することになります。

いよいよレイエスとの最終決戦

強引に警察署に押し入ったドミニクたちは、壁を破壊して金庫ごと盗み出します。金庫をワイヤーで2台の車に固定し、街中を引きずり回しながら逃走。もちろんレイエスは彼らを追ってきます。 海辺の橋に追い詰められたドミニクは、自分がおとりになるためブライアンの車からワイヤーを外します。車1台だけで金庫を引きずり、追いかけてきたレイエスの車にそれをぶつけました。レイエスは海に転落し死亡。彼の部下ジジは、ホブスが射殺しました。 ホブスは「一日だけ猶予をやるから、その間に逃げろ。ただし金はあきらめろ」とドミニクに言います。これをドミニクはすぐに承諾し、その場を去りました。これを怪しんだホブスが金庫を確認すると中身をカラ。どうやら金庫はすり替えられていたようで、ホブスは笑うしかありませんでした。 ドミニクたちファミリーは、盗んだ金を山分けして世界中に散り散りになります。 その後、ミアとともにインドでのんびり生活していたブライアンのもとをドミニクとエレナが訪ねます。「賭けなしで最後にレースをしよう」とドムが誘うとブライアンは笑って承諾するのでした。

そして物語は「EURO MISSION」へ

ホブスが資料を確認していると、一枚の写真にある人物の姿を見つけます。それは、死んだとされているドムの元恋人、レティでした。 次作『ワイルド・スピード EURO MISSION』は、このレティをめぐる物語になります。

シリーズのなかでも人気の第5弾「ワイルド・スピード メガ・マックス」は必見!

2001年の第1作目から高い人気を保っている「ワイルド・スピード」シリーズ。その5作目となった「MEGA MAX」はシリーズのなかでも評価の高い作品です。そして人気キャラクター・ホブスが初登場した本作は、これ以降のシリーズを楽しむためには欠かせません。 豪快なカーアクションの興奮と、ファミリーの絆に心動かされる本シリーズ。これからも名作が次々と生まれていくことを期待したいですね。